ぼやきくっくり

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　まずはお知らせ。

■皇室典範改定に反対する緊急集会の音声＆テキスト

　当日集会に参加された「あきひと」さんが録音された音声ファイルが、衣川康人さんのブログ『曇りのち晴れ』にUPされています。
　「あきひと」さんが起こされたテキスト版もあります。
　
　・音声ファイルはこちらから
　・テキスト版はこちら

　さて、昨日の産経社説：朝日社説　「言論封じ」こそ控えては（リンク切れの時はこちらを）を受けた形で、今日（2/4）、朝日がまた社説を書いてきましたね。

　私は昨日、「寛仁殿下を巻き込んでの場外乱闘なんて状態には、絶対してはいけないというのは、朝日もわかってるだろう。でも朝日も粘着質だから、あと１回ぐらいは何か言ってくるかも。但し社説とかじゃなく目立たないコラムとかで」と書いたんですが、どうやら考えが甘かったようです(T^T)

■朝日社説：皇室典範　ここは冷静な議論を

　皇室典範の改正問題で、政界が騒がしくなってきた。

　女系天皇の容認に反対する与野党の国会議員が多数の署名を集め、集会を開いた。閣僚からも慎重論や、男系を維持すべきだという反対論が相次いでいる。

　皇太子の次の世代に男子がいないなかで、皇位の継承をどうするかは天皇制の根幹にかかわる問題である。きちんと論議しなくてはならない。

　小泉首相から諮問をうけた有識者会議は「女性・女系天皇を認める」「男女を問わず天皇の直系の第１子を優先する」という報告をまとめた。

　男系・男子にこだわれば、継承者がいなくなる可能性が高い。旧皇族の男子を迎えて男系維持をはかるべきだという意見もある。だが、６０年以上も一般国民として過ごしてきた人びとである。皇族となることに多くの国民が納得するとは思えない。そんな判断によるものだった。

　この報告について、私たちは「妥当な結論だ」と支持した。ただ、皇位継承順を第１子優先とするかどうかには議論の余地があると考えている。

　政府は報告書に沿って皇室典範の改正案をつくり、今国会で成立させる方針だ。議論を尽くし、国民の納得がいく合意を目指してもらいたい。

　気がかりなのは、こうした議論のなかで皇族の発言が注目されていることだ。自民党内の改正先送り論の高まりについて、同党の細田博之国対委員長は「宮さまが否定的な見解を公表されたことも大きく影響している」と語っている。

　宮さまとは三笠宮家の長男、寛仁（ともひと）さまのことだ。昨年来、月刊誌などで女系天皇に異を唱える発言を繰り返してきた。

　私たちは、一般論としては皇族であっても自由に発言するのが望ましいと思う。だが、戦後の憲法で国民統合の象徴とされた天皇には、政治的行為や発言に大きな制約がある。皇族もこれに準じると解釈すべきだろう。

　天皇制は政治を超えた歴史と伝統の問題だという意見もある。だが、いまの天皇制は戦前と違い、国民の強い支持がなければ成り立たない。茶道や華道などの家元制度とは異なり、政治の土台にかかわる問題なのだ。

　天皇陛下や皇太子さまはこの間、皇位継承の問題について静かに見守り、いっさい発言を控えている。おふたりとも憲法上の立場を考えてのことに違いない。

　私たちが２日の社説で寛仁さまに「もう発言を控えては」と求めたのは、皇族としての制約を超えると考えたからだ。皇室の総意であるかのような誤解も与えかねない。細田氏の言うように、政治に具体的な影響を及ぼしているとしたら、なおさら見過ごすわけにいかない。

　この社説に対して「言論機関が皇族の言論を封じるのか」という反論も寄せられた。しかし、皇族だからこその言論のルールがある。それを指摘するのはむしろ言論機関の責務ではないか。

　ここはぜひ冷静な議論を望みたい。

　最後のオチがすごいですね。「皇族は黙れ黙れ黙れ！」とわめき散らしてる人に、「冷静になれ」なんて言われても、全く説得力ないんですけど(^_^;
　明日あたり産経がまた「朝日こそ冷静な議論を」とか反撃してきたりして？……でももうマジでやめた方がいいと思う。殿下をこれ以上変な方向に巻き込まないで〜(T^T)
　
　それはそうと今日の社説、産経の名前が出てきてませんね。
　もしかして朝日は産経とではなく、殿下との交換日記を希望？！(O.O;)(o。o;)

　朝日は「天皇には、政治的行為や発言に大きな制約がある。皇族もこれに準じる」「皇族だからこその言論のルールがある」と言ってますが、どこまでならＯＫでどこからはダメなんですかね？
　朝日自身も、実はラインが引けてないんじゃないですか？
　
　というのも、2004年の秋の園遊会において天皇陛下と、棋士で東京都教育委員の米長邦雄氏との間で、このようなやりとりがあったんですが……

