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過去ぼやき2005年1月分

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元旦朝生で北朝鮮問題・スマトラ沖地震の余波・日韓友好が難しい理由・W杯予選で北朝鮮と対戦決定・「新・地球日本史」で南京事件・お笑い中国共産党・仙台での吉岡の評判・エビジョンイルの進退・ついこの前まで沖ノ鳥島を日本の領土と認めてたくせに・毎日放送「拉致は障害」・王大使日本批判ばかり・従軍慰安婦まとめ・女性基金打ち切りで朝日がまた妙な社説・強制送還クルド人親子は本当に難民?・東京都職員管理職試験訴訟で敗訴後の暴言「日本に来るな」・沖縄靖国訴訟で原告敗訴……この3つ全部プロ市民が噛んでますな。今月は「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さってことで、「NHK政治介入問題」転じて「朝日記事問題」がメイン。この問題で初めて本田雅和や松井やよりという名を知った方も多いでしょう。関係者がみな「記事は事実無根」と言ったことで朝日はバックレ。でもサヨクメディアはそんな朝日擁護に必死でした〜もちろん拉致問題も〜関西ローカルのワイドショーからも〜読者さんから頂いたためになるメールもよろしく(≧▽≦)

04年12月分へ


1月31日(月)自分たちの手で代表を選ぶことができる喜び

昨日の「報道2001」、こちらで起こして下さってます。
そもそも無題ですが何か?(仮題)
 1/30分「NHKvs朝日新聞 OBに問う」書き起こし
 1/31分「NHK番組変更の真実!? 安倍晋三氏に問う」書き起こし

 その安倍さんですが、朝日新聞に送った1月28日付の通知書の回答が今日来たそうです。内容は、「20日付回答、26日付回答でお答えしている通り」……小泉くんの国会答弁じゃあるまいし。これが「大報道機関」のやることですか。

今日の「NEWS23」
 多事争論より。

「NHKと朝日新聞、今日が互いに回答期限だったが、互いに沈黙を守っているようだ。民放から見て腹が立つのは、海外でNHKが国営放送をしばしば名乗ること。特殊法人であるNHKは予算審議を経なければならない。政府与党に首根っこを押さえられてる。むしろ国営放送を名乗ったらと思う。受信料でまかなってる仕組みそのものが奇妙。小泉首相は郵政民営化ばかり言うが、NHK民営化もひとつのやり方。NHKそのものが要らないという議論もある。NHKがどうあるべきか。根本的な議論をするよい機会」

 要らないのはNEWS23と朝日新聞のほうですってば!(≧▽≦)
 しかし、最近多いですなぁ。
「NHKを攻撃して朝日新聞の捏造を隠す作戦」を実行してるマスコミ。

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北朝鮮では「ひどい生活」 ジェンキンスさんが会見
 「ザ・ワイド」で会見の録画中継をやってました。
 スタジオには横田御夫妻と蓮池透さん、救う会の西岡力さんがゲストで来られてました。
 ジェンキンスさんの発言内容をば、ちょこっと。

「(他の拉致被害者に会ったか?)私は北朝鮮では極めて隔離された生活をしていました。拉致被害者について知っていることは全て日本政府に話しているので、ここで話すことはできません
「(日本政府の拉致問題に対する姿勢について)私が意見を述べられる立場ではないが、日本政府は拉致被害者を連れ戻すためにあらゆる努力を行っていると思う」
「(北朝鮮でどのような人たちに英語を?)
私は軍事大学で兵士たちに英語を教えた。それは平壌の東にあった。会話、ヒアリングを教えていた」
「(北朝鮮での生活について)15年間はまるで犬のような生活でした。ひとみと出会って人生が変わりました。北朝鮮当局者とけんかすることがあったが、ひとみが止めてくれた。私は二度と当局者に殴られることはなかった。つらかったことについて話し始めたらきりがない。幸運にも2004年5月22日、小泉総理が率いる日本の代表団と会いました。その時に、
私が正しく対応すれば家族を北朝鮮から連れ出せると確信しました
「(北朝鮮にいた頃、ひとみさんに北に戻るよう言っていたが?)
確かに娘も私もひとみを帰国させたい思いはあった。が、それは金正日が出国を許すと思わなかったからです。私が北朝鮮を出たらどんな目にあうか、当局者には何度も聞かされていた。(米軍によって)投獄されるとわかっていた。が、とにかく北朝鮮から出る最初で最後のチャンスだと思ったし、アメリカの家族に再会できる最初で最後のチャンスと思った」
「ジャカルタで妻は北朝鮮にはもう戻らないと語った。私の母のことがあるからと。
妻が私を愛していて、決して裏切ることはない、頼っていけると確信した。そして彼女の言うように私は本当に自由になったのです
「(5/22に小泉が来た時も、日本に行きたいという気持ちだったのか?)その質問にはすでに答えた。
私は北朝鮮では自由に発言することはできなかった
「(金正日に会ったことは?彼についての感想は?)会ったことはありません。しかし彼は非常に悪人。
金正日体制について、いいことを言おうとしてもそれは不可能。手先以外の人間がほめることができるでしょうか。社会主義国家であり、国民を搾取し抑圧している国」

 ジェンキンスさんが拉致被害者について何か話してくれるのでは?という期待があったのでしょう、スタジオで聞いていた横田さんたちはかなりがっくり来てたみたいです。
 私はてっきり、ジェンキンスさんはすでに自分の知っている情報を横田さんら拉致被害者家族には話されてるんだろうな、と思ってたんですが、そうではなかったようです。
 「北朝鮮との交渉もあるので公表できないのはわかるが、家族や関係者にだけは話してほしい。日本政府にだけ話すのではなく……」という意味のことを、皆さん言われてました。

 解説の辺真一氏は、「あまり多くを語らなかったがヒントもあった。それは『平壌の東』という言葉」。
 「ジェンキンスさんが英語を教えていた大学は、
間違いなく市川修一さんや斎藤裕さんが日本語を教えていた大学(現在はマゾンヒ大学という名前)ではないか。だからジェンキンスさんは拉致被害者について相当知ってるんじゃないか」と。

 ちなみに夕方の日テレのニュースでは重村教授が、「ジェンキンスさんの言い方、これはもう(拉致被害者と)会ってる、ということですね。嘘はついてない。『知らない』とは言ってない。日本政府に話している。日本政府から止められているのでここでは言わない、そういうことです」
 今後どう日朝関係が進んでいくかについては、「2月2日に一般教書演説でブッシュが名指しで北朝鮮のことを言うか。アメリカが北とは話はできない、妥協はしないとなれば、北は日本にまた戻ってくる」

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国際社会が正当性認知 シーア派大勝へ イラク選挙開票進む
 選挙で人が死ぬ、殺されるなんて日本ではちょっと想像がつかないけど、今のイラクでは避けようがないことなんですね。
 ただ、中東の専門家である高橋和夫助教授(放送大学)に言わせれば、これでも予想よりずっと死者数は少ないのだとか。

 日本の大部分のメディアは、ずいぶん前から「今のイラクで選挙なんてできるのか?」と繰り返し悲観論を煽っていました。
 そんな中、これは昨日の産経抄なんですが、

>ところが日本の一部のマスコミは、米国の戦争の結果実現したことがお気に召さないのか、この選挙に冷淡に見える。テロリストの妨害で投票率が50%を下回るようなら、たちまち「民意を反映していると言えるのか」といった論調が氾濫(はんらん)するのは間違いない。

 と、親米派の(^_^;産経らしい心配をしてました。

 が、よくよく考えてみれば、イラクで人口6割を占めるシーア派は選挙を喜んでおり、2割を占めるクルド人も同様。嫌がっているのは2割のスンニ派(フセイン派)だけ。
 投票率は6割程度だったそうですが、選挙を歓迎していた8割のうち、2割が投票に訪れなかったものの(テロを恐れた人が多かったようです)、残りの大多数は訪れたということになるんでしょうか。

 投票所では、選挙そのものを楽しんでいるかのようなイラク国民の姿が多く見られました。そりゃそうです。これまでは選挙があっても、フセインの信任を問う選挙で信任率は100%だったのですから。こんなの本当の選挙じゃありません。
 
自分たちの手で自分たちの代表を選ぶことができる喜び。これって日本人が無くして久しい感覚ではないでしょうか。

 ということで、高橋助教授が言うように「案ずるよりも産むがやすし」という結果になったようです。民衆はたくましいものですね。敗戦後の日本人がそうであったように。

 日本のサヨク(反米の人たち)はこの結果にはさぞがっくり来ていることでしょう。彼らとしてはイラクが混乱している方が都合が良いのです。だってイラクが混乱=アメリカが困るから。
 アメリカが困る=日本も困る、ということに彼らは気づかないのか?と思いきや、
彼らの大多数は反米かつ反日でもあるので、それはそれで一向に構わないのでしょう。

 案の定、NEWS23は「反米感情の強いスンニ派の投票率は非常に低く、選挙に正当性があるのかという声が高まりそうです」と、また変な方向に煽ってました。
 (´ヘ`;)ハァ?……スンニ派の人たちに対して選挙妨害があったとか、選挙そのものに不正があったとかだったら正当性も問われるだろうけど、そうじゃないでしょ。
 筑紫は「選挙の後が問題です」と逃げの一手でした。
 ただ、選挙が無事終わったからと言って、即イラクが安定に向かうということではないでしょうから、そういう意味ではもちろん「選挙の後」も大事ですけどね。

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細切れぼやき

・朝日放送「ムーブ!」の夕刊紹介コーナーで、「NHKが縁故採用、こんな体質でいいのか」といった記事が紹介されました。またも「NHKを攻撃して朝日新聞の捏造を隠す作戦かよ」と歯がゆく思ってたら、宮崎哲弥氏がかましてくれました。「これ、他の民放や新聞社も同じことですよ。NHKだけじゃないですよ!」/司会の堀江は「ははは、厳しいなあ」。笑ってる場合か?朝日放送もひとごとではないはず!

漫画家中尊寺ゆつこさんが42歳で死去。まだお若いのに……。ここ数年、40才ぐらいで亡くなってしまう人、何か多いような印象。

釈放された中村七之助容疑者、謝罪会見。若気の至りというやつですか。酒は飲んでも呑まれるな。「ラストサムライ」の明治天皇役は良かった。

さよなら藤井寺球場 河内弁のヤジ、ガラガラの客席…「思い出」77年/キャンプ前日、セレモニーなく閉鎖。私もよく観戦に行ったものです。レフト側に残る夏の薄暮が情緒があって好きでした。/空が暗くなった頃には外野スタンドもお馴染みの面々がそろって、ヤジ合戦。「打つな〜!」とかいう普通のヤジじゃなくて、「清原〜!お前の店で買うたクーラー、すぐ壊れたぞ〜!どないしてくれるんや〜!」みたいな笑えるヤジが多かった。/味方に飛ばすヤジも多かった。近鉄は大味の試合が多かったんですが、「何人ピッチャー交代するんや!はよ試合終わらせろや!俺の家、和歌山で遠いんやぞ〜!」みたいなのとか。/私設応援団の中に小学生の男の子がいて、毎年背丈が伸びていくんですよ。当たり前ですが。でもその子が中学生ぐらいになった頃、ぷつっと見かけなくなった。今どうしてるんかなあ。/私が最後に行ったのは去年11月。元近鉄の選手が練習に来てるらしいと聞いて行ってみた時でした。残念ながら選手らは早めに帰ったみたいで、草野球やってましたが。/藤井寺時代の近鉄はまさに地元密着球団で、濃いファンがたくさんいました。大阪ドームに行ってからそうじゃなくなった。それが近鉄バファローズの「終わりの始まり」だったんだろうなあと思います。

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1月30日(日)安倍さん生出演も録画に失敗(T^T)

昨日の続き
 読者F様からメールでご本の紹介をいただきました。ありがとうございます<(_ _)>

>「沖縄県民の本当の気持」についてですが、高橋秀実著「からくり民主主義」(2002年、草思社)の第6章、「反対の賛成なのだ」に、詳しく述べられています。
>石井様の仰るとおり「反基地運動等に熱心なのは役人と教師くらい(つまり組合関係者、ということだと私は思っていますが)」であることは勿論、現在、基地として使われている土地の地主にとって、戦前、たいそういい加減であった公図等の関係で、地主が所有し、使用料を受け取っている土地の持分等が、最早正確に調べようがない状況、従って下手に返還されてもどうしようもない状況等、興味深い内容がたくさん書かれています。

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プロコプツカが優勝 小崎2位、弘山3位 大阪国際女子マラソン
 沿道に応援に行きました。何年ぶりかな。
 優勝したプロコプツカさん、2位&世界選手権女子代表に決定した小崎さんには申し訳ないんですが、
今回こそは弘山さんに勝たせてあげたかった〜(T^T)
 欲を言えばシモンさんも私すごく好きなんで、弘山さんとシモンさんのワンツーフィニッシュだったらなお良かった〜。

 ※写真をクリックすると大きな写真が見られます。

先導の白バイ婦警さん

小崎さん

熾烈な3位争い

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NHK問題改め朝日新聞記事問題
 あくまで私の印象ですが、朝鮮総連が割り込んできた頃から(「模擬裁判の検事役は北朝鮮の工作員」という発言は間違いだから謝罪と訂正をしろ、と安倍さんに求めてきた頃から)、某巨大掲示板では急激に安倍・中川叩きをする人が増えてきているようです。
 しかもこの問題について批判するというより、全然別のことで非難してるんですよ。安倍は右翼だとかいうありがちなものから、安倍のプライベートはこんなだとか、どこどこと利権が絡んでるとか、お父さん(安倍晋太郎)やお祖父さん(岸信介)がどうだったとか……。

 でも文面に全然オリジナリティがない。IDをよく見てみたら、同じ人が時間を少し置きながら、同じ文面をコピペしてるんです。
 昨日、安倍、中川氏に抗議電話やFAX 総連、ノルマ課し指令という記事を紹介しましたが、こういった書き込みもその一環なんでしょうか。

 もちろん全体の比率で言えば、安倍・中川支持、朝日不支持の人の方が圧倒的に多いんですけどね。

今日の「報道2001」
 安倍さんが生出演、朝日新聞の捏造報道について、北朝鮮謀略説の根拠説明!……ところが
ビデオ予約に失敗しちゃいまして、最初の20数分間しか入ってませんでした(゜◇゜)ガーン……
 どこかのサイトで内容紹介があることを祈りつつ(見つけたらリンク貼ります)、とりあえず私が見ることのできた部分だけちょこっと紹介をば。

 番組側は当事者である朝日新聞とNHKに出演依頼しましたが、「微妙な時期」ってことで断られたそうです。
 で、代わりに?出てきた二人が、
NHKのOB(川崎泰資氏)と朝日新聞のOB(下村満子氏)。これがまた見当外れなことばかり言う。

 二人の主張を簡単に言えば、「政治家のNHKへの介入は日常茶飯事、NHKが悪い、政治家が悪い、ジャーナリズムの危機だ、なのにマスコミが本来の趣旨をそらして『NHKVS朝日』という構図にしてしまった」という感じで、捏造報道(百歩譲っても「誤報」)をしておいてバックレてる朝日新聞への批判は全くなし。

 司会の黒岩氏が「マスコミが『NHKVS朝日』を焚きつけたというより、NHKと朝日が罵り合いを始めた」とか「あなた方も現役時代に圧力を受けてきたと言うが、じゃあその時どうしたんですか?」などと反論したら、二人ともごにょごにょ……。
 特に川崎氏は長井氏を持ち上げまくり。前にも思ったけど、この人、「NHK憎し、海老沢憎し」でしか喋ってないような印象。

 途中、業を煮やしたかのように竹村健一氏が割り込んで、アメリカのマスコミで実際あった例を挙げながら、「報道の自由と言うが、嘘書いてむちゃくちゃやったらクビになる。あなた方はジャーナリストの自由ばかり言ってる。責任について言ってない」と、きついツッコミ入れてました。

 その後、安倍さんが登場したんですが、「今のお二人は事実や背景について話しておられない。それらを話さずに議論しても意味がない」と、いきなりカウンターパンチ。
(でも何で安倍さんVSこの二人で討論させなかったんだろう。話が全然かみ合わなくて番組が進まないと見越してかな?)

 安倍さんはフリップを使いつつ、まず北朝鮮の動きと朝鮮総連の動きと朝日新聞の動きがリンクしてることを説明。あくまで「被害者側である私(安倍さん)から見たらこうとしか思えないということです」という注釈つきでしたが。
 次に、朝日新聞の本田雅和記者、元朝日新聞で模擬裁判を主催したNGOの代表の松井やより氏、そのへんの相関図フリップが出て、本田記者が松井氏にどんなに心酔していたか、本田記者の書いた文章を紹介し終えたあたりでビデオが終わってしまいました。
 かえすがえすも残念。自分のミスを呪うばかり……(T^T)

 でも収穫もありました。
 安倍さんによれば、「4年前の例の番組については、私と中川さんだけでなく、下村さん
平沢さん古屋さんなど他の議員のところにもNHK側から説明があったし、彼らはそれについて会見もしたのに、報道されていない」のだそうです。
 今回の問題をけっこうウォッチしてる私ですが、このことは全然知らなかったです。確かにほとんど報道はされてないと思います。

 これが事実だとして、「何で安倍さんと中川さんだけをターゲットにしたのか?」を考えると、背景が自ずから見えてきますね。元拉致議連でヤマタクと大連で北朝鮮側と秘密会談をした平沢さんがターゲットから外されてる、というのも実に興味深いですね。

【1/31 PM23:20追記】「報道2001」を起こして下さっているブログ
 そもそも無題ですが何か?(仮題)
 1/30分「NHKvs朝日新聞 OBに問う」書き起こし
 1/31分「NHK番組変更の真実!? 安倍晋三氏に問う」書き起こし

眞悟の時事通信
 1/28分より。

>馬鹿らしいので今まで黙っていたが、以下申し上げる。
NHKの番組に対して、国会議員が「馬鹿な番組である」等、いくらでも言っている。これが言えない国会議員は、無能である。

 「眞悟節」炸裂!(≧▽≦)。ぜひ全文お読み下さい。
 野党だからここまで言えるんだろうな〜という感はありますが(^_^;

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1月29日(土)沖縄県民の本当の気持ちは?

読者石井様のメール

>くっくり様へ
>昨日の「ぼやき」より

>>沖縄というと、何か全体的に靖国参拝反対のイメージがあったんですが、こういう人もいるんですね。

>沖縄県民は「反靖国」「反基地」「反自衛隊」「反米軍」というのは、どこまでが実像なのでしょうか?

>※私の知る沖縄出身者(複数)の証言
> 「
実は『反○○運動』に熱心なのは役人と教師ぐらい。でも市民や学生は『権力者』には下手に逆らえない。それに反対・賛成で地域社会が分裂してしまう事の方が怖いので、おつきあいでデモや署名をすることもある。」[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

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細切れぼやき

北朝鮮制裁 政府2段構え対応 人道支援の凍結、万景峰号入港禁止。経済制裁の準備を整えていくのはいいんですが、小泉くんが決断しない限り発動はないんですよね。その小泉くん、もうすっかり拉致問題への関心をなくしてしまってるみたい。郵政民営化が悪いとは言いませんが、まずは同胞の救出を最優先課題にして下さい。

安倍、中川氏に抗議電話やFAX 総連、ノルマ課し指令。やっぱりね。ご本人たちもこの件で総連(中川さんは北朝鮮系の団体と言ってた)から攻撃を受けてることは話されてたし、そもそもこのお二人だけでなく、多くの政治家、マスコミが総連の攻撃にさらされてきた歴史がありますから(結果、多くのマスコミが「自主規制」することとなった)、今さら驚くことでもなかったりします。/驚くことではないとは言っても、やっぱむかつきますわな。これって「威力業務妨害」とかで総連を訴えることはできないんでしょうか?/総連って絶対に産経の取材は受けないんですが、そのことをいちいち付記する産経の執念深さがこれまたオモロイ!(≧▽≦)

日朝が拉致問題で応酬 国連開発計画理事会。「日本の極右勢力による危険な挑発で国際社会の協力を傷つけようとする試みだ。拉致問題は解決済みで、日本こそ植民地時代に犯した数々の罪を謝罪すべきだ」……聞き飽きました。それしか攻撃材料ないんですか?

<歴史教科書>中山文科相、また「自虐的」と発言。「同様趣旨の発言は、再び内外の論議を呼びそうだ」=「反日プロ市民諸君、中国・韓国の皆さん、ネタ提供しますんで、どうぞ騒いで下さいね〜」ってことです。いわゆるご注進記事。さすが「小朝日」。/当たり前のことを言ってるのに「失言」だと叩かれる。保身に走って発言を撤回あるいは修正しちゃう。そういう政治家を私たちはこれまでいったい何人見てきたことでしょう?/中山さん、今度は絶対謝っちゃだめっすよ。あなたは間違ったことは言ってません。

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1月28日(金)今日もまたプロ市民が……

沖縄靖国参拝訴訟 原告が全面敗訴 那覇地裁請求棄却、憲法判断せず
 まずはこちらで↑概要を知った後、これ↓を読んでみましょう。
 現場検証「何のためか」 怒りと落胆交錯

>沖縄訴訟では異例の現場検証が実施されたが、原告からは「裁判官は何のために現場まで行ったのか」と無念さをにじませた。

 「現場検証」というのは、検察官や弁護人は当然するでしょうが、裁判官はしてはいけないもんだと私は思ってました。別に違法ではないんですね。
 でも、
公正中立な立場のはずの裁判官が、原告側の要求に応じて「現場検証」するのって、あまり公正中立ではないような気がしてしまうんですが。
 どういう経緯ですることになったんかなあ?原告側に強引に押し切られたとかじゃないでしょうね〜。

>元特攻隊員で、国旗国歌推進沖縄県民会議の恵忠久会長(78)は「正しい判断に敬意を表する。沖縄戦での多大な被害は残念で、償いは当然と思うが、原告の訴えはヤマトに対する被害の歴史観を前提とし、賠償請求は倒錯した考え。むしろ後世の総理大臣が慰霊の誠をささげるよう要求すべきだ」と語った。

 沖縄というと、何か全体的に靖国参拝反対のイメージがあったんですが、こういう人もいるんですね。

 最後にこの写真を見て下さい。
 
たった一枚の写真がこの訴訟の実態を雄弁に語ってくれています。
 「子どもたちをまた戦場に送りますか?」……(´ヘ`;)ハァ?今回の訴訟には関係あれへんがな。
 全国各地で起こされている靖国訴訟は、遺族が主体というよりも、むしろ反日運動の一環としてプロ市民が仕切ってるんですよね。

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NHK問題改め朝日新聞記事問題
 「記事の確実な資料と根拠」を示すよう、朝日新聞に対して文書で何度も求めてきた安倍さん。
 ところが昨日、朝日から届いた回答はまたしても「安倍氏が取材でそう回答した」とか「記事は安倍氏と他の関係者の取材に基づいたもの」とかで、根拠を示さず。
 ということで、安倍さんは今日、朝日に対して4回目の通知書を送ったそうです。

 「安倍氏と他の関係者」というのは、安倍さん、中川さん、NHKの松尾氏、NHKの長井氏(内部告発した人)の計4人でしょう。これ以外にはいないはずです。
 なぜなら、もし他にまだ関係者(取材した相手)がいるなら、朝日も「訴訟を前提としているので取材のプロセスや手法については明らかにできない」なんて言い方はしません。
いつものように「取材した方のプライバシーの問題等あるので明らかにできない」って言うはずです(朝日流忍法、取材情報源秘匿の術)。

 関係者4人のうち、実に3人までが「事実無根だ」と主張している。残りの1人である長井氏は伝聞でしか喋っていません。
 もうこの時点で記事の信憑性はないに等しい状態なのに、朝日は記事の根拠すら示すことができない。

 さらに今日は、中川さんのところにも朝日新聞から回答が来たそうですが、ここでも「中川氏は、取材に対し、放送前日に2人のNHK幹部と面会して放送中止を求めたと認めた。記事は中川氏自身から取材した結果とほかの関係者への取材結果を総合し、正確に報じたもので、批判は当たらない」てな内容で、根拠を示してない。
 後半部分は安倍さんに送ってきたものと全く同じだし、前半部分についても(´ヘ`;)ハァ?ですわ。

 「最初の取材で中川氏自身が『放送前に会った』と言った」と朝日は言いたいようですが、政治家だって人の子です。家族旅行先に突然電話をしてきて、いきなり4年前のことを聞かれても、正確に答えられるわけはありません(あるいは朝日としてはこれが狙いだったのかもしれませんが)。当然その場では「会うには会ったが、放送前か後かはわからない」と答えるしかありませんよね。
 後日、中川さんは議員会館の記録などから事実関係を調べて、「会ったのは放送後の2月2日だった」ときちんと説明しています。
 
客観的な証拠を提示しているのですから、朝日は遅くてもその時点で「中川氏がNHK幹部に会ったのは放送前ではなく放送後でした。訂正してお詫びいたします」という記事を出すべきでした。
 にもかかわらず、未だに上記のような回答しかしてこない。

 ははーん、朝日はやっぱ逃げの一手やな〜。問題が沈静化するのをひたすら待つ作戦やな〜。
 そんなことは許さへんで〜。安倍さん、中川さん、これからもしつこく問いつめてやって下さい(^_^;。NHKもこの問題を報道し続けるように!(プラス、例のサヨク法廷番組の再放送をしてくれたらベストなのだが)
 しかし民放はもうすっかり引いてるのに、NHKはまだまだ報道する気満々ですな。やはり「朝日記事は捏造」という確信があるんでしょうな。後ろ暗いところがちょっとでもあるなら、いつまでも報道しませんよね。

 余談。
 NHKのニュース9でこのニュースを伝えた後に伝えられたニュースがこれ。
 実験期間を偽り放送、謝罪 テレビ東京の情報番組
 やるな〜NHK。
これって謝罪しない朝日新聞に対する皮肉でしょ?(≧▽≦)

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細切れぼやき

「私たちは核保有国」北朝鮮の外務次官、米議員団に語る
 金次官は「防衛目的であり、永遠に保有するつもりはない」と。翻訳すると「恐喝目的であり、永遠に保有するつもりはない」ってことね。「破棄してほしかったらカネくれ」ってことね。/10年前に「核凍結します」という約束してアメリカからエネルギー支援してもらっといて、裏ではその後も核開発を続けてて、情勢がやばくなってきたら、
「実は俺らもう核持ってるんや。あんたらの出方次第では棄ててやってもええんやけど?どないする?」……まるっきりヤクザや。/歴史にifは禁句ですが、かえすがえすも、「クリントン政権があの時もっとちゃんとやってくれてたら……」。

自虐史観是正、韓国でも始動 新右派、フォーラムも発足
 
「韓国の大学生は北朝鮮に政治犯収容所があることも、大量飢餓で300万人死んだことも知らない」「韓国の教科書は南北統一を志向・美化して朝鮮戦争を『内戦』と規定し、南侵した故金日成主席の責任を問う記述さえない」「北朝鮮に教育選択の自由があるかのように書いてある」……/韓国は私の想像していたよりもずっと自虐史観に侵されてるようです。韓国の教職員組合も日教組みたいにきっついようだし。

・エビジョンイルが顧問に就任するも視聴者からの苦情ですぐに辞退。だったら最初から辞退しとけよと思いつつも、てっきりまた当分の間居座るものだと思ってたのでびっくり。「会長辞めても院政」とか言われてるけど、実は権力はもうさほど残ってない?/NHK検証番組に出演してボロカス批判してた鳥越が今回は意外とめちゃ甘。なぜに?

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1月27日(木)反日活動する外国人公務員……何じゃこりゃ

昨日のつづき
 昨日取り上げた「外国籍受験制限は合憲、最高裁が初判断 都の管理職試験」の中で、私はこう書きました。

>それにこの原告女性、「もともと自分が管理職を望んだわけでなく、勧められたので受けてみる気になった」って、昨日のNEWS23で言ってたように思うんですけどね(今日のNEWS23は見てませんσ(^^))。
>それがなぜここまで気合いを入れるようになったんでしょう。やっぱバックに誰かついててそそのかした部分もあったんかしら?

 goriさんのIrregular Expressionの1/27付「国籍条項撤廃という反日運動」を拝読して、疑問が一気に氷解しました。

 これによれば、原告女性(鄭香均氏)は「教科書をつくる会」に抗議する女たちの緊急アピールに田嶋陽子や福島瑞穂や松井やよりらと共に名を連ね、定住外国人の完全なる地方参政権を求める在日同胞共同声明にも名を連ね……。
 何のことはない、
この方自身が運動家だったんですな。なるほど、「日本に来るな」などという暴言もすっと出てくるわけや、こりゃ。

 こうなってくると管理職がどうこう以前の問題で、果たして東京都はこういう人を雇っていてよいのか?という新たな疑問が湧いてきます。
 安全面でも、またマナーという面でも、
日本を憎んでいる人が公務員で居続けるというのは不自然だし、怖い気がしてしまうんですが。

 管理職に就きたいなら日本国籍をとって要件を満たせばいい。この方はそれが簡単にできるんだから(今日知ったんですが、お母さんは日本人だそうです)。
 いや、もう日本なんか嫌だ、「日本で働く=ロボットになること」と思うのなら、日本に固執せず韓国で働けばいい。

 「歴史的な境遇に配慮しろ」ってことは、つまり、「韓国人は過去に日本によって辛酸をなめさせられたんだから、その分日本は在日韓国人を優遇して当たり前」ってことですよね。
 でもね、これって
「在日韓国人に対しては、他の在日外国人よりも優遇しろ」と言ってるのと同じですよ。これは「差別」とは言わないんですか?

