過去ぼやき2001年2月分
JALニアミス・執念深い殺人犯・SOHOは人脈・大阪B級ニュース・Qちゃんバッシング・風邪流行で仕事増加・コミュニケーションについて・医療ミスはまだまだ・国旗と国歌の意味・えひめ丸と米原潜衝突・夢は現実の鏡・森首相に似たアニメキャラ・外注女性ライダー・JR東日本が酒販売禁止へ・夫が風邪・宮崎シーガイア破綻・Qちゃんプロへ・野呂田氏発言にまた非難・反町&松嶋入籍・喜多郎グラミー賞・アバ・中島みゆき・拉致問題・挨拶の仕方が悪いだけで
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2月28日(水)「挨拶の仕方が悪い」から解雇!? |
「会長への挨拶の仕方が悪いというだけで解雇されるのはおかしい」と、大手消費者金融会社の社員だった男性が起こしていた訴訟の判決があり、男性側が勝訴した。
男性は平成12年3月に採用されたが、4月下旬、職場に親会社の会長が訪れた際、起立し頭を下げたものの、声を出さなかった。これに会長が立腹、男性は上司の説得もあって会長あての詫び状を書いたが受け取ってもらえず、5月に解雇を通知されていた。
確かに挨拶は大切だ。コミュニケーションの基本中の基本である。だが、声に出して挨拶をしなかったというそれだけの理由で人をクビにするのはどうか。
こういうサイトをやっていると、派遣でお勤めの皆さんからいろいろとメールをもらうが、派遣の現場でも同じような事が日常茶飯事的に起きていると推察される。
・初日に「態度が悪い」と言われて打ち切られてしまった。
・長期ということで入ったのに、「君とは合わない」と上司に言われ1ヶ月で切られた。
・お局様に嫌われたため、切られてしまった。他の社員の受けは良いのに…。
…と、こういった類の話をよく聞く。
派遣会社がある程度食い下がってくれる場合もあるが、最後はだいたい「先方がああ言っている以上、こちらも無理強いはできない。あなたには申し訳なく思うが、あきらめて下さい」となってしまう。
派遣ビギナーさんは、労働法や派遣法についてよく知らなかったり、周囲に相談できる派遣仲間がいなかったりなどで、このようなトラブルに巻き込まれても泣き寝入りしがちのようだ。
職安やユニオンなどの公的機関に相談したり、このサイトのように派遣仲間の集う場で情報を収集したり、弁護士さんのサイトの無料相談にメールを出して知恵を請うなど、いくらでも手段はある。どうか、あきらめずに戦ってほしい。
2月27日(火)拉致問題は進展するか? |
北朝鮮の日本人拉致疑惑に絡み、家族らが訪米、ワシントンの国防省でハバード次官補代行(東アジア・太平洋担当)と会見し、問題解決への協力を求めた。
同次官補代行は、アメリカが今後北朝鮮と接触していく中で、拉致問題に言及していくとともに、ブッシュ政権が「北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する予定はない」と明言した。
また、26日(現地時間)公表された米国防省の2000年の世界人権報告は、北朝鮮の人権状況の項で、日本人の拉致問題にも触れた。
南北会談以降、いくつかの国が北朝鮮との国交樹立の方向で進んできている中、アメリカによるこれらの対応はある程度評価できる。が、「世界の警察」を自認するからには、もっとガンガンやってくれよ〜というのが本音(^_^;。
私は先の大統領選でブッシュとゴアが競っていた時、「どうかブッシュが当選しますように」と願っていた。なぜなら、ゴアよりブッシュの方が親日的だと聞いていたからだ。
少しずつでもいいから、何とか解決に向かうよう、今後もアメリカの協力のもと日本政府は努力を続けてほしい。「えひめ丸」の件もそうだ。「森おろし」に躍起になっている場合ではない。
前にも書いたが、拉致されたとされる日本人の1人である新潟県の横田めぐみさんは私と同い年だ。彼女は1977年、13才の時に行方不明になった。現在は36才になっている。
13才〜36才という人生で一番楽しく輝く時期を奪われためぐみさんとその家族の心情を思うと、私はいつも胸がしめつけられる。
せめて、安否だけでもわからないものか。今すぐ日本に帰国させることは無理でも、無事に北朝鮮で過ごしているのであれば、せめてそのことだけでもわからないものか。
たった1人の人間の消息すらつかめないとは、外交とは本当に難しいものだと思う。日本政府はあいかわらず弱腰だし、北朝鮮は未だに拉致行為そのものすら認めようとしない。じれったい。
2月26日(月)朝からみゆきさんはちょっと |
取引先への納品はたいがい午前中に行く。帰りに開店間もないスーパーに寄り、昼食・夕食の買い出しをするのが私の日課。
取引先から自宅までの間には、ルートにもよるが、数店舗のスーパーが存在している。木曜日はAスーパーが全品10%オフ、火曜日のBスーパーは野菜の売り出し日、など、けっこう頭に入っているものだ。今日は駅近くのCスーパーに寄った。
店内に一歩足を踏み入れた途端、「うらみ〜ま〜す〜♪」と、中島みゆきの歌が!
店内で流しているB.G.M.というのは、スーパーによって特色がある。有線で歌謡曲を流している場合もあれば、独自のテーマ曲を流している場合もある。Cスーパーは歌謡曲を流しつつ、途中で定期的に「ようこそ、××スーパーへ!」と営業テープが挿入されるパターンだった。
『うわ〜、朝からみゆきさんとな!? しかも"うらみます"やて。ヘビーやなぁ…』と、私は苦笑いしながら食材を選んでいた。『ま、そのうち営業テープが割り込んでくるやろ』。ところが、何と、みゆきさんは丸々1曲歌い上げてしまったのだ!