　陛下「教育委員のお仕事、ご苦労さまです」
　米長「日本中の学校で国旗を揚げ国歌を斉唱させるのが私の仕事です」
　陛下「やはり強制になるということでないことが、望ましいですね」
　米長「もちろんそうです。素晴らしいお言葉ありがとうございます」

　陛下が政治的な発言をされた！？ってことで当時ちょっとした騒ぎになったんです（詳細は♪すいか泥棒 日曜版さんを参照）。
　この件について、朝日は社説でこう書いたのでした。

・04/10/30付朝日社説：国旗・国歌――園遊会での発言に思う

　国旗・国歌のように鋭い対立をはらんでいる問題は、天皇の主催行事である園遊会の場にふさわしくない。
　米長さんの発言に対して天皇陛下があいまいな応答をすれば、そのこと自体が政治的に利用されかねない。陛下が政府見解を述べたことは、結果としてそれを防いだとも言えよう。

　「政治利用されることを防いだ」ってことで、朝日は陛下の「政治的発言」にかなり好意的なんですよね。
　実際のところはどうだったかと言うと、朝日はじめサヨクメディアが率先して、陛下のこのご発言をことさら強調するような報道を繰り返し、しっかり「政治利用」したんですけどね(-.-#)

　この時の陛下のご発言はＯＫで、何で今回の寛仁殿下のご発言はダメなのか。
　朝日がその時々で、自分に都合の良いラインを引いてるのはバレバレ。
　この前もちらっと言いましたが、もし殿下が逆に女系天皇を支持されていたら、朝日は嬉々として、「寛仁さまも女系天皇を認めるべきだとおっしゃっている。寛仁さまのご意見を尊重すべきだ」てなことを主張したはずです。

　朝日新聞のダブルスタンダードは今に始まったことではありませんが、陛下やご皇族相手にそれをされると、より許せないという気持ちが湧いてきますわ(-.-#)

　
　お次は産経新聞から「慎重論」のまとめ＆「首相が改正を急ぐ理由」の仮説。

■皇室典範　首相なぜ改正急ぐ　飛び交う憶測　ポスト小泉候補も慎重論

　皇室の歴史上、初めて女系天皇を認める皇室典範改正案をめぐり三日、閣内からも慎重論が噴出した。小泉純一郎首相はひとり、「最後はまとまる」と改正に意欲と自信を示す。ただでさえ、ライブドア問題などの「四点セット」の追及にあい、苦しい立場になりつつある首相が、改正を急ぐのはなぜか−。その理由の一つとして、永田町では、根拠のない「天皇陛下のご意思説」も流布されている。（阿比留瑠比）

≪求心力ほころぶ？≫

　三日の閣議後の記者会見で、二人の「ポスト小泉」候補を含む閣僚から、慎重論は飛び出した。

　「しゃにむにやらなければいけない法案だろうか。男子皇族がまったく生まれないかのごとき前提で話をしている」（麻生太郎外相）

　「きちっと国民の合意が形作られ、そしてすんなり決まっていくことが望ましい」（谷垣禎一財務相）

　杉浦正健法相は「（旧宮家から）養子をいただけば（男系の）血筋がつながる。検討すべき点は多々ある」と、具体的な対案を挙げ、中馬弘毅行革担当相も慎重姿勢を示した。政府・与党内の慎重論が勢いを増していることを示すものだ。閣内では、安倍晋三官房長官や中川昭一農水相も、「内心は間違いなく反対」（自民党筋）とみられる。

　党側も、これまでに久間章生総務会長、細田博之国対委員長、片山虎之助参院幹事長らが、党内の混乱を避けるために改正に慎重な姿勢を表明している。さらに「参院執行部は全員が慎重」（関係者）だという。

　三日は、民主党有志による「皇室典範改正を慎重に考える会」（西岡武夫会長）の設立総会も開かれ、今国会への改正案提出阻止を当面の課題として取り組むことを決めた。また、改正に反対する超党派の「日本会議国会議員懇談会」（会長・平沼赳夫元経産相）の下村博文事務局長は、安倍氏と会談。国会議員の反対署名が、一日の時点からさらに五人増えて、百七十八人（自民党は百三十六人）に達したことを報告した。

　与党の公明党も、「党内は割れている。国会議員も女性天皇と女系天皇の違いなどよく分かっていない」（幹部）としており、改正を急いではいない。

　与党内からは「九月に辞める人の言うことを聞く必要はない」（自民党若手）、「今回は小泉さんの思い通りにはいかない」（別の公明党幹部）との声も漏れる。首相の求心力にほころびが見え始めた、といっては言い過ぎだろうか。