各紙社説
産経:【主張】国籍条項訴訟 常識にかなった合憲判決

>永住外国人地方参政権の問題とも共通するが、外国人が公務員の管理職に就けないのは、差別でなく国籍の問題である。
>公務員は当然、国家に対する忠実義務を負っている。外国人が公権力を行使できる地位に就き、母国への忠誠を誓っていた場合、国益に反する重大な事態も起こり得る。

読売:[管理職試験訴訟]「『日本国籍』明確にした最高裁判決」

>自治体が独自の判断で住民サービスや地域政策を進めるのは自然な流れだ。だが自治体の役割はこれにとどまらない。国の安全保障や地域の治安、教育など国の基本政策にもかかわる業務もある。
>こうした問題は、「日本国民」の責任でなされるべきものだ。判決が、国及び地方自治体の統治のあり方について「国民が最終的な責任を負うべきだ」としたのは、このためだ。公権力にかかわる職務に就きたいのであれば、日本国籍を取得するのが筋だろう。

 この2紙はまっとうなこと言ってるので特にツッコミ入れる箇所なし。

朝日:外国籍管理職――時代が分からぬ最高裁

>東京都内の保健所で働く在日韓国人の女性が「課長になりたい」と思い立つ。都は昇進試験を受けさせない。管理職は日本人に限る、というのだ。そんな都の冷淡な措置を全面的に追認する判決が最高裁で言い渡された。

 いきなり感情的な書き出し。以下も原告の「かわいそうな境遇」が語られる。読者の同情を引く。朝日のいつものやり方。「差別」と「区別」の区別がついてない日本最大のメディア。

>そんなに働きたいのなら日本の国籍を取ればいいじゃないか。そう思う人もいるだろう。しかし、過去の日本とのかかわり、先祖や親兄弟、故国に寄せる思いから、日本国籍を取る気になれないという人も少なくない。

 それはその人の都合ですやん。私が昨日書いたような在日の人もいるし、こういう在日の方もいます。
 そんなに管理職になりたいならそのための努力をしなさい。犠牲を払いなさい。
人間、誰だって上を目指すためにはそれなりのリスクを払うものです。日本人でも外国人でもそれは同じです。
 そもそも「日本国籍を取る気になれない」人がなぜ公務員でいられるのか。いようと思うのか。その段階から私は理解できません。

>最高裁の判決は、自治体が各地で積み上げてきた門戸開放の努力を違憲といったわけでは決してない。
>外国人が公務員として働ける場を広げる。その流れを変えてはいけない。

 ブチッ……(←キレた音-_-#)
 一昨日「朝日党」「朝日教」てなこと書いたけど、
もうこうなったらドドーンと「朝日共和国」でも作ったらどないですか。(注:決して「朝鮮日本共和国」ではありません。あ、でも実質そうなるか?)
 私がもし大富豪だったら、どこかあまり大きくもなく小さくもない島を買い上げて、朝日新聞的な考えを実現したい人たち(日本人・外国人問わず)に無料開放しますわ。
 朝日的な皆さん、どうぞ日本を出て、その島で自分たちの理想の国を立ち上げて下さい。差別もない、国籍も関係ない、搾取もない、軍隊もない、米軍基地もない、そんな「地上の楽園」を作ったらええがな。作れるもんなら作ってみぃや。

毎日:国籍条項訴訟 住民の意思が門戸を広げる(毎日のみ1/28付)

>地方公務員法は在留外国人の登用を禁止していないこと、労働基準法は国籍を理由とした勤務条件の差別的取り扱いを禁じていることを確認し、地方自治体の裁量を認めたことに着目して、外国籍の管理職への任用を妨げる判断ではない、と読み取りたい。
>特別永住者の多くは先の戦争をはさんで複雑な歴史を背負い、祖国と日本に微妙な感情を抱きながら、日本に永住することを決意している。この人々をいつまでも他の定住外国人と同様に「外国人」として扱っていてよいものか。最近では特別永住者の8割強が日本国籍を持つ人と結婚している、との調査結果もある。

 基本的には朝日と同様、外国人に門戸を開けという意見。ただ朝日のように感情的になるのでなく、論理的に書いてる感じ。1日置いたからか?でも何か「逃げ道残してる」みたいな中途半端な社説ですな。

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めぐみさん「遺骨」問題 「鑑定捏造」北が正式回答 経済制裁、準備加速へ
 事ここに至っても、まーだ日本政府は切迫感がないみたいですな。
 「誠実な対応をして下さい」で言うこときくような国でないのはもうわかりきってるのに。今さら「(経済制裁については)あらゆる可能性がある」ぐらいでは北朝鮮もびびりませんって。
 でも中国政府が「日本も北朝鮮も譲り合え」とか何とか会見で言ってましたし(6カ国協議のホスト国である手前、彼らも必死)、日本も中国に配慮してすぐには強硬なことはでけへんでしょうな。そのへん北も計算済ってことなんでしょうか。

 一方、こちらはNHKのニュース。“遺骨の第三国鑑定は困難”

>外務省首脳は27日夜、北朝鮮の提供した遺骨が横田めぐみさんのものではないとする、日本の鑑定の正しさを証明するため、第三国に鑑定を求めてはどうかいう意見が与党内に出ていることについて「引き受ける国が現実にあるとは思えない」と述べ、実現は難しいという見方を示しました。

 そりゃ誰も関わりたくないわな。
 それに前も書いたけど、仮に第三国が引き受けてくれたとして、結果、「遺骨はやはりめぐみさんではない」となったところで、北のことですから、
「第三国も日本とグルだ」と言ってくるのがオチだと思う。

 goriさんのIrregular Expressionからもう1件。1/26付「北朝鮮の反論内容は日本側が提供していた」。

>この記事では北朝鮮が日本側の鑑定へ専門的な反論をしたとか書いてあるが、フジテレビのとくダネで今朝解説していたところに拠ると、北朝鮮側が指摘した3つの疑問点って実は「週刊金曜日」と「アエラ」と「毎日新聞」が以前記事で紹介した、「北朝鮮が提出した遺骨はめぐみさんのものとは違う」とする帝京医大のDNA鑑定結果に疑問を唱える日本国内の専門家の意見をそのままパクッた内容だったとのこと。

 アッチョンブリケ!何じゃこりゃ〜!(≧▽≦)
 北朝鮮の言い訳とか脅迫とかって、威勢はよくても中身は薄っぺらというか非論理的というか、はっきり言って子供だましなものが多いですよね。
 それでも「東京を火の海にしてやる」とか言われたら、びびってしまう日本人もまだまだいるわけです。平和ボケの日本人に対しては心理作戦が一番効くっつーことで、北もこれまでいろいろやってきました。

 ところが今回は違います。何と言っても技術的なことが問題になっています。「東京を火の海にしてやる」と何百回言ったところで、「遺骨は捏造」という鑑定結果が覆るわけありません。
 「論理的に反論しないといけない。だけど俺らにはその知恵がない。うーん困った。……」

 そんなある日。
 「将軍様!日本の『週刊金曜日』『アエラ』『毎日新聞』にこんな記事が!」
 「なになに、週金は『科警研では出来なかったのに、なぜ帝京大では検査出来たのか。それなら二つの機関で分析して一致したら出すべきでは』……。アエラは『1200度で焼いたら鑑定できない』……。毎日新聞は『誰かのDNAが混じった可能性も』か……。これは使えるな。よし、
ここに書かれてあることを上手いこと組み合わせて、日本に反論しろ!
 「はは〜」

 こんな感じちゃいますのん?(≧▽≦)
 (各メディアの記事内容については2ちゃんねるを参考にしました)

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1月26日(水)「在日や難民に冷たい日本」とひとくくりに言ってよいものか?

外国籍受験制限は合憲、最高裁が初判断 都の管理職試験
 これが民間企業ならまた別ですが、公務員ですからなあ。
 「外国人が公務員になるのはともかく、管理職のような直接権力を使う仕事は想定されていない」という最高裁の判断は私は正当だと思います。
 ただ自治体によっては外国人に管理職への門戸を開いているところもあるとのことで、このへん国としては一元化されてないようですね。

 不思議に思うんですが、この方(原告)は何で帰化されないんでしょうか?
 というのも、私の友人・知人にも在日の方が何人かいますが、その中の一人(在日韓国人)が以前、このようなことを言ってたんです。
 「就職などで不利だと思う人は自由に帰化すればいい。でも
自分は理由があって帰化という選択はしなかったし、これからもするつもりはない。そのことで受ける不利益は甘んじて受けるつもり。『帰化するのは嫌だが日本人と同じように権利を認めろ』というのは理屈に合わないと思う」
 ……在日の方もいろいろってことなんでしょうか。

 しかしこの原告女性、敗訴が確定して怒りがこみ上げてくるのはわかりますが、「世界中に言いたい。日本には来るなと。日本に来て働くということはロボットとなるということ」とか「日本で働かないほうがいいと外国籍の人たちに言いたい」という発言はちょっとどうかと思います。
 仮にも公務員なんですから。都民の税金で食べてるんですから。そういう立場の人がそこまで言っていいのかと。
 公務員であることをのけても、「ロボット」はないでしょう。日本でばりばり働いている外国人皆さんに対して失礼では。

 「在日韓国人の歴史的な境遇に配慮をしていない」とも言ってはりましたが、過去の話まで持ち出されてもなあ。「在日の歴史」を水戸黄門の印籠みたいに思ってません?
 この方が(この方の親や祖父母の世代が)どういう経緯で日本に来られたのかはわかりませんが、そもそも日本に来られた朝鮮人の大半は出稼ぎ目的です。戦前・戦中に「強制連行」されて帰国を求めてやまなかった方々は、戦後すぐ占領軍の計らいで帰国しているはずなんですが。
 先ほど紹介した在日の方の発言じゃないですが、帰化も嫌だ、帰国も嫌だ、だけど日本は便宜を計れと言うのは、ちょっとわがままな気がしてしまうんですが。

 それにこの原告女性、「もともと自分が管理職を望んだわけでなく、勧められたので受けてみる気になった」って、昨日のNEWS23で言ってたように思うんですけどね(今日のNEWS23は見てませんσ(^^))。
 それがなぜここまで気合いを入れるようになったんでしょう。やっぱバックに誰かついててそそのかした部分もあったんかしら?

 goriさんが指摘されてますが、確かに朝日新聞だけ見出しが変です(^_^;

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クルド人親子の強制送還について
 クルド人のアハメト・カザンキランさんとその長男の二人がトルコに強制送還された問題です。
 いつも中国や朝鮮半島ばかりを扱っているので、こういった方面の話はあまり自信はないのですが、この前からあちこち調べてたのを、今日まとめてみました。事実関係に間違いがあったら教えて下さい。

 この前からテレビではTBSを中心にお涙頂戴的な扱いがされてますが、法務局の見解をちゃんと紹介しているメディアは少ないような気がします。
 カザンキランさんが「トルコ政府から迫害を受けたと言ったのは嘘だった」と東京高裁で認めた点についても、「手続き過程で虚偽の申請があった」等の表現にとどめて、ごまかしてるっぽい新聞(近頃話題の例の新聞ですよ)もあったりしますし。
 
「カザンキランさんは本当にトルコ政府から迫害を受けたのか否か」……これってこの問題の根幹の部分だと思うんですけどね。
 実際、「トルコに戻ったら殺される」と言っていた(周りが言ってたんだっけ?)カザンキランさんも、帰国後一旦警察に拘束はされましたが、すぐに釈放されています。

 国際社会は難民を受け入れる流れになっているのだから、日本も受け入れるべきだという意見もあります。
 その一方で、治安の問題などを考えると日本はあまり難民を受け入れるべきではない、という意見もあります。

 日本は他国に比べると経済的にかなり豊かなので、出稼ぎ目的で多くの外国人が来ています。
 もちろんちゃんと法手続きを経て日本に滞在してる外国人が大多数だとは思いますが、不法に滞在したり就労している外国人も多く、ひどいのになると最初から犯罪目的でやってきたりする人たちもいるわけです。このことは、ここ数年大きな社会問題になってますね。
 日本が他国に比べて取り締まりが甘いことが、外国人犯罪者をのさばらせる大きな原因になっています。
これ以上規制を緩くすると外国人による凶悪犯罪がさらに増える恐れがあります。

 アメリカなど他の先進国は難民を千人・万人単位で受け入れているのに……という声も多く聞かれますが、日本は国土もせまいし、難民をフォローをするために税金も投入しないといけないし、バックアップの制度も整えないといけない。つまり日本はまだ全くと言っていいほど環境が整っていません。
 あとメンタル的な面を見ても、そんなに大勢の難民を受け入れる覚悟はまだ日本人には育っていないように見えます。
 これは日本が欧米などと違って、これまでほとんど他の民族が入ってくることがなく、単一民族だけで長い歴史を紡いできたということが、大いに影響してるんだと思います。
 こういう事情もあるので、日本政府としては対応が非常に難しい問題だと思います。

 「可哀想だから」で難民受け入れ基準を甘くすると、とんでもないことに発展する恐れがあるのではないでしょうか。「私も難民だ」「俺も難民だ」と、難民でもない人(出稼ぎ目的の人)が大量に日本に押し寄せてきたりしないでしょうか。
 「可哀想だから受け入れてあげるべきだ」と言うのは簡単ですし、「難民に冷たいこの国が常任理事国入りを言う資格はない」と言うのも簡単です。
 が、基準を緩くしてどんどん受け入れを始めると日本は将来どうなるだろう?新たな社会問題を生み出す危険性はないんだろうか?……といったことまで考えて、日本のメディアはこのニュースを伝えているんだろうか?と言えば甚だ疑問です。

 次にトルコの事情について考えてみます。
 トルコはEU加盟を目指していますが、実現にはいくつかネックがあります。
 人権問題(クルド人問題)もそのひとつです。なので
トルコ政府がこの時期にわざわざ国際的に非難を浴びるような行動に出ることは考えられません。ですからトルコ政府がカザンキランさんたちを無碍に扱うことはありえません。
 逆に言えば、日本政府もそのことを踏まえた上で安心して(?)彼らを退去させたのだと思います。

 また日本とトルコは友好関係にあります。
 もしここで
日本政府が彼らを難民と認めてしまうと、結果として「トルコは難民を出す国だ」と国際的にアピールしてしまうことになり、トルコ政府に多大な迷惑をかけてしまうことになります。
 日本政府としては「トルコ政府への配慮」というのが一番頭の中にあって、それで今回のような処分を下したのではないかと思われます。

 実を言うと、トルコのEU加盟に反対しているヨーロッパ人は多いのです。たとえばフランスでは国民の約67%がトルコの加盟に反対していますし、ドイツでも国民の過半数がやはり反対しています。デンマークでも年末にトルコ加盟に反対するパフォーマンス(?)が見られました。
 いずれの国の人たちも、トルコがイスラム社会であることに嫌悪感を感じているようです。
 こういう状況のところに「トルコはクルド人を迫害している」というイメージが加われば、トルコのEU加盟は遠のいてしまうかもしれません。

 ということで、今回の問題は日本とトルコだけの問題ではなく、ましてやカザンキランさん一家だけの問題でもなく、ヨーロッパ全域をも巻き込みかねない大きな問題ではないだろうか?という気がしてくるのです。
 もちろん国家間の思惑に巻き込まれて一つの家族が不幸になるなんてことは、人間として許し難く思いますし、しかも今回は国際的にも日本政府は批判されるようなことをしてしまったわけで、そのへんやっぱりまずかったんではないか?という気もしますけども。

 ただ、日本は難民を受け入れない国だというのは世界的にも有名なのに、なぜカザンキラン一家はわざわざ日本を選んだのでしょうか。
 彼らの願いが「家族みんなで暮らすこと」なのであれば、支援団体(NGO)は日本定住に固執せずに、受け入れてくれる第三国への移住をもっと早い段階から目指すべきではなかったか、と思うのですが。
 まさかまた
何かしらの運動にあの家族が利用されてるってことじゃないでしょうね。……支援者の男性が「6万人の署名でも無理なんですか!10万人集まったらいいんですか!」と会見で泣きわめいてる姿を見て、何かすご〜く違和感を感じたんですが。

 こちらにわざわざ東京地裁にまで行って、カザンキランさんの裁判について確認してきた方の投稿が載っています。「Posted by: 敏 : 2004年09月07日 22:46」のところを参照。
 私はあまりこの問題を注意して見てきてなかったのではっきりとは言えませんが、メディアではほとんど報道されていない内容だと思います。

(一部抜粋)
>●カザンキランさんは,地裁では1回目の来日と2回目の来日の間にトルコで迫害を受けたと主張し,主にこれが認められて難民と判断された。
>●地裁判決後,トルコ政府から,カザンキランさんは迫害を受けたとされる時期にはトルコから出国していたこと,その間にイギリスに渡航し,難民申請をしたが,却下されてトルコに帰国した経歴があるとの通報があった。
(このことは後にイギリス政府から確認され,カザンキランさんも認めた)

 もしこれらが事実であれば、カザンキランさん側(支援者も含めて)にもかなり問題があったと言わざるをえません。果たして彼は本当に「難民」なのか?

 ちなみに最近は減ったようですが、10年ぐらい前までは出稼ぎ目的のトルコ人の来日が非常に多かったそうです。カザンキランさんも、最初に来日したのは今から15年前(1990年)で、もともとは出稼ぎで日本に来たようです。

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細切れぼやき

北朝鮮が日本批判の回答 遺骨鑑定結果は「ねつ造」。意外と早く正式回答出してきましたな。もっと引き延ばすと思ったんですが。回答の中身は24日付朝鮮中央通信の「備忘録」と同じなんですけどね。/何だか「経済制裁してくれ」と言ってるようにしか見えない、最近の北朝鮮の対応。「ミサイル実験やりたくて仕方がない」説は本当なんでしょうか?

被害総額200億円超か 大規模振り込め詐欺 。晩の時点では「少なくとも100億円」という報道がされてて、それでも「ひゃーくーおーくーえーんーてーーー!?(O.O;)(o。o;)」と驚いてたのに、夜遅くになったら何と倍の金額に。……組織も稼ぎも大企業並み。でも組織が大きくなればなるほど、漏れる情報も多くなるわけで、それが逮捕につながったんかな?

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1月25日(火)朝日新聞は「朝日党」もしくは「朝日教」の機関紙

田口さん “帰国を訴える”(概要)(詳細
 「工作員になってでも」 拉致被害者・田口さん、帰国に思い

>田口さんは昭和53年6月に拉致される1年あまり前に、長男の耕一郎さんを出産していますが、拉致された後ピョンヤン市内で一緒に暮らしていた富貴恵さんに「拉致された直後、生まれたばかりの子どもがいるので日本に帰してほしいと訴えたが聞き入れてくれなかった」と話したということです。この際田口さんは、北朝鮮の担当者に自分の腹部の出産の跡まで見せながら訴えたということです。また田口さんは、北朝鮮が制作した映画で親子が離ればなれになる場面を観るたびに泣いていたということです。

 朝のNHKニュースでこれ聞いた時、もう泣けてきて仕方なかったです。
 子供がいない私でもこれですから、世のお母さん方はいかばかりかと……( ´Д⊂ヽ

 田口さんのお兄さんの飯塚繁雄さんは、このようなことをおっしゃってました(ニュース7より)。
 「本当に不憫で仕方がない。我々は簡単に経済制裁を訴えているように見えるかもしれないが、
言葉の裏には相当なリスクを覚悟して言っている。交渉の扉が閉まってしまうのではないかとか、これで終わりとか、さらに言えば、殺されてしまうんじゃないかとか、そんな懸念も抱いている。が、はっきりさせるためには、そういった手段(経済制裁)をとっていかないと、永久に片付かない」

拉致問題:北朝鮮が遺骨問題で反論 疑問3点を提起

>(1)世界最高設備の科学警察研究所でDNA検出ができなかった科学性を無視し、帝京大学で得られた結果だけを絶対視している(2)1200度で火葬した骨片はDNA分析法では個人識別が不可能で、帝京大学の細胞培養による鑑定方法は信じ難い(3)帝京大学の鑑定は細胞増殖の前後で矛盾する分析がある、の3点。

 一見もっともらしいこと言ってますが、よく読むと(よく読まんでも?)おかしいですよね。
 だってめぐみさんの遺骨とされてる骨って、自称夫が自分で焼いたんでしょ?個人で1200度もの高熱での火葬ができますか?
そもそも何で「1200度で焼いた」ってわかるの?焼いたのは夫でしょ?夫が「1200度で焼きました」って申告したとでも言うの?
 つまりこれって「別人の骨を1200度で焼いたので、これなら鑑定できないだろうと思って日本側に渡しました」という自白ですな。
 北朝鮮はミトコンドリアについて知らないみたいですね。私もよう知らんけど、今回はこれが大いに鑑定に役立ったんだそうです。
 私思うんですけどね、日本の鑑定結果を何でこうもあっさり「捏造」と言えるのかと言うとね、北朝鮮という国自体が捏造が常識になってる国だからじゃないの?ってね。

町村外相:遺骨「公表」で北朝鮮に反論
 「遺骨を公表しないと日本側は約束したのにそれを破った」ってか?
まーた論点ずらしてきてますね。遺骨が偽物とわかった時点で言えばいいのに、今頃言ってきたのはやはり、遺骨問題から目をそらせたいから?
 かつて北朝鮮側は「日本側は拉致被害者5人を一旦返すと言ったのに約束破った」とごねて、交渉を滞らせてしまったことがありましたが、これと同じ作戦に出るつもり?
 町村外相、はっきり言ってくれてましたね。「言いたいことがあるなら直接こちら(日本政府)に言ってきなさい。何とか放送なんか使わず。我々は直接北朝鮮に意見を伝えているのだから、彼らは直接日本政府に(返事を)言う義務がある」
 この人が外相で本当に良かった〜と、川口ポン子さんが辞めてから何度思ったことか。でもポン子さん、まだ首相補佐官なんですよね。ヤマタクとともに。やっぱこの二人が拉致問題進展の「障害」になってたりして?

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NHKの海老沢会長が辞任 後任に橋本専務理事
 エビジョンイル、えらいさっぱりした顔してましたな。
 でも今回の人事、民放はどこも評価してないようです。NHKも批判を恐れてか、せっかく技術畑から、しかも海老沢と同郷でない人を後任に据えたのにね。
 まあでも民放も
「NHK いま叩かずに いつ叩く」でやってますからなあ。何言われても仕方ないのかも。つーか、言われても仕方ないだけのことしてきたもんね、NHKは……(朝日記事問題はまた別ですよ)。

NHK問題改め朝日新聞記事問題
 ニュース7から中川さんのコメント。
 「議員会館の記録を確認した結果、1月30日(放送日)以前にNHKの方とは会っていない。呼びつけてもいない。松尾さんという人も来ていない。政治的圧力はかけていない。この4点は何回でも言いたい。根拠としては、
議員会館の方にお願いして議員会館の面談記録、1月5日〜2月中旬の記録を見せてもらったら、2月2日にNHKの方が来て、それ以前に来た記録はなかった。私の事務所の記録にもない。朝日新聞の報道は事実無根であることをはっきり申し上げたい」

 一方、安倍さんもコメント。自民党の代議士会の挨拶の中で。
 「朝日新聞は、NHKを訴え、『法廷で明らかにする』と言っている。
一般の市民なら、法廷でしか名誉棄損などについて発言する場はないが、報道機関なのだから、報道を通じて堂々と説明すべきだ。私に対してひぼう中傷を行った以上、しっかりと報道を通じて根拠を示さないのであれば、はっきり謝罪してもらいたい」
 ボールは今、確実に朝日新聞のもとにあるんですけどね〜。

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朝日新聞社説:女性基金――この遺産を未来へ
 何て「姑息で卑怯な記事」だろうか!(NHKの松尾氏の言葉を借りました(^_^;)
 で、この社説って自社の記事問題を薄める効果を狙ってるんでしょうか?

>東アジア各地の女性が旧日本軍の相手をさせられた慰安婦問題について、政府は約10年前に、旧軍の関与があったことを認めつつも、国家としては個人補償をしないことを決めた。サンフランシスコ平和条約などで、国際法的には補償問題は決着しているという立場だからだ。

 ここの最初の部分……慰安婦問題をある程度ご存知かつ注意深い人は気づいたと思いますが、昔に比べるとかなりトーンダウンした表現です。
 以前の朝日だったら、「東アジア各地の女性を旧日本軍が強制連行して売春をさせた慰安婦問題について」てなふうに自信を持って書いてましたから。
 朝日も慰安婦問題では自分たちが間違ってたというのは理解できてるようです。でも謝罪や訂正はしたくないから、こんな言い方でごまかしてるんですな(≧▽≦)

 しかし一般の読者はそこまで気をつけて読んでないわけであって。「旧軍の関与があったことを認めつつも」なんて言われると、まるで旧日本軍が慰安婦を強制連行したことを政府が認めたかのように聞こえます。
 これでは多くの読者はまただまされてしまいます。いわゆる印象操作です。

 現実はもちろんそうではなくて、旧日本軍が行ったのは、業者に免許を与えたり(現在でも風俗店を経営する場合、お上の免許が必要になりますよね?それと同じです)、慰安所の衛生管理をしたり、慰安婦の健康管理をしたりといった「良い関与」です。

>慰安婦問題は80、90年代になってようやく元慰安婦らが名乗りをあげることができて、歴史の闇から浮上した。平和条約を結んだときはもちろん、韓国や中国と国交を正常化したときにも問題にされなかった。だから、新たに国家補償が必要だという声が上がった。高齢の元慰安婦は次々と亡くなっていった。

 「元慰安婦らが名乗りをあげることができた」背景については何も触れず、ですか。
 これは日本の反日活動家(青柳敦子という日本の主婦と宋斗会という在日朝鮮人)が
わざわざ韓国に「元慰安婦」を探しに行って火種をつけて、それに韓国の大学教授(尹貞玉)や遺族会やマスコミが乗っかって、それに日本の新たな反日団体や朝日新聞がさらに乗っかって、デマをどんどん大きくしていったという構図になってます(もっとも早い段階でデマを収束できなかった日本政府にも大いに責任あり)。

 ちなみに尹貞玉の呼びかけに応じて慰安婦訴訟の原告第一号になった金学順という女性はキーセン出身者。
 キーセンというのは韓国では「娼婦予備軍」と見られているので、韓国の人々は「なぜこの人が補償を求めるのか?」と不思議に思ったそうです。
 ところが
朝日新聞はその経歴を「女子挺身隊」として連行されたと書きました。完全な誤報です。なお、この記事を書いた朝日の記者は、従軍慰安婦運動に関わっていた韓国の「遺族会」の専務理事の娘の夫です。

 キリがないのでこのへんで止めますが、この問題の背景にはもう本当にいろんなものがあるのです。
 最後に参考文献を紹介しますので、そちらを御覧になって下さい。

>だが、日本の過去の影の部分を認めたくない人たちからは、「慰安婦は国が強制したものではなかった」と批判を浴びた。一方、あくまでも国の責任を追及する立場からは、「国家の責任をあいまいにする」と非難された。国内だけではない。韓国や台湾では、支援団体が激しく反発した。償い金を受け取りたくても、受け取りにくい雰囲気が生まれた。

 「日本の過去の影の部分を認めたくない人たち」って何ですか、この決めつけは。
 
「慰安婦は国が強制したものではない」と言った瞬間から、そういうレッテル貼るんですか。事実を事実と言って何が悪いんですか?
 事実でもないことを事実化して歴史を歪める、日本の名誉を傷つける、そっちの方が大いに問題だと思うんですが。
 そもそも民間業者が集めた慰安婦(売春婦)に対して政府が個人賠償をする、そんなのっておかしくないですか?世界的に見てどうなんですか?そんな例がありましたか?

>当初の構想からすると、満足な成果ではなかったろう。しかし、内外の圧力に苦しみながらも、戦争責任の問題に取り組み、歴史の歯車をわずかながら前へ動かしたとは言える。

 これって単に朝日の自画自賛みたいに聞こえるんですが。「俺達も歴史を前に動かした功労者だぜ、イェイ!(≧▽≦)」って感じで。
 宮沢首相の訪韓直前に「慰安所、軍関与示す資料」という、
実際は「良い関与」をした日本軍を「悪い関与」をした(=日本軍が強制連行した)と読みとれる記事に作り替えて発表し*1、公式謝罪に追い込んだ朝日新聞は、なるほど大した功労者ですよ。歴史をでたらめな方向に動かして、日本国と日本国民を貶めた功労者。

 「内外の圧力」って言うけど、日本から見たらまさに「内の圧力=日本の反日団体や朝日新聞」「外の圧力=韓国の反日団体やマスコミ」ですがな。
 日本軍の強制連行なんてなかったというのがほぼ確実となった今、内外の圧力の「内」はもうだいぶ衰えてきましたが、「外」は相変わらずなんですよ。
この落とし前どうつけるつもりですかね、朝日新聞。未だ謝罪も訂正もしてませんが。

 従軍慰安婦問題ひとつをとっても朝日新聞がいかにデマを書いてきたことか。そしてそのフォローを怠ってきたことか。こういう歴史があるから、私は朝日新聞を信用できないのです。
 言論の自由、表現の自由、報道の自由を主張する前に、まず真実を報道するのがジャーナリズムの使命だと思うのですが。って、当たり前のこと言わさんといて。

 赤旗は共産党の主張を流す、聖教新聞は創価学会(公明党)の主張を流す。こういうのはわかりやすくていいと思うんですが、朝日新聞は大手の皮を被ってるのでわかりにくくなってます。
 だからこう考えたらいいと思う。
「朝日党」もしくは「朝日教」というのがあって、その機関紙が朝日新聞である、と。
 ちなみに「朝日党」の主張は社民党のそれと似ている部分が多いです。特に外交とか安全保障面ではほとんど同一なんじゃないかと。
 そして「朝日教」のやり口は「オウム真理教」に似ています。「記事の根拠を示せ」と論理的に詰め寄ったら、とたんに「訴訟を起こす」とか言って脅すところなんかもうそっくり。

*1 国際派日本人養成講座:「従軍慰安婦」問題(上)〜仕掛けられた情報戦争〜「7.軍の関与とは」の項参照

・その他参考資料:歴史関係・従軍慰安婦
・慰安婦問題を上手くまとめて下さっているblog:
 「散歩道」さん1/19付【おさらいしよう!】従軍慰安婦

・朝日新聞の体質についてはこちらが詳しいです。
 朝日新聞報道年表……でも「2002W杯の中田英寿引退記事捏造問題」が抜けてますね(^^ゞ
 朝日の問題点(朝日流忍法帳)
 >朝日の誤報→報道被害者が情報源開示要求→取材情報源の秘匿を理由にした拒否→真相は朝日に隠される→報道被害のみが残る」
 ……今回のNHK報道もこれと同じ図式を辿ろうとしてますな。ただ「取材情報源の秘匿を理由にした拒否」のところは「訴訟を前提としているため拒否」になってますが。……って、もっと卑怯になっとる!

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仕事ぼやき
 さあ「ぼやき」も書き終えたしもう寝るか〜と思ったら、今頃仕事のファックスが来た。何時や思とんねん。
夜中の0時半やで!(これまでの最遅記録は午後10時台)。もうこっちは酒も飲んでるのに( ^_^)/□……でも仕方ないので今から仕事します……紅茶でも飲んで目さまそ……(T^T)

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1月24日(月)朝日擁護派の自浄能力が問われる時期に入った?

