安倍さんを潰すな
教科書・拉致・靖国…メンバー相次ぐ落選 自民「保守派」思わぬピンチ/「安倍シンパ分断」の声も
 衆院選自民党圧勝の陰で、党内でも日本の歴史や伝統、国益を重視する理念的な「保守派」がガタガタになり、立て直しを迫られている。郵政法案に反対票を投じ公認を外されたり、落選したりしたケースが少なくないためだ。保守派のまとめ役を安倍晋三幹事長代理が担ってきたことから「安倍シンパの分断選挙になった」(自民党筋)との声もあり、「ポスト小泉」選びにも微妙な影を落としそうだ。

 「保守派にとっても安倍さんにとっても、大きなダメージだろう。保守系の議員連盟はみんな、ズタズタになった」

 自民党関係者は現状をこう解説する。小泉純一郎首相は衆院選で郵政民営化の是非を問うたが、その“副作用”は教科書、拉致事件、首相の靖国神社参拝、教育基本法改正、人権擁護法案…とさまざまな分野に及ぶ。

 安倍氏がかつて事務局長を務め、今も教科書記述の正常化などに取り組む自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」。会長の古屋圭司氏と幹事長の衛藤晟一氏が郵政法案に反対したため公認が得られず、古屋氏は無所属で当選したが、衛藤氏は落選した。

 安倍氏の肝いりで設立された「平和を願い、真の国益を考え、靖国参拝を支持する若手国会議員の会」は、会長の松下忠洋氏と事務局長の古川禎久氏が郵政法案に反対。古川氏は無所属で当選したが、松下氏は落選の憂き目をみた。

 議連ではないが、与党の「教育基本法改正に関する検討委員会」の保利耕輔座長も「反対派」で、無所属で当選したものの、今後の自公間協議には関与できそうにない。超党派の「教育基本法改正促進委員会」も独自の改正案づくりなどの活動をしてきた。会長の亀井郁夫、中心メンバーの中曽根弘文両参院議員は十三日、特別国会で賛成に転ずることを表明したものの、先の通常国会では反対票を投じ、発言力低下は避けられそうにはない。

 安倍氏が「人権侵害の定義があいまい」などとして批判した人権擁護法案について反対活動を展開した城内実氏は郵政法案に反対して落選。この問題で、城内氏と連携したのが古屋、衛藤、古川各氏、そして超党派の「拉致議連」会長の平沼赳夫氏だった。

 拉致議連前会長の中川昭一経済産業相の入閣に伴い、空席となった会長への就任を平沼氏に要請したのが、中川氏と安倍氏。平沼氏も今回、郵政法案に反対し、無所属で当選した。古屋氏は、拉致議連の事務局長でもある。拉致議連サイドは「執行部は変更せず、一致結束していく」(関係者)と話しているが、影響力低下が懸念される。

 安倍氏が顧問を務め、竹島切手発行などに取り組んできた議連「国家基本政策協議会」会長の森岡正宏氏も郵政法案に反対し落選。こうした事態に「自民党は保守政党ではなくなっていくんじゃないか」(閣僚経験者)との観測も出ている。

 すでにあちこちのブログで紹介されてますが、「正論」10月号で八木秀次さんも今回の選挙は「安倍潰しではないか」と言及してます。但し八木さんのは「小泉首相が意図的に安倍潰しをやってるんでは?」で、やや陰謀論が入ってるっぽい?(^_^;
 私は小泉くんがそこまで意図してやったとは思ってないんですけどね。あくまで結果的にこういう流れになってしまったのでは?という感じで。

 しかしなぁ、郵政法案の採決ん時に棄権した古賀誠が公認されて、堂々と生き残ってるというのが本当に悔しい。
 人権擁護法案については今後もちゃんと見ていかないといけませんね。

 新人議員、特に「落下傘」を見渡してみますと、「この人たち郵政の先は考えてるんかな?本当に国のために働いてくれるんかな?国家観とかちゃんと持ってるんかな?」と不安になりますね。何せ親分(?)の小泉くんですら、ろくに国家観持ってなさそうだから。

 選挙の結果「無派閥」が最大派閥になり、小泉首相は新人を派閥に所属させないよう党に指示している模様。派閥に代わり党が勉強会など開いて、新人に知識や情報を得てもらうシステムを作るらしい。
 でも森派以外の派閥はこのチャンスに人数増やしたいと考えてるでしょうし、一筋縄には行かないかも?

