朝日新聞がまたもマッチポンプ社説
朝日社説(10/16)アジア外交 打開へ決断の時だ
 小泉政権にとって最大の懸案だった郵政民営化が決着し、政治の焦点はこれまで先送りされてきた課題の処理に移る。外交はその筆頭だ。なかでもアジア外交、とりわけ中国との関係打開は焦眉(しょうび)の急である。

 首相の靖国神社参拝の問題で、日中首脳の相互訪問は4年も途絶えている。今春には中国各地で大規模な反日デモが起こり、日中関係は72年の国交正常化以来、最悪の状態が続いている。

 首相は選挙中、日中間の交流はかつてないほど深まっていると主張した。しかし、「政冷経熱」と言われ、経済面では確かに結びつきが飛躍的に高まっているのに、政治面は凍(い)てついたままだ。

 首相も関係改善の必要性は痛いほど分かっているはずだ。その思いは、戦後60周年のことし、8月15日に発表された談話にはっきりと表れている。

 閣議決定された首相談話は、植民地支配と侵略戦争を謝罪したうえでとくに中国と韓国の名前をあげ、「ともに手を携えてこの地域の平和を維持し、発展を目指す」と誓った。

 総選挙で靖国問題が争点になるのを防ぐ思惑もあったかもしれない。だが、この夏の靖国参拝を見送ったこととあわせ、両国やアジア諸国はこれを評価した。首相のメッセージは受け止めた、あとは行動を見守るということだろう。

 靖国神社では、17日から秋季例大祭が始まる。参拝推進派には首相参拝への期待が高まっている。もし行けば、そんな首相の思い、そしてアジア諸国の理解はぶち壊しだ。この秋に限らず、参拝は再考すべきだ。

 もちろん、首相の参拝は外交問題であるだけではない。最近、大阪高裁が違憲判決を下したように、憲法の「政教分離の原則」に照らして疑念がある。戦争の責任をあいまいにされては困る、というのはほかならぬ日本国民の多くのこだわりである。

 首相は戦没者に哀悼の意をささげるためだと言う。しかし、靖国参拝を貫くことが戦後日本の平和国家建設の努力に水を差し、アジア外交の選択肢を著しく狭めるとすれば、このやり方にどれだけの価値があるのだろうか。

 11月には韓国・釜山でアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議、12月にはマレーシアで初の東アジアサミットが開かれる。この秋から冬にかけて、日本のアジア外交の真価が問われる季節を迎えるのだ。

 中国の存在感が格段に強まるなかで、この地域の安定と繁栄に向けてどのような外交の絵を描いていくかは、中国自身を含めて各国に共通する課題になっている。日本がどう出るかは各国に注視され、新たな協力の構想を示すことが待ち望まれている。

 それが首相の靖国へのこだわりが原因で、思うように絵が描けない。この行き詰まりに終止符を打ち、アジア外交の立て直しに本腰を入れてもらいたい。

 あのねぇ、朝日さん。今まで自分がさんざん放火しておいて何なの?この言い草は。まさにマッチポンプ。

 ガス田問題にも原潜領海侵犯にも触れてない。
 反日デモにはかろうじて触れてるけど、首相の靖国参拝が原因のような書き方してる。あの官製デモの狙いが「日本の国連常任理事国入り阻止」だったことはもはや明らかなのに。

 「両国やアジア諸国はこれを評価した」「アジア諸国の理解はぶち壊し」ってね、中韓と他のアジア各国をいっしょにすな!中韓以外は「そんなもういつまでも謝罪なんかせんでも」って思ってるわよ。

 また「違憲判決を下した」なんて書き方してるし。
 あれは「違憲判断」。傍論。傍論は「判決」じゃない。いわば裁判官の独り言。法的拘束力なし。判例としての効力もなし。

 「戦争の責任をあいまいにされては困る、というのはほかならぬ日本国民の多くのこだわり」ってね、勝手に括らないでよ。
 「戦争の責任」って何?A級戦犯のこと?
 今や多くの日本国民は東京裁判の正当性に疑問を抱いてるのよ。世論調査でも参拝賛成派の国民は多いですよ。
 参拝反対派の国民も、「A級戦犯が祀られているから」より「周辺国に配慮」を理由として挙げてる人が圧倒的に多い。つまり「戦争の責任云々」で反対してるわけじゃないのよ。
 朝日新聞の世論調査(6/28付)でもそうなってるでしょうが。
 (「周辺国に配慮」=72%、「A級戦犯」=13%)