かく言う私は、1985年ぐらいまでみゆきさんの大ファンであった。コンサートには何度も足を運んだし、文化祭でギター片手にコピーをしたこともある。「とにかく暗くてフォーク調もしくはブルース調」なところが好きだった。が、1985年前後を境に、何だか妙にポップロック調になってきたので、気持ちが離れてしまった。
その好きだった時代のみゆきさんに、まさか朝のスーパーで再会するとは夢にも思わなかったので、低血圧でボーッとしがちな私の頭もスッキリ冴えてしまった次第。良かった良かった…!?今、ふと気づいたが、3回連続で音楽の話題になっている。明日は音楽以外の話題で(^^ゞ。
2月25日(日)「アバ」の思い出 |
「アバ」(ABBA←本当は2つめのBは左右反転)のベスト盤CDを購入。
最近、「アバ」がブームになってるらしい。でも、今の若い人は知らないだろうなぁ。
「アバ」はスウェーデン出身で、夫婦2組の計4人ユニット。1970年代後半、世界的に大ヒットを立て続けに飛ばした。系統としては…ディスコ系なのかな。
「アバ」はもうとっくに解散している。夫婦は2組とも離婚してしまっている。でも、ブロンドのお姉ちゃん(名前知らない)以外は、今も音楽活動を続けているそう。
実を言うと、私が生まれて初めて聴いた洋楽のアルバムが「アバ」なのだ。中学1年の時だった。洋楽好きの友達がいて、その子が貸してくれた。アルバム名は忘れてしまったが、名曲「Dancing Queen」が入った物だった。
その頃の私は洋楽にはとんと興味がなく、もっぱら日本の歌謡曲ばかり聴いていた。あとはアニメが好きだったので、アニメのサントラとか(^_^;。そんな私に新しい世界を知るきっかけをくれたのが「アバ」だった。歌詞の意味なんてほとんどわからなかったけど、何度も何度も繰り返し聴いたものだ。
当時、私はステレオとか持っていなくて、小さなレコードプレイヤーとラジカセしかなかった。で、プレイヤーで「アバ」のレコードをかけて、その横に置いたカセットデッキで録音した。できたテープは雑音だらけでとても聴けた物ではなかったが、今となっては思い出の逸品。今も実家のどこかに眠っているはずだ。
2月23日(金)喜多郎がグラミー賞受賞 |
日本の代表的なシンセサイザー音楽家・喜多郎が、グラミー賞を受賞した。ニューエイジ部門(ヒーリング・ミュージック部門とも言うらしい?)での受賞だ。日本人では、1989年に坂本龍一が「ラストエンペラー」で受賞して以来。
私は昔からこういったニューエイジやらシンセやらの音楽が好きで、いろいろと聴いてきた。が、実を言うと喜多郎にはあまり興味はない。
喜多郎はデビューから現在まで25枚以上のアルバムを出している。私は高校生の時にたった1枚だけ、「天界」というアルバムを買って聴いたが、あまりのめり込めなかった。どうも私は「日本的なノリ」より、「西洋的なノリ」が好きなようだ。
私はHMVやTOWER RECORDなどで、よく輸入盤のヒーリング系CDを購入するのだが、時には、新たなるアーティストを開拓する目的もあってオムニバスCDを購入する。何気なしに聴いていると、向こうで活躍している日本人ボーカルによる歌が入っていることもある(日本語の歌詞で)。また、外国人アーティストによるものであっても、日本的なメロディラインを持つ曲や、日本的な楽器・音色を使った曲に出会うことも多い。
喜多郎の受賞により、日本発の音楽は今後ますます世界に受け入れられるようになるだろう。日本人の1人として、とても嬉しく、また誇らしい気分だ。
2月22日(木)どうでもいいけど… |
反町隆史&松嶋菜々子が入籍。…でも全然興味ない〜(T_T)。
昔、まださほどメジャーでなかった頃の反町はけっこう好きだった。日テレのドラマ「竜馬におまかせ!」(脚本:三谷幸喜、主演:ダウンタウンの浜ちゃん)に出演していたのを見たのが最初だった。「人斬り才蔵」の役だったと思う。「うわー、男前やなぁ」と惚れ惚れして見ていたものだ。
が、その後チャラチャラしたような役ばかりやるようになり、何だか嫌になってしまった。
しかし、なぜにNHKまでが入籍のニュースを伝えるんやろ?そんな大したカップルか?…と思ったが、よくよく考えてみると、反町も松嶋も来年の大河ドラマで出演することが決まっているので、それでらしい。
2月21日(水)野呂田氏は当たり前のことしか言っていない |
森首相退陣騒動で陰に隠れてしまったが、先日、こんな事があった。
野呂田衆院予算院長の「大東亜戦争」発言に対し、またしても中国・韓国がいちゃもんをつけてきたのだ。
野呂田氏の発言内容はだいたい以下の通り。『大東亜戦争によって、アジアでの欧米の植民地政策は根本からなくなった。今でも東南アジアでは、「日本のお陰で独立できた」という人がたくさんいる。
米国などが石油などを封鎖したから、日本はやむを得ず南方で資源確保に乗り出した。いわば米国側の策にはまってしまったのが本当だろう。
それは別として、大きな誤りは、政策の誤りで戦争に負けたということを通り越して、占領政策の一環で、日本の文化や伝統・歴史を悪いことことだと日本人自体が反省してしまったこと。それにより、今混乱している。』この人、何か間違った事を言ってますか?