≪自信の根拠は≫

　こうした逆風のなか、「政局の天才」（閣僚経験者）ともいわれる首相が、強硬な姿勢を崩さないのはなぜか。

　「（郵政民営化で対立した）平沼氏が、改正反対派の代表格を務めているため、首相も意地になっている」（自民党幹部）や、「首相は皇室の構造改革を狙っている」（無所属議員）など、さまざまな憶測がなされている。とりわけ“有力な説”とされるのが、「首相は典範改正を天皇陛下のご意思だと思い込んでいるのではないか」というものだ。

　これは、複数の与党関係者が指摘しているのだが、実際、「首相に近い自民党幹部は『陛下のご意思』をほのめかしていた」と証言する改正反対派の議員も少なくない。ただ、「本当に陛下のご意思なのか」と問い詰めると、あいまいな答えに終始し、根拠は一切示さなかったという。

　首相は三日、「皇族の意見を聞かないのか」との記者団の質問に、「直接でなくても、（皇室典範に関する）有識者会議で聞いていると思う」と答え、改正は皇室の意向を踏まえたものだとの認識を示した。

　しかし、天皇陛下のいとこにあたる寛仁さまは、日本会議の機関誌「日本の息吹」の中で「（陛下のご意思説は）絶対にありえないと思う」と断言されている。陛下の叔父にあたる父の三笠宮さまと、母の百合子さまも同様の認識だ、と寛仁さまは明らかにされてもいる。「このほかにも複数の皇族が今回の改正に反対されている」（関係者）といい、改正が本当に皇室の意向を反映したものかどうかは疑問だ。

　「首相は典範改正を天皇陛下のご意思だと思い込んでいるのではないか」……これはないんじゃないですか？
　だって、陛下のご意思を尊重するような人にはとても見えませんもん。尊重する人はこういう言動はしないと思います。
　↓
　・皇室典範改正　広がる慎重論　首相は強硬、反小泉を警戒？（1/27付産経）より引用（リンク切れの時はこちらを）

　首相の宮中行事に対する言動を目撃した複数の関係者は、次のようなエピソードを紹介する。首相は、天皇が神々に新米を供え自身でも召し上がる新嘗祭に参列した際、「暗いから見えない。電気をつければいいじゃないか」と主張。周囲に「だから皇室はもっと開かれなければならないんだ」と話したという。
　また、歴代天皇、皇后らの神霊を祭る皇霊祭に参列したときには、宮内庁長官に「中で何をやっているのか」と質問。天皇、皇后両陛下に三権の長らが祝賀を述べる国事行為である新年祝賀の儀では、燕尾服着用を求める宮内庁側の要請に応じず、儀礼上、ふさわしくない紋付きはかまで通し「皇室ももっと改革が必要だ」と主張したという。

■朝日新聞（be on Saturday）テーマ：皇室典範改正／賛否の差はごくわずか

　昨年１１月末、有識者会議の報告直後の朝日新聞の世論調査では「法律を変えて女性も天皇になれるようにした方がよい」が７８％、「男性に限った方がよい」が１０％となり、皇室典範改正派が圧倒的多数を占めました。この調査は電話で二者択一で尋ねたものでした。

　これが最新の調査ではこうなりました（上記リンク記事にある画像をテキスト化したもの）。

〈2815人が答えました〉
●今国会で女性・女系天皇を認めるように皇室典範を改正するべきですか？
　・はい　39％
　・いいえ　36％
　・わからない　25％

　「はい」の人が答えました　なぜですか？（複数回答）
　　・男女は平等だから　697人
　　・機を逸すると当分改正できない　300人
　　・天皇制を守るため　237人
　　・世論はほぼ一致している　157人
　　・早く決めるべき　150人
　　・その他　80人

　「いいえ」の人が答えました　なぜですか？（複数回答）
　　・急いで決めるべきではない　716人
　　・世論が割れている　166人
　　・皇族の中に反対意見がある　122人
　　・女系天皇は伝統に反する　95人
　　・天皇は男性であるべき　88人
　　・その他　159人

〈全員が答えました〉
●女性天皇に賛成ですか？
　・女性もなれるようにした方がいい　61％
　・男性に限った方がよい　8％
　・天皇制はない方がよい　22％
　・わからない　9％

●男系の伝統を変えても天皇制を維持する必要は？
　・ある　28％
　・ない　36％
　・わからない　36％

●女性皇族の宮家創設は？
　・よい　10％
　・やむを得ない　28％
　・よくない　38％
　・わからない　24％

　アンケートに答えてるのは↓こういった方々です。

ｂｅモニター　現在、全国で約８４００人が登録しているｂｅの読者。０２年４月の土曜ｂｅ創刊以来、折をみて募集し、インターネットで毎週調査している。

　↓これは記事本文から引用

　図にはありませんが、女系の意味は、４３％が「知っている」、４１％が「知っているつもり」と答えています。

　とまあ、こんな感じで。なかなか興味深い調査結果ですね。
　「天皇制はない方がよい」という選択肢を設定してるあたりがいかにも朝日？(^_^;