■NHK問題改め朝日新聞記事問題
 今日たまたま朝日紙面(朝刊)を見る機会があったので、全部ざっと見たんですが、この問題についての記事は載ってませんでした。
 夜になってネット版でこのようなニュースが載ったのみですね↓
 NHK番組改変問題、東大教授ら14人が究明求める声明……こちらの皆さんも、朝日新聞の記事が「事実」と決め付けた上で声明出してはるみたいですけど、いいんですかね。後で恥かかんかったらええけど。
 一方、こちらは「小朝日」と揶揄される毎日新聞より。発信箱:第2次「慰安婦」論争として 山田孝男(編集局)……何かトーンダウンしてません?(^_^;

 新聞はかなり静かになってきたみたいですが、テレビではちょこちょことまだやってますね。でも朝日擁護がほとんど
 私の見た中では、ワイドショー・情報番組で取り上げてたのはTBSのみ。
 ニュースショーではテレ朝の「報ステ」がNHK叩きをしてましたが、この問題について正面から扱われることはありませんでした(後で少し書きます)。「NEWS23」でも取り上げてたらしいんですが、私は裏番組を見てたので、内容は知りません。

今日のTBS「インサイト」
 この番組はこれまで一度も見たことなかったんですが、たまたまチャンネル合わせたらこの特集が始まったところだったので見ました。
 VTRでは、NHKが先日のニュース7で「朝日新聞虚偽報道問題」とタイトルつけたことや、本田記者の取材に関する暴露(「摺り合わせ」発言や「テープ録ってないのになぜそんな細かい再現ができたのか」)など、けっこう細かい点まで紹介されてました。
 意外と公平なVTR作ってるやん〜と感心したのも束の間、VTR後スタジオに戻ったら
コメンテーターが大谷昭宏!最悪!
 予想通り、大谷はVTRを完全無視して論点すりかえ。

 「朝日新聞の取材方法をどうこう言っているが、NHKはそんな立派な取材を普段からしてるんですか?」
 「取材方法とか誰がいつ会ったとかそんなことはいいんですよ。圧力があったかが問題なんですよ」
 「NHKは長井さんに話を聞くべきだ」

 アンタナニイウテハルンデッカ……?????
 「誰がいつ会ったとかどうでもいい」って、その記事がもとで安倍さん、中川さんらは迷惑してるのに。あんたほんまに人権派?
 第一、圧力があったかどうかを論じる前に、まずその記事の真偽を突き止めないといかんでしょ?虚偽かもしれない報道をもとに論じても仕方ないでしょ?あんたほんまにジャーナリスト?
 「長井さんに話を聞け」つっても、長井氏は伝聞でしか喋ってへんがな。そんな人に何を聞いても何も出てこえへんって。長井氏の隣りに朝日新聞御用達の弁護士がいたこととか、そういうの無視?ジャーナリストとして「何でこの人がいるの?変だな〜」とか思わへんの?
 そして一番大事なこと。
NHK、安倍さん、中川さんが「記事の根拠を示してくれ」つってんのに、朝日が「訴訟」を口実に逃げまくってることを何で無視する?

goriさんの「Irregular Expression」1/21付「朝日新聞、NHKに「すり合わせ」持ちかける」より
>さぁ、これからの楽しみは朝日新聞の反応だけじゃない。
>事実を碌に検証もせず、己のイデオロギーや思い込みだけで朝日新聞を擁護しNHKを非難したり、「水掛け論だ」なんだと論点を摩り替えようと必死だった新聞・テレビ・雑誌・夕刊紙・記者・作家・コメンテーター・知識人・言論人は一体どう反応するんだろう。
もしこれに対してなんの反省も訂正もしないのなら、そいつらの自浄能力はNHK以下朝日新聞並みって事だ。

 つーことで、大谷昭宏の自浄能力はNHK以下朝日新聞並みと認定させていただきます<(_ _)>

今日の「報ステ」
 こちらも論点ずらしてNHKの「体質批判」。
 あの〜、だから私たちが知りたいのは、朝日のあの記事は本当か嘘なのか?記者の「摺り合わせ」発言はあったのか?って点なんですけど。
 海老沢批判。女性左翼運動家を出してきて(後で調べたらこの人らしい)「私の思ってたのと違う編集になった」と訴えさせる。世論調査を交えながら、「政治家が『公正中立に』と言っただけでも圧力だ」「NHKの論理は世論からかけ離れてる」と誘導。
 
NHKを叩くことにより「朝日新聞の方が正しいんだよ」と印象操作。手口みえみえ。肝心の「記事の信憑性」については一言も語られず。

 つーことで、テレ朝の自浄能力もNHK以下朝日新聞並みと認定させていただきます<(_ _)>

今日の「ムーブ!」
 今日のコメンテーターは勝谷誠彦・宮崎哲弥・遙洋子。
 最後の一人がちょっと(´ヘ`;)ハァ?ですが、勝谷さんと宮崎さんがいれば大丈夫。朝日記事問題で妙な方向には行かないでしょう。
 と安心して見てたら、今日はこの問題取り上げませんでした。朝日新聞同様、逃げの姿勢か朝日放送。
 この前「朝日新聞に軍配が上がりそうです」って嬉々として言ってた若い男性アナも、何事もなかったような爽やかな笑顔振りまいちゃって。

 唯一この問題に言及したのは勝谷さん。しかも全然別の話題の時。
 朝日新聞(昨日の朝刊)に載った宇宙ごみ問題の話題で、最後に勝谷さんが
「朝日新聞がこの問題を取り上げたのはNHK問題から目をそらせるためですね」と発言。
 もちろん番組的にはあっさり流されてしまいましたが……。
 今後「ムーブ!」がこの問題を取り上げるとしたら、朝日擁護派の大谷昭宏や若一光司が出る曜日に限定されるんだろうなと思います。

 つーことで、朝日放送の自浄能力はNHK以下朝日新聞並みと認定する一歩手前状態。

民主党議員、たじま要のHPのアンケート

<NHKと朝日新聞。今回の一件は、どちらが“より”悪いか?>
選択肢:NHK・朝日新聞・どっちもどっち・わからない

 夕方に投票し、夜になって再び見に行ったら、アンケートは「中止・削除」になってました。
 私が行った時は「朝日新聞」がダントツ1位になってたんですが、それと何か関係あるんでしょうか?(^_^;

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今日の「ムーブ!」その2
 救う会が北朝鮮産アサリ不買運動を始めると先日発表したことは皆さんご承知かと。
 「ムーブ!」週刊誌紹介コーナーで、北朝鮮との魚介類貿易で成り立っている境港市の漁業皆さんが困っている、という記事が紹介されました。雑誌名忘れたけど、「ポスト」とかそんへんだったと思う。
 内容は、「右翼の街宣車が走り回った」「地元業者が合同で基金を募り、北朝鮮の船が入港しなくなった場合の損害補償を負担する計画をしたものの、集まらず断念」「経済制裁は困るが今の日本はそれを言えるムードではない。が、自分たちの生活がかかっている」……こんな感じで。
 さすが朝日系列。
経済制裁反対キャンペーンの一環っすね。(石高健次さんのいる局とはとても思えん(T^T)

 が、今日は勝谷さんがいる!
 「本末転倒な言い分。これまで保険未加入の船を入れてた方がおかしいんであって。北朝鮮の船が正しく保険に入って入港するようになれば、皆さんも助かるはず。長期的に見るべきだ」……細かい箇所は違うだろうけど、こういう意味のことを言ってました。
 そこへ遙洋子が出しゃばってきて、信じられない発言を。
 「ズワイガニをせっかく安く食べられてたのに、経済制裁することによって漁業の方だけでなく、私たちの食卓も直撃しますよね」。
 
あんた、そんなにカニ食べたいか。拉致被害者の命よりカニか!(-.-#)

アジア女性基金解散へ けじめ果たせたと村山氏

>しかし、償い金の原資が民間の募金だったため「日本政府が公式に謝罪し補償すべきだ」として受け取りを拒否した人も多い。

 あまり知られていませんが、「償い金」については韓国内でさまざまな軋轢をもたらしました。受け取り拒否の逆パターンもあったんです。

>97年1月「アジア女性基金」は韓国人慰安婦に対する「償い金」の支給を開始した。国家による責任がない以上、この民間基金が実行できる最大限の措置としか言いようがないのだが、あくまでも日本国家による補償を求めている「挺対協」(くっくり注:韓国の反日市民団体)はこれに激しく反発。民間基金の支給を受けた元慰安婦7人を批判する文章を出し、韓国内の基金支給を打ち切った。そのためにこの元慰安婦たちは「殺す」などの脅迫をひっきりなしにうけることになってしまった。「本人が日本からのお金を受けとると言っているのだからほっといてほしい」……と元慰安婦は言うが、そもそも「挺対協」の活動家は「反日」だけが目的でそのためには手段を選ばない。元売春婦のハルモニなんかホントはどうでもいいというのがホンネなのだろう。
(小林よしのり氏「新・ゴーマニズム宣言第4巻」より)

 「北朝鮮とは政府間協議で」=07年3月、元慰安婦償い基金解散−村山元首相

同基金で解決できなかった北朝鮮の元慰安婦問題について、村山元首相は「後に問題が残らないよう、政府間で(ほかの戦後補償問題とともに一括して)話し合いが行われるだろう」と述べた。 

 つーことは、「アジア女性基金」的には、これで北朝鮮以外の国の「元慰安婦問題」は解決したってことですか?

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細切れぼやき

北朝鮮がめぐみさん遺骨鑑定でまた反論。そのうえ、日本の「遺骨」鑑定の検査方法などに4点の疑問があるとして列挙してきた。あんたらの鑑定技術ってそんなレベル高いんですか?(^_^;

15・4%が「死人は生き返る」 長崎で小中学生調査。最初、「生まれ変わり」を信じてるパーセンテージかと思ったんですが、そうではなくてマジで「死んだその人が生前の状態に戻る」を信じてるんですね。しかも中学生の方が「生き返る」という回答が多かったんだそうで、さらにびっくり。テレビとかゲームとかの影響がいかに大きいか、ということですな。おじいちゃん、おばあちゃんのお葬式とか出たことないんかなあ。

首相答弁めぐり民主・社民が一時退席…国会代表質問。ニュースでちらっと見ただけですが、どっちもレベル低いな〜という印象。それぞれ政治的な思惑があってこうなったらしいですが……。

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1月23日(日)休日モードで失礼します<(_ _)>

■細切れぼやき

・今日は朝からなぜだか胃がチクッと差し込むように痛い。ずっと痛いわけじゃなく、時々急に脈絡なく痛い。何じゃこりゃ。
 もともと胃腸が弱いので、胃痛はしょっちゅうなんですよ。特にお腹がすごく減った時にご飯を食べると、食後胃がシクシク痛むことが多くて。そういう時は20分ほど横になるとけろっと治っちゃう。が、今回の痛みは普段のと何だか違うんですよね〜。
 横になっても治らないし(継続して痛いわけじゃないので、そりゃ横になっても治らないか(^_^;)。
たぶんちょっと胃が荒れてるとか、あるいは冷えによるものとか、そういう程度だと思うんですけどね。一晩寝て様子見ます。

・朝の言論番組は「報道2001」だけ見ました。前半は中曽根元首相&石原慎太郎都知事による憲法改正論議。中曽根さんもなぁ。靖国参拝でミスっちゃったのが現在まで尾を引いてますからなあ。それさえなけりゃな〜。慎太郎は相変わらず言いたい放題。朝からよう飛ばすわ〜(≧▽≦)
 お二方の論議はこちらを参照↓
 花鳥じゅりの憂国つれづれ日記 1/23付「憂国の志士ら、吠えるの巻。」
 後半は朝日記事問題で渦中の中川さんが中継で出演。黒岩キャスター、けっこう厳しく突っ込んでましたね。でも議員会館の面会記録などで、会ったのは2月2日というのは客観的に見ても明らかだそう。
 一番気になったのは、中川さんが放送終了間際に言ってた
「抗議の6割は共産党系の婦人団体。北朝鮮系の団体もいる。集団的な抗議を見てると、いくつかの点で結ばれているようだ」。やっぱりこの問題の背後には根深いものがありそうです。

 一方安倍さんは、「法的手続きでは時間がかかってしまう。報道機関だから我々の質問状にしっかり答え、法廷ではなく、国民の前で報道の根拠を示してほしい」と述べ、朝日新聞の対応を批判。朝日が問題先送り、引き延ばしといった戦術に出てるのは明らかです。報道機関としてのモラルがあるなら朝日はとっとと対応なさい。
安倍さん・中川さんのイメージを傷つけたまま放置とは卑怯千万。

読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」は相変わらず言いたいことを言ってくれてます。関東の皆さんが「東京でも放送を」と切に願う気持ち、よくわかります。でも全国ネットではここまで突っ込んだ討論は無理でしょう。関西ローカルだからこそできること。

・NHKスペシャルで昨日と今日、2夜連続で憲法問題についての討論をやってたようです。昨日は見逃しましたが、今日はちょっと見てみようかなーと。
 でも最初の、森本敏教授の次に話した悪代官みたいなおっちゃんの話(9条崇拝者によくある日和見的な話)にもうついていけず、さらにその後各党の代表が登場したんですが、民主は仙石、共産は小池トッチャン坊や(二人とも先週の「サンプロ」でめちゃくちゃなこと言ってた人たち)、
とどめが社民の土井たか子ってアンタ。もうこれで見る気を完全になくしました(T^T)

・昨夜久々にネット上のあちこちをたくさん巡回しました。朝日新聞関連で拾ってきたネタ紹介。
(1)原水爆禁止運動に偏見を持ち込む「朝日」の特異な立場。「取材と称して特異なオルグ」……今回のNHK問題の時と同じような強引な取材が、かつて共産党に対してもなされていたってこと?
(2)10月15日付朝日新聞「窓」の報道に対する建設省の書簡について。国土交通省も「記述の根拠等を尋ねる書簡を送付」するなど、かつて朝日とはいざこざあったようです。
(3)小泉首相:朝日の記事批判 道路公団民営化に絡む発言で。これはごく最近の記事。21日夜配信。小泉くんにまで
「今朝の朝日新聞はウソだよ。でたらめを書かないでほしい」と言われる始末(^_^;。
(4)これのみ朝日新聞ネタではありません。逆転極東裁判 従軍慰安婦問題検証編。「逆転裁判の形式でFLASHを作って従軍慰安婦問題や南京事件を解決していったら面白いんじゃないか?」ってことで2ちゃんねる有志皆さんが作ったゲームだそうです。私はまだやってませんが、やった方によると
「なかなか良くできてる」らしいですよ(≧▽≦)

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1月21日(金)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(9)

■読者H様のメール
 
「『文世光事件』自体よく知らない」と昨日書いたところ、さっそくH様から事件についての考察メールをいただきました。
 事件のあらまし程度はわかっていても、事件の背景(当時の日・韓・北の状況など)はまだ全然見えてない状態なので、こういったメールは大変参考になります。ありがとうございます。

 あとH様は日韓基本条約関連の文書についてのお考えも述べて下さっています。
 日本政府も公開すべきかどうかは皆さん意見が分かれるところだと思いますが、私はとりあえず態度保留させて下さい。
 今、「NHKVS朝日」の件でいっぱいいっぱいなんですわ。まさかこんな連日「祭」状態が続くとは予想してませんでした。何でこんな問題に手つけてしまったんやろとちょっと後悔してたりして(T^T)
 連日テレビのニュースに張り付いてるもんやから、夫に「お前、ジャーナリストでも何でもないのに何やってんねん」とイヤミ言われてる今日この頃……。

 前置き長くなりました。H様のメールをどうぞ。

>くっくり様
>拙いメールを紹介していただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

>さて、
74年の文世光事件ですが、この事件の黒幕は北朝鮮だと承知しています。[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

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■引き続きNHK問題について
 いろんな掲示板やブログでこのページを紹介して下さってるようです。ありがとうございます。
 ひとつだけいいですか?(^^ゞ……この日記の名称は「ぼやきくっくり」です。ややこしい名前でごめんなさい<(_ _)>

 さて、もうすでに各所で指摘されていることですが、朝日新聞がこの問題の関連記事を削除し始めています。
 この問題の発端となった一番最初の記事(1/12付「NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘」)は昨日にはもう消えてたようです。
 もちろんどこの新聞社も古い記事は順次削除していくのが普通だとは思います。ただ
現在進行形のこの問題の、しかも発端となった記事をこうもあっさり削除してしまうというのはどうなのか?という気はしますね。
 しかしネット諸氏もそのへんは心得てますから、こういう爆弾記事は一度配信されたら最後、テキストはもちろん画像キャプチャという形で永遠に残るんですよね(^_^;

NHK 朝日新聞に公開質問状

>公開質問状では、朝日新聞が言い訳や論点のすり替えをせず、きちんとした内部調査をし、その結果を記者会見で公表し、説明責任を果たすとともに、記事を訂正し、NHKなど関係者に謝罪するよう改めて求めています。

 公開質問状の全文はこちら。

>(16)去年8月に明らかになった、御社記者が起こした「無断録音テープ流出問題」についての御社見解によれば、「取材内容の録音は相手の了解を得るのが原則であり、取材相手との信頼関係を損なうことがあってはならない」としています。
御社記者は、松尾元放送総局長に取材した際に録音する許可を得ていませんでしたので、
仮に録音テープがあるのであれば、御社見解に照らした場合、取材倫理に反する行為にあたると考えますがいかがでしょうか。
>(17)また、録音テープの有無に関わらず、記者会見前日に松尾元放送総局長が電話で質問した際に、
録音テープの存在の有無をはっきり答えなかった御社記者の行為は、「取材相手との信頼関係を損なうことがあってはならない」としている御社の取材倫理に、やはり反するものと考えますがいかがですか。
>(18)さらに記者会見前日の電話で、松尾元放送総局長が、御社記者に対して「私の証言と記事の内容が違っている」と抗議をした際に、
御社記者は「NHKにはもう話してしまいましたか」「どこかでひそかに会えませんか」「証言の内容について腹を割って調整しませんか」「摺り合わせができるでしょうから」などと繰り返しました。
>御社によると御社の記事は、「2人の記者が松尾元放送総局長に長時間会って取材した結果などを正確に報じた、根拠あるもの」だということです。
>それでは
なぜ記事を掲載した後になって、証言の内容を「調整」したり「摺り合わせ」たりする必要があったのでしょうか。
>明確で納得のゆく回答を求めます。

>以上18項目の質問について、御社が報道機関としての矜持を保ち、言い訳や論点のすり替えをせず、きちんとした内部調査をしてその結果を記者会見で公表するとともに、記事を訂正しNHKなど関係者に謝罪することを改めて求めます。

 全文すごいけど、最後の方のたたみかけは特にすごいというか、もう容赦ない感じですね。
 「調整」や「摺り合わせ」は朝日上層部からの指示があったんでしょうか。ま、普通に考えて、ここまで問題が大きくなってるんですから、本田記者の独断ではないでしょうね。

一方、安倍さんは……
 安倍さんがこの前出した朝日新聞への質問状ですが、その返事(反論)が書面で来たそうです。
 が、中身はというと、もはやアホの一つ覚えになりつつある「報道は多くの人の取材を総合したもので間違いはない」てな内容。
 安倍さんは、「反論ともいえない反論。根拠が示されていない。すでに報道した内容の繰り返しで、新しい証言者の発言の事実もない。
この程度で報道したという驚くべき事実がわかった、と言ってもいい。根拠を示すようにさらに回答を求めていきたい」ってことで、新たに通知書を出したそうです。
 中川さんも同様、紙面で謝罪訂正を求める通知書を出したそう。

取材テープは存在するのか?
 夕方、朝日放送「ムーブ!」見てたら、夕刊紹介記事コーナーで
「どうやら、朝日新聞に軍配が上がるようです!」って若い男性アナが興奮口調。
 ええっマジっすか〜!?と驚いたが、何のことはない、「取材テープ存在か」という日刊ゲンダイの記事でした。それもよくよく聞いてみたら、「朝日の記事に載ってる松尾氏の証言が話し言葉であまりに生々しいので、取材テープが存在してるのではないか」という推測のみ。
 存在してるとしたら、なぜそれを出さないのか?については、「相手の了解をとらずに録音したので公表したくてもできないのでは」という意見が一般的ですね。
 私はテープが存在したとしても、また別の理由で公表できないと思うんですけどね。だって
本田記者の「はじめに結論ありき&喧嘩腰&嘘情報で釣って誘導する卑怯な取材方法」が白日の下に晒されてしまいますもん。

今日の「ちちんぷいぷい」
 「模擬裁判を主催したNGO団体代表は元朝日新聞記者」「長井氏の会見時に隣りにいたのは朝日新聞の顧問弁護士」の存在を、パネルを使って説明しました。それは良い。
 また「週刊新潮の広告掲載を朝日新聞が断った」話もしてました。それも良い。

 が、石田デスクがまたぞろ「この問題は慰安婦問題とは切り離して考えないといけません」。先日の「ぷいぷい」でも同じこと言ってた。どうしてもそっち方面に話を持ってってほしくないらしい。
 でもそんな石田も朝日新聞と長井氏には不信感が芽生えてきてるみたいで(遅いって)、それは「『信頼できる上司』が登場してない。松尾さんではないと思うんですけどね。この上司というのが出てきてくれたらいいんですけどね……」という発言に表れてました。

 でも今日は中尾彬が素晴らしいツッコミしてた。
 
「今の時期にこの話が出てきたというのが、また問題ですよね。裏に大きな問題いっぱいあるでしょ。北朝鮮問題とか」
 もちろん番組的には軽く流されちゃいましたけど、そんなこたぁいい。中尾さん、GJ!(≧▽≦)

自民が調査チーム設置へ NHK番組改編問題
 自民党も大変ですな。
 放置すれば「やはりNHKと癒着が」と言われるだろうし、逆にこのように独自調査をしたらしたで「特定の報道機関を攻撃していいのか」とか言われそうだし。
 まあでも実質は野党向け?国会も始まったことですしね。

……と、ここまで書いたら、またえらいことが。
 ・NHKに訂正・謝罪求める 番組改変問題で本社通告書(朝日新聞)

> NHK特集番組の改変問題で、朝日新聞社は21日、NHKが開いた会見や一連の報道について、「虚偽の事実を示し、朝日新聞社の名誉を著しく傷つけた」として、NHKに対し、法的措置を前提として訂正と謝罪放送を求める通告書を郵送した。また、同日、記者会見を開き、NHKの一連の対応について「公共の電波を使った一方的な誹謗(ひぼう)中傷で見過ごすことはできない」との見解を明らかにした。
>通告書では、「(番組改変があった当時の放送総局長だった)松尾武氏が朝日新聞社の記者の取材に対し記事記載のとおり述べたことは動かしがたい事実である」とし、NHKは記者会見を開いて松尾氏に「記事に掲載された発言は正反対あるいは虚偽」と述べさせた、と指摘している。
>また、
「客観的かつ公平中立であるべき公共放送のニュース番組において、長時間にわたり自己弁護に終始する放送をし、朝日新聞社の言い分を無視する報道姿勢は、放送法に照らし、重大な疑問がある」としている。
>朝日新聞社の記者会見は、21日午後9時から東京本社内で開かれた。朝日新聞社の基本的な姿勢を説明するためのもので、本沢義雄・取締役広報担当、柘一郎・広報宣伝本部長、帆江勇・東京本社編集局長補佐、横井正彦・同社会部長が出席した。
>会見では、朝日新聞がNHKの番組改変問題を報じた主眼について、「NHKの報道に政治家の圧力があったのではないか」という問題だとしたうえで、通告書を出した経緯を説明。
「誠意ある回答がない場合は法的措置を取らざるをえないことになる」と話した。

 ・NHKが朝日新聞に18項目の質問状/「公共電波で一方的な中傷」…朝日は謝罪と訂正要求(読売新聞)

>横井正彦・東京本社社会部長は、「(NHK問題の)取材をした2人の記者は、取材歴が長く、十分信頼できる」とし、帆江(ほえ)勇・同編集局長補佐は、「かなり微妙な問題なので、記事にするときから、確認は十分に行っている」と、自社報道の信頼性を強調した。
>NHKからの公開質問状について、柘(つげ)一郎・同広報部長は、「公開質問状自体に虚偽の内容が含まれており、それ自体が朝日新聞社の名誉を著しく傷つけている」と述べた。さらに、
公開質問状への回答については、「訴訟を前提としているうえ、ジャーナリズムの倫理として、取材のプロセス、手法については明らかにできない」と語った。

 「客観的かつ公平中立であるべき」ってどの口が言うとんねん。
 しかも
NHKの質問状には回答せずにいきなり「謝罪しないと訴えるぞ」って何それ?ヤクザ?北朝鮮?
 「取材をした2人の記者は、取材歴が長く、十分信頼できる」には大笑いしました。
 あのね、「記事は根拠がある」って何万回主張してもね、その根拠の中身を示さないと話にならんって言ってるでしょ。何のために会見してるんか。
 しかも「放送法がどうのこうの」って、また問題をすりかえてるし。
 あと「ギリギリの取材をしたが問題はない」とか言い訳してたけど、「ギリギリ」という言葉が出てくる自体、かなりえげつない取材をしたって暗に言ってるようなもんだと思うんですけど。

 夫と「報ステ」見てたんですが、あまりに人をバカにした会見だったので、夫がキレまくり!おかげでテレビの音があまり聞き取れず……(T^T)
 VTRが終わってやれやれと思ってたら、今度はコメンテーターが朝日に都合の良いことばかりペラペラ喋り続けたもんだから、
夫がついにマジギレ!「偏ってる!苦情の電話する!」と激怒。
 「たぶん通じへんと思うよ。全国から苦情の電話が山ほど来てるやろから」と何とかなだめはしたんですが、マスコミに苦情の電話なんか一度もしたことのない人なので、この怒りようには私も驚きました。
 「大手新聞がそんなええ加減なことでええんか!
名前を『朝日新聞スポーツ』に変えろ!」とまで言う始末……ははは(^◇^;)

 それにしても卑怯やな〜、朝日。
 「訴訟を前提としているので取材内容は言えない」で逃げるとは。
 しかもやることこすいな〜、朝日。
 「訴訟を口にするぐらいだから朝日新聞は本当のこと言ってるんだろう」と事情を知らない一般人は思うだろうし、実際に訴訟しても判決出るまでには何年もかかるから、そのうち世間は忘れちゃう。
 もし
朝日が敗訴しても、「あーそう言えば昔そんなこともあったっけ。NHKと朝日新聞のケンカだったっけ?」と懐かしむだけで終わっちゃう。
 もうここまで来たら、朝日新聞の逃走を許さないためにも、他社メディアもどんどんこの問題を追及していくべきだと思いますわ。

海老沢NHK会長が辞任へ 25日の経営委で表明
 あまり目立たないシチュエーションでこのニュース。なぜこのタイミング?

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NHKの体質ばかりが言われてるが、朝日の体質もほめられたもんではない

>ある人間が誠実な人間か、それとも不誠実な人間かを判断する基準に、その人間が誤りを犯したときの謝罪の方法を見るという視点がある。口先でどんな立派なことを言おうと、あるいは立派なことをしているふりをしようと、その人間がミスを犯したときの対応を見れば、その正体はおおよそ見当がつくというものだ。もちろん人間の集団である組織でも同じことである。
(中略)
>朝日新聞の編集幹部諸氏よ、たとえば次のような若手記者がいたらどう思うか。
明らかな本人の取材不足で、誤報記事を掲載してしまったにもかかわらず、そのことに対して説教してもプイと横を向いて人の言うことは聞かず、そして挙げ句の果て、そんなことは事の本質とは何の関係もないこと、私の責任じゃないといわんばかりの態度をとる。こういう記者を育てるのを、あなたたちは正しいことだと思っているのか。

 これは最近発表された文章ではありません。
 8年前に井沢元彦氏が書かれたもので、「SAPIO」97年5月28日号に載った<世にもおかしな「朝日式謝罪法」>というタイトルの論文です。
 氏はこの論文の中で、朝日新聞が「百人斬り」や「教科書問題」(「侵略」を「進出」と書き換えたとした82年の誤報事件)で記事が誤報だったと明らかになった後も、
謝罪や訂正を一切出さずに「事の本質はもっと他にある」と話をそらしてきた事実を紹介しています。

 ちなみに「教科書問題」の時の朝日の釈明は、このようなものだったそうです。
 「今回問題となった個所については、当該教科書の『原稿本』が入手できなかったこと、関係者への確認取材の際に、相手が『侵略→進出』への書き換えがあったと証言したことなどから、間違いを生じてしまいました」

 朝日新聞は「教科書問題」の後、今度は吉田清治の証言をもとに「慰安婦問題」キャンペーンを繰り広げましたが、この論文が書かれた97年当時、吉田証言は嘘だったことはもう暴かれており、日本軍が強制連行した証拠は何もないというのもはっきりしていました。普通に常識のある新聞であれば、「あの記事は間違いでした。謝罪します」と載せるところです。ところが朝日は……(以下、引き続き井沢氏の論文から)

>それは一切していない。そして(97年)3月31日の紙面で何を書いているかと言うと、「これらの主張に共通するのは、日本軍が直接に強制連行したか否か、という狭い視点で問題をとらえようとする傾向だ」(同日付社説)などといって問題の本質をそらそうとする、醜い姿勢である。このやり方だと、前出の教科書問題、つまり侵略→進出はなかった、それは誤報だった、しかし、その件は大きな問題ではない、問題の本質は別のところにある……という「弁明」と、全く同じである。
(中略)
謝らないどころか、自分たちが話を本質からそらそうとしているにもかかわらず、まるで相手が話をそらそうとしているかのように言いまくる。これが「朝日式謝罪法」である。

 この「朝日式謝罪法」を踏襲してるのは朝日新聞だけではありません。テレビ見てるとこういうコメンテーターはわんさかいます。
 今回の問題についても「誰が誰といつ会ったかとかは問題ではない。論点がずれてる。本質は政治がマスコミに介入してよいのか?ということだ」てなこと言ってる人が少なくありません。朝日新聞の記事が合ってるか合ってないかは関係ないと言ってるのと同じですやん。どっちが論点ずらしてるんだか。

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1月20日(木)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(8)

引き続きNHK問題について
 もうええ加減疲れてきましたわ。でも乗りかかった船ですからなあ。
 今日のNHKニュース7、「朝日新聞虚偽報道問題」と称してて超ウケたんですが、ニュース10では「朝日新聞報道問題」に戻ってました。朝日新聞から抗議があったから、みたいです

昨夜から今日にかけての動き
 NHKのサイト1/19夕方<「ETV2001」を巡る報道に関する記者会見要旨>

 朝日1/19夜:NHK元総局長、発言翻す 朝日新聞抗議「報道に根拠」
 朝日1/19夜:政治家への番組事前説明「当然」と総局長 番組改変問題
 朝日1/20未明:番組改変問題 NHKの会見に対する朝日新聞社の反論

 産経1/20朝刊:「朝日記事、発言と逆」 番組改変問題、NHK元総局長が批判 朝日は反論
 産経1/20朝刊:NHK番組改変問題 NHK「姑息で卑怯な記事」

 反論つっても朝日は全然反論になってませんからね。
 「根拠がある」って言いながらその根拠は示さないし、「番組改変の経緯は、松尾氏への取材のみに基づいて報じたものではない」って言いながら他の取材対象が誰なのかは明かさないし。
 別に実名出さなくても、その人の「立場」を出すだけでもいいと思うんですけどね。出せない人物なんですかね?
 とか言ってたら、NHKが今日また朝日新聞に反論。

 読売1/20夜:「朝日、論点のすり替え」NHKが抗議に再反論

>「朝日新聞社は、新たな事実が出てきても、従来の記事を焼き直したり、論点をすり替えたりするだけで、具体的根拠を示しておらず、反論になっていない」

 NHKと意見が合う日が来るなんて、思いもせんかったなあ。複雑。

 安倍、中川、長井、松尾、主だった関係者はほとんど全部会見してるのに、肝心の記事書いた本田記者が会見しないというのも何だか。
 本田記者のキャラから推測するに、本人は実は出たくて仕方ないのを、会社側が必死に止めてるってことないですかね?(^_^;
 まあ別に会見なんかせんでも、
取材時のテープかメモは絶対残ってるはずだから、それ出したら一気に形勢逆転すると思うのに、なぜ出さないんですかね?

