小泉演説起こし付き解散ドキュメント
 くっくり流「解散ドキュメント」です。
 きれいにまとめてる時間がないので、細切れぼやき風ですみません。


■「ワイスク」特番にて

 大下容子アナ「郵政民営化法案の可否を、あらゆる角度からお届けします♪」
 大和田獏「はいっ♪」

 ……何で笑顔なの?何で嬉しそうなの?
 新聞はほとんど全部、郵政民営化に賛成してるんですけどね。お仲間の朝日新聞でさえも……(goriさんのブログ参照)。
 テレビはゴタゴタが絵になるからでしょうか、煽る、煽る。


■「否決なら国民世論の勝利だね」と共産党の幹部(名前失念)。

 国民世論は、郵政民営化に決して反対ではないと思うんですが。
 最新の調査を見ますと、これは「報道2001」が8/5に首都圏の成人男女500人を対象に電話調査をやってるんですが、53.0%が賛成、反対は35.6%となっています(YORONEWSさん参照)。
 

続き▽
Posted by くっくり 01:37 | 政治 | comments (8) | trackback (12)
「たかじん委員会」辛坊さんが原爆で左派教育者批判
 「関西版TVタックル」こと、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」
 日曜午後1時30分~3時という時間帯にもかかわらず、相変わらず高視聴率をキープ。
 7/31放送分の視聴率は何と17.8%!……猛暑だから、みんな外出しないでテレビ見てたんですかね(^_^;

・テレビ欄より
「たかじんのそこまで言って委員会」怒り頂点“日本は実験台”原爆投下の真相▽大混乱…地震予知する学者登場

・番組サイトより
◇司会
やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
◇パネラー
三宅久之、金 美齢、ロバート・ゲラー、デーブ・スペクター
宮崎哲弥、村田晃嗣、桂ざこば、山口もえ
◇ゲスト
佐々木洋治(日本地震予知協会代表)

1945年8月6日、人類史上初めての核兵器<原子爆弾>が広島に投下されたということ…そしてその3日後長崎にも…日本は、これからもこの事実は忘れることができないでしょう。それから60年…、核の恐怖は無くなることなく…たびたび政治の駆け引きに利用されてきています。しかし、今こそ唯一の被曝国・日本の切なる願いとして“悪魔の兵器”の廃絶を真剣に考えていくべき“節目”を迎えているのではないでしょうか?そこで皆さんに質問です。
あなたは、どうすれば、この世の中から「核が廃絶できる」と思いますか?

 ということで、今日のメインテーマは「原爆」。
 なぜアメリカは日本に投下したのか?から始まって、どうやったら核廃絶できるのか?北朝鮮の核にどう対処すべきなのか?等々、議論されました。

 その中から気になったやりとりを二つご紹介。

 金美齢さんが、「日本の教育が『悪かったのは日本』と教えるから、『二度と過ちは繰り返さないと言ってるのは日本』と聞こえる。そういう教育はおかしい。自分の国の国益を考えて動いたり、あるポジションにいる人が自分のメンツを考えて動くというのは、日本だけでなく、どこの国も全部同じだと、そういう教育をしてほしい」というふうな事を言ったのを受けて……

ロバート・ゲラー
「僕も賛成だが、一つ大事なことは、日本の悪いことを教科書から削除するという風潮には……」

三宅久之
「事実誤認。日本の悪いことを削除しようとしているのでなく、本当のことを書こうとしてる」

ロバート・ゲラー
「日本の悪いことも、他の国の悪いことも、両方客観的に書くべき」

三宅久之
「その通りの教科書が出ようとしてる。が、もめてるわけ」

ロバート・ゲラー
「いまの話はいわゆる『つくる会』の本ですか?日本の悪いことを全部削除するという……」

三宅久之
「そんなことない。そういうことを言ってる人に毒されてるだけだ、あなた。科学者なら冷静に考えなきゃ」

村田晃嗣
「ゲラーさん。科学者なら、ご自分が読まなければ。二次情報だけでそういうふうにおっしゃるのは、危険じゃないですか

宮崎哲弥
「いま市販本が出てますけど、お読みになりましたか?」

ロバート・ゲラー
「あの~、ちらっと見たけど……」

場内爆笑&パネラーたちが「だめだこりゃ」的なツッコミ。

 田嶋陽子が出てなくてほっとしてたのに、ゲラー先生、あんたがそれを言うか!と(T^T)

 私はデーブ・スペクターが今日は田嶋の役割を果たすんだろうと思ってたんです。以前、南京大虐殺の回の時に、強硬に「あった」と頑張ってましたしね。もっとも、あの時は東中野教授の写真検証を見て、最後には変節しちゃいましたが(ユウコの憂国資料室さん<2005/03/06 「たかじん」南京大虐殺第二弾ほか>参照)。
 ところが、今日のデーブはすごく大人しかった。最初にたかじんに「アメリカ人は黙れ!」と一喝されたから、びびっちゃったのかも?!(^_^;

 ゲラー先生に話を戻します。
 この方は東京大学教授。地震の専門家で「地震予知はできない。それより防災にウエイトを置くべき」という立場。
 これまでに二度ゲスト(解説者の役割)で登場したことがあったんですが、パネラーとしては初登場。

 この方、独特のキャラクターの持ち主なんですよ。日本語が達者でない……というよりは、鼻から抜けるような喋り方をするので、すごく聞き取りづらい。さらに天然ボケっぽい面も。
 キャラ的に近い人を挙げると、この前お亡くなりになったお天気おじさんの「福井さん」っぽいかも?(^_^;

 そのゲラー先生、関西では大人気だとか(辛坊さん談)。今日のこのやりとりで評判落とさなきゃいいけど……。

 もう一つは辛坊さんの発言。彼は最近、広島に行ったそうです。

辛坊治郎
「広島の被爆者の話を聞いてつくづく思ったのは、日本の教育者の中には、特に左派の教育者の中には、『日本が悪いことをしたから原爆を落とされてもしょうがなかったんだ』と平気で言う人がいると。でも実際に行って何が起きたか見ると、この兵器はやっぱり使ったらいかんと。又、もし『日本が悪いことをしたからあれは使ってもしょうがなかったんだ』という理屈を許したら、これから『お前の国はそういう悪いことをしてるから使ってもいいじゃないか』というのと同じ理屈だから、使えるためのきっかけを与えてしまうことになるから、核兵器は絶対使ったらあかんというのを、とにかくね……」