 とにかく安倍さんたち保守派ベテラン・中堅議員の皆さんには、これら新人諸君の「国家観」をきっちりと育てていっていただきたいです。

 私たち国民もそれをアシストすることはできます。

<拙ブログにいただいたコメントより>

ベターな選択で当選させ、その後尻を叩いて育てることが選挙民の役割りでもあります。
| おせっかい婆 | URL | 05/09/10 14:49 | KfhTMVso |

よくわかってない一年生議員どもにどんどん凸して国民が裏から調教してやるのも一興ですぞ。(w
| バビロン7 | URL | 05/09/14 12:00 | U6Tm7eCE |

 おっしゃる通りです。「当選させたらそれで国民の役目はオシマイ」ではない。鍛え育てるのも私たちの役目。
 新人議員さんが妙な言動をしたら、どんどんメール出してツッコミ入れてあげましょう(^_^;

 順番的にはいくら早くても次の次でしょうが、安倍さんが将来の首相候補であることには変わりはありません。
 今後、安倍さんはなおいっそう、朝日新聞などサヨク敵対勢力の攻撃を受けるようになるでしょう。この前の朝日新聞のNHK番組改変問題捏造記事なんて、ほんの序の口に過ぎないのかも。
 どうか足元をすくわれることのないように、安倍さんご本人も周りの人も細心の注意を払っていただきたいです。

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Posted by くっくり 01:22 | 政治 | comments (14) | trackback (9)
「ワイスク」「ザ・ワイド」で拉致問題
日朝首席代表が会談 6カ国協議
 今回、北朝鮮が日朝協議に応じてきたことについて、日本側には「先の総選挙で小泉純一郎首相率いる自民党が大勝したことを受けて、関係改善に向けた前向きなシグナルではないか」と見る向きもある。

〜北朝鮮側の思惑(私の想像)〜

 自民党大勝→小泉首相続投→でも1年後に任期切れ→小泉はそれ以降はやる気ないらしい→小泉の次の首相が国交正常化に意欲を見せるかどうか不明→小泉政権のうちに国交正常化しないとヤバイ

 つーことは、↓これって北朝鮮の釣り?

首相訪朝の希望伝達と報道 ロ通信社、日本側は否定
【北京14日共同】ロシアのインタファクス通信は14日、北朝鮮外交筋の話として、北朝鮮が同日午前に行われた日本との2国間協議に応じたのは、日朝国交正常化を話し合うための小泉純一郎首相訪朝の希望を伝えたいと日本側が申し入れてきたためだと報じた。

 だって小泉くん、ついこの間「3度目の訪朝?私は全然聞いてない。可能性は極めて低い」と言ってましたし。
 ……まさか裏でまたヤマタクとかが暗躍してないでしょうね(-.-#)

 さて。
 ワイドショーから拉致問題関連を2本紹介。テレ朝「ワイスク」と日テレ「ザ・ワイド」。

 「ワイスク」では『かすんでしまった拉致問題』ってことで取り上げられました(今さら感は拭えませんな。選挙前に取り上げてよ)。

 荒木レポーターが横田滋さん・早紀江さん夫妻のインタビューとってました。
 今回の選挙について、滋さんは「拉致問題は郵政と同様ぐらい重大な問題なのに、郵政だけで候補者を選んでいる」と残念がっていました。
 早紀江さんも「国民全部の大事な問題なのに、情けないです」と。

 選挙の次の日の小泉首相会見VTR。
 「3度目の訪朝ですか?……いろんなところで話が出てるようだが、私は全然聞いてない。その可能性は極めて低い」

 この発言について、滋さんは「ひとごとみたいな話し方は不満に思いました。3年経ったんだから早く解決してほしい……」。
 早紀江さんは、「いつまでも家族が訴え続けねばならないというのが異常な状況で、そういう不思議なことが起きている現実が悲しいですね」。

 スタジオに戻って、救う会が行った議員アンケートの内容を紹介。

  賛成  242人 66.9%
  反対  5人  1.4%
  その他 115人 31.8%
 (詳細は救う会サイトを参照して下さい)

 小木アナが解説。「自民党に賛成が多い。好材料であると同時に、心配なのは、小泉首相が『任期中の再訪朝は極めて低い』と言っていること。また拉致議連会長の平沼赳夫さん、事務局長の古屋圭司さんが郵政法案に反対したため、無所属になった。影響力が低下するのでないか?」
 
 あと、「拉致問題を強く訴えたが小選挙区では破れた」という振りとともに松原仁さんのコメントも紹介。
 「自民党がこれだけの支持を受けたことで、拉致問題のことが今後は話されなくてもいいのでは、と勘違いされることが恐ろしい」