「大東亜戦争」という言い方は、当時日本人がつけた名称。「太平洋戦争」は、連合国側が勝手につけた名称。日本が負けたから「太平洋戦争」と呼ぶように統一されただけのこと。
日本が真に敵対した相手はアジアの人たちではなく、アジアを植民地化していた欧米人。欧米人は当時、有色人種を人間として扱っていなかった(今もそういう風潮が残る国もある)。
特にアメリカは、西へ西へと侵略を進めていた。インディアンを虐殺し大陸を掌中にした後、海を越えてハワイ、グァム、レイテ、フィリピンと侵略し、次は中国大陸を狙っていたが、その前に邪魔な国があった。それが日本。
アメリカは日本叩きを始めた。ABCD包囲網、経済封鎖、最後通牒のハルノート等々。戦後、連合国が戦犯を裁いた東京裁判で、インド人のパル判事(この裁判唯一の国際法の専門家)はこう言っている。「ハルノートのようなものをつきつけられたら、モナコやルクセンブルクでもアメリカに立ち向かうだろう」。
アメリカは様々な手を使って日本を孤立化させ、挑発し、追いつめて行った。遅かれ早かれ、日本はアメリカと戦わなければいけない運命にあった。
開戦当初、日本軍は破竹の勢いで、アジア各地を占領していた欧米人を追い出して行った。これを見て、インドのガンジーやインドネシアのスカルノをはじめ、アジア各国首脳は皆、大喜びした。憎い欧米人をやっつけてくれるヒーローが我々有色人種の中にいた。日本人がそれをやってくれた。彼らにとっては実に痛快なものだったろう。
日韓併合にしても、日本の一方的な侵略とは言えない側面がある。当時韓国の最大政党だった一進会がそれを望み、世界もそれを承認したという経緯がある。
日本の敗戦後、「これでまたアジアは我々の物になる」と欧米諸国は期待したろうが、その思惑ははずれた。アジア各国は欧米人に対して次々に戦争を起こし、独立を勝ち取って行ったのだ。インドネシアでは、日本兵の多数が残って現地の人々とともにオランダと戦い、独立を助けた。つまり、大東亜戦争をきっかけに、アジアでの欧米による植民地政策は終焉を迎えたのだ。
歴史の授業ではちゃんと教えてはくれないが、これらは全て事実。
このように戦争には常に「功」の面と「罪」の面がある。また、その時代独特の背景や価値観もある。今の価値観では計れない。少なくとも当時の世界情勢から見れば、侵略=悪ではなかった。
もちろん、日本にはたくさんの「罪」があった。それはそれで反省すべきだし、実際にそうしてきたはず。が、戦後の歴史教育は、その「罪」の面にしかスポットを当ててこなかった。「功」を語れば、「反省していない」とみなされ、中国や韓国などから攻撃されるからだ。
実際、今回の野呂田発言は、中国や韓国のことなど言及していないのに、彼らはまたいちゃもんをつけてきた。
繰り返しになるが、戦争中の日本の「罪」については当然反省すべきだし、教育の場でもちゃんと教えるべきである。だが、それと同時に「功」についても教えるべきだ。戦争はその両方があるものなのだ。「罪」しか教えない今の一方的な教育は子供のためにならないと思う。
野呂田氏の「占領政策の一環で、日本の文化や伝統・歴史を悪いことことだと日本人自体が反省してしまったことにより、今の日本は混乱している」という言葉の重みを、私たち戦後を生きる日本人は、厳粛な気持ちを持って受け止めるべきではないか?
2月20日(火)高橋尚子、プロへ |
高橋尚子選手がプロに転向することが決まったらしい。とても良いことだと思う。
忘れられがちだが、現在の彼女の職業は会社員だ。JOC(日本オリンピック委員会)からの強化費や金メダルの報奨金300万円などが加わる程度で、収入の大半は積水化学からの給与で占められている。野球やサッカー等の一流プロスポーツ選手が高い年俸+CM出演料等で稼いでいるのに比べたら、雀の涙だろう。
小出監督は「陸上でも稼げることが分かれば、陸上をやる子も増える」と言い続けていたそうだ。小出監督自身、シドニー五輪で彼女に金メダルを取らせるために、実に7000万円以上もの私財を投じて、米国に合宿所を購入していた。
よその国、特に共産圏では、政府をあげてスポーツ育成のために資金や人材を投入している。選手が幼いうちから政府がバックアップして育てる。そして金メダルを取った選手に対しては、本人はもとより家族ともども生涯の生活を保障する、という国も少なくない。
それにひきかえ日本はどうか。選手は企業に飼われるような形で所属し、学生のクラブ活動の延長のようなバックアップしかしてもらえない。なのに、オリンピックに出る時は、会社やマスコミから「ぜひメダル獲得を」とプレッシャーをかけられる。そしてメダルを取って帰ってきても、「おめでとう」「がんばったね」で終わり。これじゃ夢がなさすぎる。
日本では「お金を稼ぎたい」という考えは、卑しいとか嫌らしいとか思われがちだが、もうそんな考え方は時代に即していないと思う。それだけの事をやっている人は、それ相応に稼いでよい。高橋尚子は、日本国民みんなに夢と希望と元気を与えてくれた。何十億払ってもお釣りが来るぐらいの仕事を彼女はしてきたはずだ。
本当に世界に通用する選手を育てたいのであれば、政府も企業もこれまでの方針を180度転換するぐらいの柔軟さで臨むべきだろう。
2月19日(月)宮崎シーガイア破綻 |
夫は土曜日以降熱が上がり下がりして、今朝になっても状態が思わしくなかったため、会社を休んだ。病院に行って薬をもらって飲んだので、だいぶマシになったようだが…。
リゾート法(昭和62年施行)第一号指定を受けた宮崎県の「シーガイア」グループが破綻した。
施設の豪華さのわりに客数が伸びず、なのに強気の経営姿勢を続けたことが裏目に出たようで、バブルの典型ともいうべき破綻だそうだ。
また行ってみたいというリピーターが育たなかったこと、関西や首都圏から客を呼ぶには若干魅力に欠けていたことなど、様々な要因が指摘されている。
もう1つ大きな問題は、シーガイアが第三セクター、つまり地方自治体と民間出資で作られたものだということだ。宮崎県民、そしてひょっとしたら国民にもそのツケが回ってくるかもしれない。
ビジネスを分かっていない人たちが作ったリゾート施設の破綻。他の第三セクターの経営難も心配される。
一報、大阪では今「USJ」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が、オープンを目前に控えて盛り上がっている。USJは日米双方ビジネスのプロがやっているだろうから、さすがに経営に関しては大丈夫だろうとは思う。でも、リピーターが育つかどうかというのはけっこう疑問。
映画をモチーフにした各アトラクション施設は派手で奇抜で、1度は行ってみたいものばかりだが、1度行ったら、はいそれまでよ…という感じがしないでもない(もっとも1度行っただけで全施設を回れるかどうか?という問題はあるが)。