宮崎哲弥
平和主義者がそんなこと言うっていうのは、理解できないです」

辛坊治郎
「そういうことです。そういうことが、教育の現場でも平気で言われているっていうのは、私は恐ろしいことだと思います。使ったらいかんというのを、私は徹底すべきだと思いますね」

パネラー一同、うなづく。

やしきたかじん
「異議なし!」


 私も異議なし!(--)(__)
 ……と、いまなら大きな声で言えるんですが、こんな私も若い頃は(20代前半までは)「日本も悪いところがあったから落とされても仕方なかったのかも」と考えていたんです(恥)。
 学校で教師にそういう教わり方をした覚えはないんですが、ただ、「広島は軍都だから狙われた」ということは教師から言われたか、あるいは教科書に載ってた記憶が……。
 
 ほんと、教育というのは恐ろしいものですよね。
 前にも書いたと思うけど、たとえ教科書が改善されても、たとえ「つくる会」の教科書がシェア率1位になったとしても、教師の体質が変わらない限り、あまり意味はないんじゃないかという気がしてしまうんです。
 たとえ教科書には書いてなくても、「日本が悪いから原爆を落とされたんだ」的なことをサヨク教師が教えたり、あるいはそう書かれてある副教材なんかを使ったりしたら、元の木阿弥じゃないかなあ、と……。

 あ、そうそう。
 この番組、広島や長崎では放送されてるんやろか?と気になって調べたところ、両方とも放送されてるようです(こちら参照)。
 広島や長崎の人が今日の放送を見てどう感じたのか、ご意見を聞いてみたいですね。

 おまけ。
 今回ちょこちょことググッてて、偶然こういう記事を見つけました。

韓国放送が本島元長崎市長を取材
 戦後六十年を機に、日本人が太平洋戦争や被爆をどうとらえているかを探るドキュメンタリー番組を制作している韓国放送(KBS)のスタッフが二十四日、長崎市で本島等元長崎市長にインタビューした。同戦争での日本の加害責任に対する思いや被爆地の役割などを聞いた。

 番組は「8・15の記憶」をテーマに、終戦と広島、長崎の被爆について取材し、日韓の歴史認識の差を検証する。八月放送予定。

 来崎しているのは韓国で戦後六十年を意味する「光復六十年」の特集を担当する尹漢容ディレクター(42)ら三人。二十三日から三日間長崎市に滞在。長崎原爆資料館などを取材している。

 約二時間のインタビューで本島氏は「日本の侵略戦争が原爆投下につながった。今後も日本の加害を謝罪する態度を示していきたい」。被爆地の役割については「核廃絶は成就しないかもしれないが、原爆をなくす運動はやらなければならない」と話した。

 KBSスタッフは一九八八年の「昭和天皇の戦争責任」発言の背景や非難に対する思いなども質問。発言後の九〇年に起きた銃撃事件当時に着ていた血染めの衣服や激励の寄せ書きなども撮影した。

 尹ディレクターは「日本が過去を否定するからアジアは反発する。本島氏のような人が多ければ関係は改善するはず。(その上で)被爆の被害を同じ痛みとして感じ取れるようになれば」と話した。

2005年5月25日長崎新聞掲載

 本島氏、まーだこんなこと言うてるんですね(-.-#)。しかもわざわざ韓国のマスコミに対して。日本国内だけで言うならまだしも、これではもう完全に売国奴。
 「天皇の戦争責任」発言の時は、私もまだ朝日新聞の影響を強く受けてたんですが、さすがに「被爆した側の市長がここまで言うのはちょっと……」とかなりの違和感を感じたものです。

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Posted by くっくり 00:34 | TV番組内容紹介 | comments (13) | trackback (4)
お盆進行につき……(追記あり)
 チラシ作成の仕事も佳境に入ってまいりました。いわゆるお盆進行というやつです。
 しばらくブログの執筆は手抜きになると思います。
 楽しみにして下さっている方には大変申し訳ないのですが、何卒ご容赦下さい<(_ _)>

 ところが、こういう忙しい時に限ってトラブルが起こったりするんですよね~(T^T)
 数カ月前から騙し騙し使ってきたMOドライブがついにご臨終あそばしました(実はMAC本体も騙し騙し状態だったりして(T^T))。
 ソフマップのワランティ期限(故障しても5年間は無料で修理してもらえる)はもう過ぎちゃってるし、修理に出しても戻ってくるまでに何週間もかかるし(実は前にも一度修理に出したことがあった)……。

 ということで、新しいMOドライブを購入しに天王寺のソフマップへ。夏休みで暇をもてあましてる夫も同行。
 「いまどきMOドライブなんて売ってるんかなあ」とちょっと心配してたんですが、ちゃんとありました。ま、デザイン業界ではまだまだMO使ってる人は多いって話ですしね。しばらくはなくならないでしょうね。

 ついでに、しばらく行く暇がなかった本屋さんへも。4冊購入。

 ・「正論」9月号
 ・「諸君!」9月号
 ・「市販本 新しい歴史教科書〈改訂版〉」
 ・「新ゴーマニズム宣言 靖國論」(小林よしのり氏・著)

 家に帰ってから気づいたけど、「靖國論」は大半がこれまでの「ゴー宣」の寄せ集めのようです。新作は序章・終章とあとがきだけかな?
 まあでも「ゴー宣」ファンや、逆に「ゴー宣」を読んだことない人は、買って損はないと思います。

 本当言うと、「新しい公民教科書」とジョージ秋山さんの「中国入門」もほしかったんですが、今日はMOドライブも買っちゃったし、倹約家の夫の手前もあって、購入は見合わせました。
 どうせ急いで買っても読む暇ないですしね(T^T)。そのうち余裕できたら買いますわ。

【この項の追記 8/7 AM1:00】

 訂正です。「靖國論」ですが、新作は序章・終章・あとがきの他に、検証(漫画でなく活字)が2本ありました。

(1)朝日は靖国をこうして「外交カード」に仕立てた~昭和60年「公式参拝」とは何だったのか(17ページ/全文書き下ろし)