 この時間帯、日朝協議が始まったというニュースがすでに入ってたんですが、それについて小木アナは、「日朝協議は北朝鮮の方から持ちかけたのではという情報もあります。拉致の進展に何かあるんでしょうか?」と。

 それに対して、テレ朝論説委員の川村晃司はこんなふうに。
 「小泉さんに期待する。圧勝したから国交正常化に向けて進む。核問題が進展したら拉致問題も進展する。向こうは『国交正常化したら、きちんと拉致問題を解決しよう』と言ってくるかも。自民党で制裁発動に賛成が多いようだが、でも『郵政民営化には賛成だが法案の中身は不十分』と言うのと同じで、発動の中身に対しては皆さん違いがあると思うので、日朝協議の中でもまとまるのは難しい。北朝鮮が何を言ってくるのかを聞いて、小泉さんが決断していくのが大事だと思う」

 おいおい川村さん。国交正常化した後で拉致問題ですか?順番が逆でしょ。悪党に先にアメ与えちゃだめよ。国交正常化して大金せしめたが最後、北朝鮮はそれこそ拉致問題なんか相手にしなくなりますよ。

 続いて「ザ・ワイド」。
 気まぐれに拉致問題を扱う「ワイスク」と違って、いつも拉致問題を忘れない「ザ・ワイド」。
 片山さつきさんがまた生出演。拉致問題の話題も彼女のいる前でやりました。

 VTRの間中、隅っこの四角い枠の中にスタジオにいる片山さんの表情が映ってたんですが、横田さんのインタビューを見ながら盛んに頷いたりするなど、ちょっとパフォーマンスっぽかったかも。
 
 VTRの中身紹介しますと、まず、横田早紀江さんは拉致問題が進展しないことに苛立ちつつも、「自民党議員で良い方たちがいるので、良い方向に行くことを願っています」と。

 次に救う会のアンケート結果を紹介。昨日の家族会・救う会の会見も。
 滋さんらが「政府は制裁を決断してほしい。議会からも制裁を働きかけていただきたい」「今度議員になられた方は、本当に国民を助けなければいけないという気持ちでお願いします」と、切実なコメント。

 ここで今日午前中に録画したての、小池百合子さんのインタビュー。
 ちなみに小池さんはアンケートに対しては「早期制裁に賛成」と回答してます。
 「私は6カ国協議のこれからの北朝鮮の出方によっては、国連の場に移すべきではないかと前から主張しています。国連制裁という形にする。その時こそ日本の経済制裁が有効になる。ただ、国内でも経済制裁をという声は常にあげておかなければいけない」
 
 救う会の西岡力さんは(北京に行ってるのかな?)、6カ国協議のちんたらムードには大いに不満の様子で、「北朝鮮に相当圧力かけないといけないと他の4カ国がわかれば……」と。

 識者代表・重村智計教授は、「6カ国協議では何らかの合意文書をまとめる。まとまらなくても次の会合を約束する。ただ日本側の代表は全体会議の時にも、拉致は日本にとって一番重要だと言うことが大切。拉致が解決しないと日本は何もできないと言っておくこと。『合意がまとまって日本はカネだせと言ってこられても、こっちは拉致問題解決しないとできないんだ』と言っておくこと」。

 早紀江さんは経済制裁の早期発動が「対話」につながるという考えを示しています。
 (これは安倍さんはじめ多くの保守系議員が言ってることでもありますね)

 その後のVTRは、これまでの振り返り。
 去年11月、めぐみさんの拉致直後の怯えた表情の写真についての横田ご夫妻の思い。
 今年6月、経済制裁を求める座り込みの場で訴える横田ご夫妻。
 8月、万景峰号入港に対する抗議運動での横田ご夫妻。
 8月、新潟の国民大集会、「ふるさと」を歌う一同。
 選挙戦では党派を超えて拉致議連の候補者を応援。街角で声をからした。
 「皆さん、自分の子供がこういう目にあっても黙っていられますか?どうか拉致問題を真剣に考えている候補者を通して下さい……」と、早紀江さん。

 女性議員に対する気持ちを尋ねられた早紀江さんは、「女性がたくさん立たれましたので、母親の立場として、子供を産んで一生懸命育てたのに、罪のないままで北朝鮮に監禁され続けていることをわかってほしい。自民党にも確かな良い方がいると思うので……」。

