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過去ぼやき2000年10月分

抜歯・柔道の篠原VSドイエ誤審疑惑その後・国勢調査・田代まさし盗撮・鳥取で地震・ダイエー優勝・鈴木貴久引退・テロ国家に1000億円寄付の意味は?・テストに点数は必要・ノーベル化学賞に白川氏・Qちゃんに国民栄誉賞・ミヤコ蝶々死去・イチロー大リーグへ・松坂は書類送検・教科書不合格裏工作・中国首相の茶番劇・町営住宅幽霊騒動・北朝鮮VS韓国の朝生・いた電なんかしてへん!・ゴルフクラブが電車に・「第三国発見」発言・巨人杉山捕手逮捕・中川官房長官辞任・このHPが迷惑をかけていた・夫がようやく携帯を・名刺折り局長
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10月31日(火)陰でいびるよりはいいけど…

 「名刺折り曲げ局長」っていったい何を思ってあんなことをしたんだろ? と未だに疑問だ。
 いくら新知事を受け入れるのが嫌だと言っても、いい大人がカメラの前であんな幼稚な行動をとってしまうなんて、どうにも理解に苦しむ。
 単なる個人的感情から、田中氏に恥をかかせようとしてやったのだろうか? あるいは職員全体がどちらかと言うと田中氏を良く思ってないだろうから、それを彼が代弁する役を自ら買って出たのだろうか? どっちにしたって、あんなことしたら自分が悪者になってしまうのは火を見るより明らかなのに…。
 案の定あの一件で県庁には苦情が殺到し、局長は田中氏に辞意を伝えるまでに追い込まれてしまった。田中氏がそれを慰留し、辞任はなくなったようだが…。
 私は田中康夫という人が知事に向いているとは思えないし、実際、選挙に勝てたのだって、純粋な支持票というよりは副知事→知事という県政の悪習慣にNOを突きつけたかった県民の票が流れただけに過ぎないだろう。
 が、そんな私でもあの「名刺折り曲げ」の瞬間を見たら、田中氏に「負けるな、ガンバレ」って思ってしまった。局長には局長なりの事情があったんだろうけど、それ以前にあれはマナー違反だし、やっちゃいけないことだろう。
 それはそうと、あの田中氏と局長の記者会見は悲惨だった。田中氏が勝ち誇ったようにニコニコしてる隣で、局長がゲッソリとやつれてうなだれていた。家族もさぞや迷惑を被っているだろう。気の毒ではある。
 現在長野県政は全国からの注目を浴びているが、最初からこんな程度の低いことでもめるなんて前途多難だなあ…と他府県民ながら心配になってしまう。

10月30日(月)本日のタイムスケジュール

07:00 起床〜夫送り出し〜メールチェック及び「くり通」掲示板チェック
08:00 洗濯〜朝のワイドショーを見ながら朝食〜身支度
09:30 納品及び原稿受取〜携帯ショップへ夫の携帯契約必要書類提出に〜食料買い出し
10:30 帰宅〜夕食の準備(今日はおでんなので早めに準備)
11:00 仕事(おでん煮ながら(^^ゞ)
13:00 携帯ショップへ携帯電話を受け取りに〜掃除
14:00 昼食〜テレビやたまっていたビデオを見る
16:00 仕事
17:00 メールチェック及び「くり通」掲示板チェック〜細々とした家事
18:00 仕事(明朝納品分終了)
19:00 テレビ見ながら夕食(京都テレビの「ハイジ」が最終回だった)
20:00 風呂〜「ぼやき」等入力〜ニュースを見たり読書をしたり…
23:00 メールチェック及び「くり通」掲示板チェック及びネットサーフィン
24:30 就寝(予定(^^ゞ)

 けっこうまめに休憩しながら仕事する方です。もちろん納期に余裕がない時はこうはいきませんが。原稿受取が夕方の日は、夜の時間帯を仕事に充てることになります。
 昼食はいつも遅いです。ほんとは正午過ぎになるとお腹が空くのですが、その頃は仕事がノッてる場合が多く、つい我慢してしまいます。で、
2時のワイドショー(ザ・ワイド)を見ながら食べるのが習慣になってしまいました。

10月29日(日)これで緊急時も慌てずに済む

 夫がようやく携帯電話を持つことになった。やれやれ。
 夫は会社員だが、出向であちこちの会社に行く。数ヶ月周期で出向先が変わり、そのほとんどが大企業。しかも同一の出向先でも作業している部署が転々と変わるため、内線番号を聞いてあっても意味がないことが多い。つまり、私はこれまで夫に連絡が取りにくくて大変困っていたのだ。
 出向元の会社も社員である夫に連絡が取れないことが多いようで、夫は会社の人から「なんで君は携帯持ってないねん?困るわ」と圧力をかけられていたようだ(でないと携帯嫌いの夫が持つ気になるわけない)。
 夫は「ついに携帯持つ人間に成り下がってしまった」とグチっている。私もできたら携帯なんて持ちたくない。でも仕事していくうえで必要なんやから仕方ないやん。
 私や夫が携帯嫌いになったのは、携帯をさほど必要としないであろう人間が、公共の場所で「ピロリロ」といきなり大きな音をさせたり、くだらん事を大声でしゃべったりしていてうるさいからだ。
 が、携帯の料金が安くなったり、割引などいろんなサービスがつくようになってきているのは、皮肉なことだがそういった購買層のお陰とも言えるのかも?

10月28日(土)あちらを立てればこちらが立たず

 先日、ネットでよく人材募集をしているらしき在宅ワーカーの方から、こんなご意見をいただいた。
 『応募メールの書き方がわからないレベルの人に手取り足取り教えるのって、本当にいいことなのかどうか。メールを見ればその人のレベルが自ずとわかるというのは、もう正しくありませんね。くっくりさんがご立派なテンプレートがしっかり公開されているのですから。』
 私としては、これから在宅で仕事したいと考えている人の参考になればと思ってやってきた。が、それをありがた迷惑に思う人もいるのだ。別の人にもこう言われた。
 『以前はそのままゴミ箱へポイってメールが多かったのですが、最近少ないなと思っていたらこういう訳ですね。テンプレートがなかったら判断しやすかったのに、と思うことしきりです。ネットでの求人はもうしないかも。』 
 このHPが誰か個人の迷惑になっているなんてこれまで夢にも思わなかったので、かなりショックを受けた(派遣会社サイドの方からはよく「よけいなことするな」とご批判をいただくが…)。
 また、これは別の人の意見。
 『「初心者なので教えてください」は大嫌いです。初心者という言葉を免罪符のように振りかざして、ちょっと調べたり考えてみればわかるようなことを平気で聞く。それも掲示板の過去ログを見れば何度も繰り返し出てきている質問を。それにいちいちレスをつけている皆さんには全く頭が下がりますね。』(注:ここに登場する掲示板というのは「くっくり通信」とは別の掲示板)
 これには同感だ。私も自分とこの掲示板には「Q&Aや掲示板の過去ログを探してみてから質問して下さい」とお願いしてあるし、実際に同じ質問をしてきた人には「過去ログからご自分で探して下さい」としかレスしない。
 確かに「初心者」という立場に甘えて、自分で調べろよってことまで質問してくる人も中にはいる。でも、多くはどこにも参考資料がなくて(特に在宅ワークはそう)藁にもすがる思いで私のもとにやって来る人たちだ。そんな人たちの役に立ちたいという気持ちが、募集をかける側にはアダになる場合もあることを今回知った。
 親切心なんて出すもんじゃないのかな。人の役には立ちたいが人の迷惑にもなりたくない(八方美人?)。うーん、どないすりゃええんや。少々オーバーだが、これは私の生き方に関わる問題という気がしている。
 結局、どちらかの立場に立って物を言うことはもう一方の反感を買うことになり、それは仕方のないことなんだろう…と頭ではわかってはいるんだけど。