(2)靖国訴訟に見る原告の欺瞞(3ページ/一部書き下ろし)

 ちなみに(1)では、昭和60年の中曽根首相の公式参拝の前後の期間、北京の特派員だった朝日新聞の加藤千洋(「報ステ」でお馴染みの加藤工作員)が「火のないところに火種を落としていた」ことが暴露されてます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 気になったニュースを二つだけ紹介します(どっちも8/4付)。

留萌沖で1700人犠牲 樺太引き揚げ船攻撃 不明潜水艦 ロシア捜索へ
 札幌在住の読者Rさんから教えていただいた記事です。
 「三船殉難事件」と言われても、全国的には知っている人は少ないでしょうね。私も昨年Rさんに教えていただいて初めて知りました。
 Rさんも「まぁ、道新くらいしか載らないでしょう」と。
 私たちが知らない「戦争の真実」は、一体あといくつ残されているんでしょうね……。

「朝日と現代が連携、私を攻撃している」安倍氏激白
 あっ!「現代」チェックするの忘れた!……せっかく本屋さんに行ったのに~(T^T)
 まあでもこの件についてはgoriさんが詳細に分析して下さってますし、今さら私の出る幕じゃないか(^_^;。

Posted by くっくり 02:53 | 雑記 | comments (7) | trackback (1)
杉並で「つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFF」
 本日、杉並区役所周辺で、2ちゃんねらー有志による「つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFF」があったそうです。
 反つくる会側には逮捕者(中核派の活動家)まで出たとのこと(^_^;

 詳細はmumurさんのブログを。

 ・杉並親の会です!!ネット右翼の襲来を受けています!!
 ・杉並区の教科書採択に抗議していた中核派の男を逮捕

 さっそくまとめページもできてますね。

 ・つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFFまとめサイト
 ・つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFFスレ・勇士による現地実況レポ

 GJなボードも掲げられていた様子。
 「まだ生きていたのか ニホンオオカミ&中核派」
 「中国韓国人はお追従してくる諸君を内心馬鹿にし憐れんでいる」
 ……ウケた(≧▽≦)

 みんなパワフルやな~。まあ中には単なる「祭好き」も含まれてるんでしょうが、それでもこういう若い人たちがいる限り、日本もまだまだ捨てたもんやないと思いました。

 しかし、「採択に反対する歌と踊りを披露する2人組(動画)」はひどいもんですな。イッちゃってますわ。オウムと同じ匂いがします(^_^;

 結局、今日の採択は見送られ、次回の審議は12日だそうです。

 『「つくる会」の教科書採択に反対する杉並親の会』のサイトを見ますと、 「人間の鎖で区教委の採択をできないところまで追い詰めました。区教委採択「つくる会」教科書を採択できず! 」なんて勝ち誇ってます。やれやれ……。
 12日も懲りずに妨害活動をやる予定らしい。やれやれ×∞……。


■今日の模様を「報ステ」はどう伝えたかというと……

 まず女子アナが「杉並区で大騒動となりました。賛成派と反対派が入り乱れました」と。
 騒動の原因はそもそも反対派の度を超えた採択妨害活動にあるんですけど?

 インタビューに答えてた30代ぐらいのあのサングラス女は何者なんでしょう?
 「戦争を肯定する偏った教科書は、戦争を知らない私たちの世代でもいけないと思う」って、マニュアル通りの受け答え。やっぱプロ市民か。
 
 賛成派のインタビューはなし。不公平やのぅ。

 結局、歴史・公民・地理の今日の採択は見送られ継続審議になったのですが、それに対する古舘のコメントは、「NASAも国会も杉並も全部、結論先送りですよね(渋い顔で)」。……ふざけてんの?

 でも、もっとふざけてたのは、中核派の活動家逮捕をスルーしたこと。


■一方「NEWS23」はどう伝えたかというと……

 反対派のシュプレヒコールのシーンが流れた後、賛成派の50代ぐらいの男性がマイクで演説してるシーンが流れました。

 その後、ナレーションがお決まり通りに「『つくる会』の教科書には中国や韓国が反発し、国内の市民団体からも反発が起こっています」。
 先に「中国や韓国」を持ってくるあたりが、TBSクォリティー?!(^_^;

 が、「報ステ」と違って、「NEWS23」では賛否両方のインタビューが流されました。

 賛成派の50代ぐらいの女性(街頭で)
 「愛国心が本当の国際人をつくると私たちは思ってます」
 GJ!(≧▽≦)

 反対派の30代ぐらいの女性(区役所内で)
 「真っ白な子供がどう思うのか、重点的に考えてもらいたい」
 はぁぁぁぁぁあ?(-.-#)

 真っ白な子供をそんなに真っ赤に育てたいかね?
 真っ白な子供に「日本は悪いことばかりしてきたとんでもない国」と刷り込む愚に、いい加減気づいたらどやねん?
 たとえばよ?年端もいかない自分の子供に、「あんたのお祖父ちゃんは悪いことばかりしてきたとんでもない人間」なんて教えますか?そんなことしてまともな子に育ちますか?

 中核派の活動家逮捕については、「NEWS23」もスルーでした。


 余談ですが……。
 もう左翼団体を「市民団体」って呼ぶのやめてもらえませんかね。
 右翼は「右翼団体」やのに、左翼は「市民団体」って。過激派も「市民団体」って。気分悪いわ。


※拙ブログ関連エントリー:
 7/1付「扶桑社教科書のコピー、一部500円也。」
 7/13付「「つくる会」教科書、無事に大田原市で採択」
 7/17付「教科書採択問題~愛媛の現状」
 7/23付「教科書採択で愛媛県相手に中・韓国人らが提訴」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【お知らせ】

 拙ブログ8/2付エントリー「サンプロ」で志位が紹介した「ジャカルタポスト」のソースは?でメールを紹介させていただいたSTさんから追伸メールをいただきました。
 当該エントリーに追記の形で掲載させていただきましたので、皆様、ぜひご覧下さい。