 VTRが終わって、片山さつきさん曰く、「私は中山参与とはつきあいが長いが、素晴らしい方。横田さんも芯の通ったしっかりした方で、実質活動を引っぱってこられた方。自民は拉致問題の解決がなければ正常化なしと言ってる。制裁のフレームもできてるから、あとは伝家の宝刀。有効にやらないとだめ。国連の場に持っていくのも一つの形だが、外交はいろいろある。彼ら(北朝鮮)もいろいろやってくるだろう。日本は毅然としなければいけない」。

 片山さんはアンケートで31.8%を占めた「その他」の考え方。ここで森富美アナが片山さんの回答を紹介。

制裁自体を否定するものではないが、その発動に際しては、被害者の安全性等について、十分配慮すべきであり、必ずしも「早期」にこだわるべきではないと考える。拉致被害者の方々の早期安全救出のため、私も微力を尽くさせていただきます。

 草野さんが私の思った通りのツッコミしてくれた。「ひとつポイントは、『被害者の安全性等について、十分配慮すべき』という箇所だと思います。ですが、家族会皆さんは考えに考え抜いた末で、でもやっぱり制裁しかないんだとアピールなさってるんですが?」。
 片山さんは「そこはいろいろ話を聞くとあるみたいだが、いつ伝家の宝刀を抜くかという問題」という答え。やはり早期の制裁は考えていない様子。

 草野さんが、「では早期救出のために具体的に何を?」と訊いたところ、片山さんは「今は核の問題をやってる。こちらとの関連性を抜きには語れない。この中で本来ならアンダー・ザ・テーブルでこういうのを強力にやる人がいないとうまくいかない。でも、今その人がいないのが致命的」。

 草野さんがしつこく食い下がる。「対話と圧力と言うが、圧力が見えたことがない。ご家族は苛立ちを感じている」。
 が、片山さんは「毅然として取り組むという姿勢を政府は見せないといけない。国民の安全を守るのは政府の一番の仕事」……話そらしてない?(^_^;

 さらに草野さん、「国会議員の一人一人が、もしこれが自分の家族だったとしたら、と置き換えてぜひ考えてほしい」。
 片山さんは、「それは考えなければいけない。特に国会議員であれば」と、当たり前の返し。

 草野さん、さらに畳みかける。「小泉さんは扉を開けました。一部の拉致被害者と家族は帰国した。それは素晴らしいことだと思いますが、そこから止まったまま。見えないままになってる焦り、苛立ちをご家族は感じてる」。
 片山さんは、「ただ、ある程度防衛問題に関与していた者としては、向こうは捨て鉢になると、何か(核やミサイルのこと?)持ってますから、彼らを交渉の場に引きずり出す条件を考えないと。が、それがまだはっきりしないので……」。

 ここで時間切れ。草野さんが「ぜひご自身のお力を生かして、解決の努力をなさって下さい」。片山さんは「何でもやらせていただきます」。
 で、終わり。

 何だかな〜でした。この前出た時よりはマシになってたけど、「ザ・ワイド」だからまた拉致について突っ込まれるってことで、予め答弁考えてきましたか?という印象。
 それに「防衛問題に関与」って言うと聞こえはいいけど、「防衛予算に関与」したってだけでは?(しかも防衛予算削っちゃって……)
 全体的に官僚的というか、他人事のようにしか聞こえませんでした。って、この前当選したばかりの人に具体的な返しを期待する方が無茶なのかも。どうか今後勉強して拉致問題の解決に協力して下さい、としか言えん。

 今日は有田芳生さんもいたけど、草野さんが一人で片山さんの相手してた感じでした。草野さん、拉致問題に関しては熱くなる人だから。

 しかしこの時間帯の2ちゃんねるの日テレ実況板、えげつないカキコがいっぱいされてた。特にえげつなかったのがこれ。同じIDの人が同じ内容のカキコを大量にしてた。

6 名前:名無しさんにズームイン! メェル:age 投稿日:2005/09/14(水) 14:53:44 ID:Oo7LyjjI

拉致された馬鹿は自己責任w
馬鹿に税金なんて使うなwww
馬鹿は一生北で暮らせやwwww

 ↓これは大量カキコじゃなかったけど、あまりにひどい。

845 名前:名無しさんにズームイン! 投稿日:2005/09/14(水) 14:58:18 ID:+83o/hJr
拉致支持勢力である平沼や松原は落選した
すなわち国民は拉致などどうでもいいのである
拉致家族はいい加減あきらめるべき
テポドンが飛んできて日本人を数百万人殺されたら君たちはなんと言うのか
日本が過去に北朝鮮にやったことについて謝罪や保証をせずに
自分の子供がさらわれたときに訴えるのはヤクザの言いがかりだ