10月27日(金)愛人はいいが嘘はいかん

 中川官房長官がついに辞任した。右翼幹部との交際疑惑、愛人問題、拉致疑惑に関する説明が二転三転した件など、たくさんの理由が重なっているようだ。
 私は個人的に、愛人がいても全然問題ないと思う。愛人がいようがいまいが、政治さえちゃんとやってくれてりゃいい。ご家族には気の毒だが。
 問題なのは、それを隠そうとおバカな嘘をつき続けたことだろう。もうちょっとましな言い訳を考えつかなかったのか。最初に発覚した時点で「確かに愛人はいました。すみませんでした」と素直に認めてりゃーなぁ。
 …とか言うと、女性陣から攻撃されたりするのよ、これが。でもちょっと考えてみて下さいよ、奥さん(誰が奥さんや)。あなたが勤めたい会社はどっち?「愛人がいるけど有能な社長で業績がすごくいい会社」or「愛人はいないけど無能な社長で業績が落ち込んでいる会社」…。
 もっとも私は中川という人が有能とはちーっとも思ってないので、かばうつもりは全くないけどね。

10月26日(木)酒は身を滅ぼす

 朝、寝ぼけマナコでテレビを見ていたらこんなニュースが。「巨人・杉山捕手を逮捕」!
 どひぇ〜、何じゃそりゃ! いっぺんに目が覚めてしまった。確か週刊誌か何かで告発記事書かれてたけど、逮捕されるなんてよっぽどやで!…と思ってよくよく聞いてみると…。
 日本シリーズに向けての宮崎でのキャンプ期間中、宮崎市内のスナックで客の女性にわいせつ行為をし、そのうえスニーカーで女性の頭を殴りつけて怪我させた、とのこと。ひどい!そりゃ逮捕もされるわ!
 しかも、表沙汰にはなってはいないものの、彼はこれまでにも他の女性にわいせつ行為をしてきたとのこと。そりゃ悪質や!
 その上、「巨人軍の選手のまま逮捕されたくない」ってことで、出頭直前に球団に退団願を提出したそうだ(だから正確な見出しは「巨人・杉山元捕手を逮捕」なのだ)。うーむ、卑怯な奴!
 杉山と言えば、私の印象にあるのは「空タッチ」などの嫌らしいプレーだ。ボーッとした顔してるくせに、やること「こすい」!…ぐらいの印象しかない。
 事情聴取に対して、彼は「酔っていたので覚えてない」と、この期に及んでもまだ犯行を否認しているらしい。プレー同様、なんて「こすい」奴! 「覚えてない」ですんだら警察いらんわ!
 ほんとに酒飲みってやーね。うちの夫も酔って物を投げたり、嫌み言って同席した女の子を泣かせたり、こないだなんか自宅の洗面台にオシッコまでした。で、後で問いつめたら「覚えてないから仕方ないやろ!」と逆ギレして、まるでこっちが悪いことしたような事を言うのだ。
 杉山には奥さんと子供が2人いると言う。本人はどうなってもかまわんけど、家族のことを思うと不憫でならない。

10月25日(水)無能な監督&コーチ陣かも?

 北朝鮮による日本人拉致疑惑に関し、平成9年の与党訪朝団が「第三国での発見方式」を提案したことを、森首相が先日イギリスのブレア首相に話してしまった一連の問題で、またも森首相が危機に面している。
 夫がこんなことを言った。「何がどうあかんの? 家族としたらどんな形でも帰してもらうことが最優先ちゃうの?」。確かに私も自分が当事者の家族だったとしたら、「北朝鮮から解放された」という形でなくてもいい、「ひょっこり第三国に現れた」でもいいから、とにかく自分たちのもとに帰してほしい…と思うだろう。
 しかし、それだと国レベルで考えた場合、日本の主権を侵した北朝鮮のテロ行為を見て見ぬ振りした事になり、大きな遺恨を残すことになる。但し、「第三国での発見方式」という方向性が一概に悪いとは言えないようで、これによって赤十字が行方不明者捜索に動いたという経緯もある。
 それより重要なのは、森首相が当事国でも何でもないイギリスの首相に、日本と北朝鮮との外交上のやりとりをばらしてしまったという軽率さだ。秘密裡に進めるべき外交上の取引をぺらぺらと第三国に話してしまうとは。
 北朝鮮にしてみたら、「俺らとの話し合いをなんで関係ない国にばらすんや?」てなもんで日本に貸し1つ作ったように思っているかもしれないし、「日本の政治家はアホやなぁ」と余計になめられる結果になってしまったようにも思う。これでは「日本の国益を損ね、北朝鮮との関係をより一層悪化させた」と野党から攻撃されても仕方ないだろう。
 森首相をかばうわけではないが、一番軽率だったのは首相のブレーンだという考え方もある。確かに今回の騒動を引き起こした張本人は森首相だが、その内容を表沙汰にした担当者(官房副長官らしい)も迂闊すぎる。
 有能な社長でも幹部達がマヌケだったらその会社は先が知れているし、名監督でもコーチ陣が無能だったらそのチームは優勝できないだろう。
 今朝の産経新聞の『産経抄』はこう締めくくられている。「官邸や外務省幹部には高い能力が求められる。国民はそれを任せるために高い税金を払っているのである」。

10月24日(火)タイガー・ウッズもびっくり!?