 あ、あと番組内容を企画した「NHKエンタープライズ21」の当時のプロデューサーかつ模擬裁判を主催した「バウネットジャパン」発起人で、模擬裁判の運営委員もしていた池田恵理子氏。この人も重要人物ですが、全然出てきませんね。

 昨日のNHKの会見以降、もう明らかに朝日新聞の方が分が悪くなってて、そのせいでしょうか、今日のワイドショーで言えば、テレ朝は「スパモニ」も「ワイスク」もこのニュースを全く伝えませんでした。
 (但し
「スパモニ」は番組の最後で1分程度伝えたらしいです。関西地方は9時30分で放送終了なので私は見てません)
 結局全国ネットでちゃんと扱ったのはフジの「とくダネ!」だけでしょうか。私の見た感じ30分弱ぐらい時間を割いてました。んで、朝日新聞に分があると言う出演者は一人もいませんでした。

今日の朝日放送「ムーブ!」
 そんな中、関西ローカルでは、夕方の情報番組「ムーブ!」がこの問題を15分ほど時間割いて伝えました。
 が、今日の出演者は
大谷昭宏、若一光司、吉永みち子
 このメンバーですからそりゃ当然、NHK(権力)攻撃、朝日新聞(反権力)擁護になっちゃいますわな。

 オープニングからいきなり大谷が、「誰がいつ会ったとか、そんなことはどうでもいい。論理のすり替えになってる。大事なのは、編集権の問題。政治が編集に介入してよいのか、ということだ!」ですもん。
 すり替えてるのはあんたの方だと思うが。しかも
本田記者同様、最初から「介入があった」って決め付けてるし。

 で、本編ですが、ここまでの大まかな(ほんと大まかな)流れを説明後、大谷がまずは「朝日もNHKも日本を代表する機関。常に真実を公平に報道する使命。が、その取材がこんなに食い違うのか。普段から真実の報道ができてるのか?」。
 ここまではまあ良しとしても、この先がもうめちゃくちゃ。

吉永みち子
「NHKと政治の問題が、NHKと朝日新聞の問題にすり替わってますよね。客観的事実を並べて検証をすればいいんです。番組が4分削られたという異常な出来事があったのは絶対的な事実だし、呼んだ呼ばれたじゃなくて、NHKが出向いて番組についてお伺いしたのも事実。今のままでは笑うのは政権側ですよ」

 大谷も吉永も問題がすり替わってると言うけど、これって元を正せば朝日新聞の問題じゃないんですか?
 朝日新聞が一方(長井氏)の言い分だけを聞いて最初に結論作っちゃって、それをもとに松尾氏や安倍さんらに対していい加減な取材をして、飛ばし記事を書いたことが発端ですから。むしろ
「朝日新聞報道被害問題」と言っても差し支えないのではないかと。

若一光司
「双方とも折れずに裁判でやればいい。朝日新聞もここまで具体的に反論してるから根拠があるのだろう」
「安倍さんと中川さんは当時『日本の前途と歴史教育を考える議員の会』の特定のポジションにあった」

 朝日新聞が一体どこに具体的な反論載せてるっちゅーんでしょう?……とテレビに突っ込んだが、若一は答えてくれんかった。
 安倍さん・中川さんが特定の会に所属していたと攻撃してるけど、これまた一方的ですな。番組制作サイドの池田恵理子氏がアホアホ裁判にも関わってたこととか、記事書いた朝日の本田記者がアホアホ裁判の取材をしてたこととか、
この人たちも「特定のポジション」にあったんですけど、それはスルーですか?

大谷昭宏
「国民が知りたいのは、権力で番組が変えられたのか?ということです。
NHKは嘘をつくな!事業計画の説明をしに行ったというが、夜中のこんなマニアックな番組の説明に行くか?そんな説明をする奴が『長井さんをジャーナリストとして許せない』と言う。お前の方が許せない!お前の方がジャーナリストとして最低だ!

 こういうのを「天に唾吐く」って言うんでしょうなあ。
 ほんとにこんな乱暴な口調でした。誇張なしです。司会の堀江さん、すっかり引いちゃってましたよ。
 それに
松尾氏は「憶測でものを言うジャーナリストは許せない」って言ったんですけど。大谷くん、勝手に都合良く解釈せんといてや。

 しかし大谷はなぜここまで朝日を庇うんでしょう?同じ業界にいるんだから(しかも同じ人権派)、朝日の本田記者って人がどういう人間なのかぐらい知ってるはずなのにね。知ってるからこそ庇うのかな?
 とにかく大谷の感性は世間とかけ離れてますわ。いま国民が知りたいのは「朝日新聞はなぜ虚偽の報道をしたのか?」じゃないですか?

今日発売の「週刊新潮
 <朝日「極左記者」とNHK「偏向プロデューサー」が仕組んだ「魔女狩り」大虚報>

 ざっと立ち読みしたんですが、内容はネット上(掲示板やブログ)で既出のものがほとんどだったみたいです。
 あまりネットで語られてない件で言えば、
「てんかん」問題の時、執拗な取材で筒井康隆氏を断筆に追い込んだ件。
 それから、小林よしのり氏の皇室を扱った漫画が雑誌に掲載不可となって、その後いろんな経緯を経て単行本に掲載が叶った件で、事情をよく調べもしないで本人に因縁つけてきた件(この時点で小林氏は自分の漫画で経緯は説明済みだった)。
 この時の本田記者のアホさ加減は、「ゴーマニズム宣言(6)幻冬舎文庫」に掲載されています。

 小林氏は今回「新潮」に寄せたコメントで、「わしの時も決め付け取材をしてきて、わしは怒って経緯を説明した。そしたら本田記者は『勉強不足でした。これからはよく調べてから人を非難するようにします』と素直に謝った。が、未だにそんな決め付け取材をしていたとは、進歩がないね」というふうに語ってました。

その他、今日の関連ニュース
朝日、週刊新潮の広告掲載断る 「事実に反する」と。前項の関連です。
中川経産相、朝日新聞に訂正と謝罪要求 NHK番組改変。「ボールは中川氏にある」と一昨日・昨日言ってた「報ステ」ですが、今日はもうそれは言ってませんでした。
「正確に報じた」 中川氏記者会見に朝日新聞が反論。いちいち反論して、大変やね〜。

作家・高千穂遙さんの日記
 前項の「朝日、新潮の広告掲載断る」を踏まえた上で、高千穂遙さんの今日(1/20)の日記より。
 (ちなみに私は「クラッシャージョウ」に夢中になった世代(^^ゞ)

>言論の自由は何があっても守られなくてはならず、言論機関にはいかなる圧力も加えてはいけないと主張しているらしいが、自社を非難する記事の載った週刊新潮の広告掲載は拒否してしまった。でも、わたしは驚かない。これが朝日新聞だから。

 1/19の日記の「語るに落ちる」も必見です。30年以上も前から朝日はこーゆー体質なんだ、というのがよーくわかります。

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細切れぼやき

改憲案作成の陸自幹部告発 自衛隊法違反と田議員ら。誰が告発したんやろ?と思ったら、やっぱり社民党か。田英夫か。

韓国有名タレント“親日派宣言” 著書で偏見と誤解指摘。珍しく日本の立場に理解を示している韓国人タレントさん。ペ・ヨンジュン人気にあやかりたいがために親日派を演じてるってわけじゃないですよね。疑い深くてごめん。/「多能のマルチタレント。素朴なおじさん的風貌で世代を超えて人気があり韓国社会への影響力は大きい」ってことですが、日本で言えば黒沢年男さんあたり?(^_^;

【主張】韓国の人たちへ 真の友情は事実評価から。確かに当時の韓国政府の判断は正しかったと思う。過去の歴史を否定するばかりではなく、認めるところは認めるべきでしょう。これは日本人にも言えることですが。

韓国、対日断行も視野 74年の朴大統領暗殺未遂「文世光事件」外交文書公開で裏付け。盧武鉉政権の「過去史清算」政策の一環で、17日の日韓条約の文書公開に続いて公開されたのがこの文書。「文世光事件」自体よく知らないので今日はコメント控えます<(_ _)>

ゼロックス会長宅に火炎瓶 警視庁公安部が捜査。ゼロックスの小林会長は小泉くんに靖国参拝をやめるように言ったり、中国寄り発言の目立つ人です。が、だからって犯罪はあかん。サヨクに付け入られるだけです。/実際今日も筑紫哲也が多事争論コーナーでこの事件を取り上げてました。亡くなった團伊玖磨さんの話と絡めて、「自由に物が言えない状況になってる。戦前の日本よりひどい」とかのたまってましたわ。多事争論は後日「NEWS23」のサイトにUPされると思うので、皆さんご確認下さい。/私なんか逆に最近ずいぶん物言いやすくなりましたけどね。ちょっと前まで「憲法9条は改正した方がええんちゃうかな」なんて言おうものなら「あんた軍国主義か?」と白い目で見られたもんだし、「従軍慰安婦なんていなかった」なんて言おうものなら「女のくせにようそんなこと言うな!」とわけのわからん返しをされたし。あと「北朝鮮はひどい国ですよ」なんてのも、ほんの3年前ぐらいまではほとんど誰も口に出せなかったと思うんですけどね。

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1月19日(水)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(7)

一昨日、昨日の続き
 「韓国政府が日韓国交正常化交渉の1963〜65年の外交文書の一部公開」についてです。
 日本政府はこれを公開しておらず、韓国側や日本の一部マスコミはそのことを責めていますが、むしろこういった
交渉中の文書は非公開が原則なのだそうで、日本政府があれこれ言われる筋合いはないのだそうです。
 読者さんから役立つブログのご紹介とともにご指摘いただきました。ありがとうございました<(_ _)>
 「散歩道」さんより1/17付「やっと公開、日韓条約」

「拉致被害者の写真」は韓国在住の脱北者
 TBSのニュースによれば……写真に写ってた本人(脱北した韓国人男女)が名乗り出て、テレビカメラの前で
「写真に写ってるのは自分たちであり拉致された日本人ではない」と証言。
 しかも女性のほうは、写真をTBSに持ち込んだ脱北者の義理の姉。

 この写真を持ち込んだ脱北者は、藤田進さんと加瀬テル子さんの写真を持ち込んだ脱北者と同一人物ですが、藤田さんと加瀬さんの写真については「北朝鮮から持ち出したのは間違いないと」と言っているとのこと。
 が、一度こういう不誠実なことをされると、「全部偽物ちゃうのん?」みたいなムードが世論を包みそうで怖いですね。

 写真を鑑定した橋本助教授は、「女性は写真では耳が一部しか写ってなかったが、今回の映像で耳が全部写っているのを見て、別人と判断できた。が、斉藤裕さんは別人であるとは言い切れない。今ある写真と今回の映像(名乗り出た男性の映像)と照らし合わせて、また分析する」ということです。また、この男性の承諾を得てDNAサンプルを採取していて、今後「報道特集」で分析を続けるんだそう。
 TBSは誤報を流したこと、また斉藤さんと松本さんに対して謝罪のコメント出してました。

 この写真、バックにジーパン姿の人が映っていたとかで、当初から専門家はかなりとまどってたみたいですね。
 「北朝鮮にはジーパンはないから、これは国外で撮られた写真ではないか。国外で撮られたんだとしたら、夫婦として工作員の仕事をさせられてるのかも……」「北朝鮮国内で撮られたんだとしたら、スタジオで風景写真をバックに撮ったのでは……」てな感じで。

 写真持ち込んだ脱北者は何でこんなすぐばれるようなことしたんでしょう?
 前回写真を持ち込んだことでTBSからかなりの額の報酬をもらったようですから、それで味しめちゃったのかなあ。どっちにしても迷惑な話です。

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引き続きNHK問題について
 NHKは「朝日新聞記事問題」と表記してますね。
 「ぼやき」のタイトルも、もう
<「捏造」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ>に変えた方がいいかも、と思う今日この頃です。

「発言、ねじ曲げられた」 異例の会見で朝日批判

>異例の記者会見に臨んだ松尾武・元放送総局長は、朝日新聞による報道内容をきっぱりと否定。「発言の趣旨をねじ曲げた」「姑息(こそく)でひきょうな記事」などと厳しい言葉を連ね批判した。

 会見内容は次の項目でたっぷりと。

NHKニュース7:朝日新聞に訂正と謝罪を要求(概要)(詳細
 NHKが朝日新聞に反論の記者会見。フリップまで用意してかなり大がかりにやっていたようです。
 朝日新聞に「NHKの幹部」と書かれた本人、松尾武・放送総局長(当時)の会見もありました。

 私はNHKの7時のニュースで松尾氏の会見の抜粋映像を見ました。
 映像の一部はNHKのニュースサイトでテキスト化されていますが、テキスト化されていない箇所も多数あるようなので、こちらで全文メモしときます。ビデオを繰り返し見ながら入力しましたので、ほぼ正確だと思います。

【「ニュース7」より松尾武・放送総局長(当時)の会見内容】
 
引用符(>)は1/18付朝日新聞記事

「朝日新聞の取材を受けたのは私の自宅で今月9日の昼過ぎでございます。昨日(1/18)の記事の中でカッコ付きになってるNHK幹部の発言部分は……この手元にお渡しした資料のここの部分ですね(資料の該当箇所を記者に示しながら)、『NHKの幹部』と書いてある、ここのところの……発言部分は私の発言に即して書いたような体裁をとっていますが、事実とは全く逆の内容になっていますので、これからその1つ1つについて申し述べます」

>NHK幹部の一人は、番組放送前日の01年1月29日にNHK側が中川昭一、安倍晋三両衆院議員と相次いで会ったことを認めていた

「私は安倍氏とは会ったが、中川氏については記憶は定かでないと取材に答えています。そのうえで、『安倍氏に面会したのは1回きりです』と答えた部分を、中川・安倍両氏に会ったようにねじ曲げて記事を作っています」

>この幹部は一貫して「自民党に呼ばれた」との認識を示し、これを「圧力と感じた」と証言した

「私は『自民党に呼ばれた』『圧力と感じた』という発言はしていません。特に『圧力と感じた』という発言ですが、朝日新聞の記者は取材の最初から終わりまで、何回もしつこく、『政治的圧力を感じさせたでしょう?』と決め付けるような質問をしてまいりました。それに対して、私はその都度、繰り返し『政治的圧力は感じていません』と答えましたが、記事は全く逆の内容になっています。極めて遺憾です。私が『圧力』という言葉を使ったのは、『さまざまな団体などからの外部圧力に対しては、影響されないように闘っていかなければならない』という趣旨で話したものです。朝日新聞の記者には『政治的圧力は感じなかった』と、間違いのないように繰り返し答えたのに、なぜあえて逆の記事になってしまうのか、全く理解できません」

>中川氏の話しぶりについては、「注意しろ、見ているぞという示唆を与えられた」と幹部は受け止めた

「私はこのような発言をしていません。記者に対して、『中川氏と面会したかどうか記憶が定かではない』と申し上げているのに、こうした答え方をするわけはありません

アナウンサー「松尾氏はその他5箇所に言及したうえで、朝日新聞の取材について次のように述べました」

「朝日新聞の記者の取材は私にとっては、『まず結論ありき』で、すでにストーリーができあがっていたというように感じられました。私は記憶があいまいな中で、慎重にしかし誠実に取材に答えたつもりですが、それがこのような記事になり、誤報につながってしまったことが、極めて遺憾で残念です。朝日新聞には訂正と謝罪を求めたいと思っております」

記者質問:前任者の会見は異例では?

「関係者というのは特定されてくるわけであります。NHK幹部という。私しか言えないこと、これは私にはわかります。それで昨日、(朝日新聞の)記者に確認いたしました。この記事は私の言ったことなのですか?と。(記者は)認めました。それではということで、今日あえて(会見で)申し上げることにした」

記者質問:長井さんについては今どういうお気持ちですか?

「うわさとか伝聞とか憶測で告発をするということが、結果的にそういう状態になってるわけですね。このことについては、私は誠に残念です。……誠に残念です。憶測でものを言うジャーナリストとは何なのか。私は許せません

 以上、「ニュース7」でした。
 ちなみに「ニュース9」は時間が短いので短縮版で放送されました。
 「ニュース10」はほぼ「ニュース7」と同一だったんですが、なぜか一番最後の
「憶測でものを言うジャーナリストとは何なのか。私は許せません」という発言のみ、カットされてました。

 しかしNHKもめちゃくちゃ力入れてますな。当初はてっきり適当にお茶を濁して逃げるかと思ったんですが。
 NHK側の証言全てが真実という証拠はないですが、ただあのNHKがここまで戦ってる姿を見ると、よほど自信があるんだなと。今、様々な不祥事の渦中にあるんだから、ここで嘘証言なんかしたらNHKももう完全に終わりだよってのは、NHK自身もわかってるでしょうしね。
 「NHKに非がないことを視聴者に理解してもらって、受信料拒否を少しでも減らしたい」という思いもあるのかも?(^_^;

 松尾さんの発言もすごかったけど、安倍さんの発言もすごいというか……笑えますな(≧▽≦)

>安倍氏は、当時の朝日新聞の取材方法について、「私が風邪で寝ていたら、記者が、夜、突然インターホンを押して、『とにかく出てこい』という調子で取材を受けた。記者が、『NHKの関係者は圧力があったことを認めている。中川さんも、安倍さんが番組をやめろと言ったと話している』と言うので私が、『私と中川さんは同席していなかったのに、なぜ中川さんが知っているのか』とただしたら黙ってしまった。なんとか引っかけようとしたんだなという印象を持った」と述べました。

 時系列で言えば、朝日新聞の本田記者は1/9にNHKの松尾氏に取材、その翌日1/10に安倍さんと中川さんに個別取材してることになるんですが、本田記者は松尾氏との取材時にも、「安倍・中川両氏に会っていると言う事実がある。面談のやり取りのすべての取材は終わって知っている」と嘘言ってたそうで。
 松尾氏も引っかけて、安倍さんも引っかけて……ほんまえげつない取材してますなあ。

 ほんとのところ、何月何日に取材があったかというのは、当事者及び関係者の記憶しか拠り所がないので証明するのは難しいでしょう。
 ただ
安倍さん・中川さんは公人ということで、スケジュールをきちんと記録してあるはずですから、少なくともこの二人の証言は間違いないと見るのが自然だと思います。

崖っぷちに立たされた朝日新聞
 朝日新聞はどう落とし前つけるつもりなんでしょうか。
 この記事の拠り所だった人物二人のうち、NHK幹部(松尾氏)は「朝日の記事は事実と逆」と言ってるし、もう一人の長井氏は「真相究明は不可能」で逃げてるし(「信頼できる上司」については未だ明らかにされず)……、もう崖っぷちですな。
 朝日新聞は今夜、NHKの会見を受けて抗議の見解を出してはいますが、詳細はまだわかりません。

 サンゴ事件のようなイデオロギーとかが特に絡んでないケースだったら、紆余曲折しながらも最終的に謝罪・訂正も可能なんでしょうけど、今回はそう簡単にはいかないでしょうね。
 「この件で捏造を認めたら、我が社の
これまでの歴史認識問題がらみの主張や記事も実はいい加減なものだったのでは?という印象を読者に与えてしまう。それは避けたい」と考えるでしょうし、同時に「捏造を認めたら、北朝鮮強硬派の安倍・中川に勢いをつけてしまう。それは避けたい」とも考えるでしょうから。

〜朝日新聞の今後の動き予想〜
(1)「取材内容に間違いはない」で押し通す。
(2)一切沈黙を守ってほとぼりが冷めるのを待つ。
 (実際、従軍慰安婦問題で吉田清治の証言をもとに記事書いちゃって、吉田が「あの証言は嘘でした」と白状した後も、朝日はそれを無視して今日まで放置し続けてます)
(3)「圧力を感じたかどうかは主観的な問題である。現場の長井氏が政治の圧力を感じたと言ってるのだから、そういう雰囲気が当時NHKにあったのは確かだろう」てな感じで、従軍慰安婦問題の時みたいに論理を「広義の圧力」にスライドさせる。

 (3)はもう半分実行されてますよね。「サンプロ」で朝日新聞の星が似たような事言ってたから。「おそらくこれが圧力だというのは露骨にはないと思う。だから安倍さんのように権力を持っている人の発言は慎重にすべき」って。
 じゃあ、あとは(1)か(2)しかないですね。そのほうが安倍さんと中川さんのイメージを傷つけたまま放置できますしね。このことは安倍さん自身も危惧してました。
 つーことは、朝日新聞の今後の出方次第では、安倍さんらは結局「試合に勝って勝負に負けた」てなことにならんかなあ……って、そんなことさせたら絶対いかん!(--)(__)

 朝日新聞の本田記者には本当に呆れます。彼がライフワークとして扱っている「人権」に大きく関わる問題なのにね。
 それとも権力者(政治家や公共放送幹部)の人権は彼は認めてないんですかね。

 「報ステ」はまだ「ボールは中川さんにある」論を捨ててないようで、今日もまた「ぜひ中川さんに話を聞きたい」と言ってましたわ。
 長井氏と本田記者になぜ話を聞こうとしないんでしょうか。捏造が白日の下に晒されるのを恐れてるんかな?

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1月18日(火)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(6)

読者石井様のメール

 昨日の「細切れぼやき」で私が書いた

>・韓国政府が日韓国交正常化交渉の1963〜65年の外交文書の一部を公開、日本の植民地支配に伴う補償などの請求権については両政府間で一括して解決するため、被害を受けた韓国国民への個人補償義務を日本政府でなく韓国政府が負うと確認していたことが明らかになった。だから前から言ってたじゃないですか。日本政府に賠償を求めるのはお門違いだと。/何でもっと早く公開してくれんかったのよ!って韓国ばかりを責めるわけにもいきません。実は日本もこの文書って公開してないんです。

 について、石井さんからご指摘メールをいただきました。
 「日本が公開してない理由」は初耳でした。勉強になりました。

>くっくり様へ 石井です。
>日本政府がこれまで公開してこなかった理由は
「国交回復交渉の手の内を知られると、日朝交渉の際に不利になる恐れがある」からです。40年経った現在、公開した際の影響は小さくなっているとは思いますが、外務省の考えにも一理あると言ってよいでしょう。
>むしろ韓国が公開した真意に疑いがあります。[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

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引き続きNHK問題について
 今日は大きな動きがありましたね。

NHK番組改変問題、本社の取材・報道の詳細紙面の写真
 朝日新聞、ここ3日ほどなりを潜めてたんですが、ようやく動き出しましたな。
 1/12にスクープで記事出したのはよかったが、時間が経つにつれてほころびだらけ、嘘だらけっつーのがバレバレになったので、きっと社内の上の方で「どうすんだよ〜!どう取り繕うんだよ〜!」ってもめてたんやろなあ。
 結果、出した釈明記事がこれですが、
これをまじめに信じる人は一体どのぐらいいるんでしょうか?

 安倍さんはすでに説明責任果たしてて、「これ以上は反論のしようがないので、私がいつ誰にどこでどのように圧力かけたのかを証明してほしい」と朝日及び長井氏側に求めてるんですから、まずそれに答えるのが筋じゃないでしょうか。「ある」と主張する側にそれを証明する責任があるんですから。
 なのにそれをしないで(できないんでしょうけど)、こんな言い訳みたいな記事出すとは。「報道は当事者も含む多くの関係者の証言を得てなされた」ってそんな言葉でごまかせると思ってるんでしょうか。

 一つ一つツッコミ入れてくとキリがないので、2〜3点だけ。

>本紙の12日付朝刊記事は、報道前に記者の取材に応じたNHK幹部や中川昭一、安倍晋三両衆院議員が述べた内容などを総合した結果だった。NHK幹部は「放送前に両衆院議員と面会した際、圧力と感じた」などと約2時間にわたって詳細に語った。中川氏も事前の取材に対しては、放送前に会ったことを認めていた。

 事前の取材方法がいかに非礼でずさんだったか(最初から「圧力あった」と断定した上での取材)というのは安倍さんが証言済。
 中川さんについて言えば、家族旅行先で一家団欒というシチュエーションで、本田という記者が無礼にもいきなり電話かけてきて、断定的なことを言って責め立て、安倍さんによれば「売り言葉に買い言葉になったのでは」ってことです。
 朝日の今日の別の記事に載ってる中川さんと記者(本田雅和)の一問一答を見たら、そういうギスギスした雰囲気がありありと感じられますな。

>この幹部は一貫して「自民党に呼ばれた」との認識を示し、これを「圧力と感じた」と証言した。

 あれれ?最初の記事ではこうなってますけど?

中川昭一・現経産相、安倍晋三・現自民党幹事長代理が放送前日にNHK幹部を呼んで「偏った内容だ」などと指摘していたことが分かった。

 「中川・安倍が呼んだ」が「自民党が呼んだ」に変わってるやん。何ですかこれ?
 「中川・安倍が呼んだ」のは捏造だったと認めたんですね?だったら謝罪・訂正しなさいよ。

 そもそもこの「NHK幹部」って誰よ?
 朝日新聞は前にもこの人物を記事に登場させてましたが、これじゃ長井氏の言ってることと同じ。
「名前は明かせないがその人物によれば」とか言われても全然信憑性がないし、これじゃ朝日新聞がバカにしてる2ちゃんねると同じレベルですよ(参考:またまた朝日新聞さんに突撃しました)。

 安倍さんの質問に答えないばかりか、この問題の本質(突き詰めて言えば関係者の相関関係)には未だ言及してないんですよね。右翼団体が抗議したとかそんな瑣末なことは書いてるのに。
 原因になった「女性国際戦犯法廷」の主催者側と番組制作側と朝日新聞側、この三者でメンバーがだぶってるけど、これは何なんですか?放送法第3条の2は無視ですか?会見した長井氏の隣りになぜ朝日新聞の弁護士がいたんですか?……素朴な疑問はいっぱいあるのに、朝日は何にも答えてくれてません。

NHK 朝日新聞記事に再抗議
 とか書いてたら、上記の朝日記事についてNHKが再抗議。「NHK幹部」の証言も紹介。

>この記事について取材に応じた当時の幹部にNHKが聴いたところ、「『安倍氏には会ったが、中川氏については記憶がない』と朝日新聞の記者に話した。また、再三にわたって『政治的な圧力は感じなかった』と言ったのに、まったく逆の政治的な圧力があったことを認める記述になっている」と答えました。また当時の幹部は「朝日新聞の記者は安倍氏と中川氏にはまだ取材していなかったのに、取材がすべて終わっていると述べて、自分の答えを意図的に誘導した」とも話しています。NHKは、記事の内容がNHKの当時の幹部の回答と明らかに異なり、取材の方法などにも大きな疑問を抱いており、度重なる事実を歪曲した報道はきわめて遺憾だとして、関根昭義放送総局長名で朝日新聞社の箱島信一社長に文書で抗議し記事の訂正を求めました。

 えらく生々しい証言ですな。記事の最大の拠り所だった人物にこんなこと言われて、朝日は一体今後どうするんでしょ(^_^;?
 安倍さんのコメントも紹介されてます。

>自民党の安倍幹事長代理は、朝日新聞の18日の朝刊の記事についてコメントを出し、「朝日新聞は、朝刊でいままでの取材内容を明らかにしたが、私がNHK幹部を呼び付けて政治介入をしたと報じた部分については、取材の内容も明らかにされず、説明が尽くされているとは到底思えない。たとえば、これまでの取材で、私が『呼び付けた』という事実を把握しているのであれば、それを明らかにされたい。仮にこれが取材のすべてであり、この程度の取材で今回の記事が書かれたのだとすれば、極めて問題だ」としています。そして、安倍氏は、朝日新聞が18日の記事で、「番組の内容が偏っているという点と、今回の朝日新聞の報道とはまったく別次元の問題だ」としていることについて、「論点のすり替えにほかならない。番組内容に『偏っている』点があったからこそ、NHKが公平中立で多角的な立場にも考慮した編集をしたと言っているのであって、この点こそが問題の真相を見極める重要なポイントになる」としています。

 さて、このニュース、「報ステ」はどう取り上げたかと言うと、VTRはおどろおどろしいBGMをバックに安倍さんの反論コメント。しかも読み上げてるアナウンサーの声、めちゃ低くて悪代官みたい。
 印象操作やん。
どうしても安倍さんを「圧力かけたひどい政治家」にしたいらしい。
 NHK幹部のコメント紹介の際も、「NHKはこの幹部が誰かを突き止め……」とか言って、何かその幹部が吊し上げを食ったかのような言い方。

 んで、古舘のコメントがひどすぎ!
 「何だかボールの投げ合いになってますね。最初、朝日新聞がボールを長井さんに投げた。長井さんが安倍さんと中川さんに投げた。安倍さんは朝日新聞に投げた。
ボールは今、中川さんにあります。明日、日本に帰られるのでぜひ中川さんにお話を伺いたいですね」。
 はああ?何で中川さんやねん。あんまり突飛なこと言うから目が点(・。・)になったわ。中川さんに聞く前に、まずはあれ以来引っ込んでしまってる長井氏にまず聞いたらどうですか。

 それにボールの投げ合いって言いますけどね、実態はこうよ。
 
朝日新聞がいきなり安倍さん・中川さん・NHKにビーンボール(危険球)投げてきて、安倍さんらはそれを丁寧に朝日の正面に投げ返し続けて、ほんでやっと今日、朝日が投げ返してきたな〜と思ったら、またビーンボール。ほんまいい加減にしぃや。

今日の朝日放送「ムーブ」
 「ムーブ」がこの問題をきっちり扱ったのは初めてかも?
 (放送時間が午後4時前〜6時前ですので、上記のNHKの反論はこの時点ではまだ伝えられていません)
 1/14分で紹介した毎日放送「ちちんぷいぷい」は専門家が誰もいなかったのでメチャクチャでしたが、今日は
福岡政行教授と勝谷誠彦さんがいたせいか、わりとまともな内容でした。

〈フリップ1〉←フリップと言ってもモニタ画面ですが
1/12付朝日の記事

女子アナ
「発端になったのは朝日新聞のスクープ記事でした」と、記事を一部読み上げて概要説明。

福岡
「皆様のNHKですから公平でなければならないが、予算編成の時期なので自民党議員のところに行くことはある」

司会の堀江
「朝日新聞の記事に対して安倍さんは猛烈抗議してますね。政治生命がかかってるので当然でしょうが」

〈フリップ2〉
安倍さん反論まとめ
・NHKから来た
・「公正中立の立場で報道すべき」と言っただけ
・朝日新聞と北朝鮮による中川・安倍つぶし
安倍さんは朝日新聞に訂正を要求

福岡
「安倍さんは過剰反応ですね。NHKはこういう時期はよく来てるんでおかしくはないが、でも事前に電話があったかどうかは藪の中。2番目は
放送法第3条2があるから言うのは当然。圧力ではない。安倍さんの非ではない。問題は3番目。おそらくそういう意図はあったかもしれないが、安倍さんが自分で言うことではない。そのへん若い。悪意ある捏造などと、言うべきではない」

〈フリップ3〉
問題の番組「問われる戦時性暴力」の内容説明
・従軍慰安婦問題を扱った内容
・市民団体が開いた「女性国際戦犯法廷」を素材に企画。昭和天皇は強姦と性奴隷の責任で有罪、という内容
・1月半ば右翼団体が中止を求めた
(もう1行何か書いてあったけど、画面切り替わってしまいました(T^T))