　「改正すべき」と「すべきでない」が、ほぼ拮抗してます。ええこっちゃ。
　ただ理由を見ると、賛成派の圧倒的多数は「男女は平等だから」、反対派の圧倒的多数は「急いで決めるべきではない」、つまり賛成派も反対派も基礎的な知識がないまま、ムードで何となく答えてるって人が大半のように見受けられます。

　怖いのは、「男系の伝統を変えても天皇制を維持する必要は？」という質問に「ない」と答えている人が36％もいることです。
　……女系天皇が誕生したら、天皇制を廃止したい勢力が必ず「いまの天皇に正統性はない」と国民を煽るだろう。天皇家は国民の支持を失い、滅亡へとつながるかもしれない……これは女系反対派が心配していることの一つです。
　ところが現時点でもうすでに、「女系になったら天皇制はいらない」と３分の１以上の人が言っているわけです（もちろんこの中には、「男系だろうと女系だろうと天皇制はいらない」という人や、「女系になったら天皇制の価値がなくなるからいっそなくしてしまえ」という人も含まれているでしょうが）。
　「天皇制を守るため」に女系天皇に賛成と言ってる人には、「女系にしたら逆に天皇制は滅びの道を歩むことになるんだよ」ってことを教えてあげないといけませんね。

　あと細かいツッコミですが、改正に賛成と答えた人で、「世論はほぼ一致している」を理由に挙げた157人は、この「世論が一致していない」結果を見て、意見を変えないといけませんね(^_^;
　それと、女系の意味を「知っているつもり」と答えた41％のうち、多くはちゃんと理解できてないと思います。いや、私のカンですが。
　
　↓これも記事本文から引用

　賛成派の理由は「男女は平等」が６割を超えてトップ。「天皇制を守るため」は２２％でした。「その他」の中には「男の子を産まなければならないプレッシャーから雅子様を解放してあげたい」（埼玉、５１歳）「雅子さんが楽になる」（和歌山、４１歳）など皇太子妃を気遣って女性があげる理由も多数見られました。「天皇制をなくす第一歩」（茨城、５６歳男性）という理屈もありました。

　これまた怖い。素人でさえ（もしかしたらどこかの党員かもしれませんが）、「女系・女性容認は天皇制廃止につながる」ことを理解してるんですよ。
　朝日新聞や共産党が手放しで女系に賛成してる理由も同じ。女系・女性を容認することの「意義」を理解しているからこそなのです。
　表向きは「天皇制を維持するためには女系やむなし」「男女平等の観点からも女系を認めるべき」なんて言ってても、こういった人たちの本音は違うところにあるということを、私たちは知るべきですね。

　記事本文の下の方、モニターの方々の声も興味深いですね。
　ひとつツッコミ入れさせてもらうと、
●皇室の権威を借りた全体主義の復活が心配（大阪、４９歳男性）
　……女系推進派がまさに今、「陛下のご意思」を連発し、つまり「皇室の権威を借りて」、法案を強引に成立させようとしてるんですけどね〜(^_^;


■皇室典範改正案、山崎拓・加藤紘一氏が賛成を表明

2006年02月04日20時18分
　自民党の山崎拓前副総裁と加藤紘一元幹事長は４日、山形県最上町でそろって講演し、女性天皇・女系天皇を認める皇室典範改正案に両氏とも賛成する考えを表明した。

　山崎氏は「男系天皇が続いている歴史と伝統を守る考え方も分からないわけではないが、天皇制を守ることの方が大事だ」とし、「党内論議を十分して意思を統一し、今国会で成立させた方がいい」と述べた。

　加藤氏も「男系を続けるのは事実上無理になっているのではないか。女系でも血がつながっていることを大切に考えて、皇室制度を守っていきたい。率直に議論していけば小泉首相の案になるのではないか」と語った。

