9.17から3年
民主党新代表に前原氏…2票差、菅氏破る

 いや〜驚きましたわ。てっきり菅さんが勝つとばかり。まあ僅差での冷や冷やの勝利でしたけどね。
 私や多くの国民がそうであるように、民主党議員の間でも「今さら菅さんじゃねぇ……」というムードが強かったんだろうか。

 自民党との違いを明確にしたいのであれば、保守っぽい前原さんより左寄りの菅さんの方を選んだ方がいいのでは?……と私は考えてたんですけどね。
 とにかく改憲派の前原さんが代表になったことで、これでますます民主党と自民党の区別がつきにくくなったのは確かでしょう。

 ただ、昨日のコメント欄にいただいた情報など見ていますと……

 衆院選・京都候補者アンケート(1)(京都新聞)
 衆院選・京都候補者アンケート(3)(京都新聞)
 上記ページから前原氏の回答を抜粋したもの↓
 中国へのODA供与終了に賛成だ   ×
 北朝鮮への経済支援は打ち切るべきだ ×
 外国人労働者の受け入れに賛成だ   ○
 首相の靖国神社参拝に賛成だ     ×
 定住外国人にも参政権を与えるべきだ ○

 全然保守じゃないですよね。本当に改憲派なんですか?もしかしてこの人にとっての改憲とは、外国人に「国政」参政権を与えるためのものでもあったりして?
 一体何を目指してるのかわからんようになってきた。

 さらにこういう情報も。

 民主党代表選に出馬の前原誠司氏、プロフィールから「同和推進副委員長」を急遽削除

 こうなってくると、菅さんも前原さんも考え方にそんなに差はないような気がしてきますわ。

 今日の代表選を意識したのかどうかは謎ですが、朝日新聞が社説(9/17付)で民主党議員を叩いてます。

「狙撃」発言 口に出すおぞましさ
 政治の場で使われる言葉は、ここまで乱暴になってしまったのか。15日に開かれた民主党の両院議員総会でのことだ。小泉首相の掲げる郵政民営化を批判して、西村真悟衆院議員が次のように発言した。

 「マネーゲームの世界に国民をなだれ込ませているのが小泉なんです。あれは狙撃してもいい男なんです」

 周囲から「撤回しろ」との声が相次いだため、西村氏は「みんなが言うから訂正します」と応じた。

 「狙撃してもいい」では、政治テロを容認しているとしか受け取れない。当人は、単なる比喩(ひゆ)で訂正もした、と弁解するかもしれないが、そもそも公の場で口にできる言葉とは思えない。政治家の発言の責任を厳しく問う欧米諸国だったら、進退問題に直結しただろう。

 日本では近年、政治の場での言葉がすさんでいる。強い表現、刺激的な言い回しを使ううちに、言葉の重さを忘れてはいないだろうか。

 2年前、日朝交渉を担当する外務省幹部の自宅で爆発物を模した不審物が見つかった。その際に、石原慎太郎東京都知事は「爆弾を仕掛けられて当たり前」と述べた。私たちはこの発言を「テロ容認そのものだ」と批判した。

 個性的な政治家が口を滑らせただけのことだ。いちいち目くじらを立てるのは大人げない。そんな見方もあるだろう。しかし、テロを認めるような言動は、どんなささいなものであれ、見過ごしてはならないと考える。

 武力や暴力による言論の否定は、民主主義社会を破壊することだ。乱暴な言葉に慣れっこになり、そうした危うさへの感度が鈍ることを恐れる。

 それにしても解せないのは、西村氏が民主党にいることだ。小沢一郎氏の率いた旧自由党に属し、後に合流した経緯はわかる。しかし、民主党はアジア重視の外交を唱え、岡田代表は首相の靖国神社参拝に反対している。

 一方の西村氏は靖国参拝に賛成したうえ、日本の過去の戦争は自存自衛のためであり、侵略戦争ではないと断言する。

 97年には中国と領有権を争っている東シナ海の尖閣諸島に上陸した。このときは石原氏が船で同行している。99年には雑誌の対談のなかで日本の核武装の検討を唱え、防衛政務次官を辞任した前歴もある。あまりにも考えが違いすぎる。