 凶悪犯罪が頻繁に発生する昨今、たま〜に「思わず笑ってしまう」事件もある。
 10月15日夜、大阪府堺市のJR阪和線で、走行中の電車にゴルフクラブが投げ込まれ、乗客の女性が肩などに打撲傷を負うという事件が発生した。最初は「悪質ないたずら」と見られていたが、その後思わぬ展開を見せた。
 実はクラブは投げ込まれたのではなく、飛び込んでしまったのだ。線路から40mほど離れた路上でたまたま素振りをしていた中学生がいて、振り切った際にクラブが手からすっぽ抜けて飛んでいったのだった。
 周囲が暗く飛んでいった先を見失ったが、ガラスの割れる音がしたため、彼は謝罪しようとその場にいた同級生2人と共に近くの家を一軒一軒回っていた。が、そのうち走行していた電車が停車し騒ぎとなったため、怖くなって現場から立ち去ったという。
 翌日になって彼は親に事情を話し、親が警察に届け出て、事の顛末が発覚した。
 この中学生は同級生とタイガー・ウッズの話をしながら、交互に素振りをしていたそうだ。40mもクラブを飛ばしたパワーに署員らも驚いたという。結局「彼らは非行歴もなく故意性も悪質性もみられない。親がJRや被害者への謝意も示している」ということで、注意処分だけで済んだ。
 怪我をした女性には気の毒だが、何だか微笑ましいというか、怒れないというか、…そういう気持ちになった事件だった。

10月23日(月)失礼にもほどがある

 衆院東京21区補欠選挙でHIV訴訟の原告団副代表だった川田悦子氏が当選した。
 「鬼」と呼ばれるのを覚悟で言うが、私は川田悦子&龍平親子が嫌いだ。悲劇のヒーロー&ヒロインのムードに酔ってるみたいな言動を見るたびに、首筋がかゆくなる(__;)。もちろん彼らは本当に悲劇に見舞われた同情すべき人たちなんだけど、どうしても好きになれない。すんません。
 ところで龍平君はもう24歳とのこと。時の流れは早いものだ。彼は今何の仕事をしてるんだろ? まだ学生?

 昨夜遅くネットしていたら、インスタントメッセージ*が舞い込んだ。聞き覚えのないハンドルネームだが、無視するのも悪いかなと思って『受信する』を選んだら、いきなり「末尾番号××××ですか?こちらに電話しましたか?」というメッセージが。何のこっちゃ。「知りません」と返事をすると、「ならいいです。すいません」。どういうこっちゃ。
 「あなたはどこの誰ですか。いきなり失礼じゃないですか」と苦情を言ったら、相手はこう答えた。「私はYです」。
 何やと〜! Yと言えば、今年の4月か5月頃うちの『息抜き』コーナーにエッチな書き込みをさんざんして、多くの読者さんのひんしゅくを買った男だ。
 ホスト名からYが犯人だと突き止めた私が、「Yさん、もうこういう書き込みしないでね」とやんわりお願いしたにも関わらず、「俺じゃない!証拠があるのか。証拠もないのに適当な事を言うな!」と逆ギレされた。それでログを証拠として突きつけたら、ようやく彼も自分が書き込んだことを認めた。「酔っていたので書き込んだ自覚がなかった」と釈明していた。Yとは元々ネット上の知り合いであったが、この一件以来つき合いはない。
 話は戻って、Yは私に「(名乗らなくても)このハンドルネームでわかると思ったので」と前置きした上で(あなたのハンドルネーム、前と変わってるのに私がわかるわけないやん)、メッセージを送ってきた理由についてこう説明した。
 …昨日からイタズラ電話が多くて、しかも電話帳に載せていない方の裏番号にかかってきたので、警察に相談したら「知ってそうな人全員に聞いて回るしかない」ということになった…。
 あのね、私はあなたの住所も知らなければ「表番号」ですら知らないのよ。しかもこの忙しいのに、なんであなたの裏番号をつきとめて電話代払ってまでイタ電しなあかんの。怒り心頭。バカバカしい。情けない。アホか。

*チャットと違って2人だけでリアルタイムにメッセージ交換ができるAOL独自の機能…だったが、最近は別のプロバイダでもお互いにソフトさえ入れれば同じ事ができるようですね。

10月22日(日)辻元の話なんて聞いても時間の無駄

 金曜日の「朝まで生テレビ」のお話。テーマは「激動する朝鮮半島と在日コリアン」。
 パネリストのほとんどが韓国人と北朝鮮人なんだけど、最初はお互い穏やかなムードだったのに、時間を追うごとに相手に対して攻撃的になっていった。
 北朝鮮側の発言はとんちんかんな物が多い。たとえば、「日本人拉致事件や大韓航空機爆破事件は韓国の陰謀だ!」とか。まだこんなこと言ってる人がいるのか〜。しかも一般人ならともかく、この発言をしたのはそれなりに名もあり地位もある人だよ。これには会場内大爆笑だった。
 別の北朝鮮人の発言。「まず日本人が植民地時代に朝鮮人に対して悪いことをしたという気持ちを持つことが必要。これは気持ちの問題。そのうえで国交回復すれば、拉致問題も進展する」。これについては、司会の田原総一朗がすかさず「日本人の大部分の人は朝鮮に対して悪いと思ってますよ!」と、突っ込み、話はそこで終わってしまった(^_^;。
 一番気になったのは、教科書問題について言及した北朝鮮側(だったと思う)の発言。「植民地支配は合法か違法か、そこから歴史認識も変わってくる」。
 合法か違法かなんて、その時代で認識が違うもの。今は違法だが、当時(列強がアジアやアフリカを次々植民地化していた時代)は合法だった。歴史は点ではなく線。流れがある。凝り固まった歴史認識は歴史を単なる点の連続にしてしまう。
 日清・日露戦争に勝ったことにより、日本は白人から目を付けられることとなった。太平洋戦争を正当化するわけではないが、あの戦争がなければアジア各国は今でも西欧の植民地のままだったかもしれない。現代の物差しで歴史教科書の方向を決めるのはおかしいと私は思う。
 それにしても、辻元清美は毎回うるさいだけで全然実のある発言をしない。いつも田原に突っ込まれている。なんで毎回のように出るんだろ。議員になる前はまだこちらも話を聞く気もあったが、もはや権力者側の人間だし、何を聞いても裏があるように思えてしまう。
 また、辻元は日本の教科書全体が従軍慰安婦の記述を無くしていってることについても触れ、「特にある団体があの戦争は良かったという書き方をしている」と話を振ったが、周囲に「一部が言ってるだけ」「検定通っても選ばなきゃいい」「言論の自由だろ」と、一蹴されてしまっていた。…もういいよ、辻元。あんたはもう朝生に出んといてくれ(__;)。

10月21日(土)夫の様子が普段にも増して変!

 昨夜「朝まで生テレビ」を最後まで見て寝不足だったので、昼の3時頃ついつい眠ってしまった。大地震が来て街ごと壊れる夢を見た。起きたらもう暗くなっていた。ふと隣を見ると夫も寝ていた。
 夢判断の本を見たら、「地震で街が壊れる夢」は生活上・仕事上で大変な困難が起こる前兆…と書いてあった。ガーン! 一昨日S印刷から仕事が来ない、どうしよう…と書いたが、それは今朝解決した(原稿が入った)。ってことは? …どっちにしてもこの先何かロクでもないことが起こるのかも…。
 隣の夫に「起きへんの?」と聞いたら、何だか元気がない。
「もう俺は嫌や。現実から逃げたい…」とか、ぼそぼそ言って落ち込んでいる。
 夫はよく機嫌が悪くなる男だが、そんな時はこっちにケンカをふっかけてきたり、物を投げたり、と外に感情を爆発させる。なのに今日は「もう何もしたくない…」と内へ内へ籠もっている。最近仕事上で悩んでいるようだというのは知っていたが、ここまでになるってことはよほど大変な事があったのだろうか?
 尋ねても夫は何も答えてくれない。いきなり夢判断的中か!? どうすりゃええんや〜!(;ロ;)
 とりあえず居酒屋に連れて行ったら、少し元気を取り戻したようだが……。

10月20日(金)日本にとっては対岸の火事ではない

 買い物に行く途中、交差点での出来事。
 青信号になり私を含めた歩行者たちが渡ろうとしていたら、左側から車がスルスルッと出て来て右折しようとしてきた。雨で信号がよく見えてないのか? と思って私は運転手(おばさん)に、「あんたの信号は赤やで」と指でサインを送った。
 が、おばさんは確かにこちらを見たのに無視して横断歩道に乗り上げると、私の後ろを曲がって行ってしまった。何やねん!腹立つ〜!こんな非常識なアホは免許剥奪せぇ!