〈フリップ4〉
安倍さんの主張
・戦犯法廷の検事役が北朝鮮の工作員と認定されている人物
・主催した市民団体の代表は朝日新聞の元記者(くっくり注:松井やより)
・内部告発したNHK職員(くっくり注:長井氏)の会見時の隣りにいたのは朝日新聞の顧問弁護士

〈フリップ5〉
長井氏の会見の写真。長井氏とその朝日の顧問弁護士が並んで座ってる。

福岡
「隣りにいたのが朝日新聞の顧問弁護士であって、また記事を書いたのが朝日新聞の有名な記者であること。朝日新聞は今日大きく一面使ってこの問題の記事を書いたが、記者の名前を自ら載せてその記者に書かせるべき。市民団体が何やってもいいわけで、民放もやったらいいが、
NHKがそれをやるというのはどうか、というのは安倍さんも皆も持っている。できればNHKはもとの番組を流すべき。見てみなさんが判断するのが一番いい。NHKが自ら自主規制で下に圧力かけたのか、それとも他から圧力があったのか。ただ、NHKと自民党の政治家との間では相当ある。NHKは去年の選挙でも世論調査の結果を、自民の支持が下がったら出さなかった。うちの学生にNHKに電話させたら、世論調査をしたかどうかも教えられないと言われた。NHKは自分たちで全部抱えるという問題が出てくる」

勝谷
「非常に筋の悪いものが絡み合った問題。体力低下したからいろんな病気がかかる。北朝鮮も体力低下であのようになってる。
なぜこんな時期にこんな問題になったか。NHKの中にいろいろあって、そこに朝日が食いついた。この朝日新聞の取材記者は非常に有名な人(くっくり注:本田雅和)で、私は彼のこともよくわかってる。安倍さんは実名あげてたが。どっちか言ったら、法廷主催者に足つっこんでる人で、公正ではない。北朝鮮の工作員とか陰謀史観を持ち出すのは政治家としてどうかと思うが、安倍さんが名前出したら、朝日の編集委員は動揺を隠せなかった(くっくり注:1/16分サンプロのテキスト参照)。朝日新聞もきちっとやること。朝日新聞の検証記事がいけないのは、総論を書きながら、記者の名前は出さない。この際、朝日新聞もNHKも政治家もいっしょに呼んで国会でやること。できなければテレビでみんな呼んでやればいい、『ムーブ』でやりましょう」

福岡
「メディアが自主規制してはいけない。事実を明らかにするのが報道の原点。但し、良い自主規制もある。誘拐の問題、性の問題など、出してはまずいものもある。それらはきちんとやらないといけない。悪い自己規制をNHKはやりすぎてる。そこに政治家が絡んでいるのかもしれない」

勝谷
朝日新聞の自主規制も悪い自己規制になってる

福岡
朝日新聞は記者の名前を出してやった方がいいですよ

 陰謀史観というのは言い過ぎだと思うけど(だって北がいろいろ工作しかけてるのは事実だもん)、確かに安倍さんが今の立場で北朝鮮のことを必要以上に言うのは逆効果かもしれません。
 北朝鮮や朝日新聞の実態をよく知らない人は、「北朝鮮の陰謀」「朝日の捏造」などと言われてもピンと来ないでしょうし、最悪、「陰謀だ捏造だ」って騒いでたオウム真理教とだぶって見えてしまう人も出てくるかもしれません。まあだぶらせる方がどうかとは思うけど、世の中いろんな人がいますからね。うちの妹みたいに生まれてこの方、朝日新聞しか読んだことない、ネットもしないという人もいますから。
 安倍さんが言うのでなく、やはりここは良識あるマスコミ(新聞やジャーナリストや専門家)が「北朝鮮の陰謀」を世間に向かって言っていくべきだと思いますわ。

その他のニュース
続く内部告発を呼び掛け=NHK番組改変問題でジャーナリストら。もはや長井氏の証言だけでは戦えないってことですね(^_^;
「工作員」発言に総連反論 安倍氏に謝罪要求。「黄氏は2度の日朝首脳会談で通訳を務めた公の人物。工作員呼ばわりはわが国への冒とく」って言うけど、最高指導者である金正日の指示の下、拉致、麻薬密輸、偽札作りなどなど
国家ぐるみで犯罪や工作活動をやってるのが北朝鮮という国じゃないですか。近い例で言えば、去年12月、ブルガリアからトルコへ大量の合成麻薬を密輸したとして、北朝鮮の外交官が国外退去処分になってます。つーか、本国の指示を受けて日本で動いてるあんたら総連も工作員ですやん。工作員が工作員のことを「工作員と呼ぶな」と工作活動。やれやれ。

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細切れぼやき

中山元参与 制裁の実施態勢を。この講演は自民党大会でのものです。NHKのニュースを見たんですが、「現状のままでは、国交正常化交渉に進むことには無理がある。拉致被害者をすべて帰国させることが先決だと、北朝鮮を説得し続けることが肝要で……」と、中山参与がここまで述べた時点で拍手が沸き起こってました。北朝鮮融和派が拍手したんかしら?その後「……そのためにも、経済制裁措置をいつでも実施できる態勢になっていないと、北朝鮮を説得させることは難しい」と続けてくれたので、ほっとしました。

北朝鮮外務省スポークスマンは朝鮮中央通信を通じて昨日、声明を発表。「これまでの無分別な敵視政策を中止し、日朝平壌宣言の精神に合わせ過去清算のための決断と具体的措置を早期に講じるべきだ」、拉致問題については「植民地支配で受けたわが人民の苦痛に比べれば(その苦痛は)1000分の1、万分の1にもならず、既に解決した問題だ」と主張。/無分別な敵視政策ってどっちがやねん!北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」も今日似たようなこと言ってます。小泉政権は絶対に経済制裁なんかでけへんと思って舐めてへん?

・2ちゃんねるで見つけたネタ。googleに「売国新聞社」と入力して検索ボタンを押すと、一番に上がってくるのは……

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1月17日(月)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(5)

細切れぼやき
 細切れでまとめちゃったけど、重大ニュースがてんこ盛りです。

今年もまたこの日がやってきました。関西人のほぼ全てが祈りを捧げる日です。/震災当時私は大阪市天王寺区に住んでいたのですが、それでもあの瞬間は生命の危機を感じました。神戸や淡路島方面にお住まいだった方は一体どれだけの恐怖を味わったことだろう。それを考えると胸が締め付けられる思いです。/が、「震災」はあの瞬間だけではありませんでした。復興までの長い道のり、それも含めて「震災」なのです。そしてその復興もまだ完全に終わってはいません。/10年という節目の年であるせいか各メディアの扱いも例年以上に大きいようですが、来年は?再来年は?……風化させてはいけません。/「NEWS23」は本編終了後、震災振り返りの特別番組を。もはや伝説となっている筑紫哲也の「まるで温泉街のようです」という発言は、残念ながら(?)カットされていたようです。

土星最大の衛星タイタンの画像。原始の地球に非常に似た星なので、タイタンを調べたら地球に生命が誕生した過程が解明できるかも。

脱北者 持ち出した写真の顔に特定失踪者2人が酷似
 特定失踪:斉藤裕さんの目撃証言特定失踪:松本京子さんの目撃証言
 記者会見で「政府の拉致認定が進まないがどう考えてますか」と聞かれた特定失踪者調査会の荒木代表、
「意地になってるとしか思えない。こちらも意地でぶつかっていくしかない」。/曽我ひとみさん・ミヨシさん以降、日本政府はまだ一人も拉致認定をしていません。「実は日本政府も幕引きをしたいのではないか」と言われても仕方ないでしょう。

中国の趙紫陽元総書記が死去。天安門事件でこの人が失脚してなければ、その後の中国は大きく変わっていたかもしれません。慎んで哀悼の意を表します。/少し前に香港紙だったか死去のニュースを伝えましたが、あれはガセだったんでしょうか。それとも現実に亡くなっていたのに中国政府の事情(国内に与える影響とか)で発表を延期してたとか……そういうことはないですかね?

韓国政府が日韓国交正常化交渉の1963〜65年の外交文書の一部を公開、日本の植民地支配に伴う補償などの請求権については両政府間で一括して解決するため、被害を受けた韓国国民への個人補償義務を日本政府でなく韓国政府が負うと確認していたことが明らかになった。だから前から言ってたじゃないですか。日本政府に賠償を求めるのはお門違いだと。/何でもっと早く公開してくれんかったのよ!って韓国ばかりを責めるわけにもいきません。実は日本もこの文書って公開してないんです。/韓国人だけでなく日本のサヨク皆さんも(渦中の朝日新聞やVAWW-NETジャパンも)、このニュースにはさぞショックを受けてることでしょう。

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引き続きNHK問題について
 今日は長井氏がコメント出したり安倍さんが朝日新聞と長井氏に通知書を送ったりがあったんですが、ほとんど報道されてませんね。ワイドショーももはや騒いでるのはテレ朝の「スパモニ」ぐらいです(同じテレ朝の「ワイスク」はなぜか当初からこの問題はあまり伝えてません)。

昨日の「サンプロ」で補足
 安倍さんと中川さんに対してえげつない取材をした朝日新聞記者の本田って、あの
本田雅和だったんですね。
 10年ぐらい前からあちこちで名前見ますわ。教科書問題の他に部落問題もやってたし、サヨク的運動の多くに噛んでるみたい。例の模擬裁判(女性国際戦犯法廷)の会場にも来ていたそうです。
 しかし、この人はいったい新聞記者なのか?運動家なのか?

 これは「週刊金曜日」サイト内の市民運動案内板というページに載ってたんですけど、

>■2月8日(日)
>*アフガン・イラクへの自衛隊派兵は違憲の判決を
>13時半〜17時、埼玉県労働会館第8会議室(北浦和駅)。500円。
講師・本田雅和(『朝日新聞』記者)。テロ特措法・海外派兵は違憲市民訴訟の会(048・664・3580)

 こういうところにこういう形で名前が登場してるってことは、本職は運動家で、新聞記者という肩書きは左翼運動を有利に展開するためのツールなんでしょうな。

今日の「スパモニ」
 テレビ欄に
「NHKの番組改編問題の波紋…安倍氏怒りの反論行脚 野党追及へ」とまるで安倍さんの反論がメインであるかのように書いてあったんですが、内容は全然違ってました。

 もうVTRから長井氏の会見に重きが置かれていて、安倍さんが映ったのは土曜日の松山市での講演会で安倍さんが笑いをとってるシーンが数十秒間(内容忘れたけど面白い言い回しで「圧力をかけたことはない」と否定してました。ここだけ見せられると視聴者によっては「ふざけてる」ととられるかも……それが狙いか?)、あとサンプロで圧力を否定したシーンが1分間ほど。
 で、VTRが終わってからは、スタジオでお決まり通りに
安倍さんとNHKの「欠席裁判」が延々と……。

 まずレポーターが長井氏の会見内容のフリップ読み上げ。
 司会者(ダウンタウンの浜ちゃん似の松井アナ。渡辺アナは冬休み)が
「今日はこの点だけに絞って話を進めます」つって、長井氏の証言をもとに、安倍さんの政治介入があったかなかったか&それによってNHKが番組を修正したのか、ひたすらそれだけを話してました。

 憲法と放送法の「表現の自由」だとか「報道の自由」だとかについて書かれてある箇所のフリップは用意してあるのに、放送法第3条の2には全く言及せず。
 模擬裁判や番組の内容にはもちろん一切触れず。
 昨日の「サンプロ」で朝日新聞記者の星が安倍さんに論破されたこととか、朝日記者・本田のえげつない取材の仕方とか、そういったことも一切取り上げず。
 ドキュメンタリージャパンが朝日新聞と長井氏に反論してることも一切取り上げず。
 どっちが放送法違反なんだか。へっ。

 コメンテーターはと言うと、報道2001で安倍さんと対立してた服部孝章教授、吉永みち子、テレ朝の三田園、弁護士の田中喜代重、鳥越俊太郎、ですからなあ。もうこれだけで結果は見えてたんですが。

 唯一、田中弁護士が「(「内部告発後1カ月間も放置していたNHKはひどい」という意見に対して)模擬裁判の主催者がNHKと番組制作会社を相手に裁判しててまだ係争中なので、その関係もあると思います」とフォローしたのと、「この番組についてはそもそも放送前から永田町で騒ぎになっていた」と指摘してたけど、この人以外はもうさっぱり。

 鳥越は「裁判の最中も長井さんは政治圧力があったことをずっと我慢して黙ってたんですね。が、良心が痛んでついに話すことにしたんですね」と決め付けてたけど、裁判で安倍さん、中川さんという名前が一切出ず今頃出たことについて、そんな感情的に片付けてしまうのか。何か背景があるのでは?とか不審に思わないのか。ジャーナリストとして何かビビッと来えへんのか。

 テレビ欄にあった「野党追及へ」についても全く触れられませんでした。
 まあ昨日、民衆党の岡田代表が、安倍さんらの参考人招致については「何でもかんでも政治家を国会に呼ぶのは政略的な感じがする」と消極的な発言をしてましたしね。

長井氏の記者会見テキスト
 「圧力だ介入だ」といつまでも騒いでる人には、「長井氏の発言はあくまで自分が見聞きしたこと」という事実を思い出していただきたいものです。

 私は長井氏の会見はニュースなどで細切れにしか見たことがなかったんですが、今日たまたま「pantomimeの日記」さんが1/13の会見(質疑応答前の約13分間)をテキストにして下さってるのを見つけました。
 冒頭だけ読んでも味わい深いもんがあります。ツッコミは読者皆様にお任せします(^_^;

>それで、ご存じの通り、昨日の朝刊で朝日新聞のほうに記事が出てしまいましたので、取材が殺到していると言うこともありますので、記者会見を開いてですね、詳しく、正確を期すためにも記者会見を開いた方がいいかなというなことに判断になりまして、急遽今日開かせて頂くような事態となったわけです。
>お手元に資料が言っているかと思うんですけれども、ETVの改変事件についてのあらましは資料の方をご覧戴ければ、これは
あくまでも私が見聞きしたことでありますのですので、これが全て100%正しいかどうかということは、また皆様方にいろいろと裏を取って頂いた上で記事にして頂ければというふうに思うのでございますすが、一応私が知り得た限りのことをなるべく正確に記したつもりでございます。

NHK「番組改変」告発問題、賠償訴訟の審理続行へ
 そりゃこんな状況ですから結審できませんわな。内部告発や朝日の記事はやはりこれが狙いの一つだったのかなという気が。
 VAWW-NETジャパン側は長井氏や安倍さんらの証人申請をしたということですが、かえってヤブヘビになるんちゃいますか(^_^;

【1/18 AM0:45追記】昨日の「報道2001」の一部を起こして下さってるHPを見つけました。「サンプロ」と1/17「スパモニ」についてもコメントされています。

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1月16日(日)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(4)

引き続きNHK問題について
 全体の構図も見えてきたし、朝日新聞も引いてきたし、この問題ももうそろそろ終わり?(^_^;

長井氏の会見に関する「朝日新聞」記事中の事実誤認について
 女性国際戦犯民衆法廷主催団体のVAWW-NETジャパンが訴えているのはNHK・NHKエンタープライズ21(NEP21)・制作会社(下請け)であるドキュメンタリージャパンの三者なんですが、これはその
ドキュメンタリージャパンの声明です。
 ドキュメンタリージャパンという名は次項で出てくるので覚えといて下さいね(^_^;
 goriさんが非常にわかりやすい相関図を作って下さってるのでこちらも参考に。

今日の「サンプロ」
 今日はこの問題だけで番組が終わってしまいましたね。
 安倍さんが生出演してたので(大阪から中継)、やりとりの一部を書きます。この前の私の「報ステ」のテキストはかなりいい加減でしたが(すんません(^^ゞ)、今回はビデオを繰り返し見て入力したので、ほぼ忠実だと思います。

 安倍さんと朝日新聞編集委員の星浩氏との間で、「記事は捏造」「同僚が書いたので私は信用してる。信用に足る事実を集めて書いたと思う(根拠示さず)」といったやりとりがあった後……

田原
「こんなこと言うと、安倍さんの味方をしてるように見えて問題かもしれないけど、実はドキュメンタリージャパンは主催者からNHKと同時に訴えられてるんですよね。ね、阿部さん。……こっちの阿部さん(社民党の阿部知子を指す。今日ゲストで来ていた。うなづく阿部)。訴えられたところでドキュメンタリージャパンとNHKは共同支局としてずっと話し合ってる。長井さんも。そこでドキュメンタリージャパンの担当者に聞いたら、
ずーっと長い中で安倍さんや中川さんから圧力があったとは聞いていない、1回も、NHKから。長井さんから。突然この日にこんな記者会見やったからびっくりしてると、ドキュメンタリージャパンは言ってる。これは何だろうね?(星に問いかける)」


「(首をひねる)………」

安倍
「要するに、私や中川さんが格好のターゲットになったのかなと思います。いろんな流れがあって、思想的な背景がある。この裁判を作った人たち、そしてその通りに報道しようとした人たちにとっては、私たちは目障りで消し去りたいと思っている。この際だからこういう騒ぎを起こして、イメージを傷つけたいということではないでしょうか」


「そういうことはないと思います。むしろNHKの一連の問題があって、NHKと政治の関係に我々は関心を持っているわけです」

安倍
でも裁判でも全く私と中川さんのことは出てきてません。そして長井さんも直接私たちから圧力をかけられたことはないと言ってるんですね。あくまでも『そうらしい』『上司から聞いた』、しかもその上司が誰かというのも彼はおっしゃってないんですね。それに対して我々は反論のしようがない。長井さんがいつどこで誰に私が圧力をかけたかを言ってくれないと反論のしようがないし、名誉も傷ついたままで、これで放置されたら、私も中川さんも圧力をかけたというイメージが続いていきます」

 その後、田原が「安倍さんのことろに来た時点でNHKはもう修正をほとんど終えていた。NHKはこういうことがあったけど、と報告に来ただけでは」というような話を続けて……


「ちょっといいですか、田原さん(とわざわざ遮って)。圧力というのは、おそらくこれが圧力だというのは露骨にはないと思うんです。だから安倍さん、先ほど話があったように、安倍さんが官房副長官として、李下に冠を整さずというか、安倍さんの発言がどういうふうになるかについては、もちろん我々も安倍さんの報道は人権を考えて慎重にしますけど、そこは政治家のほうも特に権力を持っている方の言動は、やはり慎重であってほしい」

安倍
「ちょっとおかしいのは、
そもそも朝日新聞は、私が呼び出して偏向があるから変えろ、といったトーンで報道してたじゃないですか。いま星さんが言ってるのはね、私が呼び出してはいないが、NHKから説明を聞いた際に、これは公正公平にお願いしますよと言った事実も、それはやっぱり慎重にしろというふうに、だんだん変えてきてると思うんですよ。しかし、いろんな議論があったことを私は知ってますから、そうすれば公正公平にと言うのは私は当然ではないかと思いますよ。変えろとか止めろと言ったのであれば圧力であるが、長井さんや朝日新聞の言ってることと事実が違うというのは、どんどんはっきりしてきたじゃないですか。中川さんに至っては(会ったのは放送の)後ですよね。それより前に圧力があったというのは、私は何か意図を感じざるをえない」

 この安倍さんの発言の間、星がアップで映ったんですが、安倍さんに論破されちゃったせいか、ちょっと涙目になってました(^_^;
 その後田原が、「中川さんは最初、放送日より前に会ったということになってたが、その取材の時に酒飲んでたんじゃないか」とか言い出したましたが、安倍さんは笑って「そんなことはない」と。そして……

安倍
「あと取材の仕方ですが、私はあの夜風邪を引いて寝てたんですが、
家に朝日新聞の社会部の記者、本田さんという方が来られて、インターホーンをピンポンと鳴らして、私の家内が『主人はちょっと今休んでいる』と言ったんですが、『出てきてもらわないと大変なことになりますよ』と押し続けるんですよ。それで私はインターホーン越しに4年前のことを断定的にどんどんいろいろ言われ、いったい私はどうなってしまうのかと思ったんですが、安倍さんと中川さんが直接いっしょに何回も圧力をかけたという言い方でした。ですから事実をちゃんと取材なんかしてませんよ。最初から決め付けて引っかけようということだったんだろうと思います。中川さんもご家族で長崎に旅行されていて、一家団欒の時にいきなり電話があって断定的に決め付けられて、4年も前のことですし、ケンカを売るような取材ですから、つい売り言葉に買い言葉になったのかなという気がします」

 以上、長いやりとりの中でのあくまで抜粋なんですが、こんなふうだったってことで参考になれば幸いです。

 あと安倍さんの発言で印象に残ったのは、「朝日新聞は右翼団体という言葉は使うが、左翼団体という言葉は使わない」。
 確かにそうですね〜。
朝日は左翼団体は「市民団体」って言葉に置き換えてますね。ちなみに朝日と対極にある産経は右翼団体・左翼団体、両方の言葉を使っています。

 テレ朝が朝日系列だからってこともあるんでしょうが、田原は朝日新聞側に旗色が悪くなると安倍さんの発言をさえぎろうとしたり、番組全体としてNHKの上層部を悪者にしたいという作りになってました。
 また「安倍さんが普通の議員ならこんなこと言わない。将来を背負って立つ人だから言うんですが……」などと持ち上げて盛んに釣ろうとしてましたが、さすがに安倍さんはそんな手には乗りませんでした。

 安倍さんの中継が終わった後、女子アナがNHK側の主張、NHKが朝日に対して訂正謝罪を求めていること、それに対して朝日は記事は事実という姿勢でいることも説明。

 その後、スタジオで引き続きこの問題について与野党幹部が討論……というか欠席裁判をやってました。「内部告発で激震!NHKと政治圧力」という圧力があったと断定したようなキャプションが付いてまして、さっきの安倍さんの説明は何だったの?という感じ。
 特に民主党の仙石は、どうしようもなかったですわ。
「状況証拠は70%揃っている」っていい加減なこと言ってた。
 また、最後に田原が「共産党もイデオロギーで攻めるのはやめて」と言ったら、共産党の小池晃というトッチャン坊や(死語)みたいな人が、「慰安婦問題は官房長官談話で政府は認めてる。国際公約。それを踏みにじってるのが問題なんです」。……言われた先からイデオロギーかよ!(-.-#)

今日の「報道2001」
 以下のことを安倍さんが言及してました。「サンプロ」では言う暇なかったみたい(^_^;

・会見で長井さんの隣りにいたのは、どういうわけか朝日新聞の顧問弁護士でもある人
・今年は教科書採択の年だが、今回の記事を書いた朝日新聞の本田という記者は、
ずっと教科書問題をやってきた人
・【1/16 PM11:30追記】朝鮮総連の中央部と支部が安倍さんと中川さんの事務所へファックスなどで抗議活動するよう指令を出した旨、公安から安倍さんに連絡があった

 【1/18 AM0:45追記】「報道2001」の一部を起こして下さってるHPを見つけました。「サンプロ」と1/17「スパモニ」についてもコメントされています。

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読売テレビの震災特集「決断」
 明日は阪神・淡路大震災発生から丸10年にあたる日です。松の内が明けたくらいから関西では震災関連番組がたくさん放送されています。読売テレビは特に力を入れているようで、いろんな角度から長期的に番組を作ってます。辛坊治郎さんと佐藤江梨子さんのコンビがずっと司会をしています。

 そんな中、今日の夕方は「決断」と題し、10年前のあの時、権力者側の人たちがどういう対応をしたか?をテーマにしてました。
 村山富市、野中広務など政権中枢にいた人たちの他に、日銀、JR、大阪ガス、セブンイレブン、クロネコヤマトなど民間企業の幹部たちのインタビューも。

 もちろんシステム上の問題があったのは確かでしょうが、村山、野中は言い訳ばかり。
 特に村山は、「緊急時ということで法律を超えて私の判断で決めたこともあった。総理を頂点にしたピラミッド体制を独断で作った」と、自画自賛してましたが、
これを作ったのは19日(地震発生2日後)なんですよ。「遅いって!(-.-#)」とテレビの前で夫と二人、ツッコミ入れてしまいましたわ。

 民間企業はえらいですな。
 非常時のシステムが政府より作りやすいというのもあるんでしょうが、「(当時神戸の震度が出ないなどなかなか掴めなかったが)情報がない=えらい事態になってる、と考えないといけない」「事態を掌握してから動くのでは手遅れ」といった、
危機管理精神みたいなものが普通にありますから。「お上は想像力が足りない」「感性の問題」というふうなこと言ってたトップも何人かいました。

 もちろん政府もあの大震災を教訓にシステムの改善に着手し、それが新潟の地震の時にかなり活かされたのは皆さん周知の通りです。
 が、
大災害の時にはお上が頼りにならないケースが多々ありますから、やはり私たちは普段から個々に「備えあれば憂いなし」「自分の身は自分で守る」の精神で備えておくことが重要だと思います。

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1月15日(土)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(3)

引き続きNHK問題について
 まずは昨日紹介した「朝日新聞が記事をチョコチョコ差し替えている」件の続報。
 【1/15 AM2:15追記】のさらに追記です。
Kさんから朝日の記事(今回の件でなく03年の件)の画像をいただきました。昨日のKさんからのメール紹介のところにその画像へのリンクを貼っておきました。[昨日のKさんのメールを読む(新しいページで開きます) >>]

 さて、今日もまた細切れぼやき風にメモっときます。

<「朝日」の報道姿勢の是非を問う>まとめサイト
 そのうちできるだろうと思ってました(^_^;

▽産経新聞朝刊より
 昨日まではこの問題をさほど大きく扱っていなかった産経ですが、朝日の暴走についに黙っていられなくなったようです。

NHK慰安婦番組 強制連行、事実扱い 「結論ありき」の模擬裁判
NHK「朝日の報道 事実歪曲」謝罪と訂正要求
NHK慰安婦番組 推測と伝聞「政治介入」/関係者全面否定、内部告発“空中分解”
反日一色 賛同者だけ傍聴許可
裁判の形なさぬ“お笑い番組” 秦郁彦氏(現代史家)

 これ、一番下の記事から秦さんのコメントです。辛辣やね〜グッドジョブ!(≧▽≦)

>この「法廷」は、すでに亡くなっている昭和天皇や軍人たちを被告にしたもので、死者を裁くのは、まともな常識がないものだと言わざるを得ない。そのうえ、被告たちに弁護人をつけていない。今どき模擬裁判を開く中学生ですら、弁護人を必ずおくのではないか。裁判の形をなしておらず、話にならない。
>人道に対する罪の裁きは、極東国際軍事裁判(東京裁判)や各種のBC級戦犯裁判で終わっており、「一事不再理」の原則にも反する。申立人への反対尋問もなく、(被告の)人権を無視するものだ。
>この「法廷」を報じたNHK番組は、昭和天皇への「判決」を報じないなど(「法廷」を支持する人にとっては)ガタガタになっているが、それでも偏った内容の“お笑い番組”だといえる。
まともな番組を作ったのに政治圧力を受けたという次元の話ではない。この点を皆に理解してもらいたい。

【主張】NHK慰安婦番組 内容自体も検証すべきだ

>「政治的圧力が働いた」とするNHKのプロデューサーは記者会見で涙を浮かべ、圧力に屈したとする上層部の非を訴えた。事は言論の自由と公共放送のあり方にかかわる重大問題である。視聴者を含め、男の涙などに惑わされない冷静な判断が求められる。

 男の涙ってどうなんでしょうね?同情が集まるんかなあ?私はどんな事情があっても人前で泣く男ってあまり好かんが。
 ちなみに「主張」(社説)のもう一つのお題は、
「脱北会見妨害 国際常識欠く中国の対応」。そう、韓国の国会議員団が北京のホテルで開こうとした記者会見が、中国当局の妨害により潰された件です。
 本来ならこっちの方が大きな問題なんですけどね。世界が注視してますし。中国当局は日本でこのニュースがさほど大きく扱われてないので、ほっとしてるのでは?