 それだけにとどまらない。03年に「建国義勇軍」や「国賊征伐隊」を名乗って広島県教組などに銃弾を撃ち込んだ刀剣愛好家団体の最高顧問を務めたことがある。その団体の会長が役員である会社から政治献金を受け取っていた。

 「狙撃してもいい」という西村氏の発言に、その場で何人かの民主党の議員が声をあげて撤回を求めた。適切な判断だったと思う。しかし、 解党的出直しを言うのなら、こうした資質の政治家を抱え続けることの当否についても、真剣に考える必要がある。

 西村眞悟さんをいま叩く意味がわからん。野党の一議員にすぎないのに。

 「狙撃」発言は初めて知りました。普段のテレビとかでの眞悟さんの発言から考えると、まぁ言いかねんかもとは思うけど、この前後の発言がわからないし、またどういう流れで出た発言なのかもようわからんし、何とも言えませんわ。
 ただ、15日の民主党の総会はもう大荒れで、各議員かなり激昂してましたよね。「今日、総理大臣が死んだらどうするんですか!」とか言って興奮してた人もいたし。

 忘れないうちに突っ込んどこ。

しかし、テロを認めるような言動は、どんなささいなものであれ、見過ごしてはならないと考える。

 どの口が言うねん。こんなん堂々と載せといてよう言うわ。

● カトリーナに指令出したとアルカイダ
  (東京都 日月雅昭 大伴閑人選)

 それにしても今日の社説、前半と後半が乖離してませんか?
 「政治家の言葉が荒れている」というのがテーマかと思いきや、途中から完全に個人攻撃になってますやん。

 確かに、民主党に眞悟さんがいるのはおかしいと私も思う。これは眞悟さん支持者・不支持者に関係なく、前からずっと言われてきてることです。
 でも「狙撃」発言と、靖国とか尖閣諸島上陸とか防衛政務次官辞任とか刀剣愛好家団体、これらは全然別の問題でしょ。この機会にあれこれ全部引っ張り出してきて叩いて民主党から追い落とそうって魂胆?……でも何のために?

 眞悟さんが民主党を出る→何人かが「じゃあ俺も」ってことで一緒に出ていく→民主党の議席が減る

 ……って、違うか。これじゃ民主党支持の朝日の思惑とは逆の方に行っちゃいますよね。
 何がしたいねん朝日。

 しかも眞悟さんだけでなく、わざわざ石原慎太郎の昔の発言まで引っ張り出してきたりして、嫌らしい……はっ、本当の目標は慎太郎!?慎太郎を眞悟さんと同列に扱うことで貶めるという印象操作?!

 まあでもこんな社説でも収穫はありました。朝日新聞が民主党をどう捉えているかがよくわかったから。
 朝日の考える民主党ってこうみたい。↓

(1)アジア重視で靖国参拝には反対。
(2)尖閣諸島に上陸するのはおかしい。
(3)核武装の議論は認めない。

 (2)はちょっとひどいですな。民主党は朝日新聞に抗議した方がいいのでは?これじゃまるで民主党が「尖閣諸島は日本の領土ではない」と言ってるみたいに読みとれますよ。
 って、「沖縄ビジョン」なんて言ってる党だからさほど気にしないか?(^_^;

 あと、前原さんは核武装は否定してませんよ。

 「9条はゆるんだゴムバンド」と改憲・核武装を主張−−前原誠司衆院議員
★「現行憲法の第九条は、冷戦終焉後の熾烈な国際情勢のなかで、方々から幾度も幾度も引っ張られ、伸びきってゆるゆるになった『ゴムバンド』のようなもの」「民主党のなかにも(改憲に)慎重論の立場をとる人はいますが、マジョリティ(多数派)は改憲論です。我々が政権を担えば、改憲論がより活発に論じられるようになることは間違いありません」(月刊誌『諸君』2003年9月号)

「日米同盟が解消される事態になったときは(核武装も)考える必要がある。その時点でも(核を)持つべきでないとは言えない」(「毎日」2003年4月3日付)