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Posted by くっくり 00:31 | 教育問題 | comments (8) | trackback (9)
痒いところに手が届く「マンガ嫌韓流」
 韓国のメディアでは取り上げられたものの、日本のメディアでは全くと言っていいほど無視されてきた「マンガ嫌韓流」。
 本の売り上げランキングの類で、ひどい扱いを受けているケースもあるようです(西村幸祐さんのブログ「酔夢ing Voice」8/1付:隠蔽される「マンガ嫌韓流」の大ヒットに詳しい。ちなみに西村さんも「マンガ嫌韓流」に寄稿されています)。

 その「マンガ嫌韓流」が、今日発売の「週刊新潮」で取り上げられました(詳細はmumurさんのブログを参照)。
 「文春」は掲載断念しちゃったのに。「新潮」はえらいね。

 遅ればせながら、私は昨日「マンガ嫌韓流」を読了しました。

 出版社のサイトに載っている目次をご覧いただければわかりますが、以前から「嫌韓流」の立場でネットをされてきた方にとって、この本の内容の大半は特に目新しい物ではないでしょう。

 が、この本では私が予想していた以上に、細かなツッコミがされています。
 私自身新たに知った事実や、ネットしてる方もあまり知らないであろう事実への言及が少なからずあります。

 今日はその中からいくつか紹介したいと思います。
 (対象はマンガ本編及び、登場人物による会話形式の「極東アジア調査会レポート」のみです。西尾幹二氏ら有識者によるコラムは除きます)

続き▽
Posted by くっくり 01:20 | 本・サイトなどの紹介 | comments (14) | trackback (5)
新憲法草案・防衛白書・台湾……
 今日の産経、一面は↓この記事。昨日の東京裁判特集といい、気合い入ってますなぁ。

【戦後60年 歴史の自縛】(1)内閣改造直後に突然「村山談話」/少数で決めた「侵略」の謝罪
 戦後、六十回目の八月十五日がやってくる。「一億総懺悔(ざんげ)」から出発した日本人の戦争への反省は、いつしか謝罪へと変わった。だが、中国と韓国は、歴史認識問題を対日カードとして使い続けている。終わりなき「謝罪」はどのようにして始まったのか。戦後六十年、日本を自縛してきた「亡霊」の正体を検証する。

 朝日は↓この記事が一面トップでした(大阪版。全国版もたぶん)。

自民党が新憲法草案の条文案公表 「自衛軍」の保持明記
 自民党の新憲法起草委員会(委員長・森前首相)は1日、新憲法草案の条文案を公表した。現行憲法が制定されてから、主要政党が条文の形で改憲案をまとめたのは初めて。焦点の9条は平和主義の理念は維持しつつも、「自衛軍」の保持を明記。自衛軍は「国際的に協調して行われる活動」にも参加できるとして、海外で武力行使を伴う活動にも加われる道を開く内容になっている。

 「わしら、血ぃ流したないねん。カネやったらいくらでも出すさかい、あんたらわしらの代わりに戦こうてぇや」じゃ通用しないというのは、もはや世界の常識。勝手な時だけグローバルとか言ってちゃダメよ。
 ましてや国連安保理常任理事国入りを希望する大国・日本が(たぶんもう無理だけど)いつまでもそんなワガママ言うとったらあかんでしょ。

 それとも朝日は「軍」という言葉自体が怖いんかね?
 「自衛軍」でビビってるようじゃ、「国防軍」とか言われたら、きっとその場で気絶ですな。お笑いコンビ「レギュラー」の西川くんみたいに、直立不動で気絶!(≧▽≦)
 戦後60年を経ても、朝日の「軍靴の足音が聞こえる病」は治るどころか、ますますひどくなる一方?
 もっと日本国民を、自分たちを信じろよ。

 しかし、「自衛軍」って何かハートにグッと来ませんわ。うまく説明できんけど、昔の特撮映画に出てくる「地球防衛軍」みたいな、何かフィクション臭さが残る印象。
 「国防軍」の方がよほど安心感がありますわ。頼もしくて、いかにも国を守ってくれそう。
 まあ語感の問題と言えばそれまでですけどね。大事なのはあくまで中身ですし。

 ↓これも朝日の記事。

戦後60年決議、衆院で採択へ 「植民地支配」盛られず

 意外や意外、社民が賛成に回ってますね。どうしたん?
 んで、最後にさりげなく共産党を持ち上げ?!

 共産党は「植民地支配」や「侵略的行為」が入っていないことを理由に反対に回った。

 近頃の朝日、どんどん赤旗と区別がつきにくくなってるような。
 ちなみに赤旗には今日、↓こんな記事が。

核兵器廃絶へうねりを/原水爆禁止世界大会 科学者集会開く

 北朝鮮の核問題がメインテーマである6カ国協議がまさに佳境に入ろうかという時にもかかわらず、相変わらずアメリカだけを非難。北朝鮮の「き」の字もない。
 やはり彼らにとっては、中国やロシアや北朝鮮の核は「きれいな核」のようです。

防衛白書、中国軍事力の増強注視の必要性を指摘(読売)
 防衛白書 中国の軍事動向注視(NHK)

 正午のNHKニュース見てたら、今年の防衛白書が特に中国について詳しく分析している点について、記者が「結果として中国にさらに軍拡を進める結果になる恐れもあります」とコメント。
 はあ?何を中国の代弁をしとんねん。
 それともあんた本気で思ってんの?「中国の脅威?そんなの考えすぎですってば~。中国を刺激するようなことはやめましょうよ~。ヤブヘビになったらどうしてくれるんですか~(T^T)」……とか何とか。

 件のNHK記者とは全く別の意味で「中国を恐れる必要はない」と言っているのは、台湾の陳水扁総統。↓

陳水扁:北京の統一戦線にノー、日本との関係を重視(大紀元時報)
日本と日本人に対する期待

 最後の質問、日本との関係について陳総統が強調したのは、「日本は台湾にとって最も良い友人。台湾と日本とは、最も良い価値のある、経済的かつ民主的で安全な同盟の道筋。両国の関係が更にいっそう密接になることを期待しています」と陳総統は述べた。