 「首相は戦没者に哀悼の意をささげるためだと言う。しかし、靖国参拝を貫くことが戦後日本の平和国家建設の努力に水を差し」ってね、国のトップたる首相が「戦没者に哀悼の意をささげる」気持ちを忘れたら、その時こそ平和国家として危うくなるんじゃないですか?その時こそ他国は日本を警戒しなきゃいけませんよ。

 何度も言うけど「アジア外交」って一括りにしないで下さいな。
 日本が戦後60年歩んできた平和国家への道のりを、多くのアジアの国は評価してるわよ。
 日本の戦後の努力を完全スルーして、靖国参拝しただけであーだこーだ因縁つけてくるのは特定アジアだけ。そっちの方が異常だと、何で気づかんのよ?
 (これも何度も言うけど、朝日新聞が中曽根首相時代に靖国参拝の件を中国に焚きつけるまで、中国は何も抗議なんかしてきてなかったのよ)

 「首相の靖国へのこだわりが原因で、思うように絵が描けない」って、なるほど、「朝日の思うように絵が描けない」ってのが本音ね。例大祭を前にしてよっぽど焦ってるのね。

 ちなみに中国側はこんなこと言うとります。

日本の常任理入り「理解できる」/中国外相、初の柔軟姿勢
 李外相は日本の国連安全保障理事会常任理事国入りの問題について「日本が国際社会でより大きな役割を果たしたいという願いを中国は理解できる。互いの理解を深めるために交流と対話を深めたい」と述べた。これまで日本の常任理事国入りに強く反発していた中国政府が、初めて柔軟な姿勢を示したといえる。

 さんざん妨害活動を繰り広げておいて、今さら何言うとんねん。日本なめるんもいい加減にしぃや!

  また李外相は「歴史認識と靖国参拝問題をうまく解決できれば、東シナ海の問題も友好的な協議を通じて必ずうまく解決できる」と語り、小泉純一郎首相が靖国神社参拝を見送れば、東シナ海のガス田開発問題が大きく前進するとの認識を初めて示した。

 はあああ?靖国参拝を見送ったらガス田問題が前進するぅ?んなわけなかろう!
 以前だったら、そう言われて「靖国参拝やめとけば?」と思った日本人が多数だったでしょうけどね、日本人も学習してますよ。特にこの1年ほどでずいぶん勉強させてもらいましたわ。
 騙されるか、ボケ!(-.-#)

 この記事見ますとね、今日の朝日の社説と何かしら関係があるんじゃないかという気がしますね。
 例大祭も近いことだし、中共から朝日に「小泉が靖国参拝しにくくなるよう日本の世論を煽れ!」てな指令でも下りてきたんじゃないですか?


 今日の朝日社説、2本目もひどいもんでした。

朝日社説(10/16)新聞週間 ネット社会のただ中で

 一方、当事者の話だけでなく、事実の裏付けを取ろうとする新聞記者の職業倫理は、報道内容の正確性や「議論の公平」の基礎をつくってきた。

 この点で私たち朝日新聞は、虚偽メモ問題など、あってはならない事件を起こした。それが新聞全体の信頼も傷つけたことが残念でならない。その反省を心に深く刻んでおきたい。

 「虚偽メモ問題など、あってはならない事件」の『など』には当然、NHK番組改変問題も含まれるんでしょうね?
 いつになったら朝日新聞は安倍・中川両氏に謝罪するんですか?とても反省してるとは思えないんですけど??

★このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
________________________________________________
★トラックバック下さる方へ
当ブログには「トラックバック保留機能」が装備されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
なお、ブログの種類によってはトラックバックの送信が反映されないことがあります。詳しくはこちらの一番下をご覧下さい。


Posted by くっくり 01:30 | 朝日新聞 | comments (19) | trackback (3)