と思ってたら、とりあえず2年に1回の割合で新しいアトラクションを増やすという計画だそうで、リピーター育成もすでに念頭に置いているようだ。
ところで伊勢志摩の「パルケ・エスパーニャ」は大丈夫だろうか?(^_^;。私は近鉄沿線に長く住んでいるが、まだ1度も行ったことがない。周りにも行ったという人はいない。1度は行ってみたいと前から思っているんだが、夫が「え〜?何かしょーもなさそう」と乗り気でない。
行かれた方、どんなもんだったか、よかったら教えて下さい。
2月17日(土)ついに我が家にも風邪が |
昨夜、夫が珍しくゲーム(Macのフリーウェアのちゃちなゲーム(^_^;)もせんと早々に寝たので、何かおかしいな〜と思っていた。今日も昼になってもなかなか起きて来ない。ゴホゴホとむせているのを見て、「どしたん?風邪引いたん!?」と尋ねたら、「たぶん…」と一言。
もっと早く言ってくれたらええのに〜。いっつもこうなんや、この人は。いくらしんどくても、顔に出さないし、こっちから訊かないと絶対に言わない。
休日と言えばいつも出かけたがる夫だが、さすがに今日は1日中寝ていた。「風呂は入っちゃだめ」と止めたのに入ってしまい、案の定熱が上がった。37度2分。…って、大したことないと思われがちだが、夫の平熱は異様に低い(35度台前半)ので、これって普通の人で言えばけっこうな熱なのだ。
まあでも明日も1日寝てたら治るやろ。私に風邪移さんといてや!(冷たい妻)。
2月16日(金)そこまで面倒見んでええ! |
JR東日本の一部の駅で、酒の販売を自粛することが決まった。そう、泥酔して線路上に転落した男性と、彼を助けようとした韓国人留学生と横浜のカメラマンの計3人が犠牲になった新大久保駅での事故がきっかけだ。
あの事故以降、「駅での酒販売を禁止してはどうか」という意見があちこちで聞かれたが、まさか本当に自粛するとは。ばかばかしい。
これは基本的に自己責任の問題だ。「酒を売るから悪いんだ」なんて言ってる奴は子供で、何でも他人のせいや社会のせいにするタイプなんだと思う。
第一、自粛すると言ってもホームでの販売のみで、それ以外の場所(例えば改札付近など)では引き続き販売するとのこと。これじゃ何の意味もない。飲みたい人は、そこで買ってホームに上がって飲むだけだ。それに、駅に来るまでに居酒屋などでさんざん飲んでくる人だっているだろう。
私の夫も帰りがけに、駅のホームで1本ぐっと空けて電車に乗る。これが1日の仕事の疲れを癒し、ストレス解消になるそうだ。ただ、夫はケチなので駅では買わず、駅の手前の安いコンビニで買うそうだが。
そんな夫も、このニュースについては憤っている。「泥酔して転落したりする一部のアホのために、マナーを守って飲んでる俺らみたいな人たちが犠牲になるなんて許せん!」…と。
2月15日(木)この期に及んでも頭の中は… |
米原潜「グリーンビル」と宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」との衝突事故のその後の報道を見ていると、日本だけでなくアメリカでも『プロ魂』が失われてきているように思える。
未だ原潜の船長から謝罪の言葉はなく、米太平洋潜水艦隊のコネツニ司令官は、民間人が緊急浮上時に舵操作に加わっていたことを認めた。「単純な操作で事故には関係ない」と言うが、本当かどうか。
聞けば、事故当時のソナー(水中音波探査機)のデータや潜望鏡のビデオは残っていないとのこと。ソナーのデータは通常自動的に記録されるもので、それが残っていないのは不自然だという。
乗っていた民間人15人の中に、元太平洋軍司令官ら複数の退役海軍大将が含まれていた可能性が強まっていることや、他にも実業家など『有力者』が含まれていたことを考えると、何らかの情報操作や証拠隠しがあったのではないかという疑念も出てくる。
日本側は、桜田外務政務官がコネツニ司令官に対してこの件について厳重に抗議し、米海軍側に真相解明を求めたが、外交ベタの日本のこと、真相解明までたどり着くのに何年かかるかわかったものではない。
いや、それどころか「機密に関わるからこれ以上明かせない」とか言われて適当にごまかされたり、「他の問題(たとえば経済面など全然別の外交問題)で譲歩するから、今回はひとつ…」とか甘言に釣られて裏取引してしまったりしないかと、今から非常に心配である。
そのためにも、真相解明をアメリカだけに任せるのでなく、こちらも独自に調査委員会のようなものを作って現地に派遣するぐらいの強硬な姿勢を見せてほしい。
それにしても情けないのは、今回の事故を置き去りにしていざこざしている政治家たち。
森首相のゴルフ続行問題(ゴルフ会員権問題まで出てきた)を責める野党・言い訳する与党との攻防が連日続き、自民党内でも「森おろし」の声が上がりつつある。確かに森首相は責められて然るべきだろうが、それよりも肝心なのは今回の事故のことだろ。こんな時でも選挙のことしか頭にないのか。行方不明者の家族の気持ちをちょっとは考えろ(-.-#)!
2月14日(水)外注女性ライダー |
取引先の駐輪場で、以前から時々400ccのバイクを見かけることがあった。きっと外注さんの誰かが乗ってきているものだろう、と興味を持って見ていた。
私は日頃から、この取引先の他の外注さんがどんな感じで仕事しているのか興味を持っていたので、もしこのバイクの主に出くわすことがあったら声をかけてみよう…と密かに考えていた。
この前、納品に来た私が帰ろうとした時、ちょうどそのバイクがやって来た。そしてその主が女性であることを知った。私は今はチャリンコライダーだが、10年ぐらい前までは250ccライダーだった。だから、主が女性だとわかったことでよけいに親近感を増した。だけど、その時はどうも勇気がなくて声をかけることができなかった(人見知りするタイプ(^^ゞ)。
そんな今日のこと、私が取引先から帰ろうと駐輪場に行くと、ラッキーなことにちょうどその女性もバイクのところにいて、これから帰る様子だった。
私は「今日こそは」と思い、勇気を出して「おはようございます」と声をかけた。すると、女性はにっこりして挨拶を返してくれた。40才ぐらいの小柄な女性。
ナンバープレートがけっこう遠くの方の地名だったので、まずは『つかみ』で、「遠くから来られてるんですね〜、大変ですね」と言ったら、「いえいえ、1本まっすぐ走って来るだけですから〜」とニコニコ。「前からカッコいいなーと思って見てたんですよ」「バイク好きなんですか?」「私もバイクに昔乗ってたんです」「へー、そうなんですかー」。だんだんと良いムードになってきた。