 イギリスが北朝鮮と国交樹立へ!? 続いてドイツも!? なんでそんな必要があるんや?
 新聞をよく読むとこういうことらしい。…北朝鮮の弾道ミサイルは、アメリカと日本に向けられている。欧州諸国は北朝鮮の軍事的な不透明性ついては認識しているが、地政学的に利害関係が薄いことから、最近では朝鮮半島の緊張緩和への積極的な関与や、将来の市場価値に関心が移ってきた…。
 つまり日本やアメリカと違って、欧州諸国にとって北朝鮮の軍事的なゴタゴタは対岸の火事にすぎず、あまり影響ないってことか。腹立たしいが人のことは言えない。イスラエルとパレスチナがどんなにもめても、日本にとっては「遠くの国で起こっているゴタゴタ」でしかなく、あまり危機感がないのと同じなんだろう。
 イギリスが北朝鮮にすり寄って行ったとしても、日本が慌てることは何もない。日本とイギリスとでは北朝鮮に対する事情が違うんだから。けど河野外相なんかは「日本も続け」ってなふうにまたアホな外交政策をとるかもしれない。今から非常に心配だ。

10月19日(木)霊の仕業か自然現象か

 おかしい。S印刷から電話が来ない。一昨日か昨日、遅くとも今日までには「次の原稿来ました。取りに来て下さい」と連絡が来ると踏んでいたのに…。
 この会社から定期的に仕事をもらうようになって、もうじき2年になる。だいたい手持ちの原稿がいつもこちらにあり、原稿がないエアポケットはせいぜい2日ぐらいだ。が、先方の都合等でこのエアポケットはけっこう続くこともある。最長10日ぐらいだったか。
 しかし疲れる。いつ電話が来るかわからんという状態は。こっちから催促するのも何だかなぁ…と思うし。

 最近、ワイドショーネタを書いてないことに気づいた。
 実は今ワイドショー業界ではひとつ大きなネタがある。それは例の「英国人元スッチー失踪事件」だ。中年の怪しい実業家が別件で逮捕されてから、報道はますますヒートアップしている。が、私はこの事件にはなぜか興味がない。だからここでも一切取り上げていない。
 一方、裏の大きなネタとしてあげられるのは「岐阜県の町営住宅の幽霊騒動」だ。超常現象大好きな私にとって、こちらはとても興味がある。
 今朝の「ルックルック」では、問題のアパートに建築士と心霊研究家が乗り込んで検証をしていた。またスタッフが深夜にカメラを設置・監視し、ラップ音のような怪しい物音の録音に成功した。この怪音は昼間の建築士と心霊研究家へのインタビュー中にも発生し、その場にいた全員が騒然となった。
 欠陥住宅なら柱やベランダ柵のきしみ…で片づくんだろうが、建築士によるとこの建物は「全く問題ない」とのことで、なぜこんな音がするのか説明できないそうだ。この音を分析した音響の専門家によると、「水道管の水圧の変化の音(?)」という説明で、怪奇現象とは捉えてはいない。
 ところが、音の他にもっとすごい現象がある。「コンセントを差してないドライヤーがブォーッと勝手に作動した」「食器棚が勝手に開いて中の皿が水平にビューッと飛んだ」「誰も手を触れてなくて風もないのにカーテンがスッ、スッ、…と4段階に少しずつ開いた」……。
 ドライヤーは電磁波で説明がつくかもしれない。電磁波の強い場所では勝手に電化製品が作動したりするのはよくある話だ。しかし皿とカーテンはどうも説明がつかない。特にカーテンについて、心霊研究家は「カーテンがサーッと一気に開く等は聞いたことがあるが、こんなふうに段階的に開いていくなんて聞いたことがない。ポルターガイスト現象では説明がつかない」と困惑した表情で言った。
 先日、この町営住宅のお祓いが行われた。が、現象はまだ続いているとのこと。住んでいる方々には気の毒だが、今後どういう展開があるんだろうかと私の好奇心は疼いて止まない。

10月18日(水)身体がついていかん

 今日は寒かったですね〜。東京方面では木枯らし1号が吹いたとか。さらに北海道では早くも初雪!{{ (>_<) }}
 大阪もこの秋初めて最高気温が20度を割りました。私なんてつい先日まで半袖で過ごしていたのに、こんなに急に寒くなったら身体がついていかん!
 皆さんも風邪などひかぬよう、くれぐれも御自愛下さいね。

10月17日(火)CMを熱望!

 『マルチ商法』と『マルチまがい商法』。実を言うと、私はこの2つの違いをこれまで知らなかった。
 先日、新聞に折り込まれている『大阪市政だより』に消費者センターの記事がのっており、そこでこう定義してあった。
 「1.紹介・委託による販売で、2.リベートがあって、3.入会金など最初の負担金が2万円以上ならマルチ、未満ならマルチまがい」。
 また、在宅ワーカーを目指している皆さんが気になるところの『在宅ワーク商法
についても記載があった。
 「顕著なのは、パソコンを買わせてその会社の検定に合格すれば仕事を斡旋するというもの。まず合格しないし合格しても仕事は来ません」と、一刀両断。被害者から消費者センター宛てに苦情がたくさん来ていることが忍ばれる。
 私の元には相変わらず「○○という会社から電話があり、パソコンを買って研修を受けたら仕事がもらえるそうです。大丈夫でしょうか?」という類のメールが時々来る。
 
公共広告機構みたいに消費者センターもテレビで「在宅ワーク商法にご用心」的なCMやってくれんかな。
 「パソコン買うたら仕事来る?」「来ーひん、来ーひん!」「研修受けたら仕事来る?」「来ーひん、来ーひん!そいつらはあんたのお金が目当てやで!」てな感じで。…何か関西電気保安協会みたいなノリやね。

 今日、当HPの「在宅ワーク質問箱」に、読者さんから『内職・モニター商法』『マルチまがい商法』に対する法規制についての投稿がありました。投稿して下さった『ぱ』さん、ありがとうございます。在宅ワークを目指す皆さんはぜひご一読を。