 世界の健康大会で日本が台湾を支持したこと、愛知万博で台湾の観光客にビザ等の優遇措置をしてくれたことに感謝を表明し、ビザ免除の措置が恒常化するよう希望した。彼はまた、米国と日本が中国の「反国家分裂法」に強い関心を持ち、更に日本が米国と力を合わせて欧州連合の中国への武器輸出解禁に反対したことについて謝意を表明した。

 29日から予定している第15次日華漁業交渉については、彼はこの会議が有効な結果を収め、これまでの異なった見解が解決することを切に希望している。しかし同時に指摘したことに、漁業問題には、干渉、漁業権、及び主権の問題があるため、デリケートで複雑であり、短期間の内に解決するか、或いは一同が満足することはないとしている。最後に、中共を恐れる必要はないと日本人に呼びかけた。

 反日の中国とは国交があるのに、親日の台湾とは国交がない。ねじれてますよね。
 その台湾の総統府は7/30、公式HPに「台湾」を付記。従来の「中華民国総統府」表記を「中華民国(台湾)総統府」と変えました。英語で言うと、「Republic of China(Taiwan)」。
 陳総統も今日(8/2)、「中華民国は台湾だ」と述べました。台湾の「国号」である「中華民国」が中国大陸とは分断されて台湾だけにあることを、初めて歴史的に明確に定義づけたのです。

 日本政府の思惑はともかくとして、中国よりも台湾に親近感を覚えるという日本国民は、数年前に比べたら格段に増えていると思います。
 誰だって、「お前なんか嫌いだ」と敵意丸出しの人より、「仲良くしましょう」と手を差し伸べてくれる人の方と付き合いたいですもんね。

 台湾ドラマも静かなブームになってるようですしね。NHKも民放も韓国ドラマより台湾ドラマをもっと放映なさいよ。「流星花園」(日本の漫画が原作)、前に深夜に関西ローカル(朝日放送)で何度か見たことありますが、けっこう面白かったですよ。

 まーとにかく、今夜も心の中で叫ぶ私。「台湾がんばれ!」\^o^/

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Posted by くっくり 01:51 | 北東アジア | comments (13) | trackback (3)
細切れぼやき
■「市販本新しい歴史教科書改訂版」&「市販本新しい公民教科書新訂版」

 もう読まれた方も少なからずいらっしゃるようで。
 私も4年前の市販本を大切にとってますので、どこがどう改訂されたのか、早く読み比べたいです。
 ところが私ときたら、仕事が繁忙期に入って本屋行く暇すらありません(でもブログでぼやく暇はある?(^_^;)。読めないまでもとりあえず購入はしておきたいんですけどね。本屋さんでどういう扱いをされているのかも見てみたいし。

 扶桑社の新刊案内「市販本新しい歴史教科書改訂版」より
 扶桑社版教科書が、4年ぶりの大改訂をへて市販化。ぜひ、虚心な目でその内容を読んでみてください。本当に、これが「問題教科書」なのかどうか。それは、読めばおのずとわかるはずです。旧版から文章・図版などを一新。オールカラーでより平易で多彩な内容に仕上がったこの2冊で、日本の歴史・公民がわかります。

 皆さん。もし街頭で反対署名活動など見かけましたら、この市販本を片手に、「あなたはこの本を読まれたんですか?どの箇所が『戦争賛美』なんですか?」とツッコミ入れてやりましょう。
 アマゾンでは早くも左と右でバトルの予感!?(^_^;


■ABC朝日放送「ムーブ!」

 番組改変報道資料流出 自民、朝日の取材拒否 「経緯説明なく疑念」
 夕刊紹介コーナーにて。朝日放送の男性アナがこのニュースを「自民党が朝日新聞を締め出しです!」と(なぜか)嬉々として紹介。

 「福岡さん、これどうですか!」と振られたコメンテーターの福岡政行、非常に困った顔をしながら、「これ、あまり語れない部分もあるんですが……、現物のテープの起こしが朝日新聞から現代に流れた、と。……取材拒否する政治家も政治家。朝日もちょっと……、取材の秘密を守ってもらわないと……」とモゴモゴ。いつもの歯切れ良さが微塵もない。

 それより何より、なぜもう一人のコメンテーター・勝谷誠彦さんに振らんのや!勝谷さんも何で割り込んででもコメントせえへんかったんや?!

 ちなみにこの男性アナは、ずっと以前、朝日が取材テープを持ってるという報道が最初に流れた頃に、やはり嬉々としてこんなコメントしてました。
 「やはりテープは存在しました!朝日に軍配が上がるようです!」……まるっきりアホや。


北朝鮮に拉致された日本人名簿の虚実(朝鮮日報)

 「特定失踪者問題調査会」批判ですか。日本より遙かに多くの自国人が拉致されていながら、政府も民間も全くやる気がない韓国に言われたくないんですけど。
 最後の段落でようやく理解できた。結局これが言いたかったのね。

 拉致問題に対する一部の日本人の行動は、確かに正常とはいえない。ここのところ、これらのうちの一部が、歴史を歪曲した「扶桑社の歴史教科書」の普及をリードしている点も、尋常とは思えない。

 何でもかんでも「扶桑社の教科書」叩きに結びつける手法は朝日新聞と一緒ですな。

 韓国の新聞と言えば、7/28に新しい「新聞法」と「言論仲裁法」が施行されたんですよね。反政府系の大手紙(朝鮮日報もその一つ)に厳しくし、親政府系の弱小紙を支援するという、政府による言論介入と言ってもいい法律。
 それでなくても言論の自由が制限されてる国なのに、これでますます……。

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Posted by くっくり 01:45 | 細切れぼやき | comments (1) | trackback (0)
「アジア」と靖国問題と東京裁判
産経新聞:【主張】靖国神社 静かな追悼の場としたい 赦免決議の原点を大切に

 8月は鎮魂の月。
 なのにここ数年、8月は特に騒がしい。英霊に申し訳ないですな。早く本来の「静かな追悼の月」を取り戻したいものです。

 中国・韓国(ついでに国内サヨクも)はよく、「アジアの国々は首相の靖国神社参拝に反対している」という言い方をしますが、そんなのはもちろん嘘です。
 首相の参拝を正面から批判している国は、世界190数カ国のうちわずか2カ国、つまり中国と韓国だけです。他の国々は、靖国神社こそ日本の戦没者追悼の中心的施設とみなして参拝しています。A級戦犯合祀後も、です。