が、こちらから質問する前に、彼女の方から矢継ぎ早に、「あなたはどこから〜?…あ、そう近いんですね。それだったら自転車の方が早いよね〜。お仕事はMacの方で?…あ、そう〜、へえー、それで月にどのぐらい仕事してはるの〜?」と、逆にいろいろと質問されてしまった。きっと彼女も私と同じ気持ちで、他の外注さんにいろいろ聞いてみたかったんだろうと思う。
結局、こちらは肝心なことは何も聞けず仕舞い。彼女についてわかったのは、「ナンバープレートを見ると遠くに住んでいそうだが、実はけっこう近くて道路1本飛ばすだけで来られる」ということだけだった。あう〜(;^_^A 。
2月13日(火)森首相を見て思い出したキャラクター |
ハワイ沖の原潜事故の第一報が入った時、森首相はゴルフ中で、しかもその後もゴルフを続けていた…というのが問題となっている。
第一報の段階では、行方不明者が出ているとの情報はまだなかったから…と言い訳をしていたが、民間船どうしの事故ならともかく、相手はアメリカの原潜だ。たとえ死者や不明者がいなくとも、外交問題に発展する可能性があるという判断は瞬時に下せたはずだ。なのにそのままゴルフを続けていた。首相もそうだが、周囲の人間も危機管理意識がなさすぎる。
私はこの話を聞いて、松本零士のアニメ(マンガにもなってるが未完)「宇宙海賊キャプテンハーロック」を思い出してしまった。
「ハーロック」の舞台は、西暦2978年頃の地球だったと思うが、その頃の地球人はとにかくふぬけた連中ばかりで、特に政府や軍隊など、地球の平和を守るべき人たちのふぬけ具合と言ったら目も覆うばかり。
そんな時、宇宙からの侵略者マゾーンがこっそりと地球にやってきて、地球人に紛れて少しずつ侵略を始めていた。危機感を抱いた科学者たちが地球政府の首相のもとに警告に行く。が、肝心の首相は「えー?ワシャこれからゴルフで忙しいんだよ。何でこんなところにまで押し掛けてくるんだよ、も〜!」とか言って、全然取り合わない。
ハーロックはそんなふぬけた地球人たちに愛想を尽かして地球を離れ、広大な宇宙で自由に生きていたのだが、やはり「こんな地球でも俺の故郷なのだ」ってことで、仲間達と共に侵略者に孤独な戦いを挑むこととなる。
…と、まあこういう話なのだが、私は森首相を見ていると、このアニメに出てくるゴルフ好きの首相とダブって仕方がない。
幸いアニメでは、ハーロックという地球を愛し地球を守って戦う男がいた。が、今の日本にハーロックはいるか?と言うと、どこを見渡してもいなさそうでガッカリしてしまう。唯一、石原慎太郎がちょっとそれっぽいキャラか?(^_^;。
2月11日(日)夢の中でも納期に追われ… |
最近仕事が忙しいせいか、こんな夢を見た。
……私の手元には分厚いA4ファイルが3冊ある。枚数にして数百枚。これを今日の決められた時刻までに入力し終えないといけない。
夢の中の私の本業は高校生(^_^;。副業として在宅で入力の仕事をしているという設定だ。
友達(高校時代の友人M子さん)が仕事を手伝ってくれると言うので、予め原稿をいくらか渡してあった。進行具合を尋ねたところ、M子さんは原稿を持って私のところに来た。そして悪びれることなく、こう言った。「ごめん、全然やってへんねん」。
「ええっ!やってへんの!?」「うん」「うんってあんた…」「その代わり、すごくいいイラストポエムできてん。見て見て♪」…と、彼女は紙に鉛筆で描いた自作のイラストポエムを私に手渡した。
私は脱力、呆然。時計を見るとすでに午前3時。午前8時には家を出て学校に向かわないといけないのに…。
ちなみに提出時刻は国語(他の科目だったかも)の時間で、担当の先生に手渡すことと決まっていた。私はM子さんに、「なぁ、今日の国語って何時間目?」と、一縷の望みを託しつつ尋ねた。5時間目とか6時間目なら、学校さぼってこのまま頑張って入力したら間に合うかも…というもくろみがあった。
が、彼女の答は「2時間目」。ガガーン!それじゃ間に合わない!
私は絶望的な気持ちになりながらも、仕事に取りかかろうとした。とにかく、やれるところまでやるしかない。…が、ふと気づくと、玄関に誰かお客が来ていた。
無視することもできず、私はお茶を入れて持っていった。「もう!誰や、こんな夜中に…!」と思ってお客の顔を見ると、それは阪神の野村監督だった。「も〜!この忙しいのに何でノムさんが来るんや!!」とパニックがさらに増したところで目が覚めた……。私はこの手の夢(納期に間に合わない!あるいは、遅刻だ!と焦る夢)を1ヶ月に1回ぐらいの割合で見る。そして、毎回ハッと目が覚めた後で、カレンダーや時計を確認し、「あ〜、まだ大丈夫」とほっとするのだ。
2月10日(土)夜になって知った大きな事故 |
今日は朝から取引先を往復、帰宅後は仕事、夕方からは所用で外出と、バタバタしていた。で、夜に帰宅して夕刊を手に取りビックリ。
宇和島水産高校の実習船が突如浮上してきたアメリカの原潜と衝突し、沈没したとの記事が。しかも、9人もの行方不明者が出ているとのこと。…えらいこっちゃ!
先ほどちらっとニュースを見たら、どうも衝突の原因は原潜にあるようだ。さらに、こういった場合、海上を航行している船には海中の潜水艦に注意を払う義務はないらしい。ってことは、原潜の方により責任があるということか。
とにかく今は、行方不明になっている高校生たちの無事を祈るのみだ。
2月9日(金)国旗・国歌の意味 |
教職員組合というと、どうも「左寄り」というイメージが私にはある(私だけか?)。
特に広島県内の公立高校では、広島県高校教職員組合が主張する「日の丸は侵略戦争の旗印に使われ、国歌は天皇制を賛美するもので差別を助長する」という考えが未だに根深くて、かなり左寄りのムード。
広島県教育委員会が昨年12月、各校長に「卒業式・入学式の国歌斉唱時には起立するように教諭(生徒やないで、先生やで)に指導するように」と求めたのに対し、広高教組は「憲法の『内心の自由』を侵すことになる」とか言って、また駄々をこねているらしい。時代は移り変わっている。国民の考え方も変化している。国旗・国歌を見聞きして、戦争や軍隊や天皇をイメージする人が、今時どのぐらいいるんだろうか?
たしかに戦時中、国旗・国歌は国民の戦意高揚のために利用された。でもそれは過去の話だ。現在の国旗・国歌が天皇や軍隊のためにあるものではないってことぐらい、子供でもわかるだろう。まさか、「過去に軍隊や天皇を賛美した国歌や国旗を放置しておくと、また戦争が起こる」とでも言うんだろうか?
だとしたら、この教師たちはいったい何様のつもりなんだろうか? 若い世代をバカにしているとしか思えない。誰だって戦争は嫌に決まっている。国歌や国旗を敬う私だって(と言っても、別に祝日に玄関に国旗掲揚したりしてるわけではないが)、戦争には絶対反対だ!