10月16日(月)中国の話ばかりですみません

 13日のぼやきの続報。
 やはり中国が日本の中学歴史教科書検定に再三圧力をかけてきていることが明らかになった。「日本による侵略の記述を増やすのはいいが減らすのはダメ」とか、「小林よしのりの『戦争論』をなぜ出版禁止にしないのか」とか、
「中国側が30万人以上と主張する南京事件の死者数をなぜ記載しないのか」等々、言ってきたそうだ。こんなでたらめな内政干渉が許されるのか?
 『戦争論』は私も読んだ。大まかな点では賛成だけど100%賛成できるものではなかった。賛成7割・反対3割てな感じ? 私の父もこの本を読み、父は賛成2割・反対8割という気持ちだと語っていた。戦争について、また戦後の日本について考える上でとても有益な本だと思う。実際この本は発売当初から各界に論議を巻き起こし、それは今も続いている。
 それを出版禁止にしろとは。他国の出版物を規制する権利が自分たちにあるとでも言うのか? 恐ろしい国だ。
 だいたい南京事件の死者が30万人もいるわけない。それどころか、最近の研究では「虐殺」自体があったかどうかも危うくなってきている。
 親中派の人間が書いた(当然中国側に有利に書いてある)当時の史料では南京陥落直後の人口は20万人と記されている(もとは人口100万人だがすでに80万人は非難した後だったとのこと)。20万人しかいない所でどうやって30万人も殺せるのか? また、1万人でも2万人でも虐殺行為があったならその後の人口は減っているはずなのに、記録ではその後もずっと20万人と記載され続け、1ヶ月後には25万人に増えているとのことだ。
 米英仏などが昭和12年9月に日本軍が南京を空襲した際に抗議をしているが、その年の12月(虐殺があったとされる月)に虐殺があったなどという抗議は一切していない。国際連盟も南京陥落の半年後に「支那に同情の意を表明する」との文言を含む決議文を採択したが、そこでも虐殺などの文字は出てこない。…とまあ、書き出すとキリのない話なのだ。
 中国もそこまで言うなら史料を出してくりゃいいのに、出さない。「なぜ俺たちの言うとおりにしないのか」の一点張りで考えを押しつけてくるだけ。日本政府も日本政府だ。いつもいつも中国の言いなりになってきたからこんなことになる。はっきり言ってやりゃいいのに。「根拠のない数字を教科書に載せるわけにはいかない!」って。

10月15日(日)やっぱり茶番劇だった

 昨夜TBSで、中国の朱鎔基首相が日本の市民100人と対話する…という番組をやっていた。
 私は夕べ帰るのが遅かったので最後の方しか見てないんだけど、まず司会が筑紫哲也ってことで「こりゃ大した質問はしてないんだろうな」という気がしていた。
 会場の客が質問をするコーナーでも、出るのは当たり障りのない質問ばかり。なんで誰もチベットについての話を振らんのや? 朱首相も半世紀以上も前の日本の事をぐだぐだ言うより先に、
自分の国が現在もチベットに対して行っている侵略行為や民族浄化について触れたらどないや?
 唯一、台湾への姿勢についての質問が出た時は「よっしゃ」と思ったが、肝心の回答は「台湾にとってマイナスをもたらすものではない。何の問題もない」。中華主義というのはこうまで独善的なんだなと思い知らされただけだった。
 以前、クリントン大統領が同じように日本の市民と対話した番組があった。あの時、大阪のおばちゃんが聞き難いことをずばり聞いてくれて話題になった(確かモニカさんとの不倫の話だった)。
 しかし今回はそういうふうにはならなかった。おそらく中国側の圧力か、もしくは日本側が相手に何か言われる前に自ら言論封鎖をしたんだろう。
 …などと勝手に想像していたら、今日の朝刊にこんな記事が。
 香港英字紙が「質問内容がTBS側に検閲されていた」と報じた、というものだ。ある学生の証言として「『朱首相が江沢民国家主席とどのようにうまくやっているのか。世代交代後も政権にとどまる考えがあるのか』といった質問をしたかったのに拒否され、結局『朱首相はどんな歌が好きですか』という質問にさせられた」というものもあった。
 また、番組出席者に配られた書類には「朱首相に番組に出演して良かったと感じてもらいたい。でないと外交問題に発展しかねない」と記されていたという。
 やっぱり裏でそういうことがあったんだなぁ。TBSはどういう意図で番組を作ったのか? 何のために首相を呼んだのか? 中国をここまで持ち上げてどうするのか? 北朝鮮に対するコメ支援の時もそうだったが、今回も「間違ったサイン」を送ってしまっただけではないか?

10月13日(金)大きなニュースが続く

 今日の産経新聞朝刊の一面は大変せわしない作りになっていた。大きなニュースがたくさんあったせいだろう。
 一面の見出しには次のような項目が並ぶ。「米大統領訪朝を準備〜敵対終え新関係」「イスラエル、パレスチナに本格攻撃」「イチロー、大リーグ挑戦」「米駆逐艦にテロ攻撃〜イスラム過激派か」。
 米朝が和解に進むことを日本政府は良しとしているようだ。確かに日本としてはアメリカの対応に協調せざるをえないだろう。米朝関係改善が日本の拉致問題解決への布石となればいいのだが…。
 それはさておき、他紙では絶対に一面に取り上げられていないであろうニュース(それどころか他紙では報道すらされていないのでは?)が産経ではトップ扱いとなっている。それは、
「中学歴史教科書検定、審議委員が不合格工作」という記事だ。
 文相の諮問機関である『教科用図書検定調査審議会』の元外交官の委員が、特定の出版社の教科書を検定で不合格とするよう他の委員に手紙や電話で働きかけを行っている…という内容。この機関では、各委員が先入観を持たないようにあえて教科書の出版社名や著者名が伏せられている。それを事前にばらして個人的に不合格工作を行うとは極めて異例なことらしい。そりゃそうだろう。
 この元外交官は、中国に太いパイプを持っている元政治家や外務省幹部らと協議して、このような行動に出たという情報もあるそうだ。中国からの圧力があったのだろうか。子供の人間形成に大きな影響を与える教科書の選定を、政治的思惑や個人の思想で圧力をかけて左右させるような行動は慎んでほしいものだ。

 一方、夕刊では西武の松坂投手が無免許運転(免停中だった)及び駐車違反を犯し、球団の黒岩広報課長が身代わりで出頭していた…という記事が。例の熱愛報道がきっかけで身代わり出頭がばれたらしい。二人は書類送検されることになった。松坂投手は20歳になったばかりだが、「若気の至り」ですませるわけにはいかない悪質な行為だ。
 松坂投手と言えば明るく爽やかで正々堂々とした人物というイメージだっただけに、大変ショックを受けた。しかも今日のオリックスとの最終戦では、彼の登板も予定されていたのだ。イチローVS松坂の最後の対決を楽しみにしていただけにショックもひとしお。…がっかり。

 今年のノーベル平和賞は韓国の金大中大統領が受賞することになった。北朝鮮との会談を実現するなど、朝鮮半島の緊張緩和に貢献したことが理由らしい。しかし、彼は受賞に値する人物なのだろうか?…とか言い出すと長くなるのでまた次の機会に。