 これまでに外国のどういった要人が参拝しているかは、「思いつきブログ」hit on!さんが見やすい表にまとめて下さっていますので、以下をご覧下さい。

 ・靖国神社 外国人参拝者(1) A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(S54~H08)
 ・靖国神社 外国人参拝者(2)A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(H09~H11)
 ・靖国神社 外国人参拝者(3)A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(H12~H14)

 外国人要人参拝者は日本を訪れる要人の数から数えれば決して多いとは言えませんが、これは要人の日程を作成する外務省が、靖国神社参拝に対して消極的反対の立場を取っているからです。

 アメリカのアイゼンハワー大統領も参拝を希望しましたが、外務省が難色を示して潰れたことがあったと言われています。2002年には同じアメリカのブッシュ大統領が参拝を希望しましたが、これまた外務省に阻まれたと言われています。
 インドネシアのある閣僚経験者も数年前に参拝を要望したのですが、アレンジを外務省から断られています。

 つまり、参拝した要人たちはみな、外務省の消極的反対を押し切って訪れたのであり、日本の戦没者に対する並々ならぬ敬意の表れとして積極的に受け止めるべきなのです。

 いや、しかし隣国である中国や韓国の声を無視するのはどうか?という声もあります。
 韓国は本来A級戦犯とは何も関係ないのでこの際置いといて、中国について書きます。

 中国共産党と中国国民の声は同じなのでしょうか?と言うと、一概にそうとも言えません。
 実は、全世界に広がる中国民主化運動の関係者の日本観は、中国共産党指導部とは全く異なるのです。
 「中国民主化運動海外連席会議」のアジア地域代表で、高校まで中国で過ごした生粋の中国人である相林氏の発言。

 実は日本に来るまで、靖国神社は「戦後、A級戦犯を祀る目的で作られた軍国主義賛美の施設だ」と教えられてきました。
 ところが、実際に来てみると、明治維新で亡くなられた方をはじめとする国のための戦没者を祀っていることを知り、驚きました。私たち中国民主化運動に携わる者にとって、明治維新とは中国革命のモデルであり、維新の志士たちは尊敬の対象です。中国人からみれば、日露戦争はロシアの侵略から中国を守る戦いでした。ですから、私たちが尊敬する人々、そして中国を救ってくれた恩人が祀られているところ、それが靖国神社だとわかったのです。
 そこで、日本に来る中国民主化運動の同志たちを、私はたびたび靖国神社に連れてきます。そして、靖国神社は私たち民主化運動の恩人たちが祀られているところだと説明すると、みなびっくりして、丁重にお参りします。
(中略)

 ---では、中国共産党政府は、なぜ首相の靖国神社参拝に反対するのか。

 まず理解してほしいことは、中国共産党は無神論者である、ということです。だから現在の中国は宗教の自由も認めていません。(中略)毛沢東時代には自分の先祖を家で祀ることすら許されていませんでした。日本の国土より27倍も大きな中国では靖国神社のような国の為に犠牲になった英霊の魂を祀る場所は一箇所もないのです。(中略)
 本来なら無神論者の中国共産党政権は日本人の靖国参拝には関心がないはずです。その証拠に30年前の日中国交回復の時、中共は靖国神社のことに一言も触れませんでした。江沢民は3年前にイタリアを訪問した時に無名戦士のお墓に献花しました。数年前に米国を訪問した際にアーリントン国立墓苑で献花しています。このアーリントン墓地には、朝鮮戦争で中国人民解放軍と戦った兵士も祀っています。旧敵国兵士に敬意を表するのであるならば、江沢民は来日の際に靖国神社にも献花するべきなのです。
 そうしないのは、近年日本の中国に対する弱腰外交を見て、責めればODAや円借款等の多額の援助が取れるから、中国共産党は、靖国問題や教科書問題は日本との外交の切り札として使っているのです」

  つまり、中国共産党指導部は、首相の靖国参拝を怒っているのでも何でもなくて、「怒った素振りを見せれば、日本から他の分野で譲歩や援助を得られる」と考えてるってことですな。
 (韓国の場合はそこまで深い考えはないと思います。特に今の盧武鉉政権はほとんど支持率絡みで反日を利用してますから)

 まあこの相林氏のような中国人は、ごくごく一部でしょうけどね。中国国内にいる限り、まともな情報は入って来ないんですから。
 逆に言えば、大多数の中国人(特に内陸部の貧しい人たち)にしてみたら、「ヤスクニ?何それ。そんなのどうでもいいよ。こちとら毎日の生活に必死なのよ」てなもんかもしれません。

 ……中国や韓国はなぜ「アジアの国々は首相の靖国神社参拝に反対している」とミエミエの嘘をつくのか?答えは明快ですね。
 国際社会(特に欧米)を味方につけて日本を孤立させるためです。「こんなにも多くの国が、多くの人々が、日本のやることに反対しているんですよ~」とイメージ操作をしているのです。
 中国は先ほど言ったように、譲歩や援助を引き出すのが主な目的。
 韓国はちょっと違ってて、「日本のイメージを下げることで韓国のイメージを上げたい。韓国の方が日本より優れていると世界に知らしめたい」という子供じみた劣等感から来ているような気がします。

 中国・韓国の「反日」を止める方法はあるのでしょうか?中国・韓国と仲良くする方法はあるのでしょうか?
 私は正直、無理だと思います。少なくとも近い将来は無理でしょう。

 歴史や政治にあまり興味のない人の中は、中国や韓国の反日はごく最近の歴史が原因だと勘違いしている(日中戦争や日韓併合など数十年前の歴史に原因があると思っている)人も多いようですが、決してそうではありません。根っこは「中華思想」にあります。
 この思想では、中国にとって朝鮮は長男。朝鮮にとって日本は弟。てな感じになります。

 20世紀、そんな彼らにとって起こってはいけないことが起こってしまいました。
 中国は日本に攻め込まれ、朝鮮は日本に併合され……。「息子(弟)にしてやられた」、もっと言えば「格下の野蛮な民族にしてやられた」という現実、これは彼らにとって非常にショッキングなものでした。プライドが大いに傷つけられました。

 聖徳太子の時代にすでに中華秩序から抜け出た日本人にとって、彼らの民族アイデンティティや民族ナショナリズムは理解を超えています。
 日本人はそのへん実にあっさりしているというか、戦争でアメリカに負けてすっかり飼い慣らされてしまいましたからなぁ。
 まあ日本人の「あっさり」もあまり良くはないとは思いますけどね。日本と中国の間ぐらいがちょうど良いのかも?