 朝日としては困った人が代表になっちゃいましたね。
 もっとも前原さんもここ数年で随分ソフトモードになってるので、今もこう考えてるかどうかはわかりませんけどね。

 しかし9.17にこんな社説とはねぇ。
 今日は金正日が拉致を認めて丸3年……あ、そうか、拉致問題に熱心かつ言動がことごとく反朝日的な議員・西村眞悟がちょうど良いタイミングで「飛んで火に入る夏の虫」状態になったってことね。

 まあ眞悟さんも迂闊ですけどね。バラエティ番組じゃないんですから、朝日みたいな売国メディアが目を光らせてるんですから(ある意味名誉なこと?(^_^;)、気をつけないと。
 先日、私、安倍晋三さん絡みのエントリーで「どうか足元をすくわれることのないように、安倍さんご本人も周りの人も細心の注意を払っていただきたいです」と書いたけど、それは西村さんにも言えることなので。ほんと今後は重々気をつけて下さい。たのんます。

 さて。
 9.17から3年……早いもんですね。
 あの日、私はてっきり横田めぐみさんは亡くなったと思い込んで、ベランダで泣いてたんです。「いくら何でも北朝鮮も、人の生き死にで嘘をついたりはせんやろ」と思ったから。あの頃の私は本当に甘かった。

【主張】9・17から3年 「拉致」解決にも命がけで
 小泉純一郎首相は今回の衆院選で、郵政民営化実現に向け、「殺されてもいい」と意気込みを語った。拉致被害者の奪還も、主権国家の長として命がけで取り組むべき重要課題である。

 産経だけですね。今日の社説で取り上げたのは。

 「北」が拉致認めてから丸3年 「肉親殺された日…」
 「肉親を、日本政府と北朝鮮に勝手に殺された日だ」−。北朝鮮が日本人拉致を認めてから十七日で丸三年を迎えるが、拉致被害者家族たちは「9・17」をこう受け止めている。「拉致問題」の解決に向けた姿勢すら見せない北朝鮮に対し、経済制裁を含む毅然(きぜん)とした態度をとろうとしない日本政府に、犯人が分かっているのに助け出せない苦しみや、怒りが募る。

 ところが北朝鮮はこんな態度や(-.-#)

 平壌宣言3周年、平壌放送が日本批判の論説
2005年09月17日22時31分
 北朝鮮の平壌放送は02年9月の日朝平壌宣言から3周年を迎えた17日、「宣言履行と関係改善に遮断棒を下ろした張本人」として日本を批判する論説を伝え、「本質上すべて解決した拉致問題を持ち出し、反共和国(北朝鮮)、敵視策動に狂奔している」などと非難した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。

 論説は北朝鮮の核問題をめぐる6者協議にも触れ、「(日本は協議の中で)拉致問題をうんぬんし、国際的な冷笑と非難を受けた」と指摘。また「日本は宣言に明記されているように、罪の多い過去を清算することが履行の基本ということを肝に銘じ、分別を持って行動しなければならない」と主張した。

 最初ムカついたが、よく考えれば平壌放送GJ!かも。
 この放送を北で聞いた拉致被害者の皆さんはきっと、「日本はまだ拉致問題を諦めていないんだ。6者協議の場でも取り上げてくれてるんだ。いつかきっと日本に帰れる日が来る」と、希望の灯を絶やさずに頑張ろうと思われたはず。
 ……お願いです、ほんと頑張って下さい。なかなか助けに行けず申し訳ありません(T^T)

 最後に国連総会のニュースをちょこっと。

【潮流】盧大統領が反米・反日演説 異例国連で帝国主義批判
 まあ韓国なんか何もでけへんからスルーでいいんだけど(今さらながら何ですが、この大統領は稀にみるアホですな)、問題はアメリカです。

 日本の常任理入り支持 米長官、国連総会演説
 支持したり支持せんかったり、どっちやねん!(-.-#)
 日本(町村外相)が「常任理事国入りできんかった場合は分担金を減らすかも」と言ったから、どうせつなぎとめるための作戦か何かでしょうね。

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Posted by くっくり 02:59 | 政治 | comments (9) | trackback (4)