10月12日(木)尚子・蝶々・イチロー

 なぜ今、高橋尚子に国民栄誉賞を与える必要があるのか?
 私はもちろん彼女のファンだし、国民栄誉賞に値するような立派な人だと思う。でも、そんな賞もらっちゃうと彼女の今後の人生が狂いそうで心配だ。
 今よりもっと忙しくなる。プレッシャーも増す。まだ28歳の現役ランナーで、今後世界記録を狙っていく彼女がそんなもんもらっても、マイナスになりこそすれプラスになんてならないと思う。辞退した方がいいのでは?
 ちなみに現役時代に国民栄誉賞をもらった王貞治氏は後にこう話している。
「受賞していなければ、私はあと2年長く現役でいられただろう」。

 ミヤコ蝶々さん死去。産経新聞夕刊の大阪版では1面トップだった。他の地方ではもっと小さい扱いかな。
 けっこうキツイ事言う人だけど、それをオブラートに包むような独特の温かい語り口調が好きだった。冥福を祈ります。

 そしてイチロー選手。来年以降は大リーグでプレイすることが濃厚となった。野手としては日本人初。
 記者会見での彼は髪がボサボサで何だか痩せて見えた。体調は大丈夫なのだろうか? きっと今回の事が決まるまでに、球団との間で、また自分自身の気持ちの中でもいろいろと葛藤があったんだろうなぁ。
 もう生で彼のプレーを見ることはないのか…と思うと寂しいが、彼ならきっと向こうでも活躍してくれることと思う。がんばれ、イチロー!

10月11日(水)どっちがお客?

 ノーベル化学賞を受賞した白川英樹・筑波大名誉教授の木訥とした雰囲気を見ていると、無欲でひたすら人のために尽くせる人間だからこそ、こういう賞がもらえたんかなーとか思えてくる。研究者仲間の1人が彼を称して「博愛で周りのために尽くす人」と言っていた。
 極端な例かもしれないが、地位とお金に目が眩んだ安部英が薬害エイズ事件を引き起こしたのと比べると、研究者も人柄が大事なんだなと思う。
 ちなみに白川さんはあの高橋尚子さんと親戚関係にあるという。白川さんの父方のおじいさんと尚子さんの母方のひいおばあさんが兄妹なのだそうだ。

 今日、取引先に次の原稿を受け取りに行った。担当者(社員)が来るまで作業室みたいなところで待つのだが、そこに先客がいた。見かけない顔だが私と同じ外注の人らしい。20代後半ぐらいの女性で、椅子に深めにもたれかかって足を組んで座っていた。
 やがて彼女の担当者が来た。50才ぐらいの男性である。彼は立ったままテーブルに原稿を広げつつ彼女に説明をしている(ここの社員はみんな忙しくしているので座って説明する人はあまりいない)。が、
彼女は立ち上がるどころか足を組んだままの姿勢でそれを聞いていた。男性が「じゃ、よろしく」と去る時も、座ったままペコッと軽く頭を下げただけ。…おいおい、そんな態度でいいの? 相手は自分に仕事をくれるお客様じゃないの? その人を立たせて自分は座ったままかい?…と、気になった私であった。

10月10日(火)子供を甘やかすな

 千代田生命が破綻した。私は幸いここの保険には入ってなかったので傍観者的に「またか…」と思った程度だったが、契約者にしてみたらたまったものではないだろう。
 しかも、この会社は9月に契約者宛に「経営建て直しを計っているから大丈夫です」みたいな文書を送っていたという。先月「大丈夫」と言ってたのがいきなり破綻。この場当たり的な対応はいったい…。
 幸い米大手保険AIGが再建支援に意欲を示しているということだが、それでも保険金減額は免れないようだ。

 大阪府の豊中市立小学校で、一部の教員がテストに点数をつけない採点方法を取っていたことが明らかになった。答案用紙には、満点なら「Good」の文字等が書き入れられるが、それ以外は○や×が並んでいるだけとのこと。
 「ランク付けになる」「低い点数がつくと子供がつらい」という理由でそういうふうにされているそうだが、何のためのテストだ?と言いたくなる。
 同様に運動会などで1等賞を設けない学校も多いようだが、これもまた馬鹿馬鹿しい話だ。
 
日本は資本主義国であり競争社会の国である。子供の時からそのことを身をもってわからせておかないと、打たれ弱い大人になってしまう。
 私は子供の時、体育が苦手だった。だけどなぜか走るのだけは速かった。普段の体育の時間はみんなに邪魔者扱いされていた私が、運動会の徒競走やリレーの時だけはスターになれたのだ。もし1等賞が設けられてなかったら、私はきっとグレてたぞ!
 テストは嫌いだったが(好きな子なんていないだろうが)、それでも勉強の甲斐あって高得点を取った時はうれしかった。そのテスト用紙を親に見せて「ようがんばったね」と誉めてもらい、「よっしゃ、また頑張ろう」とやる気を起こしたものだ。それがあんた、もし点数がなくなったらやる気も激減するっちゅーねん。
 点数をつけない教師たちよ、大人のいらん気遣いが子供の個性や可能性を潰していくってことに早く気づけ!

10月9日(月)何のための追加支援か?

 先週のことだが、日本政府は北朝鮮へのコメ50万トンの追加支援を決めた。50万トンと言われてもピンと来ないが、金額にして1000億円と言われるとものすごい額だということがわかる。なんでテロ国家に1000億円も寄付してやらんといかんの?
 森首相は以前、北朝鮮に拉致された人たちの家族に対して「拉致問題が進展するまで北朝鮮支援はしない」と言っていたのに、その約束はあっさり反故にされた。そういう経緯もあってか、今回の支援については与党議員の中からも反対の声が出た。が、河野外務大臣が「私の責任で」と押し切るような形でそれを決めてしまった。…ほんとにこの河野というおっさんは昔からろくな事をしない。何でこんな自国より他国の顔色ばかり窺っている卑屈な政治家を外相というポストに据えるのか理解できない。
 まさかこのおっさん、「コメ支援を続ければ北朝鮮も心を開き、拉致した人を返してくれるだろう」とでも思っているんだろうか? あるいは、「南北統一ムードが高まり、韓国は北朝鮮に友好的な態度を取り始めた。だから日本も友好的に接しなければいけない」なんて思っているのか? だったら両方ともお門違いだ。
 北朝鮮は自国民が飢えで苦しんでいてもミサイル開発を止めないような国だ。元から話の通じる相手でないことは素人でもわかる。今回のコメ支援で北朝鮮は食糧費に回すはずだった予算を軍事費に回せるようになり、金正日にしてみたら「わーい、アホの日本がまたコメ無料でくれるで。ラッキー!」てなもんだろう。
 それに仮に南北統一が成立するとしても平和的に果たされるわけがない。あの金正日が政権を手放すとは思えないからだ。彼の言う南北統一とは「韓国が北朝鮮の領土となる」のとイコールのはず。本当に北朝鮮や韓国の人たちのためを思うなら、そんな金正日の政権を支えるためのコメ支援など、日本政府は即刻やめるべきではないだろうか。
(一方で、もし北朝鮮が崩壊したら数十万人の難民が日本に押し寄せてくるとする説もある。もし河野がそこまで計算して支援を決めたのであれば、それはそれで名宰相かもしれない?!)