 また、中国も韓国も儒教の国です。儒教では、恨みつらみに「時効」がありません。現代の儒者は未だに始皇帝を赦していません(紀元前213年、始皇帝は無用の政治批判を行う儒者達の書物を焼き払わせた)。
 そういう考え方が根っこにある中国人や韓国人に対して、日本人が「そんな何十年も何百年も前のことはもう水に流して下さいよ」と言っても、到底受け入れてもらえないでしょう。

 中華思想や儒教に由来した彼らの考え方というのは、もう何千年も前から継承されてきた物ですから、今さら変えさせるのは不可能に近いのではないでしょうか。
 例えば内政上の理由から、日本と一時的に友好関係を構築したりはするでしょうが、そんなものは向こうの都合ですぐ反故にされてしまいます。中国も韓国も現在まさに「自分たちの都合」で日本を攻撃してきてますよね。

 いま私たちにできること言えば、中国・韓国(そしてサヨク)の「アジア全体が靖国参拝に反対している」等の嘘に基づいたプロパガンダを一つずつ打ち消していく作業……地道に真実を世界の人々に伝えていく作業、これしかないのかもしれません。
 本当は外務省が積極的にやってくれりゃーいいんですけどね。この期に及んでもまだあまりやる気なさそうですが……(T^T)

※ここまでの参考文献・サイト
 ・「中韓のごたくに誤魔化されるな!世界は靖国をこうみている」日本会議事務総局・江崎道朗氏(「正論」8月号)
 ・平成浮世奇譚さん


■「『正義』か『報復』か これで分かる東京裁判」

 今日の産経は社説でも東京裁判に触れていますが、他に、見開き2ページを使って特集を組んでます。
 題して「『正義』か『報復』か これで分かる東京裁判」。

 全文入力は無理なので前文と見出しだけ書き出しときます。
 拙ブログ読者さんなら、見出しだけで内容はだいたい想像できると思います(^_^;

(前説)
 終戦から六十年を迎える今も、日本人の意識は「過去の日本=悪」とみなす東京裁判史観から脱却できず、その思考パターンが外交や安全保障、教育などさまざまな分野に影響を及ぼし続けている。それほどまでに日本を呪縛してきた極東国際軍事裁判(東京裁判)とは一体、何だったのだろうか。東京裁判を実行した連合国軍総司令部(GHQ)幹部や戦勝国の判事ですら、やがてその正当性と意義を疑うに至った「勝者」による「報復の裁き」を検証する。(阿比留瑠比、加納宏幸)


………見開き右………


●「真実探求」無罪を主張 パール判事の慧眼
 【パール判決文】
 【日本での講演】

 ・(用語説明)ラダ・ビノード・パール氏

 ・(年表)東京裁判をめぐる主な出来事

◇開廷までの経緯

 ・(用語説明)ポツダム宣言

 ・(写真)1945年(昭和20年)8月30日、神奈川県・厚木飛行場に降り立ったマッカーサー・GHQ総司令官。その日のうちに東京裁判の被告逮捕を命じたが、後には東京裁判の効果に否定的見解を示すようになる。

◇弁護側資料は却下「対ソ侵略」糾弾も

◇国際法に根拠のない「新法」で裁く

◇ナチスドイツより厳しく裁かれた日本

◇検閲…許されない批判

◇昭和天皇「戦犯」に深い同情

◇天皇誕生日に刑執行の“演出”


………見開き左………


●一貫性欠く政府の姿勢 相次ぐ異議 沈静化図る

◇(写真)昭和3年から20年までの日本の歴史を断罪した東京裁判の法廷。A級戦犯の席は後方の2列=21年6月、東京・市ヶ谷台

 ・(用語説明)A級戦犯

 ・(用語説明)サンフランシスコ講和条約第11条

◇「戦犯」生存者は名誉回復

 ・(表)A級戦犯とされた28人と判決

◇東条元首相「自衛戦争だが敗戦の責任は私に」

 ・(写真)絞首刑になったA級戦犯
 (くっくり注:東条英機氏は大きい写真。土肥原賢二氏、広田弘毅氏、板垣征四郎氏、木村兵太郎氏、松井石根氏、武藤章氏は小さい写真)

 ・(表)東京裁判とその判決を批判した海外の識者ら
  ハンキー卿(英国枢密院顧問官で国際法の権威)
  マッカーサー元帥(米国)
  ウィロビー将軍(GHQ参謀第2部長)
  シーボルドGHQ外交局長
  ケナン国務省政策企画部初代部長(米国)
  ダグラス連邦最高裁判所判事(米国)
  プライス陸軍法務官(米国)
  チョプラ博士(インド教育省事務次官)
  コリナ駐米大使(メキシコ)
  (くっくり注:各人数行ずつ東京裁判に対する批判コメントが載ってます)

◇オランダ判事「裁判誤り」竹山道雄氏に後年吐露
(くっくり注:このオランダ判事はローリング氏。竹山道雄氏は「ビルマの竪琴」の作者。)

◇原爆投下完全にタブー視
(くっくり注:米国人ブイクニー弁護人の原爆投下に言及した弁論が途中から日本語通訳されなかった)

◇「偽書」の征服計画を基に追及
(くっくり注:「偽書」=田中上奏文。「検察側は裁判途中で偽書らしいと気付いて追及をやめている」「が、中国の高校教科書には事実として記載されている」と本文で言及しています)

◇短絡的な被告指弾は知的怠惰 国際日本文化研究センター助教授 牛村圭氏

◇「負ければ賊軍」しみじみ実感 伊藤忠商事元会長 瀬島龍三氏


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Posted by くっくり 02:15 | 歴史認識 | comments (4) | trackback (8)
「サンプロ」で志位が紹介した「ジャカルタポスト」のソースは?
 昨日のエントリー「サンプロ」安倍晋三VS志位和夫」より自己引用。

