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惑星が増えるらしい
<太陽系惑星>新たに3個 国際天文学連合が定義案公表
 国際天文学連合(IAU)は16日、チェコのプラハで開催中の総会で惑星の定義案を公表した。「恒星の周りを回り、自らの重力で球状となる、恒星でも衛星でもない天体」としている。定義に基づけば、03年に米国の研究チームが見つけた新天体「2003UB313」(直径2400キロ)、冥王星の衛星とされていたカロン(同1200キロ)、小惑星セレス(同950キロ)の3天体が新たに惑星となり、太陽系の惑星は12個になる。さらに、別の12天体が惑星となる可能性がある。
 24日の全体会議で議決、承認されれば、1930年の冥王星の発見以来76年ぶりに太陽系の惑星数が増える。国立天文台によると、惑星の科学的な定義はなかったが、今回の定義は一般的な惑星のイメージを大きく変えるため、「承認されるかどうか予断を許さない」(同天文台)という。
 米国の研究チームが03年に発見した2003UB313は直径2400キロで冥王星(直径2300キロ)より大きかったことなどから、IAUは惑星の定義を検討していた。
(毎日新聞) - 8月16日22時46分更新

 毎日放送『ちちんぷいぷい』を見てたら、堀ちえみが「惑星が3つも増えるって怖くないですか?」ってマジな顔して言った。出演者一同「??」。私も「??」。
 堀ちえみはどうやら「何もなかった空間にいきなり惑星が3つ出来た」と思っていたようです。(゜o゜)ヾ(--;オイオイ...それを悟った誰かが「前からそこにあったのを見つけたんですよ」と突っ込んでました(^_^;

 思い出したんでついでに言っておくと、知人が以前、「私は学校で『……天・冥・海』って習ったのに、いつの間にか『……天・海・冥』って入れ替わってる。教師に嘘教えられた!」と怒ってたんですが、それもちょっと勘違い入ってます。
 そもそも惑星の軌道というのは円ではなく楕円で、冥王星の軌道は極端な楕円です。公転周期248年のうち、約20年間は海王星の軌道の内側に入り込むのです。
 最近では1979年から1999年まで、冥王星は海王星よりも太陽に近い位置にありました。
 
 話戻すけど、惑星が増えて子供たちは覚えるのが大変になるぞーって、話題になってますね。
 「水・金・地・火・セレス・木・土・天・海・冥・カロン・2003UB313」ですか?……うーむ(^_^;
 おそらくは和名を付けることになるだろうし、これよりは覚えやすくなるでしょう。
 だけど今後の展開によってはさらに12個増える可能性もあるみたいで、そうなると全部で24個ですか。かなり大変かも。和名付けるにしてもそんなポンポン浮かばないだろうし。
 
 余談ですが、冥王星の衛星としてのカロンが発見されたのは、確か1977年、私が中1の頃だったと思います。
 当時“天文少女”だった私、めちゃ感動したのを覚えてます。あんな遠くにある、あんな小さな冥王星に、さらに小さな衛星(といっても直径が冥王星の1/2もあり、衛星としてはかなり大きい)があるのを見つけるなんて、人間はすごいなーと。
 さらに言えば、私が学生の頃は木星や土星の衛星の数は今よりもずーっと少なかった。

 天文学の発達ってすごいですね。まあ科学全般が発達してるからある意味当然なんでしょうけど。そのわりには惑星の科学的な定義がこれまでなかったってのがアンバランスな印象ですが(^_^;

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