お気楽くっくり

　私、よく道を訊かれるんです。年に３〜４回ぐらいでしょうか。
　人と比較してこれが多いのか少ないのかわかりませんが、ワタシ的にはよく訊かれるタイプだなと思ってます。

　今日も取引先からの帰り、自転車で信号待ちをしてたら、中年の男性がスタスタと寄ってきて、道を訊かれました。　
　自宅のわりと近くで訊かれたので、ほぼ的確に教えてあげることができました。

　でも道を訊かれて答えに窮することも多いです。
　スーパーの袋を提げてるなどして、いかにも地元民の格好をしてる時に訊かれるのはまだわかるんです。
　が、めったに行かない場所で明らかによそ行きの装いで歩いてる時とか、さらには旅先でも道を訊かれてしまうのはいったい何故？！(^_^;

　もう10年ぐらい前になるけど、横浜に友人と遊びに行った時も道を訊かれましてね。
　流暢な関東弁で「あのぅ、●●へはどう行ったらいいんですかぁ？」って。
　で、私と友人はベタな関西弁で申し訳なさそうに、「いや〜、私ら大阪から来たんでわかりませんわぁ。すんません〜」と答えるしかなかったという……(^_^;

　あ、でも私も以前、同じミス（？）を犯したことが！
　今から10数年前、一人で東京に遊びに行った時（何で一人で行ったんだろう？何が目的だったんだろう？今でも不思議！）、軽く道に迷ってしまいました。
　東京は冷たい人が多いって聞くから（ゴメン、偏見です）、なるだけ親切そうな人に訊こう、と。
　そしたらちょうど向こうから、人なつっこそうなビジネスマン風の60才ぐらいの男性が歩いて来たので、すかさず道を尋ねたんです。

　ところが私の関西弁を聞いたその男性は、「おお、あんたも関西から来はったんか。わしもや！」と。
　ガーン！訊く相手間違ってしもうた〜(T^T)
　その男性は「せやからあんまり道わからへんわ〜。すまんなぁ」と言いつつ、「でもあっちに行ったら大通りに出るから、そこでまた誰かに聞いたらええわ」と、親切にしてくれました。
　男性は関西出身の東京在住ではなく、住まいは関西で、たまたま仕事で東京に来ている人とのことでした。

　まぁ何と言いますか……
　自分が見知らぬ街で人に道を訊かれてしまった時は、「ちゃんと相手を選んで尋ねなさいよ〜」と思ったりするものですが、自分も前歴があるからあまりえらそうなことは言えませんわ。
　……というお話でした(^_^;

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