 ところで、志位が言ったインドネシアの「ジャカルタポスト」の論評ですが、新聞のコピーとかのソースを何も提示せずに口で言ってただけなので、真偽のほどは不明です。
 2ちゃんねるに情報がないかと探してみたのですが、「ジャカルタポストは華僑の御用達新聞」らしいことと、「週刊新潮に最近、ジャカルタポストの記事はインドネシア支局元朝日記者が書いた自作自演だ、と載っていた」という断片的なことしかわかりませんでした。
 ちなみに新潮の記事というのは、どうもこれらしいです。見出しだけしか載ってませんが。
 
●同時多発「反日運動」の陰に-インドネシア反日記事に朝日サポーター
 ◆週刊新潮 2005/05/19
 インドネシア「ジャカルタ・ポスト」紙 2頁前後/主力記事 P. 136

 この件に関して読者ST様から大変貴重な情報をメールでいただきましたので、紹介させていただきます。
 (基本的に全文掲載させていただきましたが、個人情報につながりそうな箇所は一部編集しています。また、太字の強調箇所はこちらで強調した物です)

続き▽
Posted by くっくり 01:58 | 読者様のメール | comments (1) | trackback (0)
細切れぼやき
■本日発売

 つくる会の「新しい歴史・公民教科書」市販本が本日発売になったようです。
 朝日新聞が意図的にリークしたんじゃ?と言われている「月刊現代」も本日発売。
 毎月愛読している「正論」も本日発売。
 でも本屋に行ってる暇ないっす。仮に本屋行けても読む暇ないっす。お盆進行本番を控えて、徐々に仕事量が増えております(T^T)
 まだ「嫌韓流」全部読んでません。それどころか先月号の「正論」も半分以上未読っす(T^T)


■「TVタックル」

 民主党の永田議員がトンデモなこと言ってましたね。
 「いま北朝鮮に対しては太陽政策が主流。日本以外の国はみな北朝鮮にお土産を持ち寄ってる。日本だけが何もしてない」ですって。
 三宅久之さんに「人さらいをやってる国に何でお土産あげなきゃいけないのか!」と怒られてもめげずに、「弱腰外交だというのは百も承知ですよ」ですって。
 永田さん、過去にさんざん北朝鮮からコメ騙し取られてきた歴史を忘れちゃったんですかね?(-.-#)

 来週の「TVタックル」に安倍晋三さんが出演するようです。
 嬉しいけど心配ですわ。生放送じゃないから。番組サイドの意向で妙な編集のされ方するんちゃいますか?
 ちなみに私は来週の今頃は仕事量がピークに達してると思いますんで、番組内容紹介は期待しないで下さいね。皆さん、早めにビデオの予約を!


自殺の永岡洋治・衆院議員、遺書は見つからず

 遺書が見つかってないから自殺の原因ははっきりせんけど、すでに「自民党執行部が『郵政民営化反対に回ったら次回の選挙で公認しない』と圧力かけたから」てな噂がまことしやかに流されてますな。
 が、彼に近かった議員の中には、「それは全然関係ない」と言ってる人もいるようです。
 派閥(亀井派)&特定郵便局側の圧力と、執行部の圧力。その両方から挟まれて、押しつぶされてしまったのでしょうか。
 もし本当にそうだったとしたら、死人まで出してしまう「郵政民営化法案」って一体何なんでしょうね。
 どっちにしても、「弔い合戦」とばかりに彼の死を利用しようとしている反対派の発言を見てると、胸が悪くなりますわ。


産経新聞:【正論】国際教養大学学長・中嶋嶺雄 「東アジア共同体」は現実論なのか
 しかし、概(おおむ)ね肯定的な意見が多いマスメディアや学界などの議論を眺めていると、東アジアの現実から大きく乖離(かいり)した楽観的な言説や待望論、中にはこのところ起こっている中国や韓国の反日論・反日運動に対処する日本の外交的対応をよりソフトな方向に誘導しようとする意図が見え隠れする議論も混じっていて、承服できないものも多い。

 その代表例が朝日新聞ですかね(^_^;↓これは今日の社説。
 朝日社説:東アジア 共同体めざして息長く


日韓中、近現代史 共通教材、異なる記述 朝鮮戦争…「解放」と「侵略」
  【ソウル=黒田勝弘】日本、韓国、中国の民間による三国共通の歴史副教材として宣伝されている『未来をひらく歴史-東アジア三国の近現代史』が、朝鮮戦争(一九五〇-五三年)に関する記述などでまったく異なる内容になっていることが明らかになった。「歴史認識の共有」と「同じ内容の本を三国の言葉で同時発刊」(あとがき)することを売りものにしたこの副教材は、日本の近現代史を暗黒と否定で描く“反日”では一貫しているものの、結果的には「歴史認識の共有」の難しさを示した形になっている。 

 違いが目立つのは朝鮮戦争の部分で、日本語版が「北朝鮮の人民軍が半島南部の解放をめざして南下を始めた」とし、戦争の開始を「解放」という言葉で肯定的に記述しているのに対し、韓国語版は「北韓の人民軍が武力統一を目標に南侵した」と記述し「侵略」を明確にしている。

 日本語版は北朝鮮の“歴史認識”そのままの記述であり、近年は親・北朝鮮化している韓国でもそれは受け入れられないというわけだ。このすれ違いは、日本側の製作者が、いかに極端な歴史認識を持っているかを象徴するものだ。
 (以下略)

 この「教材」の宣伝パンフ(?)によれば、日本側の代表は以下の方々です。

 ・大日方純夫(早稲田大学教授)
 ・笠原十九司(都留文科大学教授)
 ・俵 義文(子どもと教科書全国ネット21・事務局長)

 俵義文は有名なので知ってますけど、あとの二人はようわからん。
 しかし韓国人よりも親北度が強い日本の学者って……正直、日本ではもう相手にされてないんじゃないですか?(^_^;

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Posted by くっくり 01:54 | 細切れぼやき | comments (1) | trackback (0)