産経抄

>▼とくに問題とされているのが、その判決部分や元慰安婦の証言が削られ、批判的な識者コメントが増やされたことだそうだ。己の信じるところに従い報道するのは、ジャーナリストの良心である。しかし、それが公正か、偏向していないかの判断は別問題だ。
>▼番組がどういう内容だったか、「法廷」にかかわったのはどんな人たちだったのか。むろん、圧力があったのかどうかも含めて、徹底的に明らかにし、検証したらいい。誰が偏向していたか、おのずと明らかになるはずだ。

 産経抄は最近執筆者が変わってちょっとソフトになったというか、以前のようなキレがなくなった感じがしてたんですが、今日は良かった。
 確かにもうここまで来たら、
「番組のオリジナルを放送したったらいいねん。主催者側の主張通りノーカットで!」と私も思いますわ。そしたら国民も「こりゃとても公平な報道とは言えんわ。こんなん流したらいかんがな」と瞬時に理解できるでしょうしね。

・ついでに読売社説[NHK番組問題]「不可解な『制作現場の自由』論」

>「女性国際戦犯法廷」では、昭和天皇が「強姦(ごうかん)」の罪などで起訴され、有罪が言い渡された。
>このような性格の「法廷」の趣旨に沿った番組が、「制作現場の自由」としてもしそのまま放送されたとすれば、NHKの上層部はあまりに無責任、ということになる。
>そもそも従軍慰安婦問題は、
戦時勤労動員の女子挺身(ていしん)隊を「慰安婦狩り」だったとして、歴史を偽造するような一部のマスコミや市民グループが偽情報を振りまいたことから、国際社会の誤解を招いた経緯がある。
>偏向しないバランスのとれた報道が必要だ。それが、NHKの責務である。

 主張は産経とほぼ同じなんですが、上記引用箇所あたり、産経よりもかなり突っ込んだ書き方してますね(^_^;

▽朝日擁護派の中には、昨日の「ちちんぷいぷい」の石田デスクのように「政治介入があったかどうかが問題で、裁判の内容は関係ない」といった意見も見られるんですが、果たしてそうでしょうか。政治介入があったと言うならそれを証明するためにも下地となった裁判自体を検証することが必要なのではないでしょうか?
 裁判を開いたのはどういう団体か?裁判の参加者はどういった面々か?裁判はどんな形式でどんなふうに進んだのか?番組の構成は当初どんなふうだったのか?それを制作したスタッフは誰か?……これらの検証なしでは問題の本質は見えてこないと思います。
 逆に言えば、
これらが晒されると立場的に不利になるから朝日新聞や朝日擁護派は突っ込んだ検証を避けているのでは?
 関わったメンバーだけを見ても、模擬裁判がいかに偏向した内容だったかが窺えますから。

『 戦争をどう裁くか −第2回ー「問われる戦時性暴力」 』(01年1月30日教育テレビで放送)
≪番組制作≫ 
NHKエンタープライズ21
≪主催者≫  重信房子(日本赤軍) 五島昌子(土井たか子秘書)
≪製作協力≫ 
VAWW-NET-JAPAN (従軍慰安婦問題を扱う市民団体)
          
女性国際戦犯法廷  (
VAWW-NET-JAPANが主催する人民法廷)
≪運営≫  池田恵理子(上記の両団体の運営委員、そして
NHKエンタープライズ21のプロデューサー)
≪裁判長≫ 松井やより(元朝日新聞記者)
≪被告人≫ 昭和天皇(欠席) 日本軍 (欠席)
≪弁護人≫ なし
≪検察官≫ 鄭南用 (日本国からビザ発給を停止されている北朝鮮工作員)
      黄虎男 (同上)
≪傍聴人≫ 事前に誓約書を書かせて厳選

▽中心人物の一人だった松井やよりさんの人となりが紹介されてるページ

・「isaの同時代フィールド・ノート」より1/15付<「北」とNHKと朝日新聞の茶番劇 >

>何を話したかと言えば、最初から最後まで日本人への罵倒。批判、なんてモノじゃない。最後には、日本人の子供の顔を見ると気分が悪くなる、こんな子供の為に何かしようと思っているような連中はバカだ、とまで(概略だが)言ってのけたのだった。そこは教員の集会であり、会場は一時騒然となった。私は故松井氏の思想からして当然の内容だと思ったが、あまりのひどさに私の妻までもが会場から発言を求めたほどだった。当の故松井氏はと言えば、そのような反応自体が日本のダメさ加減を象徴するものだとでも思っているのだろう、やっぱりここもバカの集まりか、と傲然とした軽蔑の笑みを浮かべ、質問者を小馬鹿にした答えを繰り返したのだった。後で主催者に聞くと、同様の内容を他では「日本人のガキのツラ」と表現して大問題になったらしく、今回は「日本人の子供の顔」とそれでもトーンダウンしていたのだという。

すごいぞ!松井やより女史及び松井やよりさんが出演した98年「朝まで生テレビ」の動画
 98年の朝生は私も見たんですが、松井さんってキャラ的にすごく濃くて、でも肝心の話はほとんど中身がなかったり矛盾だらけなので、みんな呆れてた感じでした。
この日の朝生の模様は小林よしのり氏が「ゴーマニズム宣言」に描いてますが(この回の朝生には小林氏もパネラーとして出席してました)、誇張ほとんどなしでそのまんまやな〜って感じでしたわ。
 不謹慎かもしれませんが、もしご存命であれば今頃テレビに出まくって、あの濃いキャラが見られたに違いない……と思うとちょっと残念です。今、天国か地獄かどちらにおられるのかわかりませんが、この騒動をどのように御覧になってるんでしょうか。

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細切れぼやき

安倍幹事長代理の事務所に投石、ガラス2枚割る。朝日新聞は昨日の社説「火炎瓶事件――経済人よ見過ごすな」で、小林陽太郎富士ゼロックス会長(「首相は靖国に参拝するな」等の発言を盛んにしてる人)の自宅に火炎瓶が仕掛けられた事件に言及、犯人を厳しく非難しましたが、ぜひ安倍さんのこの事件についても犯人を厳しく非難していただきたいもんです。

・最近、すっかりgoriさんのブログのファンになってしまいました。今日も激しく同意(≧▽≦)
 「朝日新聞にNHKを糾弾する資格は無い」

>敢えて「日本から来た男性客」というわけの分からん表現にした朝日新聞は在日韓国人の団体から「抗議」や「圧力」を受けているのだろうか?恐らくNOだろう。しかし朝日新聞は伝統的に在日韓国人・在日朝鮮人の犯罪があっても本名を報道せず通名を使う。中国人の犯罪は「アジア人の犯罪」にしてしまう。
>そんな
在日外国人等に自主規制しまくりの朝日新聞が、公正中立を保とうとNHKが自主規制して番組編集をしたからといって「外部の圧力があったはずだ」とか糾弾する資格は無いだろ。アホか。

・私事ですが、今日は夫と出会って(=付き合い始めて)丸15周年でした。夜だいぶ遅くなって気づいた(^^ゞ。夫も男のわりには意外とこういうことは覚えてる人なのに、今年はなぜか忘れてしまってたそうです。こうやって記念日とかどんどん忘れてっちゃうんだろうな〜。

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1月14日(金)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ(2)

引き続きNHK問題について
 えー、まず昨日の「報ステ」のテキストについて。昨日分に追記という形でお知らせはしましたが今一度。
 goriさんの「Irregular Expression」で完全版テキスト発見。1/14付「嘘吐きは誰だ?!NHK問題の真相」。goriさんすごい。お疲れ様です。B型の私にはこういう芸当は無理。
 ってことで昨日の私のいい加減なテキストについては忘れてしまって下さい(^_^;

 さて、今日もあちこちでいろんな動きがあったようです。以下、細切れぼやき風にメモっときます。

▽goriさんちのコメント欄で見つけた投稿。2ちゃんねる発のようです。

>359 名前:名無しさん@5周年 投稿日:05/01/14 03:19:17 ID:Kw/ON06p
>(-@∀@)は記事をチョコチョコ差し替えてる。
http://www.asahi.com/national/update/0113/029.html
>これの (01/14 00:09) 版では

>一方、NHK幹部の一人は朝日新聞の取材に対し、「放送前日にNHK幹部が中川、安倍両氏にそれぞれ面会し、『一方的な報道はするな』などと言われた。圧力と感じた。呼び出しに応じなかったら、本当に番組はつぶされていただろう」と証言している。

>というNHK幹部の証言があったんだけど、現在の(01/14 02:43) 版では、この証言は記載されていない。

 この記事、私も昨夜(日付変わってからね)読みました。確かにこの一文、記事の一番最後にありましたよ。「NHKに不利なことを発言する人がNHK幹部の中にもいるんやなあ」と思ったのでよく覚えてます。
【1/15 AM2:15追記】朝日新聞のどの記事がどのように変更されたのか、変更前と変更後の記事をテキスト保存していた読者さんがおられました。いつもネタ提供して下さるKさんです。以前にも朝日ではこういった事があったという例や、2ちゃんねる情報の危うさについても言及して下さってます。取り急ぎUPします。[Kさんメールの本文を読む(新しいページで開きます) >>]

▽民主党は昨夜の時点では態度を明らかにしていませんでしたが、どうやら社民・共産に乗っかってこの件を徹底追及することに決めたようです。これやから民主は政権取れへんねん。

NHKが朝日新聞に謝罪と訂正記事の掲載を求めました。「幹部が中川氏に会ったのは放送後が最初で、明らかな事実誤認」と指摘。NHK側も自信がなきゃここまでしないと思うが。

日本ジャーナリスト会議が抗議声明を出しました。

>放送内容の変更や放送中止を求めるなど放送法に違反する不当な介入をしていたことが、当時の制作現場責任者の内部告発で明らかになった。

 断定しちゃってますけど(^_^;。ジャーナリストの集まりなのにウラも取らずにそんなこと言っていいんですか?
 「日本ジャーナリスト会議」という名前からは想像できないけど、実はサヨク団体なんですよね。ここ見たら一目瞭然。

天木直人が長井プロデューサーを「真の勇者だ」と絶賛。
 彼にとっては権力に立ち向かう人=無条件で信頼できる「仲間」なんでしょうな。
 ただ以下のくだりとか見てると、
小泉くん叩きにこの問題を利用しているだけやがなって気もするんですが(^_^;

>彼が見せた涙はその圧力を甘受するという決断の証だ。小泉首相がブラジルで自分に酔いしれて「感動」の涙を見せたのとは訳が違う。「4年間、悩んできたが、事実を述べる義務があると決断した」と記者会見で述べた長井プロデユーサーの言葉にウソはないだろう。

>しかし安倍晋三の受けるダメージは中川の比ではない。なにしろ小泉首相の後継者ナンバーワンだからだ。現に13日のロイター電は、「次期首相の最有力候補とみなされている日本の政治家が、戦争犯罪責任に関するテレビ番組に介入していたことを認めた」と世界に報じた。彼の将来の政治生命に重大な影響を及ぼす事になるかもしれない。あまりにも唐突な出来事であるので、小泉首相とその側近が後継者潰しを狙ってこの問題を放置しているのではないかと思えるほどだ。北朝鮮政策をめぐって小泉批判を始めた安倍の失敗を一番喜んで眺めているのは小泉首相かもしれない。

 さすがに「この問題を仕掛けたのは小泉くん」とまでは言ってないけど(^_^;
 しかしこの人って見かけは理系っぽいのに、書いてることはかなり感傷的ですね。

今日の毎日放送「ちちんぷいぷい」
 特定失踪者にスポットを当てるなど最近はけっこういい感じだったんですが、今日はいただけませんでした。
 
朝日新聞の記事に基づいて長井プロデューサーの主張を垂れ流すのみで、安倍さん、中川さんの言い分はニュースで流れた程度の最低限のもの。
 そのうえ中川さんについては「朝日新聞の取材では中川さんは放送日前に会ったと答えていたそうです」と、一昨日の朝日の第一報(NHKが事実誤認だから訂正しろと朝日に言ってるやつです)もあわせて紹介。
 但し
「でもこう書いてたのは朝日新聞だけで他紙は一切書いてません」と補足してたので、暗に朝日の信憑性について疑問を呈したという感じもしましたが。

 解説の石田デスクは「事前検閲があった」という前提で話を進め、安倍さん、中川さんを「憲法違反」と激しく非難。
 またNHKについては、「政治から独立した形で放送することが前提で受信料払って下さい、というのがNHKの趣旨。国営放送ではなく公共放送。が、政治家の意向で内容を変えていたとなると、私たちが受信料払う理由はなくなる」と非難するとともに、放送内容についても「昭和天皇に戦争責任があるという、この問題の根底に関わるシーンをカットした」と、
模擬裁判を行ったVAWW-NETジャパン側を擁護。

 とにかく今日の石田デスクは全面的に長井氏の味方。
 ゲストの
きたろうが「模擬裁判そのものが偏った内容だった」ことに触れようとしても、「番組内容は置いておいて。この問題には関係ないです」と抑え、ひたすら「事前検閲は憲法違反」と繰り返し、放送法の話にも全く触れず、最後には「何かあったはず。ないと言うなら安倍さんと中川さんは逆に名誉毀損で裁判起こしてはっきりさせるべき」とまで言い出す始末。
 但し、なぜこの時期にこんな話が?については、「NHKが番組内容を勝手に変えて放送したということで、この民衆法廷を行った団体がNHKに裁判を起こしていた。その裁判がもう終わるので(終わったので?)、それも関係してると思う」と言及してたので、冷静さもわずかながら残っていたようです。

 あと、元NHK記者の川崎泰資氏の「100%長井さんが正しい」という発言を引用してました。けっこうテレビに出てるのでご存知の人も多いと思いますが、川崎氏は信用できるんですかね?元外務省の官僚で小泉くん叩きに夢中な天木直人と同類で、「海老沢会長をやっつけたくてたまらない人」に思えるんですけどね(川崎氏は海老沢会長と同期だった)。
 寒かったのは角淳一のこの一言。
「長井さんの会見が終わった瞬間、会見に来ていた記者らが拍手をした。みんな同じ気持ちだよってことですよね〜」……昨日の会見に来てた記者って朝日に煽られたアホばっかり?「伝聞」を「事実」にしちゃうのがジャーナリズム?

結局……
 従軍慰安婦問題、NHKの一連の不祥事、「ポスト小泉」や「北朝鮮強硬派」と呼ばれている安倍さんの今の立場、いろんな問題が内包されてるのでややこしくなってますが、
私には逆に北朝鮮の存在が浮かび上がって見えます。
 もし安倍さんの参考人招致とかそういう事態に発展したら、おそらくは経済制裁どころじゃなくなってしまうでしょう(だから民主党はアホや、政権担当能力がないと言うんです)。
 ここまでの流れを見る限り、やはり大なり小なり北朝鮮が関わっているのでは?と思えてなりません。

 それにしてもサヨクの皆さんって面白いですね。
 政治家が公共放送に「公正な報道をして下さいね」と言っただけで「政治介入」だと大騒ぎ。だけど中国が「靖国参拝するな」と執拗に日本国に「政治介入」してきてもそれはスルー。めちゃくちゃや〜。

NHK問題に関して読者さんのメール
 皆さんやはりこの件には少なからず関心がおありのようで、さっそくメールをいただいてます。ありがとうございます。

 S様の「サッカーでの抗議メッセージ」の内容、ウケました(≧▽≦)。ただこれやっちゃうと「日本も中国や韓国と同じく低レベルだな」と世界に思われてしまうかもしれないので、やめといた方がいいかも……と個人的には思います。

 H様からは昨夜の「報ステ」のご感想と、『捏造』を歴史的に解明した書籍のご紹介です。H様にはちょくちょくメールをいただいてるんですが、お返事ほとんどしてなくてスミマセン!毎回参考にさせていただいてます〜<(_ _)>

・読者S様のメール

>くっくりさん、こんばんは。私は東京に住むSという者です。
>「ぼやきくっくり」、毎日、会社の昼休みに楽しみに読んでいます。
>くっくりさんの主張と自分の主張がほぼ重なるので、嬉しく思います。[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

・読者H様のメール

>明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
>いつも貴ホームページ楽しみに拝見しております。
>さて、この間の朝日新聞の「スクープ」(?)を引き金にしたNHK報道圧力問題騒ぎ、本当に漫画ですね。
>13日の『報道ステーション』は私も見ましたが、[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

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細切れぼやき

・昨日書いた「王大使が講演した翌日に横田御夫妻が講演したり、早稲田大学のスタンスがわからん」の続き。今日の産経社説「【主張】早大講演会 進取の精神が泣いている」によると、早稲田大学は昨年11月、イラク復興支援に派遣された「ひげの隊長」、佐藤正久一佐の講演を中止しているそうです。一方、慶応大学は台湾の李登輝前総統の講演を拒否したことがあるが、平成13年から、海上自衛隊との交流を続けているのだそう。/私はよく知りませんが、左寄りなスタンスの大学というのはかなり多いらしく、ネット見てますと「××大学は左翼系の教授ばっかり」「○○大学は学長が共産主義思想だから……」といった類の文言をよく見かけます。

「W杯最終予選での国旗、国歌やめて」と北朝鮮。平壌で君が代が流れたり日の丸が揚がるのを避けるためとあるけど、そこに何の意味があるのかようわからん。その北朝鮮を訪れていたアメリカの議員が「6カ国協議は数週間以内に再開できる」と語ったそう。

・「負け犬」(この言葉は私は好きじゃないけど)の代表格だった杉田かおるさんが結婚!「え〜そんなぁ」とガックリ来てる同年代の独身女性、多かったりして。特にいとうまい子さんあたり、かなり(゜◇゜)ガーンってなってるかも?/磯野貴理子さんの時もそうだったけど、「男運が悪い」「結婚には縁がない」というイメージで売ってたのに電撃結婚しちゃったというパターン、けっこうありますね〜。でも磯野さんも杉田さんもそのまんまのキャラで結婚後も十分行けると思いますわ(≧▽≦)

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1月13日(木)「伝聞」を「事実」にしようとするマスコミの怖さ

NHK番組改変問題 「会長了承していた」と告発者会見
 朝日新聞のこの力の入れよう。すごいですね。久々に「熱く」なれるネタを見つけたぞ〜オーイェイ!ってとこですか?(^_^;

 内部告発者が実名と顔を出して会見というのは異例のことらしいですが、何でわざわざ出てきたんでしょう?
 「告発者はNHKエンタープライズの池田恵理子氏では?しかもこの女性は民衆法廷を主催したVAWW-NETジャパンの設立メンバーでは?」という話が昨日ネット上を駆け巡ったので、その影響もあるんかな?

 この長井暁(ながい・さとる)という人がどういった人なのかわかりませんが、各社記事を見ますと、安倍さんや中川さんに対して思想的な反発があるというよりは、純粋にNHKの体質に反発しているように見えます。
 従軍慰安婦問題というテーマがどうこう以前に、上から言われて放送内容を変更せざるをえなくなったこと自体にこの人は腹を立ててるのでは?
 「長井暁」で検索してもそれっぽいページ(サヨクっぽいページ)があがってこない、というのも私がそう感じた理由です。
 んで、
この箇所が一番重要なんですが↓

>長井さんは「海老沢会長はすべて了承していた。信頼すべき上司によると、担当局長が逐一、海老沢会長に報告していた。会長あてに作成された報告書も存在している」と説明した。

 「信頼すべき上司によると」って何ですか。伝聞ですやん。
 毎日新聞の記事もこのように書いてます。

>長井CPは当時、政治の介入を感じていたが、後になって中川、安倍両氏が、当時の放送総局長ら野島氏ら幹部に「公正中立な立場で放送すべきだ」などと語ったことを上司から聞いた、という。

 「上司から聞いた」、やっぱり伝聞ですやん。伝聞から始まったことが何でこんな騒動に発展するの?

>現場のスタッフ全員が反対したという、放送直前の3分間の番組カット。その中には中国人元慰安婦の証言も含まれていた。「被害者の声だけは何とか守りたかった。最後まで闘えなかったことを反省している」。そう言って長井さんは、再び目を赤くし、唇をかんだ。

 何や何や、この週刊誌的な書き方は。寒いんですけど〜{{ (>_<) }}
 「被害者の声」とな。一体どちらが被害者なのか、従軍慰安婦問題を知ってる人ならわかるでしょう(知らない人は昨日の「ぼやき」をプレイバック!)。
被害者は「従軍」慰安婦ではなく、ぬれぎぬ着せられてる日本軍と兵士たちの方です。

 「日本軍による慰安婦強制連行があった」という物的証拠はひとつもないんですから、本来なら「あった」前提で放送すること自体がおかしいんです。
 どうしても放送したいなら、「日本軍に強制連行されたという証言者もいて、こんな模擬裁判なんかもやっちゃってますが、物的証拠は何も見つかっていません」といった両論併記が最低限求められます。これは放送法の決まりです。
 が、長井氏らはそれを無視して、弁護士すらいない、偏った見解(=主催者らの見解)のみを採用した模擬裁判を一方的に放送しようとしたわけでしょ。入口から間違っとる。

 朝日新聞はさらに社説でもアホみたいにはしゃいでますわ。
 どんなにアホかというのは西村幸祐さんが解説してくれてますので、こちらの一番下の項をご覧下さい。

 一方、サヨク論者の中にも嬉々としてる人が少なからずいますな。
 朝日放送「ムーブ!」では、若一光司が長井氏を「国家権力(政治家)や組織(NHK)と戦うヒーロー」と持ち上げてました。トドメは
「長井さんはジャーナリストの鑑ですね」って、おいおい。ジャーナリズムって何?偏った番組を作って放送しようとすること?政治家や組織を叩くこと?

 これがもし逆パターンだったら、朝日新聞もTBSもサヨクコメンテーターもこんなに騒いでないですよ。
 例えば拉致問題の集会を扱った番組に対して、社民党や共産党やプロ市民がNHKに指摘をし、番組の内容が変更されたとしたら?
 おそらく朝日は一行も記事にはしないでしょうし、TBSも一秒も伝えないでしょう。……いや、逆に「正義の力が偏向報道を正した」とか何とか言って大はしゃぎするかも?(^_^;

 結局サヨクメディアの望みは、「俺たちの意見に沿った番組だけ放送しろ!」なんです。
 彼らはよく「表現の自由」を強調しますが、
実は彼らが認めてるのは「サヨクの表現の自由」に過ぎないのです。
 そして彼らは「報道の責任」については全く無関心です。
 今回の問題で、彼らは誰一人として「日本軍による慰安婦強制連行はあったんだから、その事実を報道して当たり前」なんてことは言ってません。ちょっと前なら便乗してそう言ってるはずなのに。つまり彼らも「従軍慰安婦問題はもう決着がついてる」ことは理解してるんですよ。
 過去にあれほど「慰安婦の強制連行はあった」という前提で報道したりコメントしたりしてくせに、み〜んな知らん顔でだ〜れも責任取らない。ほんとにもう!(-.-#)

NHK 見解をまとめ発表

>NHKの幹部が中川氏に面会したのは放送前ではなく放送の3日後であることが確認されました。また安倍氏についても放送の前日ごろに面会していましたがそれによって番組の内容が変更されたことはありませんでした。この番組については内容を公平で公正なものにするために安倍氏に面会する数日前からすでに追加のインタビュー取材をするなど編集作業を進めていたものです。(1/13 20:56)

今日の「報ステ」
 安倍さんが生出演。やりとりを書きます。安倍さんの発言の大部分は昼間のぶら下がり会見の内容といっしょですが、この番組で初めてした発言もありました。
 解説の加藤、安倍さんに釣られて「北の工作員と面識がある」って白状しちゃったような形になってて、傑作でした。

※アバウトかつ聞き漏らしも多数あります。聞き取り間違いの箇所もあるかもしれません。この先どこかのHPで、もっと正確にテキスト化してくれてるところが出てくるような気もしますんで、後日ここに来られた方で正確な内容を知りたい方は、すみませんがよそを探してみて下さい。
【1/14 PM6:15追記】goriさんの「Irregular Expression」で完全版テキスト発見。1/14付「嘘吐きは誰だ?!NHK問題の真相」。goriさんすごい。お疲れ様です。ってことで以下のいい加減なテキストについては忘れてしまって下さい(^_^;

……この問題の説明VTRが流れた後……
安倍「長井さんの証言でVTRが作られている。報道は恐い。私がNHKを呼びつけたという朝日の記事は誤報。(放送日前日の)1月29日に予算の説明がしたいと向こう側から来て、関係者を連れてきた。ちょうどいい機会なのでと、番組の説明があった。それはNHKの幹部からです。ひどい内容だというのは個人として聞いていたので、ちゃんとして下さいねと言いました。至極当然のこと。私は当時官房副長官ですから、事前検閲をしたり、絶対に圧力をかけたりしてはいけないという認識はあった。が、そうではないという報道がなされていますから、名誉にかけてはっきりしておかねばならない。中川さんは放送後に会ってるから事前検閲とは違う。NHKの修正作業は私に会う前から始まっていたので、検閲というのはあたらない。私と会う前に、NHKは反対論者の秦郁彦教授のインタビューもとっていた。アポは26日にあったが、作業はずっとされていた。この模擬裁判は昭和天皇の戦争犯罪を裁くというもので、元朝日新聞記者の松井やよりさんが開いた。悪の根源である皇居……(聞き漏らし)という明確に偏った思想。『天皇裕仁は性奴隷の……(聞き漏らし)により有罪』と言い、場内が歓喜に包まれると言う異常な状態だった。弁護士はおらず、検事は北朝鮮側の2人、テイナンショク(?)と、○○○(聞き漏らし)。
この人たちは工作員として認定されていて、日本政府は以降彼らにビザを発行していない」
古舘「放送法が規定してる両論併記の放送、安倍さんに26日のアポをとっていて、反対論者のインタビューも進行していたとなれば、長井さんが4分カットされたとか騒ぐことではないと思うが?」
安倍「私はNHKのことは知らないからわからないが、意見を言っただけ」
古舘「じゃあなぜ彼は会見したのか?涙まで流して」
安倍「
『そう言ったらしい、そうらしい』という伝聞ですよね、長井さんの話は。私は長井さんに圧力などかけてないし、長井さんは私がいつどこで誰に圧力をかけたか明らかにしてほしい。長井さんはNHKに向かって立ち上がっている立場であるが、事実と違うことを言っているんだから、私の名誉を損ねている。もし私が間違っているのであれば、長井さんは自分が正しいことを証明してほしい」
加藤「会見を開くのは勇気のいることですよね」
安倍「伝聞で事実になってしまうんですか?」
加藤「長井さんは直接もっと聞いてるかもしれない」
安倍「私からじゃないでしょう?」
加藤「それはNHKからですが……」
安倍「事実と違うことで私を非難したことになりませんか?」
加藤「この問題はジャーナリズムと政治介入がテーマだが……、先ほど言われたことで気になったことがあるが、北朝鮮の検事、日朝首脳会談の主席通訳だが、この人が工作員なんですか?」
安倍「加藤さんには窺い知れない世界で、国際政治には精通しておられないと思いますが」
加藤「(むっとして)そんなことありません。
私は○○○さん(その主席通訳)と会ったことがあります
安倍「目的があって加藤さんに会ったんだと思いますが」
加藤「当時は安倍さんは官房副長官でしたが、官房副長官といえば政府の中枢。言葉は大変重いですよね。公正で、公権力に基づかない、そういう設定の中で、重い立場の安倍さんから言葉が発せられると、聞いた側は政治的圧力とか、うろたえたりすると思う」
安倍「向こう側が説明に来て、それで公明正大にお願いしますよと言うことが、介入になるんですか?」
古舘「長井さんの話は伝聞と言うが、聞いたところによると放送のかなり直前ですったもんだやってる。何か政治的圧力があったのでは?」
安倍「あまりにもひどい番組になったとすれば、局内で何とかしようとなった推測も成り立ちますね。中川さんは番組の後で会ったと言ってる。『(放送前に)会ったと言ってるらしい』でしょ。『らしい』が事実にすりかわっている。報道の恐いところ。伝言ゲームも間に5人入ったら事実が変わる、それが起こりえる」
古館「関根放送総局長のコメント、中川さんのコメント、放送の3日後に会っていると。安倍さんの話とも一致してる。昨日までの中川さんのコメントと今日のコメントが合ってないのがおかしいが」
安倍「最初から公正公明な番組を作ってくれと言っていたのは事実。中川さんは2月2日に会ったのは明確で、事前検閲ではない。○○(聞き漏らし)が同席したと朝日に書いてあるのは全然違う。私は彼を呼び捨てにもしていない。
何で4年も経ってこのタイミングで出てくるのかわからない。工作員はジェームス・ボンドみたいなものでなくて、労働党員が普通に、例えば日本で古館さんに会って北朝鮮を理解してもらう、これも工作活動。その後2度ビザ発行されなかった。彼らが検事として関わった裁判をNHKが報道しようとしていたのは事実。だからといって介入しようと私は思わないが」
古館「共産党は早速安倍さんを国会に呼んで証人喚問しようとしていますが、国会で話す?」
安倍「審議を遅らせたりするのでそんなことに時間を使われたくない。これで私は国民に説明し終えたと思っている。全くの事実誤認ですから。1月29日以前に会ってないし、向こうから来たし、中川さんは放送後しか会ってない。長井さんは伝聞でしかおっしゃってない。まったく事実に反している。長井さんは事実を確認してほしい」
古館「まだ腑に落ちないところがあるが、分かりました。ありがとうございました」

おまけ1:名塚さんの「あんた何様?日記」で見つけた資料。模擬裁判を行ったVAWW-NETジャパン側の立場に立って作られています。名塚さんも指摘されてるように、放送の約10日前にすでにVTRがNHK内部で問題になっていたことが窺えます。

おまけ2:「報ステ」終了後の朝日の記事2本。
中川経産相「NHK関係者との面会は放送後」 番組問題
「言っていない」中川氏、安倍氏が否定 NHK番組変更

 >NHK幹部の一人は朝日新聞の取材に対し、「放送前日にNHK幹部が中川、安倍両氏にそれぞれ面会し、『一方的な報道はするな』などと言われた。圧力と感じた。呼び出しに応じなかったら、本当に番組はつぶされていただろう」と証言している。

 朝日新聞はまだまだ騒ぐ気みたいですね。
 え?私?σ(^^)……こんなことで騒ぐのは馬鹿馬鹿しいってもちろんわかってますよ。でも朝日新聞しか見てない人もいるでしょうから、せめてここで事実関係だけでもはっきりさせておきたいと考えた次第です。

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王毅中国大使が講演 靖国参拝/サッカー反日行動

>さらに「国際国家になりたければ、国際的な常識、コンセンサスでやることが利益になる」と主張、日本の首相の靖国参拝は国際国家にふさわしい振る舞いではないとの“論理”を展開した。聴衆の質問に答えた。

 自国の戦死者に哀悼の意を表す、それはどこの国でもやってること。その国のやり方に則って。
 靖国参拝に文句言ってるのは中国と韓国だけ。日本が占領統治した他のアジア諸国はどこも文句言ってません。
 
国際的な常識が欠けているのは自分たちの方だということに、いい加減気づいて下さい。

>【反日行動】サッカーアジア杯決勝の一週間前に日本の大相撲が(中国に)来て、大歓迎を受けた。サッカーは興奮しやすいスポーツだ。(最近中国チームは)日韓に勝っておらず、今度は勝つと思い込んでいた。負けてショックが大きかった。

 負けたショックで暴れただけだって?そんなもんで正当化できるか!
 石原慎太郎の表現を借りれば、「ほんま君らは民度が低いね」。

 ところで王大使が講演した同じ早稲田大学で、今日は横田御夫妻が講演したそうです。
 ……早稲田大学のスタンスがようわからん。

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細切れぼやき

改革委に企業人登用 大阪市、職員厚遇見直しへ。半歩程度とはいえ、やっと動き始めたみたいです。大阪市の税金無駄遣いはそりゃまあひどいもんなんですが、なぜか大阪市民はあまり声を上げてこなかったんですよね。大阪人はケチやと言われるのに何ででしょうね。かく言う私も大阪人ですが(^_^;

ロシア退役原潜5隻の解体支援へ 日本側が40億円負担。「40億円」とあるけど、日本がすでに拠出してる額は200億円です。何でこんなもんに日本が大金払わないかんのや。この件だけでなく、とにかく日本の金の使い方はおかしい。これじゃ「日本の借金は何兆円です」と言われても皆実感わかんのも無理ない。

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1月12日(水)北の工作員による「安倍潰し」ですか?

NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘

>01年1月、旧日本軍慰安婦制度の責任者を裁く民衆法廷を扱ったNHKの特集番組で、中川昭一・現経産相、安倍晋三・現自民党幹事長代理が放送前日にNHK幹部を呼んで「偏った内容だ」などと指摘していたことが分かった。NHKはその後、番組内容を変えて放送していた。番組制作にあたった現場責任者が昨年末、NHKの内部告発窓口である「コンプライアンス(法令順守)推進委員会」に「政治介入を許した」と訴え、調査を求めている。

 えらく古い話を持ち出してきましたね。単なる「指摘」を「政治介入」とは大げさな。煽る煽る。朝日新聞の本領発揮。
 (ちなみに安倍さんによれば、「NHK幹部を呼んで」というのは誤りです。後述します)

 私から見たら、「中川さん、安倍さん、そんなに前から人知れず日本のために頑張ってくれてたのね。グッドジョブ(≧▽≦)!」以外の何物でもないんですけどね。
 が、
朝日新聞にとっては、中国や北朝鮮に対して一歩も引かない中川昭一・安倍晋三は、自分たちの主張とは敵対するウザイ存在でしかない。そんな彼らに打撃を与えるネタ見つけた〜!ってことで、「内部告発したNHKの人、グッドジョブ!」なんでしょうな。

 それにしても「旧日本軍慰安婦制度」って何やねん。そんな制度あるかーい!ヾ(゜o゜)
 「従軍慰安婦」という単語自体、戦後だいぶ経ってからできた造語なのに、それを元にさらに新しい造語作るか。アホやん。

 この記事、最後にもっともらしく憲法や放送法の都合のいい箇所だけ載せてますが、まず憲法で言えば、こんなの「表現の自由」以前の問題ですやん。いくら自由っつっても嘘を流布していい自由なんてないでしょ。
 
捏造に基づいた民衆法廷(模擬裁判)なんかを、よりにもよって視聴者の受信料で成り立ってる公共放送が流してええのんか?
 朝日は都合悪いと思ったのか載せてませんが、この民衆法廷、裁判官役と検事役はいても弁護側証人はいないなど、明確に偏った内容だったんですよ。
 こちらや、あとこちらも見てもらったらわかるけど、サヨク(主催者はこの団体)が内輪で盛り上がっただけのカルト集会ですがな。
「この裁判の趣旨に同意する」という誓約書に署名した人にしか傍聴を許さなかったんですから、それだけでも偏向度が窺えるというものです。

 話を本題に戻しますと、放送法には次のように書かれてあります。これも朝日は都合悪いと思ったのか載っけてませんけどね。

 第3条の2 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
 1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
 2.政治的に公平であること。
 3.報道は事実をまげないですること。
 4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

 この場合、2〜4に見事に引っ掛かってますな。こんなもんそのまんま放送してたら、それこそ放送法違反でNHKは非常にまずい立場に追い込まれたんちゃいますか?このままでは違反の恐れがあるから正すように言っただけ。それの何が悪いんでしょうか。
 政治家が圧力かけたのがいかんって?これを圧力と取りますか?仮に取ったとしてもそれはNHKの勝手ですやん。
 そもそも一般人が「正しなさい」と言ってNHKが聞く耳持ちますか?持つわけありません。
 先日も紹介したけど、件名:「台湾の声」【NHK】新証言:中国大使館からの抗議を恐れて台湾を扱えないを見て下さいよ。一視聴者の苦情なんて虫けら扱いよ。へっ。

 私がもし事前にそんな番組あるって知ってたら、安倍さん(あるいは別の頼りになりそうな政治家)にメール出してましたよ。「こういう偏った番組が放送される予定だそうです。NHKに抗議してもおそらく一般人の意見は聞いてくれないでしょう。安倍さん、民意を反映させるのが政治家の仕事であれば、お願いします、私の代わりにあなたからNHKに言ってやってもらえませんか?」って頼んでたことでしょう。
 一般人が言えば「単なる苦情」でそのへんにポイッ、政治家が言えば「圧力だ」つって大騒ぎ、そんなもんよ、へっ。

 しかしNHKはわけわからん。上の「台湾の声」見たらわかるけど、中国に対しては「抗議が来る前に」あっさり屈してるんですよね。NHKの人もどうせ内部告発するなら、まずこちらを告発すべきでしょ。勇気あるNHK職員の方、これ見てたらぜひお願いします。
 ほんで朝日新聞も情けないっすね。「日本軍が慰安婦を強制連行した証拠は一つも見つかっておりません。なのに当社はそれがさも事実であったかのように嘘の報道を繰り返しました」って内部告発する正義漢が一人ぐらいおってもいいと思うんですが。

 ちなみにこのニュース、「報ステ」は伝えず。「NEWS23」もさらっと流しただけ。しかも安倍さんらを悪者にはせず、NHK批判のみ。喜び勇んで伝えると思ったのに〜(^_^;
 必死なのは朝日新聞と毎日新聞だけ?

 その他関連ニュースリンク:
 <NHK特番>民衆法廷の主催者が抗議声明 NHKを批判
 <NHK特番>社民党の福島党首、安倍氏らの責任追及へ
 <NHK特番>小泉首相、介入を否定しながら報道側に注文

【1/13 AM1:30追記】
 この件を取り上げているブログ・日記(発見したら随時加筆します):
・goriさんの「Irregular Expression」より1/12付「朝日新聞がまたやってくれました」及び1/13付「朝日新聞、捏造報道で安倍潰しのまとめ」(これによると「NEW23」はニュースではさらっと流したものの、「多事争論」コーナーで筑紫が安倍さんを叩いてた模様)
・名塚さんの「あんた何様?日記」より1/12付「朝日とNHKは放送法第三条を熟読しろ。」
・adoruk626さんの「log」より1/12付「読者を舐め腐った「夕刊フジ」の読者サービスセンター」

・西村幸祐さんの「酔夢ing voice」より1/13付「メディアの犯罪 朝日&NHK&TBSの報道ファシズム」
・amacchiさんの「fuumblog」より1/13付「 [指令でも北?]テロ始まった?」

・tarochanさんの「tarochan.net」より1/13付「正義の順序が違う」

安倍晋三公式サイトより

4.メディア関連:朝日新聞の記事『NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘』に関し
>投稿者: webmaster 投稿日時: 2005-1-12 17:04:09 (2 ヒット)

>朝日新聞の記事『NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘』に関し、

>朝日新聞らしい、偏向した記事である。
>この模擬裁判は、傍聴希望者は「法廷の趣旨に賛同する」という誓約書に署名しなければならないなど主催者側の意図通りの報道をしようとしているとの心ある関係者からの情報が寄せられたため、事実関係を聴いた。その結果、裁判官役と検事役はいても弁護士証人はいないなど、明確に偏って内容であることが分かり私は、NHKがとりわけ求められている公正中立の立場で報道すべきではないかと指摘した。これは拉致問題に対する鎮静化を図り北朝鮮が被害者としての立場をアピールする工作宣伝活動の一翼も担っていると睨んでいた。告発している人物と朝日新聞とその背景にある体制の薄汚い意図を感じる。

>今までも北朝鮮問題への取り組みをはじめとし、誹謗中傷にあってきたが、私は負けない。

>安倍晋三

>PS
>これからも頑張ります。
>ご声援・ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

>新聞HP:http://www.asahi.com/national/update/0112/006.html
>新聞紙面:1面および34面

>トラックバックURL: http://www3.s-abe.or.jp/modules/news/tb.php/11

1.日本国政府関連:朝日新聞H17/1/12記事で「誤って」伝えられている事項
>投稿者: webmaster 投稿日時: 2005-1-12 18:08:06 (0 ヒット)

>記事に関し、事実と反している部分がありますのでこのHPにおいて明確化しておきたいと思います。

>1)朝日新聞の報道では「安倍晋三自民党幹事長代理が…NHK幹部を呼んで…」となっているが、先方から進んで説明に来られたのであって、当方がNHK側を呼びつけた事実は全くない。

>2)先方が説明に来たのは、番組放送の前日である1月29日のことであるが、朝日新聞の報道で指摘されている「民衆法廷に批判的立場の専門家のインタビュー」はそれよりも前に完了していたものであり、当方がこうしたインタビューをするようNHK側に求めた事実は全くない。

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「従軍慰安婦」の嘘について
 最近当ページの読者になった方の中には、「従軍慰安婦って何?」って方もおられるかもしれません。
 井沢元彦さん著「逆説のニッポン歴史観」(小学館文庫)でわかりやすくまとめて下さってますので、ちょっと長くなるけど引用します。
 「第1章 朝日新聞の罪」の中の「従軍慰安婦キャンペーンは自殺行為」という項です。

 ※この項の初出は、「SAPIO」(小学館発行)1997年5月14日号です。途中、「引用者」とあるのは井沢さんを指します。

 (前略)ここで従軍慰安婦の定義をしておこう。「従軍慰安婦」とは「本人の意志に反し強制的に軍に連行され売春婦にさせられた女性」のことである。英語で言えばsex slave(性奴隷)だ。だから自発的に応募してきた慰安婦とはまったく意味が違う。

 最近、一部で、藤岡信勝氏や小林よしのり氏ら「強制連行は無かった」派が、まるで「慰安婦も無かった」と強弁しているような印象を与えるデマ情報を流している人間がいるから、ここではっきりさせておくが、誰も慰安婦の存在自体は否定などしていない。問題はそれが自由意思ではなく、強制的に連行されたと証明された場合、初めて「従軍慰安婦」なるものが存在したことになるのだ。

 (中略)私が「日本はこの件に関しては無罪」と主張する最大の根拠は、藤岡信勝氏らが既に指摘しているように、韓国が戦後久しく、この「慰安婦の強制連行」について少しも問題にしてこなかった点にある。韓国が問題にしはじめたのは、90年代に日本のマスコミがとり上げて以降のことなのである。

 補足しておこう。韓国には今も強い反日感情がある。(中略)その国民が、もし自分の国の女性が強制連行され慰安婦にされたという事実があったなら、戦後50年近く黙っているわけがないではないか。
 本人が恥ずかしくて名乗り出られなくても、公然とやったことなら、その両親や兄弟や恋人や同胞が黙っているはずがないだろう。必ず、「日本は我が国の女性を奴隷にした」と抗議し問題にするはずである。
 これだけでも被告「日本」は充分無罪だ。

 念のために付け加えておこう。今に至るまで「強制連行」の物的証拠は一つも発見されていない。文書も一枚も出てこない。
 これに対して、「ナチスのユダヤ人虐殺に関する資料が無いのと同じだ」という人がいる。こういうことを言う人は実は軍事常識というものがまったくわかっていない。

 昔、こういう冗談があった。「日本軍に一番の打撃を与えるためには何を盗めばよいか?」答えは「ハンコ」なのである。
 今、一番忘れられていることは日本軍(特に陸軍)は巨大な「お役所」であったという事実だ。何事も責任者のハンコがなければ動かない。
もし軍が公然と強制連行をやっていたのなら、命令書や伝票(輸送、食料・衣料支給、報酬)の類いが相当数使われたはずだ。それが一枚も出てこないなど有り得ない。

 この問題は、吉田清治という人物が「私は韓国の済州島で朝鮮人女性を強制連行しました」という「証言」をしたことによって大問題となった。この「証言」と著者は朝日新聞が「従軍慰安婦キャンペーン」をするたびに、何度も繰り返し登場した。
 ところが、
この吉田「証言」なるものがまったくのデタラメであることが現在は確認されている。
 
済州島で発行されている済州新聞に許栄善という記者が「島民はこの話はデタラメだと言っている」と報じ、千葉大学の秦郁彦教授も現地調査でこの事実を確認した。
 「従軍慰安婦存在派」にとっては大打撃である。
 しかし、いかに自説にとって都合が悪い事実でも、誤報を出したのなら報道機関としては訂正謝罪すべきである。

 (中略)ところが、朝日はこの問題について、ずっと頬かむりをしていた。そして、97年3月31日になって、とうとうごまかし切れなくなり、次のように書いた。

「……間もなく、この証言を疑問視する声が上がった。済州島の人たちからも、氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない」
 (朝日新聞97年3月31日付朝刊、傍線引用者)

 何という卑怯な書き方だろうか。「証言が出ない」のならそれは「偽」であることが「確認できた」のである。

 (中略)この3月31日付の紙面は「従軍慰安婦は存在した」という大特集である。(中略)まず指摘したいのは、「強制連行」がなくても「強制性」があれば同じことだ、と問題をすりかえている点だ。
 そうではない。最初これが大問題になったのは、あくまで「強制連行」による「性の奴隷」だったからである。そういう罪状で「日本」を告発しておきながら、「強制連行の立証」が不可能だとみるや「強制性」があれば同じことだというのも卑怯な態度である。

 (中略)では、「名乗り出た“従軍”慰安婦」たちの証言はどうなるか?これも裁判ならば「私は被害者だ」という証言をうのみにしないはずだ。本当かどうか検証するだろう。
 それについては秦郁彦氏が「慰安婦『身の上話』を徹底検証する」(『諸君!』96年12月号)で述べているから、これをぜひ読んで頂きたい。結論だけ書けば、「かれこれ総合してみると、朝鮮半島においては日本の官憲による慰安婦の強制連行的調達はなかったと断定してよいと思う」である。
 では、どうして、そのような「証言者」が出るのだろうか?

 実は、そういう「日本は悪いキャンペーン」の仕掛人がいるのである。
 「右翼」「軍国主義者」の言うことは信用できないという人もいるかもしれないから、「中立」の資料を一つあげておこう。毎日新聞のソウル特派員の記事である。

「実は私自身も、慰安婦問題で糾弾活動を続けた運動団体に当初から違和感があり、この問題に積極的にコミットする気持ちになれなかった。
 89年末、日本人女性と在日韓国人男性が、ソウル支局を訪ねてきた。『韓国人の戦争犠牲者を探している。韓国側から日本政府に謝罪と賠償を行う裁判を起こしたい。韓国人犠牲者を原告にしたい』との趣旨だった。歴史の発掘という努力はともかく、『原告を探す』という発想には正直驚いた。(中略)翌年、韓国の『太平洋戦争犠牲者遺族会』はこのグループなどの支援で東京地裁に裁判を起こした。
 『韓国人女性を従軍慰安婦として強制連行した』と述べた男性が昨年、謝罪のため訪韓した。一時間ほど話したが、『今回の旅行経費の一部は、同行取材した東京のテレビ局に出させた』と話すのを聞きながら、まじまじと顔をみてしまった」
 (下川正晴記者・ソウル支局)(毎日新聞93年9月9日付朝日新聞、傍線引用者)

 こういうまともなジャーナリストもいる。
 私が不思議なのは朝日新聞紙上でこの類いの記事を一度も見たことがないことだ。
なぜ毎日の記者には「見える」ことが朝日の記者には「見えない」のか。
 答えは明白だろう。

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細切れぼやき

・朝日放送「ムーブ!」で阪神・淡路大震災特集。当時「ニュースステーション」で神戸からレポートを送ったノンフィクション作家の吉岡忍がぽろりと言った。「東京は『もっと悲惨な話はないか』と求めてきた」……視聴率取るためには悲惨な話やVTRの方が都合がええんでしょうが、それにしてもえげつない話です。

韓国の野党、ハンナラ党の国会議員4人が北京市内のホテルで北朝鮮からの脱出住民問題で記者会見しようとしたところ、中国当局が「許可がない」として会見を阻止。中国、脱北者問題をもみ消そうと必死ですな。しかしテレビカメラの前であんな高圧的な事をするとは。イメージダウンになるのわかってて、なぜそこまで北朝鮮の肩をもつのか?/毎日新聞の見出し、笑える。「中国ぷっつん」……死語(^_^;

自民党の中川秀直国会対策委員長や古賀誠・元幹事長ら与党議員が北京で中国側と会談。中川氏は「(中国側が)原子力潜水艦の領海侵犯や東シナ海のエネルギー問題などで日本国民の感情を傷つけているのも事実だ」と強調。そうよそうよ、日本国民も傷つけられてるのよ!中川昭一さんに続いて中川秀直さんもグッドジョブ!(≧▽≦)

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1月11日(火)毎日放送「拉致問題は国交回復の大きな障害」

王毅中国大使 日本通ゆえ高圧姿勢? 財界に揺さぶり、首相に翻意促す/靖国、ビザ発給…言動に注目

>王大使は着任以来、こうした「刺激の強い」(外務省筋)言動を繰り返し、「日中関係をおかしくしているのは日本側の責任だと言わんばかりではないか」(財界関係者)との反発を招いた。
>経済に関する発言は「首相が参拝を続ける限り、日本企業が中国で大きな商取引を行うのは難しい」という、財界の一部にある懸念を見透かした揺さぶりだ。

 財界関係者も多くはきっと「何でここまで一方的に言われなあかんのか」と憤ってるんだとは思います。でも中国での利権がかかってるので、ついつい小泉くんに「あんた参拝やめてくれんか」なんて言う輩が出てくるわけですな。
 もちろん日中間の貿易は大事だし、日本が中国と険悪になったらえらいこっちゃという中小企業も多いでしょうから、そういった企業やそこで働く人たちに対する配慮は必要です。
 が、それより大事なもの、譲ってはいけないものというのは存在します。国の主権がそうです。日本は中国の属国ではないんです。利権のためなら内政干渉も許す……そんなことあっちゃいけません。

 第一、「日本人はちょっと抗議したらすぐ折れる民族」だなんて思われたら、今後のビジネス展開の上で大きなマイナスになると思うんですが。中国人になめられて経済的損失を被る場面が多々出てくると思いますよ。もうすでにあるでしょ。
 私の夫の友人もそうです。彼は某大企業で中国とやりとりをする部署(勤務地は日本)に勤めているのですが、
「中国人にはほとほと困っている。約束を守らない。代金を払ってくれない……」と、夫によく愚痴ってるそうです。

 中国と末永く「経熱」でいたいなら、不当な抗議には屈しない、言うべきことははっきり言う、「日本人をなめたら怖いぞ」と向こうに知らしめる、こういったことが今一番大切なのではないでしょうか。

>王大使が昨年十一月四日、着任あいさつで首相官邸を訪れた際のことだ。首相に面と向かって王大使は、靖国神社参拝を延々と批判し、同席した外務省の藪中三十二アジア大洋州局長(当時)に「(首相への)表敬ですから」と、たしなめられる一幕もあった。

 藪中さん、拉致問題だけでなくここでもグッドジョブ!(≧▽≦)
 王大使にも「親日だと俺の出世に妨げが」という事情があるんでしょうが、そんな個人的な事情のために日本がぼろかす言われ、そしてそれを真に受けてひれ伏す人たちが少なからずいるんだとしたら、本当に情けないことです。
 ……もちろん日本にぼろかす言ってきてるのは王大使だけじゃなく中国共産党全体なんですけども。

 WEB版には載ってませんが、紙面には「王毅大使の発言と動き」と題した一覧表が載っています。
 その中からひとつ引用しますと、

>中国と日本の間には時々波風もあるが、互いに尊重しあい、落ち着いて解決策を探ることが求められている(11月13日、自民党二階グループの研修で講演し潜水艦事件に言及)

 首相の靖国参拝(違法でも何でもない上に日本の内政問題)、李登輝氏へのビザ発給(違法でも何でもない)については日本を強く批判するくせに、自国がやらかした潜水艦事件(違法)についてはこのようにお茶を濁すようなことしか言わない。ご都合主義。
 
こちらをまるで尊重する気もない国に、「落ち着いて」と言われてもね。ギャグのつもりか?(^_^;

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今日の「ちちんぷいぷい」(毎日放送)
 「もう一つの拉致問題」と題し、拉致問題の仕組みと、ある特定失踪者にスポットを。

 まずはパネルで辛光洙(シンガンス)事件、そう原敕晁さん拉致事件、これについての説明(有名なのでここでは省きます)。
 恩赦で韓国から北朝鮮に送還されたシンガンスは、北朝鮮では英雄となって新聞に書かれ、切手のデザインにもなっている。

 石田デスク「北朝鮮がいかに拉致問題で責任を感じてないか、という証拠ですね。さて、辛光洙事件の捜査や裁判で拉致事件の仕組みが多少なりとも明らかになりました」
 以下、パネルで説明。

(1)こんな人が拉致された
・独身で身よりがいない
・身内に警察官や政治家がいない(身内にそういう人がいると捜査の力具合も違ってくる)
・格闘技経験がない
・犯罪歴がない
・パスポートの発給を受けたことがない
(最後二つは警察など公的機関に本人の資料がないので、なりすましやすい)

(2)こうして拉致が行われた
・海岸で手当たり次第に布袋に押し込む(実はこういった例は少ない)
・社会主義に興味を持っている学生に「北朝鮮のチェチェ思想を学ばないか」と誘う
・「貿易関係の仕事がある」「儲け話がある」と持ちかける

 石田デスク「特定失踪者問題調査会の調査で、北朝鮮に拉致された可能性が高いという例を紹介します。あまりに最近でびっくりしますよ」
 以下、VTRでさいたま市の佐々木悦子さんのケースを紹介。

 悦子さんは1991年4月22日朝、自宅近くのバス停からバスに乗って以降、行方不明に。当時27歳、主婦兼銀行でパート職員。
 母のアイ子さんは警察に届け、ビラ配りをして娘を捜した。
 悦子さんは免許証・パスポートも家に置いたまま。何も持たずに家出するのもおかしい。家出の理由もなし。

 が、ひとつだけ不思議なことも。悦子さんは失踪当日、勤めを休みにしていたことを夫に告げていなかった。
 また当日昼頃、悦子さん自身から銀行の同僚に電話。「もし私あてに電話がかかったら席を外してると言っておいて」。
 
「家族が知らない交友関係があり、何かに誘われたのでは?」とアイ子さんは思うことがある。

 特定失踪者問題調査会代表の荒木氏によれば、「ある脱北者が94年、平壌の通信局で悦子さんに似た人が働いているのを目撃した。その脱北者は彼女のことを『最近拉致された日本人』と聞かされたそう」
 「他の拉致被害者も頻繁に目撃されている。北は韓国でもすごい数の拉致を行ってる。朝鮮戦争休戦後に4000人拉致されてる。返した人もいるが500人ぐらいまだ北に残ってる。日本、レバノンなど、あちこちで拉致をしてる。北にとっては拉致はごく普通のこと」

 目撃証言を聞いたアイ子さんは「やぱりそうかと思った。光が見えてきたように思う」。
 悦子さんの父は悦子さん失踪から5年後にガンで死亡。入院中、外に髪の長い女性が通りかかると「悦子に似た人がいた」と言ってはアイ子さんを困らせた。
 アイ子さんは現在、洋裁の仕立て直しなどで生計を立てている。2歳頃の悦子さんが遊んだキューピーの人形に悦子さんの子供時代の服を着せて、「悦子が帰ってくるのが見えるように」といつも部屋の高いところから窓の外を臨む位置に置いている。

 特定失踪者問題調査会によれば、「大阪でもビラ配りや署名活動などをし、徐々に反響は大きくなっている。特定失踪者の中の、拉致の可能性が特に強い33人に関しては、警察の方から首相官邸に拉致被害者として認定した方が良いと言っている」
 ボランティアの女性の一人は「ほっといたら帰ってこない」と。
 締めのナレーション「
国交回復の大きな障害になっている拉致問題。今年はどうなるのか……」。

 VTRが終わって、再びパネルで説明。

(3)北朝鮮が拉致被害者にさせたこと
・語学(工作員や専門機関の日本語教育、翻訳など)=横田めぐみさん、蓮池薫さんなど
・スパイ(工作員として育て、海外でスパイ活動を行わせる)=拉致被害者ではないが、よど号犯の妻など
・なりすまし(本人の戸籍を利用して北の工作員が日本人になりすます)=原敕晁さんなど

 石田デスク「政府がこれ以上、拉致問題を広げたくないというのがあるように思う」

 以上でこの特集は終了。
 毎日放送はTBS系列ですので、ニュースなど見てるとやはり時々(´ヘ`;)ハァ?なこともあるんですが、この番組は拉致問題をよく取り上げてまして、わりと作りもしっかりしています。特定失踪者についても何度か取り上げてますし。

 が、しかし!締めのナレーションだけは許せませんな。
 このVTRの脚本を作った人間の意図はわかりませんが、よりによって「国交回復の大きな障害になっている」はないでしょう。これじゃ朝日新聞の主張と同じですがな。
 しかもその朝日も現在はさすがにそういう表現は控えてます(本音では未だに「障害」と思ってるだろうけどね(-.-#))。
朝日ですらこうなのに、毎日放送は何やってんねん?と怒り心頭です。

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細切れぼやき

北朝鮮 覚醒剤密輸、中国シフト 毎月数百万ドルの外貨獲得。北朝鮮が国家ぐるみで麻薬を作り、取り締まりの甘い日本がその大きな市場になってきたのは皆さんご存知でしょうが、最近は日本の取り締まりが厳しくなり、中国やロシアに市場がシフトしているとのこと。覚醒剤を他国に売りつけ外貨を稼ぎ、国から表彰を受ける。さらには科学者までもが覚醒剤生産。もはや「ヤクザ国家」とか「犯罪国家」とかの範疇では語れないような乱れぶり。/中国はこの件、どう対処してるんでしょうね。日本人が麻薬を密売して中国で捕まるというニュースはちらほら聞きますが、北朝鮮人が捕まったというニュースは一度も聞いたことがありません。様子を見てるのか、あるいはニュースに出ないだけで内々に処理してしまってるのか?

北の“ドル箱”対日外貨収入の22% 「救う会」など、アサリ不買訴え/軍・工作機関の資金源。夕方のフジのニュースで木村太郎も言ってました。「フランス核実験で不買運動が巻き起こった時、フランス経済は痛くも痒くもなかった。が、北朝鮮の場合は違う。意外と効果があるかもしれない。経済制裁と違い国民の自発的な不買運動であれば外交問題にもならない」。私も北朝鮮産のものは極力購入しないようにしているし、今後もそうするつもり。「絶対購入しない」と言いたいところですが、産地が書かれてなくて知らずに買ってしまう可能性があるので断言できないのが辛い。そのへんの表示、徹底できないものでしょうか。

青色LED訴訟が和解 日亜側が約8億4000万円支払い。中村修二教授は、「理系の人は成果が正当に評価されるアメリカに来い」と言ってるそうです。気持ちはわかるけど、このままでは日本の優秀な人材がどんどん外国に出ていってしまいます。何とか手を打たないと……。

NASAによれば、スマトラ沖地震の影響で地球の自転速度がわずかに速まり、1日の長さが100万分の2.68秒短くなったそう。実は誕生以来、地球の自転は実は少しずつ遅くなっているんだそうです。100年につき1/1000秒ずつ1日の時間は延びており、これは何万年、何億年と積み重なれば、無視できなくなる数値。それと比較したら2.68/1,000,000秒というのは、確かに無視できる数字なんでしょうね。

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1月8日(土)何を今さら……

24時間心電図
 実は夫が昨年11月の健康診断でまた再検査に引っ掛かっちゃいまして(^^ゞ
 
前回、すなわち一昨年は胸部レントゲンで引っ掛かったんですが、何と検査上のミスでした。それは良かったんですが、夫がびびって去年の正月明けるまで(再検査の結果が出るまで)荒れまくりでね〜。こっちはどれだけ迷惑被ったことか(T^T)。

 今回は心電図で引っ掛かりました。本当のところ前回も心電図で軽く引っ掛かってたんですが、再検査するほどではなかったらしい。
 実は夫は高校頃から「不整脈」の気があったらしく、今回の再検査にはさほどショックは受けてませんでした。

 で、昨日から今日にかけて「24時間心電図」の測定をしたんです。
 あまり笑わせたり驚かせたりしたら影響あるかな〜と思って、私は極力静かにしてたんですが、夫が一人で緊張しちゃって。夜もなかなか眠れなかったらしい。
 そりゃこういうの(下の写真参照)つけてたら誰でも緊張しますわな〜。

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中国 沖ノ鳥島周辺除き調査申請 EEZ認めぬ意図か
 中国の海洋調査申請に石原知事が反対…沖ノ鳥島除外で

>中国政府が昨年十月、外務省に対し、東京・小笠原諸島西側の排他的経済水域(EEZ)で今年四月から五月にかけて海洋調査を実施したいと申し入れていることが分かった。東京都の石原慎太郎知事が七日の会見で明らかにした。申請区域では沖ノ鳥島周辺域が除外されており、都では「申請の意図は、中国が同水域を日本のEEZとして認めようとしないところにある」と政府に毅然(きぜん)とした対応を求めた。

 中国政府、何を今さらってね。これまで黙って何度も何度も領海侵犯した上で海洋調査してきたくせにね。
 それより気になるのはこの2点ですな。
 1.「沖ノ鳥島周辺は日本の経済水域とは認めていない」という中国側の暗黙の脅しに、日本側はどう対応するか?
 2.これを石原知事が公表した意図は?

 1.は、石原知事が町村外相や麻生総務相に「申請に同意すべきではない」という内容の文書を送ったそう。まああのお二方であれば悪いようにはせんだろうと思います。
 2.は、外務省を牽制してるんだろうなという気が。安易に申請を認めたりしないように。

>外務省によると中国から昨年あった調査申請は三件。二件は同意され、一件が不同意となっている。申請のあった三件の詳しい調査水域などは明らかになっていないが、都によると不同意となった一件は、沖ノ鳥島沖のEEZが申請海域に含まれており、中国が沖ノ鳥島を日本の領土と認めていたことになるという。

 この時点(何月かわからんけど今回の申請があった昨年10月より前なのは確か)では中国政府は沖ノ鳥島周辺域を含めてたのに、昨年10月の申請では外してきたとはこれいかに?
 
「沖ノ鳥島は『島』じゃないから日本の領土ではない」に方針を変えたんでしょうけど、いつ、何をきっかけに方向転換したんでしょう?(この主張はだいぶ前からしてたようにも思うが)

 しかし中国はよく主張や方針を変えますな。その時々の情勢によって(国内事情が大半)、それまでの方針を平気でころっと覆しちゃう。あるいはそれまでスルーしてたのに急に文句言い出す。
 「A級戦犯が祀られている靖国神社へ首相は参拝はするな」と言い出したのも、A級戦犯が祀られてだいぶ経った後でしたしね(合祀が広く知られるようにいなったのは昭和54年。が、中国が文句言いだしたのは昭和60年の中曽根首相の「公式参拝」以降)。
 いつも言うことですが、日本政府は中国側の脅しにいちいち慌てんと、言うべきことをきちんと主張していってもらいたいもんです。

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1月7日(金)元気でなにより吉岡くん

NHK会長辞任示唆 不祥事引責 時期明言は避ける
 やっとその気になったの?
 紅白の視聴率が40%を割って史上最悪となったことについて、
「ビデオリサーチの調査は信用してない」とか「アナログ(地上波)の視聴率だけで言うのは時代に合わない」とか変な言い訳してて、相変わらず「海老沢節」は健在という感じですけどね(^_^;

 NHK経営委員会も海老沢勝二会長の進退や後任会長人事などについて検討を始める考えを明らかにするなど、確実に退路は断たれて行ってるようですね。
 ただ、あれだけ視聴者や労組やマスコミから批判されても、検証番組で識者らから面と向かって集中攻撃されても、頑固に「辞任」を口にしなかった人ですからなぁ。もうひと粘り、ふた粘りあったりして?
 そんな今日、番組制作費詐取事件でNHK元プロデューサーら再逮捕。氷山の一角にすぎないと思うんですが、これで終わり?他の人は追及しないの?

 独裁者「エビジョンイル」が辞任すれば放送料不払いの数もぐっと減るんでしょうが、そもそもNHKは他にも大きな問題をたくさん抱えているわけで。偏向報道もそのひとつです。
 昨日ここで紹介した「台湾の声」に関して、さっそく掲示板にてご感想をいただきました。

>くっくり様、台湾の声読みました、NHKは中国へのご意見は怖くて言えないようですね
>放送責任者が、アナウンサーの発言は中国への配慮と推測して、かつ問題無しと捉えている訳ですから。
NHK内部の構造的な問題だなこりゃ、いったい何処の国の放送局なのか・・・
>受信料払うの本当に嫌になりました。

>>Q:中国大使館は、中国の立場にのっとって抗議を行っているわけです。
>>A:はい。何度も抗議をいただいています。したがって私どもは、申し訳ないんですが、中国とコトを構える気はありません。
>目が点・・
>しかも、
問題意識さえ無く、隠そうともしてないところがすごすぎ。

 ほんとにねぇ(--)(__)。こんな中国寄りの放送局、果たして公共放送と呼ぶに値するのでしょうか?(T^T)

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入試にも「ヨン様」日本ファン殺到…分析せよ

>ついに大学入試にもヨン様−。韓国で6日に実施された漢陽大学(ソウル)の一般入試論述試験で「ヨン様現象を批判的に分析せよ」との出題があった。
>(中略)大学側は
「ヨン様現象を批判的に考察し、健全な文化を享受できるよう、こうした論述問題を採用した」と説明しているというが、果たして正解は?!