第一、反戦平和を唱えたいのであれば、国歌がどう国旗がどうと言う前に、なぜ日本が無謀な太平洋戦争に突入せざるをえなかったのか、その当時の世界情勢はどうだったのか等、もっときちんと子供達に教えるべきだろう(己の思想を交えず歴史的事実だけを)。そもそも国旗・国歌は何のためにあるのかということについて、「アンチ国旗・国歌」教師たちは真剣に考えたことがあるんだろうか。
私は、彼らにぜひ訊いてみたいことがある。それは、「あなたは先祖の墓参りをしたことがありますか?」ということだ。きっと、彼らの大半は「ある」と答えるだろう。
歴史とは点ではなく線。私たち人間もまた点ではなく線。1人1人は点かもしれないが、その血や魂は、父母から、祖父母から、曾祖父母から…というふうに遙か過去から受け継がれて、線を成している。
現在の平和な(最近は一概にそうとも言えないが)日本を作ったのは、戦後を生きた人たちだけではない。日本という国が歴史上に誕生した時から現在まで生きてきた全ての日本人が、今の日本を作ったのだ。何千年も前から脈々と受け継がれてきた心、伝統、文化。その積み重ねが今の日本ではないか。
国旗を掲揚したり国歌を歌ったりする行為は、日本をここまでに作り上げてきてくれた先人たちに対して、感謝の気持ちや敬愛の念を示す意味が込められている…と私は思う。他の国の人たちも、そういう気持ちで自国の国旗や国歌に接しているのではないだろうか。
だから、私にしてみれば、国旗・国歌に何やかんやと屁理屈言っていちゃもんをつける人は、「先祖に対する感謝も敬愛もなく、自分ひとりで大きくなったと思ってる傲慢なヤツ」に見えてしまうのだ。
国旗・国歌を憎む教師たちは、自分たちの勝手な思想の押しつけによって教育現場を混乱させ、生徒や保護者たちに多大な迷惑をかけていることに、早く気づいてほしい。もし、これが教師でなく会社員だったらどうか。「自分の主義思想に反するからこの仕事はしません」なんて言ったら即クビやで。
先祖を敬うのも敬わないのも、『内心の自由』と言ってしまえばそれまでだが、少なくとも私が生徒だったら、そんな先生には何も教わりたくないと思う。
2月8日(木)空気がよどんでいる |
日本医科大学付属病院の医療ミス疑惑で、手術に立ち会った医師が、病院内で組織的な隠蔽工作がなされていたことを告白した。
この疑惑は、3年前に20代の女性患者が当該病院で行われたあごの骨接ぎの手術後、2日後に急死したのは、骨をつなぐワイヤーが脳に突き刺さってしまったミスが原因ではないか?というものだ。
それを受けて先月、病院側が記者会見したが、「そのような事故は一切なかった」ときっぱりと否定していた。
今回告白した医師は、「過ちが二度と繰り返されないように、との一念から公表した」と、その胸の内を語っている。大変勇気のある行為だと思う。
私みたいに、「まー、いざとなったら何やってでも生きていこう」と思ってるお気楽人間ならともかく、彼は医者でしかも大学病院という閉鎖的な組織の一員。真実を公表したらどんな目に遭うかは、容易に想像がつく。おそらく彼はこの病院にはいられなくなるだろう(次の職場の当てがあるのかもしれないが)。家族もいるだろうし、収入的な問題もあるだろうし、それを思うと本当によく決断したと思う。
人間、嘘をついたり人をだましたり…悪意をもって何かをした時、たとえその場は「うまくいった!」とほくそ笑んだとしても、普通はその後で嫌な気分になるものだ。うしろめたい、申し訳ない、ひどいことをしてしまった…と。
だから、私はこういう告発事件を見聞きするたび、「告発された奴らは、自分たちの悪行を一生抱え込んで地獄まで持っていくつもりでおったんやろか。すごい精神力やなぁ。それとも、罪悪感なんてこれっぽっちもないんやろか? だとしたら、そのお気楽さがうらやましいわ」などと、妙に感心したりするのだ。
告白した医師によると、「ワイヤーの刺さっているレントゲン写真は家族には見せないように」と執刀医らと申し合わせたという。その談合が行われた時間というのは、きっと彼の人生の中で空気が一番よどんだ時間だったんだろうと思う。
今、大騒ぎになっている『捜査情報を判事に漏洩した次席検事』も然り。そう、福岡高裁の判事の妻が三角関係のもつれから相手の女性に脅迫メールを送りつけていた事件に関して、福岡地検の次席検事が、逮捕前に捜査情報を容疑者の夫である判事に流したとされる疑惑だ。
法の専門家である次席検事が、まさか法を知らずにやったわけではあるまい。判事とどういう関係で、どういう恩があったかは知らないが、情報を漏らした瞬間、彼の周囲の空気もよどんでいたことだろう。
大学病院の医者チームも、この次席検事も、会見時に全く罪悪感がなさそうに見えたのが末恐ろしい。ほんま、地獄に落ちるで君らは!