10月8日(日)近鉄もまあそういうことで

 さて大阪近鉄バファローズは今日が今季最終戦。対戦相手はロッテだった。
 試合が始まってしばらくした頃、観客席に不意に煙草の臭いが漂った。私は反射的に背後を振り返った。煙草の主は真後ろにいた。60才ぐらいの身体がでかくて貫禄のある男性だった。
 私は即座に「あの、ここ禁煙ですよ」と言った。「え、そうなんか?」と彼は半信半疑。私は「後ろに書いてありますよ」と『禁煙』と書いてある大きな看板を示し、「通路に喫煙所がありますよ」と付け加えた。すると彼は「そうかぁ、知らんかったわ」と決まり悪そうに言い、すぐに煙草の火を消した。そしてしばらくすると連れの女性と共に出ていった。
 それを見届けた後、夫が「さっきのおっちゃんヤクザみたいで怖い奴やったのに、おまえよう角立てんとうまいこと注意したなぁ」と感心したように言った。「いや、私も怖かったよ。でも振り返ってすぐ目ぇ合うてもうたからしゃーないやん。すらっと言うてもーたわ」。実は私も彼らが出ていくまで冷や冷やしていたのだ。いきなりドスか何か出して背中刺したりしてけーへんやろな〜って(__;)。
 それはさておき、
私は今日どうしても会いたい人がいた。その人は8回裏に代打で登場した。名前は鈴木貴久。84年ドラフト5位で指名され入団し、それ以来ずっと近鉄一筋。本拠地が藤井寺から大阪ドームに移って以降、出番は徐々に減り、今シーズン限りで引退となった。
 貴久の最後の打席はファールフライに終わったが、彼に花束が渡されると、ライトスタンドはもちろんロッテファンで埋め尽くされたレフトスタンドからも、温かいスタンディングオベーションが起こった。彼は来シーズンからは近鉄のコーチとして新しい旅立ちをする。
 引退と言えば、各球団この時期になると次々と「戦力外通告」がなされる。近鉄で私が把握しているのは、高嶋捕手(オリックス→近鉄)、そして去年脳腫瘍から復帰して感動のマウンドを踏んだ盛田投手(横浜→近鉄)だ。彼らは今後どうなるんだろう? 他球団で拾ってくれるところがあればいいのだが…。

10月7日(土)ダイエー優勝

 ダイエーが今日ついにパ・リーグ優勝を果たした。ここ数日足踏み状態が続いていたので、近鉄ファンの私も「とっとと決めりゃえーのに」とイライラしていただけにスッとした。
 とは言うものの、今大変困っている。実は
夫が大の巨人嫌いかつダイエー嫌いなのだ。
 幸い夫はチームとしての巨人とダイエーが嫌いなだけで、王監督&長嶋監督を嫌いというわけではない。そこで、「じゃあダイエーVS巨人としてじゃなく、王さんVS長嶋さんという視点でシリーズを見てみたら?」と提案してみたのだが、それでも「いやなもんはいやなんじゃー!」だって。
 こうなったら、シリーズ期間中はできるだけ夫をテレビから遠ざけるように努力するしかない……ハァ…。
 近鉄はもう最下位が確定しているので、私ら夫婦にとっては今年のプロ野球は終わったも同然なのだが、それでも1つだけ気になることがある。それは中村紀洋(のりぴー)の本塁打王争いの行方である。
 シドニーから帰国して以来のりぴーはホームランを1本も打てずにいたのだが、今日の試合で1本打ち、これで計39本。明日は今季最終戦。何とかあと1本打って40本の大台に乗せてほしいものだ。

10月6日(金)その時、私は…

 今日午後1時30分頃、鳥取県西部でマグニチュード7.3の地震が発生した。阪神大震災を上回る規模だそうだ。境港市では震度6強を観測した。
 中国地方をはじめ、西日本の広い地域で揺れが観測された。私の住む大阪中部は震度3程度だったようだ。
 その時、私はS印刷から新たな原稿を受け取った帰りに寄ったスーパーで、買い物をしている最中だった。店内を早足で歩いていたので(私はいつもせわしない)、地震の起きた瞬間は全く気づかなかった。
 ふと見ると、周囲がざわざわとしていた。客や店員の「揺れてんで!」「いや〜、揺れてるわ〜!」という声で、やっと地震が起こったことに気づいた。が、私は幼少〜青春期を地震大国和歌山*で過ごしたせいか、震度3ぐらいまでならさほど驚かない。
 幸い店内はほとんど被害はなく、天井から吊り下げている看板が揺れる程度だった。私のそばにいた客のおばちゃんが、
「酒も飲んでないのに何でフラフラするんや思たわ。酔うてる時みたいで気持ち悪かったなぁ」と周りを笑かしていた(^_^;。
 帰宅してニュースを見て、震源地などの詳しい情報を見た。てっきり大阪近辺で起こった小さな地震だろうと思い込んでいたので、事実を知って驚いた。
 今回の地震で被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げます。

*和歌山は地震の規模は小さいが発生回数だけはめちゃ多い。週に1度は震度1〜2程度の地震が発生していると思う。

10月5日(木)あなたも知らない間に撮られてる?

 田代まさしの「盗撮会見」を見た。すっかり憔悴しきってる彼を見ていると、何だか哀れな気持ちになった。
 が、「ギャグのビデオ撮影をしていてつい行き過ぎた」という言い訳はどうか。
「ミニにタコ」じゃ茶の間は納得しまい。どうも後で取って付けたようなギャグっぽいし。
 盗撮された女性は、田代氏が身柄拘束された時にはすでにその場を立ち去った後とのことで、立件にまでは至らないようだ。そう、盗撮の被害者はこのように何も知らないうちに勝手に撮られていることがほとんどなのだ。発覚に至ることが少ないため、盗撮する側はあまり罪悪感もなく常習犯となっていく。
 一説には盗撮マニアは全国に250万人ほどいると言う。そんなアホにお灸を据える意味でも、マスコミは田代氏をもっと叩くべきだと思う…彼にはちょっと気の毒だけど。

10月4日(水)国勢調査員の報酬額

 国勢調査の用紙、もう提出されましたか? 面倒ですよね。
 でもこの調査が元になって今後の日本の政策(福利厚生、住宅政策、選挙の定員数決定等々)が決まるそうなので、面倒がらずに提出を。調査員は回収するまで何度でもやって来るそうなので、とっとと出しちゃった方が得です(^_^;

 さて国勢調査の流れは、
 国勢調査員が自宅に来て用紙を置いて行く→各々記入する→後日調査員が取りに来る
というふうだが、徳島県では面倒くさがりの調査員がいてその場で質問して回答を自分が記入したり、もっと悪質なのは各家庭を訪問せずに勝手に記入してしまうという者もいたとのことだ。
 プライバシーの問題についても議論がある。今回から説明書に「封をするためのシール」が添付されているが、私がそれに気づいたのは提出後だった。配布時に調査員からは何の説明もなかったし、提出時には用紙を裸のまま手渡したが、彼は当たり前のようにそれを受け取って帰っていった。
 私はこれまで国勢調査員はボランティアがやっていると思っていた。役所の人間だけでは間に合わないから、自治会の人とかに頼んでやってもらってるんやろなー、大変やなーと。ところが事実はそうではなかった。
 