　靖国問題で小泉首相と激しく対立している山崎・加藤が、皇室典範改正ではなぜか小泉と歩調を合わせる。
　ＹＫＫ復活、おめでとうございます。（←棒読み）


※拙ブログ関連エントリー
　●10/27付『女系天皇は容認できない』
　●11/5付『メディアは「女性天皇」と「女系天皇」の違いを説明せよ』
　●11/7付『「たかじん委員会」是か非か“女性・女系”の天皇』
　●11/10付『「ムーブ！」女帝容認論に異議噴出』
　●11/25付『皇室典範〜有識者会議が報告書提出』
　●11/26付『皇室典範〜社説出揃う』
　●12/8付『皇室典範〜産経が女系天皇問題特集』
　●12/9付『皇室典範〜産経が女系天皇問題特集(その２)』
　●12/10付『皇室典範〜産経が女系天皇問題特集(その３)』
　●12/12付『皇室典範〜竹田恒泰さんインタビュー』
　●12/16付『皇室典範〜小泉チルドレンからも女系反対の声』
　●1/8付『皇室典範〜物事の本質を見よ』
　●1/12付『皇室典範〜「正論」平成の和気清麻呂、出でよ！』
　●1/15付『安倍さんに失望するのはまだ早い』
　●1/20付『皇室典範〜寛仁親王殿下の新たなご発言』
　●1/22付『皇室典範〜女系天皇阻止メール大作戦』
　●1/24付『皇室典範〜女系天皇阻止メール大作戦その２』
　●1/28付『皇室典範〜「改革バカ」小泉純一郎を何とかして下さい」』
　●1/31付『皇室典範〜議員も世論もTVタックルも「拙速は避けるべき」』
　●2/2付『皇室典範〜「愛子天皇」の運命を考えたことがありますか？』
　●2/3付『皇室典範〜朝日新聞が寛仁親王殿下に「発言を控えろ」 』
　●2/4付『皇室典範〜閣僚にも広がる「慎重論」 』

※まとめサイト
　●天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう！
　●とりかごさん12/1付『ザビ家の女系天皇反対』
　●女性天皇に賛成。女系天皇に反対！
　●Dr.マッコイの非論理的な世界さん：天皇カテゴリ


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まあ、天皇制が廃止されればアホな右翼もいなくなるということだな。

くっくりさん、アカヒの２枚舌が非常によく分かりました。

こんな偏ったアカヒの読者調査でも慎重派がこんなにいるのです、普通の人はもっと多いでしょうね。

＞「世論はほぼ一致している」を理由に挙げた157人
ここは笑うとこですねw
私はまだメールしてないのですが、もうちょっと誰が媚中派なのか様子見します。

　天皇制が無くなれば可愛らしい魅力あふれる、ナチュラルな“アホな右翼”がいなくなるという事は問題ですね。
（田舎からバスツアーで一般参賀にニコニコ来る善男善女のような）
　中国や韓国のような“イッちゃってる醜悪愛国者（右翼）”か、米国のような“お利口さんの右翼”が日本を席巻するという事でしょ。。

　恐らく米国の右翼のようになるでしょう。オイシイ理屈で戦争だ。（笑）

　知性のある左翼なら「アホな右翼」こそ歓迎するハズなんだが。
　王政を廃した国のその後の右翼を研究してみたら面白いですよ。

　ストッパーなんだよね。（北欧辺りの王政下の社会主義者の意見を研究してみたら。）

　この問題の要点は「一部の権力者が恣意的一方的にに「天皇」ルールを決定しようとしている」という事でしょ。
　喜んでる左翼が圧倒的という事が、日本に「知性のある左翼」が図らずしもイナイという事の証明になってますね(TOT)。
　モンスターじみた“超権力者”の台頭を歓迎してるんだから。

　ヒットラーが何故カイザーや教会勢力を叩きつぶしたか。
　そして当時の馬鹿な社会主義者が何故拍手していたのか。
　ナチスの正式名称が何故「国家“社会主義”ドイツ労働党」だったのか。
　まともな左翼だったら天皇制の“自然消滅”は想定するだろうが、権力者が「天皇」ルールを干犯する事態は何としても回避しようとするハズ。

　自民党のウルトラ権力者に共産党も社民党も拍手喝采して尻馬に乗ってやんの。（*｀▽´*）
　馬鹿丸出し、って感じ。
　「天皇」叩きつぶしたら、即、次はサヨクだ。
　またロボット博士に「サヨク禁止令」のご意見でも提出してもらうぜ。（笑）３０時間でね。

>「天皇制をなくす第一歩」（茨城、５６歳男性）

この男はどうせ共産党員か社民党員の類でしょうが（ｗ
それはそうと通りすがりな方が上でコメントされてましたが
若宮啓文以下朝日新聞の面々は日本をどういう社会に
したいのでしょうか？一党独裁の共産主義国日本を
目指しているのでしょうか？それとも中共の一部に
なる事を目指しているのでしょうかね？何れにせよ
連中の考えは甘いと思いましたね。日本の将来に
ついて最悪のシナリオでも却って帝国主義的な
大統領の出現を許しそうで結果的に朝日新聞の
連中は叩き潰されると。米国的なものを目指す
のと他アジア諸国や欧州諸国との集団自衛の精神
の元に平和主義を追及するのとではどちらが
良いのかとね。