医療や司法の現場だけではない。政治、官僚、財界、マスコミetc.…日本中のあちこちの空気がよどんでいる。プロ意識が失われ、ミーイズムばかりが蔓延している。日本はこの先どうなってしまうんだろうか。
2月7日(水)コミュニケーションについて |
某個人サイトに「くっくり通信」の掲示板(というより私個人)のことが悪く書かれてあるのを、偶然発見してしまった。
そのサイトの管理者(女性)の主張は、・排他的で、公平に管理されていない
・管理人は偽善的な振る舞いが多い
・管理人のジョークが下品…ということのようだ。
私は人の好き嫌いが激しい。そのうえ短気で頑固なので、人をまとめたり管理したりする役割には全く向いていないと思う。
でも、掲示板管理者としての責務はできる限り果たさなければいけないと考えているし、来てくれた人たちに不快な思いをさせることは極力避けたいと思っている。
だから、もし善良な999人の参加者を不快にさせる1人の参加者がいたとしたら、私はその1人を「空気を乱すマナーのない人間」として拒絶するだろう。あるいは、ルールを無視して怪しげな勧誘の投稿をしてくる参加者に対しては、「2度とそういう投稿はしないでほしい」ときつく警告するだろう。
それらを「排他的」「公平でない」と言うのであれば、承服しかねる話だ。はっきり言って、そんなことで文句を言う人は、単にコミュニケーションの基本がわかっていないんだろうと思う。
彼女が私を偽善的だと思う理由は、「ズバリ言わずに持って回った言い方をするから」らしい。
文章を読む限り、彼女は常に自分の考えを率直に述べるキップの良い人のようだが、私はそうすることが必ずしも良い事だとは思わない。
現実の人間関係にしてもそう。悩んでいたり落ち込んでいたりする人に対して、「大変だね。大丈夫?」という『つかみ』もなしに、いきなり「それはあんたが悪いわよ」なんて言ったら、どうなる? 立ち直るものも立ち直らなくなるし、場合によったらケンカになるだろう。
それがネット上であればなおさらのこと。文字だけのやりとりは誤解を生じやすい。だから、現実世界より何倍も慎重に言葉を選ぶことになる(時々無意識にきつい大阪弁が出たりするが…)。
見えざる相手とのコミュニケーションを円滑に進めるために、相手に相応の敬意を払い、マナーをもって振る舞う。それを偽善だとは私は思わない。
とは言うものの、あまりにとんちんかんな事を言う人や、はっきり言わないとわからない人に対しては、けっこうきついカウンターパンチを出しているつもりだ。これはこれで、また「排他的」と言われてしまうかもしれないが。
ただ、最後の「ジョークが下品」については全く反論できない。直す自信もない。それが私のキャラクターってことで、勘弁して下さい<(_ _)>。
2月6日(火)当分、風邪引かれへん |
先月すったもんだした夫の「単身赴任」について、その後の報告を怠っておりました。すみませんでした。
夫は2月から大阪市内の新しい出向先に行っております。が、そこも3月いっぱいの予定なので、その後はまたどう転ぶかわかりません。…うーん、スリリング。昨日、今日と取引先から原稿がぶわっと来て、「妙に忙しいな〜。時期的には暇なはずやのにな〜」と不思議に思っていたが、理由がわかった。社員さんと外注さんのうち、かなりの人数が大風邪を引いて寝込んでいることが判明したのだ。
「あらら、大変ですね〜。そんなに風邪流行ってます? 私の周辺では誰も引いてる人いませんよ」と、担当者に言うと、彼は、「それはよかった。くっくりさんも絶対引かないで下さいね!」と、目を潤ませながら返してきた。
新規クライアント2本を明日の午前中納品。…今夜の夕飯は出前(弁当)にした。夫、スマン。
お陰で日付が変わる前に、無事仕事終了〜(^o^)!
2月5日(月)高橋尚子は岡ひろみ!? |
高橋尚子に対するバッシング報道を見た時は、「とうとう出てしまったか!」という心境だった。
持ち上げておいて落とす、日本のマスコミの常套手段。出る杭は打たれるのが世の常であるが、彼女という人間は、マスコミサイドから見ると実に「叩きづらい」人だったろう。
陸上で日本女性初の金メダリストにして国民栄誉賞受賞者、爽やかなQちゃんスマイル、真面目で明るくて人当たりの良い性格、マスコミに対しても非常に謙虚で礼儀正しく接する。…これじゃ叩く隙がない!
と、思っていたら、何と体重が増えたことを叩いてきた。下劣というか卑怯というか…。
高橋さんは昨日の丸亀でのレース前(彼女にとってシドニー以来初の公式レースだった)、それらの報道を見て2日間泣いたという。まっすぐな性格だから、「私は何も悪いことなんてしてないのに、なんで…」という気持ちなんだろう。
マスコミや周囲から不当な攻撃や圧力を受けても、それをはねつける精神力がなければいけない。トップランナーの資質として、それは必須条件だろう。
プレッシャーに負けて潰れていったスポーツ選手というのは多い。彼女にはそうなってほしくないし、彼女ならそうはならないと私は信じている。高橋尚子は、山本鈴美香の名作「エースをねらえ!」の岡ひろみに内面的にとても似ているような気がする。小出監督は外見も性格も宗方コーチとは似ても似つかないが…(^_^;。
岡ひろみは「自分の限界」を自覚しない。宗方コーチに全幅の信頼を置いており、厳しい練習に耐える。練習メニューに対して異論を唱えたりしない。言われた分をちゃんとこなす。
岡ひろみは精神的にもろくて泣き虫だが、宗方コーチの支えで徐々に強くなっていく。そこには誰も間に割って入ることのできない、強い師弟愛があった。
高橋さんと小出監督の間も、彼らに負けないぐらい(マンガと比べるのは失礼だが)、強い師弟愛で結ばれているのが見てとれる。
昨日の高橋さんの会見で、途中で割り込んで彼女をフォローした小出監督。そしてその場で、バッシングの件よりもむしろ小出監督の優しさが嬉しくて涙したであろう高橋さん。
こういう2人を見ていると、やっぱり「エースをねらえ!」がだぶってしまう私であった。
…余談だが、私は大方の「エースをねらえ!」ファンとは違って、宗方コーチが死んでからのストーリーの方が好きだったりする。慟哭を乗り越えて周囲の支えで徐々に立ち直っていく岡ひろみの姿は圧巻である。
2月4日(日)大阪ならではのB級ニュース |
先日の日航機ニアミス事故は、どうやら「管制官の思い込みによるミス」が直接原因であるというのが濃厚のようだ。
いくら技術が発達しても、いくら精密な機械が作られても、それを扱っているのが人間である限り、100%安全ってものはないってことを、改めて教えられた。
さて、そんな昨夜、思わずくすっと笑ってしまうようなニュースが大阪であった。
JR関西線平野駅構内の踏切で、非常信号が作動したため電車が10分間停車した。原因は「センサー部分に風で飛ばされたたこ焼きの容器が付着したため」だった…(^_^;。
2月3日(土)やはりSOHOは人脈に尽きる |
SOHOについて(ちょこっとだけだが)取り上げた番組を見た。