 批判しないと点数もらえないんですか〜?(O.O;)(o。o;)
 「ヨン様現象」では確かに見苦しいオバサンも多かったけど、最初に批判ありきってのはいかがなもんでしょう。DVDやグッズが売れたり、ロケ地に日本人観光客が来たりして、
韓国は少なからず経済的な恩恵に預かってるのにね。ペさんもこれじゃまるで自分が批判されてるみたいで、いい気はせんでしょう。
 以前、大阪府下の中学校だか高校で、テストに「首相の靖国神社参拝をどう考えるか?」という設問を出した教師がいたけど、何だかそれを彷彿とさせますな。

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プロ野球・楽天・吉岡が契約更改
 昨日書き忘れました。……忘れるなよ、ファンなのに(^_^;。
 去年は怪我で1度しか打席に立たなかった吉岡ですが、わずか1700万円減の7500万円プラス出来高払いでサイン。
 
もし近鉄が存続してたら、もっと減額されてたのは明らか。吉岡にとっては、近鉄がなくなってかえって良かったのかもしれへんなあ。あくまで結果論ですが。

 うちの夫は「えー!?吉岡の去年のあの1打席が7500万円!?もらいすぎや、もらいすぎっ!」って怒ってましたけどね(^_^;
 そういえば昔「ニュースステーション」で、年俸を打席数で割って1打席○○万円とか算出するという、意味があるんだかないんだかようわからんコーナーもあったな〜などと言いつつ……。

白河越え阻止の吉岡、因縁の地で再起期す

>仙台市内の球団事務所を訪れると、通りかかった隣の事務所の会社員が声をひそめた。「あっ、吉岡だ。仙台育英に勝った帝京の吉岡だ…」。89年の夏だった。怪腕大越(元ダイエー)と延長10回まで投げ合い、完封で下した。同時に宮城県勢初の決勝進出に沸き上がった仙台市民の、そして東北の夢は砕かれた。昨年まで3年間、東北ダルビッシュ有投手(日本ハム)を擁してもかなえられず、ついには、昨夏の駒大苫小牧の優勝で北海道勢にも先を越されてしまった。
>楽天入りが決まり、仙台に足を踏み入れるたび、同じような声は吉岡の耳に届く。「まだ覚えてくれているんですね。その方が驚きでもあり、逆に勇気づけられます」と照れた。
“アンチヒーロー”であり続けたこの街で、今度はヒーローになる。「1度は野球をあきらめた」という右アキレスけん断裂から復活のヒーローを演じるのだ。

 仙台は野球の盛んで高校野球ファンも多い土地柄です。やられた側は何年経っても覚えてるもんですよね(^_^;

>唯一の希望として、体の不自由な人を招待する「吉岡シート」を10席以上設けることを申し出た。故障したから分かったことがある。「少しでも励みになってくれるといいですね。仙台の人と一緒に歴史を作りたいですから」。

 「吉岡シート」かぁ。よろしいなぁ〜。
 近鉄時代の吉岡は「ファンを大事にする選手」として有名だったんですが、「吉岡シート」とかはなかったんですよ。
 楽天入りした選手の中で、実績があってかつ今年の活躍が期待される人ってそうはいないので(はっきり言って引退間際のベテランか経験のない若手しかいないような状況)、そういう事情もあって率先して申し出たんかなあ。

 そうそう、今朝の夢に久々に吉岡が登場しました。
 夢の中でなぜか私は企業の運動会(?)の進行係をしてます。あちこち走り回って疲れたので、ちょっと休もうとベンチに座って、ふと隣を見たら、吉岡がそこに座ってるじゃあーりませんか。しかも
吉岡はなぜか銀ブチ眼鏡。
 私は『そうか〜吉岡は普段はコンタクトだったのか〜』とか妙に納得しながら、「あの〜吉岡さん、握手していただけますか?」と話しかけました。
 吉岡は気軽に応じてくれつつ、何とこうのたまったのです。「あなた確か、くっくりさんですよね?」……えええっ!?
 何度かファンレター出したりイベントに行ったりはしたけど(これマジです(^^ゞ)、まさか私のことを覚えていてくれたとは!もう天にも昇る気持ち〜。
 するとそこへ奥さんらしき人が、他に何人か伴って登場。吉岡を迎えに来たようです。ちょっとがっくり。
 が、すぐに気を取り直し、立ち去る吉岡に向かって「仙台に行っても応援してますからね〜!頑張ってね〜!」と叫びつつ、手を振る私でありました……。

 ほんと新天地で頑張って下さいね、吉岡くん!陰ながら応援してますから……(^.^)/~~~

おまけのリンク:
東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト
羽ばたけイーグルス(河北新報)

 公式サイト見てたら、何だか楽天のファンクラブに入りたくなってきました。でもなぁ、仙台までなんて行かれへんしなぁ。それにやっぱり三木谷さん好きになれんし。
 ……え?オリックスバファローズのファンクラブ?そんなもん入りますかいな。こないだ
入会案内の封書が来てましたが、その日のうちにゴミ箱に捨てました。

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1月6日(木)お笑い中国共産党(≧▽≦)

<中国>李登輝氏訪日への対日報復見合わせ 外務省局長示唆

>また査証(ビザ)を出した日本政府への報復措置にも触れず、報復を見送ることを示唆した。李氏が日本で注意深く政治活動を避けたため、追及するとっかかりを得られなかった模様だ。
>李氏の訪日問題は中国外務省が激しく反発し騒ぎを大きくした。しかし
報道局長はこの日の会見で「一部のメディアが関心を持っているらしい」と人ごとのように述べ、記者団の失笑を買った。中国外務省としては、これ以上問題を引きずりたくない模様だ。

 わははははは!(≧▽≦) 笑わしよんな〜。まるで吉本新喜劇や。
 会見の最後を「今日はこのぐらいにしといたらぁ!」で締めてくれたら、なお良かったのに〜(≧▽≦)

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山本晋也はまだ工作活動してるのか
 「諸君!」2月号、<横田家日記〜DNA(親子の絆)が「遺骨」(金正日)に勝つまで>
 第三回日朝実務者協議が終わった日(11月14日)から、遺骨の鑑定結果が出てめぐみさんの物ではなかったと判明した日(12月8日)までの横田滋さん・早紀江さんの日記です。
 その中から引用。

>11月30日(火)
>【早紀江】
>(前略)夕方はテレビ朝日「ワイド・スクランブル」の取材のため都内へ。北朝鮮を何度か訪問している山本晋也監督と同席したが、
山本監督と一緒だと困ることがある。夫に対して「ヘギョンちゃんに会いたいですよね。おじいさんだったら当然ですよね」と感情的に訴え、一生懸命に訪朝を促す気配が見える。夫はただでさえ、気持ちが揺らいでいるのに。私は「拉致問題は個人の情を優先するようなものでないほど厳しく大変な事で、深く事を見据えて考えないといけないと思っています」と口を挟んでいる。

 山本が「ワイスク」に出演してるのは水曜日。ということは、この日の取材は翌12月1日(水)放送のためのものでしょう。
 私もこの日の放送を見ていたはずですが、訪朝を促すようなシーンはなかったと思います(あったら「ぼやき」でぼろかす書いてる)。

 山本は2年前にヘギョンさんがフジテレビのインタビューに答えた当初から、御夫妻が番組に登場するたびに「お孫さんに会いに平壌へ行ったらどうか」という趣旨の発言を繰り返してました。
 先ほど「過去ぼやき」を調べたら、ヘギョンさんのインタビューから約1年経った03年9月(9/17分参照)の時点でもまだそのようなこと言ってる。
 そこからさらに1年以上経った去年11/30の時点で、ま〜だ同じこと言って煽ってたとは。しかもカメラの映ってないところで。ほんま何ちゅうオッサンや。こりゃまたそのうち同じ事言いよるで。

 「家族会は感情的だ」論を時々見かけますが(そもそも家族は感情的になって当たり前なので責められるべきではないと思うのだが)、こういうの見るとどっちが感情的やねん!と思いますな。
 早紀江さんと山本を比較すると、
当事者である早紀江さんより無関係の山本の方が何百倍も感情的ですやん。落ち着けやオッサン。

 テレビ見てますと、「ワイスク」に限らず、ご本人らを前に平気で心ないことを言うコメンテーターをちょくちょく見かけますね。
 私なんかは「横田さんも番組選んで出たらいいのに」と思ったりもするんですが、おそらくご本人たちの中で
「国民の皆さんに拉致問題への関心を持ち続けていてほしい」というお気持ちが強いため、申込みがあれば極力断らずに応じておられるんだと思います。
 まあでも逆に、そういうアホなコメンテーターの発言により、横田さんらがどれだけまっとうな考え方の持ち主かというのが浮かび上がってきたりもするので、それはそれで良いのかもしれませんが……。

>12月8日(水)
>【早紀江】
>(前略)人生はいろいろなことがあり、大変なこともたくさんある。めぐみはとてもかわいそうな境遇にいる。しかし、最近私たち家族は、使命を与えられて大切な仕事をさせてもらっているのではないかとありがたく感じるようになった。
きっと私たちがいま過ごしている慌ただしい日常は「意味のある試練」なのだろう。私たちは、学ばせてもらっているのだと前向きに捉えている。久しぶりの家族の団欒は、そんなことを話して過ごした。

 ……(T^T)。神様、仏様、キリスト様。もしあなたがいるのなら、めぐみさんをご家族のもとに返してあげて下さいよ。拉致被害者全員を祖国に戻してあげて下さいよ。もう試練は十分でしょう。

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細切れぼやき

遺骨問題、日本の謝罪要求=協議打ち切り改めて示唆−北朝鮮。同じ事をしつこく言ってくるのは「反応してほしいから」に他なりません。小泉くんが念頭会見で「北の打ち切り発言の真意を見極める必要がある」と言ってたけど、わざと放置して北を焦らせてるんだとしたら、それはそれで良い作戦なのかも?(^_^; 一方、万景峰号は船主責任保険手続き済まずに1月の入港を断念していたことが発覚。この件と上記の「打ち切り改めて示唆」は関係があるのかな?ないのかな?

・1/4の「ぼやき」にて、韓国の新聞が「南アジアの強震に乗じてこっそりと自衛隊の活動領域を広げようとする日本右翼の内心が窺えるようで苦々しい思いだ」と書いてある……と紹介しましたが、日本でもそういうことをクローズアップして伝えてるテレビ局がありました。テレ朝です。夕方のニュース見てたら、現地の被害状況や日本人不明者の行方などはそっちのけ、おどろおどろしいBGMとともに陸自、海自の資料映像を流しながら、「自衛隊の海外派遣としては最大規模です」とナレーションを入れ、よくある「軍靴の音が聞こえる!」てな作りに……(T^T)

・2ちゃんねるでの拾い物。件名:「台湾の声」【NHK】新証言:中国大使館からの抗議を恐れて台湾を扱えない

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1月5日(水)仕事始めでした……疲れました……

スマトラ沖地震の報道(テレビ)に思うこと
 お正月の間に一人、また一人と日本人の死者は増えていき、気が付けば今日の時点で23人。ですが、本当の数字はおそらくこんなもんじゃないでしょう。
 思えば12月26日までに、インド洋沿岸国に旅行や商用で入った日本人及び、もともと現地に住んでいた日本人、それらの合計が数十人単位であるはずはありません。
 外務省によれば、5日午前の時点で安否が確認されていない日本人は236人もいるそうです。

 今回の津波が前代未聞の大災害であり、日本人の被害者数だけを見ても新潟中越地震をはるかに超えるだろうというのは、正月前までに日本の各テレビ局も十分把握できていたはずです。
 元旦に黙とうを捧げたり半旗を掲げた国も多いと聞きます。その間日本は何してたか?というと、特にそのような「儀式」はなく、テレビは正月特番で浮かれっぱなし、ニュースはそれらの間に申し訳程度に入るだけ。

 これが年末年始とだぶってなければ、テレビは毎日のように特番組んでたろうし、各局の特派員は大忙しで、現地への取材陣も先を争うように出してたでしょう。
 まさかテレビ局は100人単位の死者・行方不明者を予想しながら、「正月は休みたい」あるいは「せっかく録った正月特番を没にしたくない」といった理由で動かなかったんでは……?そんな疑惑すら芽生えてきます。

 今日あたりからぼちぼち通常番組が戻ってきて、ニュース番組がこぞって続報を伝えているのを見るにつけ、「何を帳尻合わせとんねん」とツッコミ入れたくなるのは私だけでしょうか。

北朝鮮、インド洋津波の被災国に15万ドルの支援表明
 この期に及んでイメージアップ作戦ですか?
 誰も北朝鮮の支援なんか期待してませんから、その
お金は飢えた自国民の食糧費に充てなさい。

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産経で連載中のコラム「新・地球日本史」
 正月からは新シリーズ「南京大虐殺」です。

 一昨日は日本の取材陣が当時誰も「虐殺」を目撃しておらず、後でアメリカの新聞で「虐殺」と書かれているのを知って驚いたという話(驚くなかれ朝日新聞記者までもが全然見たことも聞いたこともなく、知ったのは昭和23年夏に大陸から帰国してから)を中心に。

 昨日は「虐殺」の記事を書いた特派員らが50年後の証言……「(民間人ではなく)中国兵が銃殺されるのを見た」「射殺された中国兵の死体の山を見た」「安全地帯は難民でごったがえしていたが平和であり、食料はたくさんあるようだった」等を中心に。

 今日は南京陥落から5カ月後(1938年5月)に毛沢東が行った講義「持久戦について」の中で、「日本軍は南京で皆殺しの殲滅に出なかったから戦略的にまずかった」と批判、南京大虐殺そのものの存在を否定しているという話や、アメリカの新聞が「虐殺」を報じたものの、世界のどの国も公然と言及や指弾をしていなかったことを中心に。

 興味ある方は産経買って読んでみて下さい。もっとも、これまでのところは既出の話ばかりでたぶんネットのあちこちで載ってる話だとは思いますが。
 但し、今回のシリーズの著者は、言論界で何かと物議をかもしている(つっても私はよく事情を知りませんが)東中野修道・亜細亜大学教授である、ということを付け加えておきます。

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今日の「ワイスク」
 まず拉致問題の特集。外務省の人事異動で拉致問題は今後どうなる?という話題。
 人事には直接関係ないところで、
コリアレポートの辺真一氏とテレ朝解説の川村晃司がちょっとした議論になってました。

 辺氏が言うのは、「めぐみさんの遺骨について日本の鑑定結果を北朝鮮側は12/14の時点では『日本が捏造した可能性あり』と言っていたのが、30日にはっきり『小泉政権は捏造した』と言った。総理は何を待ってるのか。待ってても時間の無駄。北朝鮮は日本が制裁に踏み切らないだろうと思ってる。もし制裁したら6カ国協議から日本をはずすなどの牽制をしている。30日の北の談話では制裁もいとわないと言っているのに、総理はこれ以上何を待ってるのか意図がわからない」。
 これに対して川村は、「2月にワールドカップ予選があるので、その前に北からアプローチが絶対ある」と、北の時間稼ぎに加担するようなこと言ってました。
どっちが日本人かわかりませんな(-.-#)

 サッカーファンには申し訳ないですが、サッカーよりも数百人の日本人の生命の方が当然大事なはず。
 もし小泉くんがワールドカップに配慮して「待ってる」んだとしたら、とんでもないことです。まさかそれはないとは思うけど。

 その後、紀宮様ご婚約内定をスクープした朝日新聞記者の特集。
 でもこれって、新潟中越地震の被災者に配慮して皇室が発表を控えていたのを、朝日新聞がわざわざすっぱ抜いたんですよね。
 
とっても恥ずかしいことだと思うのに逆に自画自賛ってアンタ……。報道記者として以前に人間としてどうなのかと思う。
 そういや朝日新聞は雅子様の最初の御懐妊もすっぱ抜きましたっけ。それとの因果関係は不明ですが、結局あの時雅子様は流産されてしまったんですよね(T^T)

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読者石井様のメール
 石井さんから今年一発目のメールです。
 石井さん、今年もご教示のほど宜しくお願い申し上げます<(_ _)>
 なるほど、「中華思想」とひとくくりに考えるのには無理があるんですね(^^ゞ

>くっくり様へ 石井です。
>新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
>さて、1/4「ぼやき」に補足しますと・・・・

>>結局、真の日韓友好を実現するためには、韓国がまず「中華思想」から脱却してくれないと無理なんじゃないでしょうか(「中華思想」=簡単に言えば「中国が世界で一番偉くて、次に中国に近い韓国が偉くて、ずっと離れた日本はめちゃ劣っている」という考え方)。

>上で示されている考え方は中国人の「中華思想」です。韓国(朝鮮)人の中には以下のように考える人も少なくありません。[続きを読む(新しいページで開きます) >>]

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1月4日(火)日韓友好が難しい理由

北の打ち切り発言「見極める必要」 首相が年頭会見
 あいかわらず「対話と圧力」。
せめて「圧力と対話」って言って下さいよ。それだけでもだいぶ違ってくると思うから。
 「日朝平壌宣言を誠実に履行した段階で国交正常化を図る方針に変化はなく」って言うけど、もはや誰が見ても北朝鮮は「日朝平壌宣言を誠実に履行していない」でしょ。
 一部の空想平和主義者は「憲法9条を守るためなら死んでもいい」とかよく言うけど、私は最近の小泉くんが彼らとだぶって見えます。「日朝平壌宣言」を無条件に崇め奉ってませんか?

「小泉外交はバーチャル」 石原知事、政府を批判

>「私も長く国会にいたが、このごろ国政をながめていると、国政は恐ろしいほどバーチャル。例えば、北朝鮮との問題で、まだ総理が『話し合い』と言っている」、「日本の外交までバーチャルだし、財政だってそうですよ」と述べ、政府の対応を現実味がないと批判しました。

 知事の批判はごもっとも。
 だけど、政府批判のためなら(大嫌いな)石原都知事でも使う、というテレ朝のやり方はどうも好かん。

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韓「日本はライバル」6割 日「パートナー」半数超す/FNN・MBC合同世論調査
 いい意味での「ライバル」と見てくれてりゃいいんですが、現実はどうなんでしょう。
 韓国にとって日本は「ライバル」というよりは、とにかく叩かないといけないというか、
組み伏せねばならない「敵」でしかないように私には見えます。

 例えばこういう記事があります。
 ・東亜日報12/29、スマトラ沖地震と津波に関する朴元宰氏(東京特派員)のコラムより

>(前略)インド洋で米軍への給油任務を行なっていた海上自衛隊の艦艇3隻もタイのプーケット海域に投入された。自衛隊が海外の災害救護活動に乗り出すのは今回が初めてだ。日本政府内では「自衛隊まで出さなければならないのか」という問題提起があったが、行方不明者の捜索及び救助を掲げた防衛庁側の大義名分に押されたという。南アジアの強震に乗じてこっそりと自衛隊の活動領域を広げようとする日本右翼の内心が窺えるようで苦々しい思いだ。
>援助の規模を見ると、「蔵から人情」という諺が実感される。当初1500万ドルの援助を発表した米国は後に2000万ドルを増額して3500万ドルを援助した。日本を意識したかどうかは知りえないが、金額上では経済大国1位と2位の面目が保たれたわけだ。欧州連合(EU)は「3000万ドル+国家別追加援助」を選択し、被害地域に近いオーストラリアも770万ドルで体裁を守った。
東京のある外交筋は、「日本の大規模援助は、国連安全保障理事会への進出のために支持勢力を増やすうえで役に立つという計算も作用しただろう」と話した。
韓国は、援助発表が遅れただけでなく金額も60万ドルに過ぎず、体面も取り繕うことができなかった。遅れて200万ドルに増やしたが、東南アジアとの関係を考えると相応の水準だとは言い難い。援助金額の決定にも国際政治と国家利益の論理が作用するのが現実だ。無論、豊かでもない境遇で無理に多くの金を出せば、国際社会の物笑いになるだけだろう。直ちに力がないなら、空いている蔵の隙間を埋める努力からすることだ。

 「日本の大規模援助は、国連安全保障理事会への進出のために……」はまだ許せても、「南アジアの強震に乗じてこっそりと自衛隊の活動領域を広げようとする日本右翼の内心が窺える」って何じゃこりゃ。
 こんな妄想をよう書きますな。こっちが苦々しい思いになりますわ。

 韓国の別の新聞でも似た記事(スマトラ沖地震絡みで韓国人の損得勘定みたいなのが表れた記事)をいくつか見ましたが、とにかく日本に対してライバル心むき出しなのが多いんですよ。
 で、こういうのが韓国の新聞には普通に載っていて、韓国人は「へーそうなのか。日本はえげつないなあ」とか感じてるわけでしょ。
 こういう誤解をされたままで(わざと誤解をさせたままで?)、その国の人たちと心から分かり合えと言うのは、かなり難しいと思います。

 あと、こういう記事はどうでしょう。
 ・産経1/3付朝刊の国際面、ソウル支局の黒田勝弘氏のコラム「こうありたい歴史問題」より

>「2005年、高句麗の気概のように力強く立ち上がろう」…新年を前に韓国の有力紙の一面にこんな文句が躍っていた。(中略)
>中国大陸にまで広がった古代・高句麗を韓民族の国とする韓国人たちは、高句麗の歴史を「中国の一地方史」に編入しようとする中国側の新しい“歴史認識”に猛反発し“韓中歴史紛争”になっていることは周知の通りだ。しかし政府レベルでお互い外交問題にするのは控え、学術問題として処理しようと沈静化に乗り出したため静かになっている。
>その学術サイドでは、政府の肝いりでできた韓国の「高句麗研究財団」によると、中国社会科学院と最近、学術会議を開いた結果、お互い
「歴史と現実は別個であり学術と政治も別個である」とする原則で合意したという。
>実にいい話である。共産主義国家で大国の中国とは、歴史認識をめぐってこんなに穏やかで道理にかなった常識的な合意ができるのに相手が日本となるとこうならない。今年は日本ではまた教科書検定の年だが、日本の教科書をちゃんと読み、先入観抜きで学術的に考えてほしいものだ。

 中国となら歩み寄れる韓国が、日本にはなぜ歩み寄れないんでしょうね。
 韓国は教科書において日本が少しでも優位になるような記述は認めません。たとえそれが事実であったとしても。
 だから
韓国の教科書では「近代化」の過程がすっぽり抜けてるそうです。韓国を近代化させたのは他ならぬ日本(日韓併合時代)。それを教科書に書くと「日本はいいこともした」と認めることになっちゃう。だからそれは絶対できないという理屈です。
 国レベルでこういうことをするんですから、韓国人が日本を「(いい意味での)ライバル」とか、ましてや「パートナー」としてなんて見れるわけなかろう、という気が。

 もちろんこっちも向こうに対して誤解は持ってると思います。改めないといけない点もあるでしょう。
 ただ日本は韓国と違って教科書が国定ではないし、「いろんな考え方」を受け入れる下地はできてます(時には韓国の嘘まで受け入れちゃうほどのお人好しぶり!(T^T))。
 が、向こうはそういう下地がまずできてないでしょう?教科書の件もそうだけど、何せ今頃になって60年も前(日韓併合時)に親日だった人間を、法律まで作って叩き始めるような国ですから。
 しかも本人だけでなく子供まで罪を問われる始末で(親日=罪だという考え方がそもそもおかしいと思うが)、ついには与党党首までもが辞任に追い込まれたという事件もありました。

 結局、真の日韓友好を実現するためには、韓国がまず「中華思想」から脱却してくれないと無理なんじゃないでしょうか(「中華思想」=簡単に言えば「中国が世界で一番偉くて、次に中国に近い韓国が偉くて、ずっと離れた日本はめちゃ劣っている」という考え方)。
 でも何千年も続いてきた考え方ですから、脱却するにはまた何千年もかかるのかも。気が遠くなりますな。

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1月1日(土)「朝生」……元旦から見るもんじゃないですね(^_^;

明けましておめでとうございます
 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 何年経っても拙いページですが、本年もどうかよろしくお付き合い下さいませ<(_ _)>

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今日の朝まで生テレビ
 ビデオに録ってあったのをざっと見ました。
 すっかり元旦未明の風物詩となったこの番組ですが、何か最後の方はみんな眠たいのかテンションが変になってたような気が(^_^;。見てるだけでも疲れるんですから、出てる方はもっと大変ですよね。
 北朝鮮問題、日中問題、日米問題について討論されたんですが、ここでは
拉致問題と靖国問題について少しだけメモしときます。

 田原総一朗が去年の夏に北朝鮮に行って、向こうの外務省の役人らにころっと騙されて帰ってきたことはここで何度か書いたけど、ま〜だ騙されたままみたいですな。
 「北朝鮮側に対して、『誠実に対応しないと国交正常化はないよ』とあれほど言ってきたのに、めぐみさんの遺骨、何で偽物を出してきたのかわからない」と悩んだ顔をしてましたが、だから北朝鮮はそういう国なんですってば。
 北から韓国に亡命したファン元書記もこの前ワイドショー(「ザ・ワイド」だったと思う)で言ってましたよ。
「(偽遺骨を)出してくるのは当たり前です」って。

 で、田原は「何で偽物を出してきたのかわからない」と言いつつも、「平沢(勝栄)さんの言うような、首相の3回目の訪朝もいいアイデアだと思う。もしそれを向こうがやろうと言ったとしたら、3回目をやって向こうも何も出してこないわけないから成果はあるはず」なんて言う。
 あんたどこまで騙されたら気がすむのよ(T^T)。北に「誠意」なんて言葉は存在しないんですってば。

 山本一太(自民党・参議院議員)もよく喋ってましたが、今回一番喋ってたのはやっぱり姜尚中(東京大学教授)でしょうね。
 私の勉強不足というのもあるでしょうが、
姜尚中、とにかく英語や専門用語が多くて、何を話してるのか内容がさっぱり理解できません。まだ王曙光さん(拓殖大学教授)の方がわかりやすい日本語で理解できました……意見に賛成かどうかは別として。
 でもこの王さんという人、こういう討論番組に出てくる他の中国人に比べたらすごくまともだと思いました。特に趙紫陽を褒めたあたり、わりと客観的に見えました。

 話戻して姜ですが、珍しく激昂してましたね。
 経済制裁の話題の時に、小林よしのり氏に
「あなたは理詰めばかりで情がない」と言われ、いつもは眠たそうにむにゃむにゃ喋ってる姜が、小林氏を睨みつつ「情を通すためには理が必要なんだ!」ときつい口調。
 いつもそれぐらい腹に力入れて喋って下さい(≧▽≦)

 しかし、せっかく石高健次さん(朝日放送プロデューサー。原さん拉致実行犯の自白を取って「スクープ」で放送した人。家族会設立に尽力。朝生の番組サイトでは「石高賢治」とあるがこれは間違いです)が来てたのになあ。もっと発言させてあげたらよかったのに。
 どーでもいい小坂浩彰(NGOレインボーブリッヂ)なんかに延々しゃべらせて時間の無駄。
 小坂は相変わらず抽象的なことしか言わないし、「それは北朝鮮の誰が言ってるの?」とか詳しい説明求められても全然答えない(答えられない?)。
 北朝鮮に足繁く通う目的を聞かれても、「人道支援の打ち合わせと、あとは拉致問題の打ち合わせ」って、一体
拉致問題の何を打ち合わせてるんだか。日本の世論操作工作についてか?
 さらには「めぐみさんの骨が出たらこの問題は解決」とか言って、石高さんはじめ皆に「それは違う」と怒られてたし。

 あと無駄な人物と言えば、社民党の福島瑞穂ですな。
 こちらも突っ込まれたら何も答えられない。田原もパネリストも、まともに相手するのも面倒みたいな態度でした。
 靖国神社の話になった時、「憲法違反だから首相の参拝は反対」と言う福島に対し、田原が「屁理屈言っていい?何で伊勢神宮参拝はいいの?」と。
 福島はしどろもどろになりつつ、「……反対してますよ」と一言。田原か他の人か忘れたけど、すぐ別の話を始めてその話はどっか行っちゃいました。
 つきあいきれん、という皆の気持ちはわかるけど、テレビ見てる側はあまり知識もないんだから(私も含め)、もっと突っ込んで説明した方がいいんでは?その方が福島らサヨクがいかに変なことを言ってるか、というのがあぶり出されるというものです。

 と思ってたら、その後A級戦犯の分祀論が出て、「こんなことはみんな百も承知だから言いたくないが、福島さんのために説明します」と前置きし、田原が以下のように説明してくれました。
 「中曽根政権の時に、藤波さん(当時の官房長官)がA級戦犯の遺族に『あなた方、主体的に分祀してくれないか』と言った。そしたら東条英機の娘さんが言ったのは、『同じA級戦犯でも、殺されなかった終身刑のA級戦犯は大臣にまでなって勲章ももらって名誉もある。殺された者だけが永久にA級戦犯なのか。殺され損か』と。つまり岸さん、重光さんらはカムバックして天皇から勲章までもらって、
殺された人間だけが永久にA級戦犯なのは不公平だと。藤波さんは返す言葉もなかったと」
 これに対して福島は「私もそれは不公平だと思う」と返すのが精一杯。

 さらに平沢議員や小林よしのり氏に、A級戦犯の名誉回復に社会党も賛成したことや、当時4000万人もの国民の署名が集まったことなどを指摘され、「これらは間違いだったのか?」と問われた福島、何と答えたかというと……
 「やり直すのは難しいけど、置き去りにしてきた問題をやらないといけない。中国残留孤児の問題や、そのように位の高い人だけ補償があって、空襲で死んだ民間人たちは補償がなかった」と、完全に話をそらす始末!
 
「今は靖国の問題をやってるんだよ」とツッコミ入れられまくってました。

 トドメが「ドイツは戦後補償で苦労したから世界から尊敬されている。日本はそれをしてないから尊敬されていない」という勘違い発言。
 そんな福島にさっそく小林氏が「ドイツと全然違うだろ。
ドイツは戦後補償じゃなくユダヤ人に対してホロコーストの補償をしただけで、対戦国には補償してない。いっしょにしなさんな!」と、きついツッコミ。

 ・A級戦犯に関しては、名誉回復の件も含めてこちらがコンパクトにまとめてくれてます。

 さて、福島が撃沈されて大人しくなったな〜と思ったら、最後の方でまた姜尚中ワールドが炸裂!
 最近流行の(?)「東アジア共同体」について自説を展開。が、相変わらず何言ってるかわからん。
 そしたらアメリカが専門の村田晃嗣さん(同志社大学助教授。すっかり朝生レギュラーになってますね)がよく通る京都弁でガツンと。
 「妄想を言われても。おっしゃってることがわからない。まず『世界は3つのブロックに分かれる』とおっしゃってるが、その根拠は?」、その後も姜の発言に対して実に5カ所ぐらい疑問点を突っ込んで、最後に
「言葉がすざんなんだよ」とトドメの一撃。

 素人の私からしたら、姜って「回りくどい言い方ばかりして何言ってるかさっぱりわからん」のですが、専門家から見たら逆に「言葉がずさんでさっぱりわからん」のですな(^_^;
 確かに
「金正日は在韓米軍が中朝国境まで来た方がいいと思ってる」なんて発言は、妄想ととられてしまっても仕方ないんだと思う。姜本人は「極論ですよ」と言い訳してたけど。

(注:気分によって敬称略しました(^^ゞ)

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