通りすがりさんへ

>（田舎からバスツアーで一般参賀にニコニコ来る善男善女のような）

こういう方々がアホな右翼と言われるなら私はアホ右翼と言われても結構だと（笑）

皇統のルールに関しては、今上天皇陛下であっても、一関係者に過ぎない。主体は歴史と伝統そのものなのだ。たまたま今の天皇陛下が望まれたからといって女系を認めるべき理由にはならない。プレーヤーが試合中にルールを変えようとするようなものだ。推進派はそんなことすらわからないのだろうか。

朝日が「産経」と名指しして攻撃すればするほど産経にとっては宣伝になるわけで。（笑）

東日本管内だけでも朝日は今年になって約１２万部部数を落としているのに（西日本を入れたらもっと多い）、産経は逆に４万５千部の増部。

朝日の販売サイドから論説へ「泣き」が入ったって噂すらある。「産経の名前を出さないでくれ。読者が取られる！」って。

うちも来月から産経です。（今はまだ朝日ですが・・・）
両親の説得には苦労しましたが、朝日の不祥事が援護してくれました。＾＾；
朝日の記事って、日本を良くしていこうというのじゃなく、いかに日本を破壊し、中韓の都合のいい国に改造するかという思惑が見え見えなんですよね。
こんな新聞を何の疑いも無く毎日読んでいたら、憲法改正反対や女系天皇賛成になるのは仕方がないかと。
（私はくっくりさんのおかげで目覚めましたが）
新聞の影響力は大分薄れたとはいえ、毎日目を通すものなので、まだまだ捨てたものではありません。
個人的に思うのですが、朝日から産経に換えるようにする運動を展開すれば、世論の動向も自然と変わるのではないかと思います。
以前にとりかごさんの所でやっていた、島根県のお歳暮運動みたいな感じで。
でもこれって法律とかに引っかかるのでしょうかね。

「be」に興味を持ったので調べてみました。
http://www.be.asahi.com/
http://www.be.asahi.com/20060204/W13/20060130TBEH0045A.html
http://www.be.asahi.com/20060204/W14/20060106TBEH0013A.html
やはり、朝日は朝日です(笑)

つまり、登録した朝日系愛読者限定の内部調査であって、世論調査と呼べる代物ではないですよね、明らかに。むしろ朝日の洗脳成果調査と呼ぶべきモノかと。
そんな偏向しまくりの層を対象とした調査において賛否が拮抗するということは、健全な一般層を対象としたならば、大きく結果は変わるでしょう。
設問の仕方も巧みに改悪賛成派が多くなるように誘導するような設問に思えますし、これからはマスメディアの多数派印象工作にも注意をし、議員さんたちにも惑わされないように報告をしていかねばなりませんね。

あと、2/1緊急集会のテキスト起こしをしたのは私ではなく、あきひとさんです。修正よろしくお願いいたします。

皆さん、コメントをありがとうございます。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。

衣川康人さん：
＞あと、2/1緊急集会のテキスト起こしをしたのは私ではなく、あきひとさんです。修正よろしくお願いいたします。

(゜◇゜)ガーン！慌ててたせいでしょうか、間違えてしまいました。
今、修正しときました。申し訳ありませんでした<(_ _)>

テキスト起こすのって、私も時々やりますが、ちゃんとやろうとするともう大変な時間と労力がかかるんですよね。あきひとさんには心からお疲れ様でしたと言いたいですし、また音声ファイルを下さった衣川さんも心からお礼を申し上げます（MAC利用者への心配りも、本当にありがたく思っています(T^T)）

アンケートを見ると、朝日も「女性天皇」と「女系天皇」の違いが分かってませんな。あるいは意図的にぼかしてるのか。

自分のコメントに間違い発見(T^T)

×　また音声ファイルを下さった衣川さんも心からお礼を申し上げます
○　また音声ファイルをＵＰして下さった衣川さんも心からお礼を申し上げます

実は私もあきひとさんから音声ファイルのブログへのＵＰについて打診をいただいてたんですが、データ化の方法がわからなかったので、他の方（結果的に衣川さん）に丸投げしてしまった形になったのでした。
それはそうと、何だか最近、あきひとさん、衣川さん、Dr.マッコイさん、そして私、このあたりのメンバーで「チーム」になってますね(^_^;。これからもお互い協力し合って頑張っていきたいと思います。

とりかごさんも協力してくれてますよ。（＾＾

朝日アンケートのこの質問とか
「男系の伝統を変えても天皇制を維持する必要は？」
加藤某、山崎某の「男系より天皇制を守る方が重要」みたいな発言は、ミスリードをねらってますよね。