 他にも「家族会ウザイ」「横田氏ね」的なカキコが大量に。これが噂に聞く「ホロン部」
 あ、平沼さんは当選したし松原さんも比例で復活当選してますので、念のため。

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Posted by くっくり 01:06 | 拉致問題 | comments (5) | trackback (2)
細切れぼやき〈9/15〉
■黒田さんっていいよね

 8月末に「“親日派”3090人発表 韓国の研究所 名簿第1弾 故朴正煕大統領も」てなニュースがありました。
 これを取り上げた産経新聞ソウル支局の黒田勝弘氏の今日のコラム、なかなかよかったので紹介させて下さい。

<親日派への考え方教えます>

(前略)

 韓国のテレビからコメントを求められたときに述べた感想でもあるのだが「取り上げられている人物を見ると“親日派”とは逆に韓国のためにいいことをした人ということにならないか?」というのが正直な印象だ。

(中略)

 日韓併合(1910年)で韓国も日本になっているとき、韓国人もいや応なしに日本の戦争に加わらざるを得なかったというのがあの時代だった。それを六十年後の今、平和で豊かな後世の人たちが「民族の裏切り者」とか「売国奴」といって糾弾するというのは歴史に対する傲慢というものだろう。

 そもそも韓国人が大好きな「歴史清算」というのがおかしい。歴史は過去の出来事の記録であって、後世の人が消したり正したり清算したりするものではないはずだ。

 問題の出発点である「日韓併合」は歴史的には韓国としての一つの“選択”だったといっていい。その結果、併合下で後に非難されるようないわゆる「親日行為」が人びとにあったとしても、その責任は併合を選択した指導者たちにあるというべきだろう。

 しかも韓国では併合についても日本が武力を背景に無理やり強要したもので不法としている。それなら併合下の「親日行為」も当然、強いられた不本意なものというべきではないのか。

 なのに併合条約に調印した当時の指導者だけでなく非難、糾弾の対象を拡大しようとするのはなぜか。あるいは「親日派問題」を歴史研究の材料にとどめず、記者会見で発表したり政府事業にしたり、そしてマスコミも意味ありげに大々的になぜ報道するのか。

 建前としては、同じことが再び繰り返されないよう「歴史の教訓」にするためという。しかし、盧武鉉政権下の韓国の政治、社会相は「親日=保守・右派=持てる者=反北=反民族」という図式で先鋭な左右対立状況にある。だから「親日派」非難は左派・革新系・親北勢力からする保守・右派への攻撃になる。韓国ではこうして歴史はいつも現実政治に利用される。

 『六十年後の今、平和で豊かな後世の人たちが「民族の裏切り者」とか「売国奴」といって糾弾するというのは歴史に対する傲慢』のくだりは、日本人の中にも耳が痛い人がいるんでは?……「じっちゃんの世代」を悪者にしてる反日日本人諸君!あんたらだよ!(-.-#)

※参考リンク:産経新聞黒田勝弘氏 韓国のラジオに出演 「韓国が発展したのは、日本のインフラや親日派を利用したため」(mumurさんのブログ)


東シナ海に中国軍機 電子情報収集、空自が緊急発進 8月

 こないだの軍艦といい、開戦前夜みたいな雰囲気ですね。
 これ、日本政府が意図的に隠してたんでしょうか?選挙が終わってから出てきたってのが何か怪しい。しかもあまり大きく扱われてないような。マスコミの自主規制?

 ほんま早く憲法変えなあかんのでは。だってこのままじゃ自衛隊員が気の毒すぎます。↓

読売新聞(九州発)05.07.28「国境最前線〜沖縄の空と海 <1>緊迫のスクランブル」
 那覇基地は、日本の防空識別圏に入ってくる国籍不明機に備え、24時間態勢で4機のF4を待機させている。2機1組で5分以内にスクランブルできる。

 パイロットの高橋秀也3佐(38)は「侵犯されたからといって、こちらから手は出せない。攻撃を受けない限り、できるのは信号弾まで」と話す。

 自衛隊法は、領空侵犯機に対し、強制着陸か強制退去しか認めていない。2機のうち、どちらか1機が撃墜されることも覚悟しなければならない。


民主代表選、野田氏と前原氏軸に一本化進む

 まあ今さら菅直人もないしね。
 前原氏は宮崎哲弥さんが非常に買ってますね。この前も「ムーブ!」で、「前原さんを代表にしなかったら民主党は支持しません」とか言ってた。つーか哲ちゃん、あなた民主党支持者だったの?(^_^;

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Posted by くっくり 00:51 | 細切れぼやき | comments (6) | trackback (1)