国勢調査員は予め募集され、回収1件当たり1000円程度の手当が出る。各員だいたい200件回るそうだから、1000円×200件=20万円。臨時収入としてはけっこうな額だ。そうなると話は変わってくる。お金をもらっているのならちゃんと仕事すべきだし、先の徳島での事例などは許せないことだ。
 国勢調査票の回収率は毎回99.9%以上という。「どうしても提出したくない」と断る世帯があった場合は、調査員が近所で聞き込みをするそうだ。なぜ断る世帯がいるのか。おそらくプライバシーの流出を心配してのことだろう。大なり小なり皆が不安に思うところだ。調査員には「個人情報保護マニュアル」なるものが配布され周知徹底されているとのことだが、どこまで信用できるか疑問だ。
 ところで、「1週間に仕事をした時間」という項目があった。これには家事は含まれない。私を含め主婦の人は納得できない部分だろう。家事=仕事とは調査上認められないのはわかる。だったらせめて別項目で「1週間に家事をした時間」という項目を作ってほしかった。

10月3日(火)ドイエの反論

 今回のオリンピックで「納得行かない」最大の出来事と言えば、柔道の篠原VSドイエの疑惑の判定。
 今日、『ザ・ワイド』でドイエの反論インタビューが流された。番組スタッフがフランスに出向いて本人からコメントを取ってきたのだ。
 ドイエの反論内容は次のようなものだった。

 『内股をかけた時、体重の重い篠原を避けようとして重心のかかっていた私の足が不安定になり、顔から倒れないため転がることにしたのです。試合を続けるために。
 脇にいた副審の一人がそれをよく見ていなくて、篠原が決めたと思ってしまいました。本当はアクションをかけていたのは私だったのに。
 篠原と私の間では了解し合っていたつもりです。彼は技をかけたのではないと自分でわかっていたと思います。
 あの決勝戦は最高の試合だった。二人とも勝ったのだと思っています。』

 ドイエは「技をかけられたのでなくて自分で転がった」と主張している。じゃあ転がった後のあのボーゼンとした顔は何なん? 明らかに「しまった」「やられた」「俺の負け?」って顔してたやんか。
 また、「副審の一人がアクションをかけていたのが私だということを見ていなかった」と言うが、副審はドイエの最初のアクション(内股)を見ていたからこそ、続いて出た篠原のアクション(内股すかし)を見極めることができたのではないか? そもそもドイエの内股がなければ篠原の内股すかしという技も出なかったのだから。
 極めつけは「二人とも勝った」という台詞。自分が勝者だという確信があるならばこんな台詞は出てこないはずだ。逆に勝者だという自覚があるにもかかわらず日本人に気を遣ってあえてそう言ったんだとしたら、よけいに腹が立つ。
 確かにドイエとしては、自分の負けを公の場で認めるわけにはいかないだろう。その気持ちはわからないでもないが、あまりに下手な言い訳をするのであきれてしまった。
 そう言えば、あの試合の主審宛てに嫌がらせや脅迫のメールが相次いでいるらしい。そういうことは日本の恥になるのでやめてほしい。但し、提案や要望のメールであればどんどん出すべきだ。柔道界をレベルアップさせるためには必要だろう。
 『ザ・ワイド』が言うには、メールは『国際柔道連盟』宛てに出すことと、内容も「あの主審はクビにしろ!」などではなく、「メダルのかかった試合には高レベルの審判を当てて下さい」という前向きな物が望ましいであろう、ということだ。

10月2日(月)原因はチキンラーメン?

 オリンピックが終わった。思えば短い17日間だった。祭りの後の寂しさを感じている人も多いのではないだろうか。
 今回、女子の獲得メダル数が大幅に増えたとのこと。言われてみれば男子は柔道以外はあまりパッとしなかった。競泳、ソフト、シンクロ、マラソン、柔道と女子の活躍ばかりが目立ったような印象がある。
 だからって、一足飛びに「21世紀は女性の時代」とは行かないだろうが、選手の皆さんに勇気をもらったようで、同じ女性として晴れ晴れとした気分ではある。

 今日、左の奥歯を抜いた。前からかぶせてあった歯なのだが、どうもグラグラしてるなーと嫌な予感がしていた。
 歯医者さんでレントゲン撮って診てもらったところ、「うわ、この歯はもうあかんわ。もともと大きな虫歯があったのを何とか歯を残して上にかぶせてあったみたいやけど、すでに根もとまでボロボロになってるわ。もうこれは抜くしかないで」。……(__;)タラ〜。ああ、私の貴重な歯が……。
 仕方なく抜いてもらったが、これからどうなるんだろう……。帰ってからもしばらく血が止まらなかった。痛みはほとんどないのだが、晩ご飯が食べづらくて困った。普段の倍ぐらい時間がかかってしまった。
 私は小さい頃から歯が弱い。歯の質は母親の胎内にいる時からすでに決まっているという話を聞いたことがある。母親がしっかりカルシウムを取っていないと、生まれてきた子供の歯がもろくなるってことだろう。そういや
私の母は私がお腹にいた頃「チキンラーメン」ばっかり食べていたと言う。…オイオイ。
 しかも、こういう日に限って仕事(MACでチラシ作成)が忙しいのだ。明朝までにA3×2ページ、B4×1ページ。B4の方は中身が薄いのでさっとできたが、問題はA3の方。文字量が多くてレイアウトが大変だった。後は校正だけ。先日取引先から「校正ミスが多い」とお叱りを受けたばかりなので、気を抜かずにきちっとやろう。

10月1日(日)最初が肝心

 「ぼやき」のデザインを変えてみました。前のは行間的にも色合い的にも読みづらかったなーと思って(もっと早よ気づけ!という声もなく…?)。
 それとは別に、新しいコーナーを作ろうという企みが前からあり、ここ数日間どんな構成にしようかと思案していたのですが、途中でハタと気づいたことが。…新コーナーを作るということは、各ページのリンク先も全部変更しないといけない…。
 「くっくり通信」はどんどんファイル(ページ)が増えて、今数えてみたらゆうに30ファイル以上。そのほとんどを1個1個修正してサーバーに転送しないといけない。莫大な手間と時間がかかる。…と考えていくうちに、やる気が萎えてしまいました。
 
最初にHPを作った時に、下手な作り方をした自分が腹立たしい〜!
 以前データ入力の仕事をやってた頃、「誰やねん、こんな変なフォーム作ったんは〜!めっちゃ入力しにくいやんか〜!」と憎々しく思うことが時々あったのだけど、まさに今その気分(:_;)。
 でも、暇を見てまた考えてみますわ(とか言ってるうちはなかなか動かん私)。

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