男系か天皇制存続かの二者択一の問題に話を持って行こう、行こうとしてるのがいやらしい。

本当は、男系も天皇制維持も両方満たす方法があるのに。。。

朝日のbeの調査は、よく読む週刊誌＝週刊朝日なんて結果出したりしてますからね。まぁ、偏ってます。そんな結果をでかでか載せられても困ります。

＞「天皇制をなくす第一歩」（茨城、５６歳男性）という理屈もありました。

かような意見はさすがの朝日も「理屈」扱いですねｗ
まぁ、理屈扱いしているとはいえ、載せてしまうのが朝日クオリティですが…

はじめまして、何時もこちらで勉強させて頂いております。
TVや新聞では分かりにくい話題も、こちらではくっくりさんの絶妙な突っ込みと解説でとても分かりやすく、日参しては「成る程、こういうことだったんだ」と漸く納得するような阿呆者です。
さて、今回コメントしましたのは、皇室典範〜女系天皇阻止メール大作戦についてです。微力ながらこの作戦を広めたいと思い、TBと、リンク（皇室典範〜女系天皇阻止メール大作戦の記事に）を勝手ながらさせていただきました。
事後報告になってしまい、申し訳ありません。
もし何か不都合などがありましたら、お手数ですがお知らせ下さい。ただちに撤去いたします。

論談「目安箱」http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html

より。信憑性は？ですが、本当なら恐ろしいことです。
以下、引用です。

私は宮内庁に勤務する職員、すなはち内閣府事務官であります。

このところ、皇室典範改正の是非についての意見が政治家から相次いでいますが、宮内庁内において極めて憂慮すべき事態が起きております。

内部告発のような形となることの非礼は承知しておりますが、迷いに迷った末、敢えて文書にしました。　匿名でなければ申し上げられない状況にあることもお察しください。

宮内庁では、女性天皇及び女系天皇を認める皇室典範改正がいかにも當然の流れというような雰囲気が漂っていますが、決して宮内庁内部が一枚岩ということではありません。

昨年末も、ある者が内部の会合で、小泉首相をトップとする現在の官邸主導の動きを暗に批判したところ、羽毛田長官が別席で厳しく叱責するという事態が起きました。

また、長官の直属の幹部は 「陛下に迷惑をかけることになるぞ」 と半ば強迫めいた言動でこれを撤回せよと迫りました。　この人物は４月人事で左遷させられるのではないかと見られています。

しかし、現在の動きに疑問を持っているのは少数ではありません。　いわば官邸 ＝ 羽毛田長官という密接な連携の中で、まっとうな意見が言論封殺されている状況です。

しかも、 「これは陛下のご意思である」 というような正に偽装された 「事実」 が、今日の流れを作り出しています。　侍従職の関係者に聴いても、決して両陛下は、政府が提出しようとしている改正案に賛成されているというわけではありません。

陛下は、 「国民の声をよく訊いて、人々が望むならそれでいい」 「よく研究して、なるべく早く結論を出すのが望ましい」 とは話されていますが、それ以上の発言は一切ありません。

官邸 ＝ 羽毛田長官は、陛下が仰せの 「国民の声」 を 「内閣府の世論調査」 の結果に依拠し、 「なるべく早く」 を 「国民的人気のある小泉政権の手で」 と都合よく解釈しているにすぎません。

従って、宮内庁の慎重派の意見は、羽毛田長官からは陛下には一切報告されておらず、官邸サイドの情報だけが上奏されているのが実情です。

現に、陛下は側近に対して、 「政治家はあまり歴史を知りませんからね」 とか、有識者会議のメンバーについても 「政治家が選んだのでしょう？」 と尋ねておられます。

これだけでも、現在、陛下がどういう状況に置かれているかがわかると思います。　寛仁殿下の各種マスコミでのご発言についても、陛下は決して怒ってはおられません。　むしろ、女系容認が既成事実化していることを憂慮しておられ、政治家の横暴を糾す援軍と考えておられるようです。

ただ、皇族が政治的な発言をすることを憂慮されているだけであって、これを逆手に羽毛田長官らは、寛仁殿下のご発言について、宮務課や宮内庁幹部ばかりか新聞記者に対しても 「あんなのは無視すればいいんです」 と極めて不敬な発言を繰り返しています。

先日の週刊新潮 （２月９日号） に、自民党の武部幹事長が、典範改正の内容について 「陛下の意思」 とし、ある皇族をご落胤だと発言したことが記事になっていましたが、この記事は翌日、側近から陛下のお手元に届けられています。

これに慌てた羽毛田長官が、これを否定する （武部さんは言ってないとの） ご説明をしたようですが、なぜ自民党の幹事長の発言の是非を宮内庁トップが説明する必要があるのでしょう。