そこでは、2組のSOHOワーカーが紹介されていた(ビデオに録ってないので記憶あいまいです。細かな間違いは許して下さい)。1組目…というか1人目は40代のお母さん。夫と娘が1人。世田谷区在住。OL時代に通販の営業・企画をやっていたキャリアを活かし、オンラインショップをやっている人。パソコンは苦手だったが、独学でHPを作って瀬戸物通販ショップを開設。
が、最初の半年は鳴かず飛ばず。そこで、同じようにショップをやっている先輩方に、何かいい方法はないかと聞いて回って参考にしたところ、「店主のプロフィールを前面に出せ」とのアドバイスを受けた。そして、工夫を施したHPはマスコミでも取り上げられ、ついに年商1000万円。
彼女は午前4時に起き、1日10時間ほど仕事をしている。時には現地まで出向いて納得のいく瀬戸物を探し、仕入れるそうだ。…やっぱ1人で年商1000万ともなると、それぐらいがむしゃらにならないと無理なのかも?2組目は夫婦。幼い息子が2人。福島県のかなり田舎の方にお住まい。HP作成やネットワーク構築などの仕事を2人でしている。田舎暮らしに憧れ、東京から数年前に越してきた。
SOHOで何とかやっていけると目論んで越してきたが、当初は全然仕事がなく、その日の食料にも困るような暮らしをしていた。「これではいかん」ということで、知人に「助けて!仕事下さい!」とメールや手紙を送りまくったところ、少しずつ仕事をもらえるようになり、今では地元業者からも声がかかるようになった。こちらも夫婦合わせて年商1000万円。
顧客から電話で呼ばれると、夜であっても車を走らせ向かう旦那さん。SOHOは24時間体制なのだ。この2組の成功例を見ていると、人脈がいかに大切かということがよくわかる。
これからSOHO・在宅ワークを目指す方は、今からコツコツと人脈を築いて下さい。私は人脈もないのに仕事を探し始めたため、見つけるまでに大変苦労しました(^_^;。
2月2日(金)こんなことで殺されたらかなわん |
なんとまあ、世の中には執念深い人間もいたもんだ。
昨年11月に大阪府下で3人が死傷する連続発砲事件があったのだが、犯行後に自殺した容疑者(元暴力団員で当時57才)が、この3人を含めた計20人の名前を記した「襲撃リスト」を作り、短銃や火炎瓶などを用意したうえ、大阪から故郷の九州まで車で移動しながらの連続襲撃を計画していたことが、警察の調べでわかったという。
これら20人は容疑者とは面識はあったが、いずれも些細なトラブルがあっただけの関係。
殺害された居酒屋店主は、約20年前に容疑者が容疑者の友人に無理に酒を勧めたことをとがめて口論になったことがあった…ただ、それだけでリストアップされていた。
運良く襲撃されなかった人たちはどうかと言えば…、10年ほど前に飼い犬が容疑者に噛みついてトラブルになった会社員、3年ほど前に挨拶をめぐって容疑者に因縁をつけた50才代の夫婦、20年以上前に容疑者と別れた最初の妻、故郷の長崎県で少年時代に容疑者をからかったことのある友人たち…等々。
リストアップされた側にしてみれば、「この人は誰?なんで私が襲われないといけないの?」てなもんだろう。しかもリストには、大阪から九州への高速道路を使っての道順や所要時間、宿泊予定地まで細かく書いてあったそうだ。末恐ろしい。
容疑者が自営していた金融業は順調だったという。それが、なぜこんなアホな計画を立てたのか?そしてそれを実行に移したのか? これについて捜査本部は、彼が何らかの理由で厭世観を抱き、過去に一方的に恨みを持った20人を選んで襲撃を実行したものの、途中で断念したと判断した。
もし、容疑者が首尾良く犯行を行っていったとしたら、案外、計画を遂行できていたかもしれない。なんせ、被害者どうしは面識がなく、共通点もないんだから、まさか警察も同一犯とは思われないだろうし、思われたとしても動機面から容疑者を突き止めるのはかなり難しいのではないか。
唯一、彼が疑われるとしたら、最初の妻を襲撃した場合ぐらいか。それ以外の人たちは、本当に行きずりの関係でしかない。少年時代にいざこざあった人たちが襲われたとしても、証拠さえ残さなければ、彼が捜査線上に浮上することはないような気がする。20才ぐらいならともかく、この容疑者はもう57才。何十年も前の子供時代の恨みで人を襲撃するなんて、普通考えられないだろうから。
この執念深さや几帳面さを、もっと他で活かせればよかったのに…。
2月1日(木)よく空中衝突しなかったもんだ |
日航機どうしのニアミス事故には驚いた。
まさに紙一重。けが人は出たものの、空中衝突という最悪の事態が避けられたのは不幸中の幸いだった。
最初は、2機の距離は60mほどだったという報道だったが、その後、わずか10m程度だったことが明らかになった。
10mってあんた、アクロバットショーやないんやで! 乗客はその時は何もわからなかったろうけど、後で実態を聞かされて卒倒した人もおるんちゃうか?
しかし、JALの対応はどうなってるんや? 同じ日航機どうしの事故なんやから、もっとちゃっちゃと調査できるはずやろ。
両機長は「弁護士と協議してから」って、JAL側の事情聴取を拒否して帰ってしまったという話だし、JALはただ「待っている」状態だという。何を悠長なことしてんねん。
会見の場で、記者の1人がこう突っ込んだ。「社員がへまをして上から説明を求められた場合、普通の企業では『弁護士に話してから』なんて通用しませんよ!」。すると、JAL側はこう答えた。「彼らにも人権がありますから…」。
はぁ?機長の人権やて?…客の人権はどうなるんや!? 客あっての商売やろが。事故の再発防止、客への信頼回復のためにも、出来る限り速やかに事実関係を解明するのが筋ってもんやろ。
(今日になって、負傷者を出した側の907便の機長がようやく警察の聴取に応じる意向を示した。JAL関係者によると、過去に別の事故で当該機長が書類送検されたことで、機長クラスが神経質になっているそうだ。)
が、パイロットは管制官の指示通りに操縦しているということらしいので、今回のようなニアミス事故の場合、パイロットよりもむしろ管制官の対応のまずさが問題と言えそうだ。
管制官は便名を何度も言い間違えたり、指示をコロコロ変えたり、かなりいい加減な感じがした。しかも便名を言い間違えたのは、最初に対応していた訓練生でなく、途中で替わったベテラン女性管制官らしい。ベテランなのになんでこんなしょーもないミスを重ねるのか? こんなことは日常茶飯事なんだろうか?
素人考えだが、管制官とは交差点で交通整理をしているお巡りさんみたいなものではないのか? ただ、お巡りさんと違って、管制官はその場にいない分、臨場感というか「命を預かってる」っていう現実味があまり感じられないのかもしれない。
私なんかがえらそうに言える立場ではないが、こういった仕事というのは、ちょっとした判断ミスが大量死亡事故につながるものだ。パイロットも管制官も、多くの乗客の命を預かっているという自覚を持って、ちゃんとプロの仕事をしてほしい。