官邸からの指示としか考えられません。　武部幹事長は１月中旬、宮内庁ＯＢに対し、

まどりーさん？まどりーさんはどこ？
お願いです。続きをどうか、続きをお願いします！
まどりーさんが本当に例の庁の方だとしたら、その勇気に敬意を表します。本当にありがとうございます！
是非、続きをお聞かせください。

いえ、私が書いているのではありません。
論談「目安箱」http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html
をご覧ください。本当に宮内庁の方の投書かどうかは私にはわかりません。

（まどりーさんが引用されたものの続きです。）

官邸からの指示としか考えられません。　武部幹事長は１月中旬、宮内庁ＯＢに対し、法案提出に関して、 「細田さん （前官房長官） が言っていたが、陛下は容体がよくないらしい。　とにかくいそがなくちゃならんよ。　内容なんかどうでもいんだ」 とまで言っています。

こうした不敬極まりない虚偽の事実を根拠にした発言が平然となされていることは恐ろしいことです。

どうか、拙速な結論を出して禍根を残さないよう、良識ある国民の皆さま、政治家の方々のご尽力をお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１８年２月　宮内庁内閣府事務官

（どこまで本当かはわかりませんけれど。）

まあ、天皇制が廃止される事になってしまえば（左右関係なく）権力を欲しがるヤバい人々が続々と現れ、さながら中国史の様な混乱の時代が訪れるのではないでしょうか？（権力者の交代の度に文化破壊が起こったり、等々…）そうなってしまうのは嫌ですね。

私は、天皇制があったからこそ、日本はこの2000年の間、破滅的な独裁に陥ったことが無かったのだと思っています。
藤原氏、平清盛、織田信長、徳川家康などなど、これまでにも色々な権力者が、独裁的に「天下をとった」ことは何度もありました。けれど、彼らがどんなやり方でどれだけの権力を手に入れても、日本の中でNo.1には成れなかった。皇統に連なる「血」を持たぬ者は、どこまで頑張ってもNo.2にしか成れぬのです。
これは、日本人の民族としての「財産」であり、文明の知恵ですらあると思います。だからこそ、単に偶然の成り行きで続いてきた訳じゃない。これまでに生きた全ての日本人が必死に「守って」きたのです。
それを日本人自らの手で壊してしまったらどういうことになるか･･･。暗い気持ちにしかなれませんね。
衆愚に堕した民主主義を利用したこの軽率なる愚挙は、何があっても阻止しなければなりません。

私は単なる一市民ですが、
保守的な土地・環境で育ったからでしょうか、
天皇家は「血」ですよ、、。
TVでコメントする記者や評論家の方々が、とんちんかんなことを言ったりしてるので、当初は驚きました、、。
男系男子支持なのですが、
指摘されるように、女系に移ったら、「それは天皇家じゃないなぁ、、要らないなぁ、、」と、、実際、今、思ってしまっています。ホントは要らなくないんだけど、、。
本当の右翼だったら、どう考えるんでしょうねぇ。
上（主人）がどんな人物であろうと、それを守るのが右翼というもののような気がするんですが、お血筋が代わっても、「天皇家」というものを守るんでしょうか。

　今回の皇室典範改正案で「女系天皇」とありますが、一般的に「女系＝母系」で、愛子様の子孫は、「女系天皇」ではありません。じゃあ、今回の改正案は、何なのか……それは「直系天皇」ではないでしょうか？
　今までの皇位継承も、確かに、父⇒息子の流れであり、直系が受け継ぐ形が続いてきたことも確かです。が、「直系」ではなく「男系＝父系」であったために、「同じ権力者・一族が天皇家を私物化し続けることができない」という、素晴らしい利点がありました。
　　直系で相続されているかに見える「歴代天皇」も、その「母」「母方の実家」は、それぞれに違います。「男か女」生まれてくる確率がほぼ２分の一である以上、特定の家系・一族が、天皇家を私物化できないのです。
　近年もそうです。特定の勢力が、天皇家（直系）と（自分たちが利用できる）女性を結婚させても、「男子」が生まれなければ、そこで「終わり」。「男系男子」の原則がある以上、「皇位」は、全く別の宮家に移り、影響力は消滅もしくは、大幅に減退します。
　それを阻む為に、「直系天皇」を導入しようとしているのではないでしょうか？
　まどりーさんの引用された文章が本当であるとすれば、……間違いないような気がします。

>まどりーさん、続きさん
勘違いしてしまい失礼いたしました。
それにしても「論談」というサイト、何のサイトなんでしょう？胡散臭いような・・・。

くっくりさん、先ほど政府は韓国にビザ免除をきめたむね、発表しました。ビザは住所不定な者を入国させない、また1年以内に犯罪を犯した者を入国させない機能があります。それを免除とはすなわち犯罪者集団を入国させるという事です。

　　猟奇的な犯罪被害者になる日本人の女の子は
　年間１００人に達するでしょう。残念です。

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